2009/06/12
東大出版会メールニュースNO.206(書評・著者紹介,フェアのお知らせ,5月・6月刊行,UP6月号より)
==================================== ■東大出版会ニュース◆NO.206◆ 2009年6/12 (現在登録者3615名)【まぐまぐ殿堂入り!】 http://www.utp.or.jp/ ==================================== ★━━目次━━★ ▼最近の話題(書評・著者紹介,フェアのお知らせ) ▼近刊案内(2009年5月・2009年6月刊行) ▼UP6月号より ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆お探しの書籍の検索はこちら http://www.utp.or.jp/book/ ◆書籍のご注文窓口はこちら http://www.utp.or.jp/order-shousai/ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇最近の話題◇ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆『秋田蘭画の近代』小田野直武「不忍池図」を読む 書評! 今橋理子 A5判 400頁 税込6825円/本体6500円 ISBN978-4-13-080212-3 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-080212-3.html ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… ☆日本経済新聞6/7書評欄☆(評者:河野元昭氏) ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… 「とにかくおもしろい.もちろん,実に多くのことを教えられた.著者の情 熱と努力にも深い感銘を覚える.しかし何といっても,読みながらワクワク するのである. 秋田の人でも秋田蘭画を知らない.…しかし著者のように 秋田蘭画を読み解けば,興奮を掻き立てるような展覧会が開けるのではない だろうか.…畢生の傑作「不忍池図」が本書のライトモチーフとなる.早く 重要文化財に指定されて,秋田蘭画の代表的作品となってきたにもかかわら ず,簡単な作品解説に止まってきた.秋田蘭画の研究自体,閉塞感に陥って いた.これを打ち破る華麗なる理子ワールドが本書である.…」 ◆『中国近代外交の胎動』 紹介! 岡本隆司・川島 真編 A5判 232頁 税込4200円/本体4000円 ISBN978-4-13-021073-7 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-021073-7.html ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… ☆読売新聞6/8文化欄☆ ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… 「…タイトルに「胎動」とあるように,同書が扱っているのは主に19世紀か ら20世紀初頭.清朝が諸外国を見下す「夷務」の時代,それが在外領事の設 置などを通して変化する「洋務」の時代,やがて清朝に外務部が設置され外 交が形成されていく「外務」の時代という流れが,8人の執筆者によって描 かれている.中でも,西欧列強だけでなく,日本やアメリカとのかかわりか ら中国外交が生まれていく記述が興味深い.…」 ◆『1945年の歴史認識』〈終戦〉をめぐる日中対話の試み 書評! 劉 傑・川島 真編 A5判 336頁 税込3360円/本体3200円 ISBN978-4-13-023056-8 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-023056-8.html ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… ☆日本経済新聞5/31書評欄☆(評者:橋爪大三郎氏) ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… 「日中の歴史学者がともに手をたずさえ,歴史認識を深めることは可能だろ うか.可能である.そう信じる編者らが,前作『国境を越える歴史認識』に 続けて世に送り出したのが,本書である.…本書では,日中で受けとめ方が 異なる終戦という歴史の節目を,両国の学者が多角的に考察する.…公式的 な歴史観や従来の通念では割り切れない,歴史の具体的なディテイルにこだ わり,掘り起こそうとする意欲ある論考がそろっている.…こうした地道な 努力が,互いの無用な誤解や摩擦をとり除き,両国関係の発展,ひいては国 際社会の相互理解に役立つものと期待したい.…」 ◆『希望学』編者,玄田有史先生登場! ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… ☆朝日新聞6/3(夕刊)文化欄☆ ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… 「 「働く意味って何ですか」 質問を受けるたび「よくわからない」とか 「いろいろあると思う」とか,これまでは答えてきた.希望と社会の関係を 科学的に考える希望学という研究を続けてきて,それでいいんだ,わかりや すい答えなどなくてもいいんだと,心から思えるようになった.…努力がム ダになるのをおそれない人ほど希望を持てることを,希望学は発見した.そ して挫折の先にこそ希望は待っていることも.私たちが希望学でさがし続け たのは,働くことや希望を問い続ける一人ひとりへの,そんなささやかなエ ールだったと思っている.」 ●希望学(全4巻)東大社研・玄田有史・宇野重規・中村尚史編 http://www.utp.or.jp/series/kibougaku.html ◆『狼の民俗学』著者,菱川晶子先生登場! ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… ☆日本経済新聞6/1文化欄☆ ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… 「ニホンオオカミは1905年,奈良県東吉野村で確認されたのを最後に,絶滅 したとされる.しかし,全国には狼に関する伝承や信仰がまだ多く残されて いる.20年あまりにわたって,私は文献をひもとき,各地を訪ねる調査を重 ねて狼と日本人の関係について探究してきた.…今春,これまでの研究成果 をまとめ,「狼の民俗学 人獣交渉史の研究」…として出版することができ た.調査を進める中で,狼が昔語りの中だけでなく,日本人の生活や信仰に 今なお息づいていることを実感した.伝承を知るお年寄りは年々少なくなっ ており,書き留めておかなければならないことはまだたくさんある.」 ●『狼の民俗学』人獣交渉史の研究 菱川晶子 A5判 416頁 税込7560円/本体7200円 ISBN978-4-13-056305-5 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-056305-5.html ◆「希望学」フェアのお知らせ ●三省堂書店神保町本店【日程】〜6/中 ●丸善丸の内本店【日程】6/1〜6/28 ●リブロ池袋本店【日程】〜6/中 ●オリオン書房ノルテ店【日程】〜7/中 ●丸善名古屋栄店【日程】6/中〜7/中 ●名古屋大学生協書籍部南部店【日程】7/上〜7/下 ●ジュンク堂書店福岡店【日程】6/上〜6/下 http://www.utp.or.jp/topics/2009/05/23/ooeoyoyycaiaie/ ◆「東京大学出版会」フェア【開催中!】 ●東京堂書店神田本店【日程】6/1〜7/下 http://www.utp.or.jp/topics/2009/06/01/aiuthaenaaaaeuaeaeaiuthacodhecnaaayoyyciaie/ ●広島大学生協書籍部北1店【日程】5/11〜7/31 ●首都大学東京生協書籍部南大沢店【日程】5/15〜6/30 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇近刊案内(2009年5月・2009年6月刊行)◇ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― http://www.utp.or.jp/bd/category/saishinkan/ *ニュース発行時に既刊のものは●未刊のものは◆で表示 ●希望学2『希望の再生』釜石の歴史と産業が語るもの 東大社研・玄田有史・中村尚史編 A5判 344頁 税込3990円/本体3800円 ISBN978-4-13-034192-9 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-034192-9.html ●希望学3『希望をつなぐ』釜石からみた地域社会の未来 東大社研・玄田有史・中村尚史編 A5判 400頁 税込3990円/本体3800円 ISBN978-4-13-034193-6 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-034193-6.html ★希望学[全4巻]東大社研・玄田有史・宇野重規・中村尚史編★ http://www.utp.or.jp/series/kibougaku.html ●『木戸孝允関係文書 第四巻』 木戸孝允関係文書研究会編/編集代表 伊藤 隆 菊判 480頁 税込12600円/本体12000円 ISBN978-4-13-097994-8 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-097994-8.html ★木戸孝允関係文書[全5巻]木戸孝允関係文書研究会編/編集代表 伊藤 隆★ ●『裁判員のための刑事法入門』 前田雅英 A5判 176頁 税込2310円/本体2200円 ISBN978-4-13-033204-0 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-033204-0.html ●『日本の不平等を考える』少子高齢社会の国際比較 白波瀬佐和子 46判 304頁 税込2940円/本体2800円 ISBN978-4-13-051130-8 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-051130-8.html ●『神と人のはざまに生きる』近代都市の女性巫者 アンヌ ブッシイ 46判 288頁 税込3360円/本体3200円 ISBN978-4-13-013200-8 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-013200-8.html ●『西洋美学史』 小田部胤久 A5判 288頁 税込2940円/本体2800円 ISBN978-4-13-012058-6 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-012058-6.html ●『中世の都市』史料の魅力,日本とヨーロッパ 高橋慎一朗・千葉敏之編 46判 256頁 税込3360円/本体3200円 ISBN978-4-13-023057-5 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-023057-5.html ●『中世奥羽のムラとマチ』考古学が描く列島史 飯村 均 A5判 392頁 税込7350円/本体7000円 ISBN978-4-13-020146-9 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-020146-9.html ※東京大学史料編纂所編纂 ●『大日本史料 第9編之25』 A5判 税込10710円/本体10200円 ISBN978-4-13-090425-4 ●『大日本史料 第10編之26』 A5判 税込11550円/本体11000円 ISBN978-4-13-090476-6 ●『大日本古文書 家わけ文書17大徳寺文書別集 真珠庵文書之7』 A5判 税込8085円/本体7700円 ISBN978-4-13-091264-8 ●『大日本近世史料 廣橋兼胤公武御用日記9』 A5判 税込13125円/本体12500円 ISBN978-4-13-093049-9 ★史料・復刻★ http://www.utp.or.jp/bd/shiryoufukkoku/ ◆『基礎学力を問う』21世紀日本の教育への展望 東京大学学校教育高度化センター編 46判 256頁 税込2940円/本体2800円 ISBN978-4-13-051316-6 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-051316-6.html ●『異郷の誘惑』旅するフランス作家たち 石井洋二郎 46判 344頁 税込3360円/本体3200円 ISBN978-4-13-083052-2 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-083052-2.html ◆『模索する近代日中関係』対話と競存の時代 貴志俊彦・谷垣真理子・深町英夫編 A5判 336頁 税込6090円/本体5800円 ISBN978-4-13-026606-2 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-026606-2.html ◆『移民の社会的統合と排除』問われるフランス的平等 宮島 喬編 A5判 232頁 税込3990円/本体3800円 ISBN978-4-13-050174-3 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-050174-3.html ◆『トクヴィルとデモクラシーの現在』 松本礼二・三浦信孝・宇野重規編 A5判 408頁 税込6720円/本体6400円 ISBN978-4-13-036233-7 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-036233-7.html ◆『独占禁止法の経済学』審判決の事例分析 岡田羊祐・林 秀弥編 A5判 320頁 税込4725円/本体4500円 ISBN978-4-13-046099-6 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-046099-6.html ◆『経済文化の闘争』資本主義の多様性を考える ヴェルナー・アーベルスハウザー著/雨宮昭彦・浅田進史訳 A5判 272頁 税込3990円/本体3800円 ISBN978-4-13-040246-0 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-040246-0.html ◆『非線形な世界』 大野克嗣 A5判 320頁 税込3360円/本体3200円 ISBN978-4-13-063352-9 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-063352-9.html ◆『ナヴィエ‐ストークス方程式の数理』 岡本 久 A5判 376頁 税込5040円/本体4800円 ISBN978-4-13-061308-8 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-061308-8.html ◆シリーズ脳科学1『脳の計算論』 甘利俊一監修/深井朋樹編 A5判 288頁 税込3360円/本体3200円 ISBN978-4-13-064301-6 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-064301-6.html ★シリーズ脳科学[全6巻]甘利俊一監修★完結! http://www.utp.or.jp/series/brain.html ●『影印本 足尾銅山鉱毒事件関係資料』【第1巻―第6巻】セット 安在邦夫・堀口 修・福井 淳編 A5判 平均500頁 税込63000円/本体60000円(分売不可) ISBN978-4-13-098041-8 ◆『影印本 足尾銅山鉱毒事件関係資料』【第7巻―第12巻】セット 安在邦夫・堀口 修・福井 淳編 A5判 平均500頁 税込63000円/本体60000円(分売不可) ISBN978-4-13-098042-5 ▽詳細・ご購入はこちら▽ http://www.utp.or.jp/topics/2009/03/19/oaeoeuaeoaeuaecoioniaea30eoiaie/ ★影印本 足尾銅山鉱毒事件関係資料[全30巻]安在邦夫・堀口 修・福井 淳編★ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇UPより(6月号「学術出版」から)◇ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― http://www.utp.or.jp/topics/up/ ●矢内原忠雄展● 東京大学駒場博物館で教養学部60周年を記念する「矢内原忠雄と教養学部」展 が開かれている(6月28日まで).東大出版会第2代会長(1951−57年)である矢 内原忠雄の展示会開催に,小会も微力を尽くした. 一般公開の前日のレセプションでなされた山影進大学院総合文化研究科長・教 養学部長の挨拶が興味深かった. 要旨――教養学部は,南原繁総長を中心として構想され,矢内原忠雄を初代学 部長として60年前の1949年に生まれました.私は国際関係論の専攻です.国際関 係論は教養学部新設の時,既存の専攻とは異なるものとして後期課程に設置され たもののひとつです.南原や矢内原の構想がなかったら,私はおそらく別の生き 方をしたことになるかもしれません.矢内原先生の謦咳に接したことはありませ んが,矢内原先生は,若き川田侃先生にアメリカ留学の機会を与え,すべてを網 羅する教科書の執筆を要請し,その成果が日本で初めての国際関係論のテキスト 『国際関係概論』として,1958年に東大出版会から出版されております.私自身 もこのテキストで川田先生から国際関係論を学びました.アメリカではその後, 国際関係論は政治学の一分野として位置づけられてきていますが,日本では文化 領域をも対象とする独自の学問分野として発展し,今日に至っています.―― 矢内原は教養学科で自ら国際政治経済論の講義をしている.その後継の川田の 『国際関係概論』,そして衛藤瀋吉ほか著『国際関係論』,渡辺昭夫ほか編『講 座国際政治』全5巻,山影進ほか編『国際関係研究入門』,猪口孝編『シリーズ 国際関係論』全5巻など――東大出版会の刊行物の1つの水脈の源流が矢内原にあ ることを改めて気付かせてくれた機会であった.(T) ●東京外国語大学出版会● 春の一日,東京・染井霊園の長谷川辰之助の墓に詣でた.二葉亭四迷である. 『小説神髄』の坪内逍遥を長谷川が訪ねたのは明治19年である.神田一橋にある (東京外国語大学の前身)東京外国語学校が改組された(一橋大学の前身)東京 商業学校を中退したばかりであった.長谷川に疑問点を質しながらドストエフス キー『罪と罰』を英語から重訳したのは内田魯庵である.長谷川は後,外語ロシ ア語科の教授に就任.歿後,逍遥と魯庵は追懐集『二葉亭四迷』(易風社)を編 んだ. その二葉亭逝って百年にあたる今年の4月,東京外国語大学出版会の発刊記念 シンポジウム「人文学の危機と出版の未来」が開かれた.同出版会は,(『罪と 罰』の訳書をもつ)亀山郁夫学長の主導のもとに,2008年10月に発足.今回第一 弾として,亀山『ドストエフスキー 共苦する力』,今福龍太『身体としての書 物』,柴田勝二『中上健次と村上春樹』の3冊を上梓した. シンポジウムでは,H生も発言を求められ,(1)大学出版は,学術出版とイコー ルではなく,学術出版を内包した広い世界に活動の舞台があること,(2)大学出版 部は普通,University Press と表現されるが,この世紀転換期を経て,press からpublishingへの出版の概念転換が求められており,理念としてUniversity Publishingを目指すべきこと,を述べた. 「人文学の危機」については,先月号で触れた文科省の学術分科会の「人文学 及び社会科学の振興について(報告)」が重要であり,この分科会の委員会では 亀山学長も意見を述べている.学問の振興にあたっての書籍の意義が危機の時代 においてますます枢要となっているのである. いま旅立った東京外国語大学出版会.明治の長谷川二葉亭が放つ光芒の先にそ の前途を見据え,出版の未来を共に切り開きたい.(H) ※下記をご参照ください. 猪口孝編『シリーズ国際関係論』(全5巻) http://www.utp.or.jp/series/kankeiron.html ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇編集後記◇ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 音符をその形状からオタマジャクシに見立ててそう呼ぶことがありますが,先 頃石川でオタマジャクシが空から降ったという珍現象がありましたね.さしづめ 国際コンクールで優勝したピアニスト辻井伸行さんなどは,音符が天から降って くるような感覚なのでしょうか.小会PR誌『UP』6月号の五味文彦先生のエッセ イ中に出てくる芭蕉の句「むざんやな甲の下のきりぎりす」は,横溝正史『獄門 島』で見立て殺人の道具立てに利用されましたが,こちらも見立て殺人が出てく るダン・ブラウン『天使と悪魔』の舞台はヴァチカン.先月末発売『中世の都市』 によると,都市も見立てをするもので,教会や礼拝堂などの地理的分布とそれが 表す象徴性を意味する「神聖地誌」という概念があり,例えばドイツの古都コン スタンツは10世紀,聖都ローマに見立てるため市内の教会をローマのそれに見立 てましたが,その1つがヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂なのだとか.(た) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆お探しの書籍の検索はこちら http://www.utp.or.jp/book/ ◆書籍のご注文窓口はこちら http://www.utp.or.jp/order-shousai/ ◆書店様用の窓口はこちら http://www.utp.or.jp/shoten/ ◆新規メルマガ 05年4月より配信中! 「東大出版会メールマガジン(文系)」「東大出版会メールマガジン(理系)」 登録手続きはこちら(申し込みいただいたお客様だけに配信) 【配信申込】↓ http://www.utp.or.jp/mm/index.html ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■ 購読・解除・変更手続きは http://www.mag2.com/ あるいは小会HPより 行って下さい. ■ 掲載された内容を許可無く転載することはお断りします. ■ このメルマガは『まぐまぐ』を利用して発行しています. ■ メールマガジンIDナンバー:0000040725 ==================================== 電子メールマガジン「東京大学出版会メールニュース」(毎月1回以上発行) [発行](財)東京大学出版会 営業局 〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1東大構内 tel03-3811-8814 fax03-3812-6958 [小会HP] http://www.utp.or.jp/ [ご意見] sales@utp.or.jp ====================================
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2009/11/13 東大出版会メールニュースNO.216(書評紹介,受賞等のお知らせ,10・11月刊行,UP11月号より)
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2009/10/30 東大出版会メールニュースNO.215(書評紹介,受賞・イベント・フェアのお知らせ,11月刊行予定)
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2009/10/15 東大出版会メールニュースNO.214(受賞・イベント・フェアのお知らせ,9月・10月刊行,UP10月号より)
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2009/09/30 東大出版会メールニュースNO.213(書評紹介,イベントのお知らせ,10月刊行予定)
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2009/09/15 東大出版会メールニュースNO.212(書評,受賞・イベント・フェアのお知らせ,8・9月刊行,UP9月号より)



