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2009/01/30

東大出版会メールニュースNO.197(書評紹介,書物復権・受賞・イベント・フェアのお知らせ,2月刊行予定)

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■東大出版会ニュース◆NO.197◆
2009年1/30 (現在登録者3788名)【まぐまぐ殿堂入り!】
http://www.utp.or.jp/
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★━━目次━━★ 
▼最近の話題(書評紹介,書物復権・受賞・イベント・フェアのお知らせ)
▼近刊予定(2009年2月刊行予定)

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◇最近の話題◇
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◆『ニホンカワウソ』絶滅に学ぶ保全生物学  書評!
安藤元一
A5判 224頁 税込4620円/本体4400円 ISBN978-4-13-060189-4	
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-060189-4.html
……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
 ☆読売新聞1/25書評欄☆(評者:磯田道史氏)
……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
「ニホンカワウソがすでに絶滅していたとは.本書を読んで衝撃をうけた.
私はカワウソがどこかで細々と生きていると信じ,土佐の海に探しにいった
こともある.…データは1990年代に絶滅した事実を示していた.しかも最後
の一頭が消えたちょうどその頃,DNAから,ニホンカワウソは日本にしかいな
い固有種と判明したという.…本書には「カワウソ絶滅に学ぶ13の教訓」が
書かれている.ニホンカワウソの保護は人間側の錯誤の連続であった.…理
工系の専門書なのに,読めば読むほど,泣けてくる.ニホンカワウソの絶滅
を無駄にしてはいけない.」


◆『死生学』(全5巻)  紹介!
編集代表/島薗 進・竹内整一・小佐野重利
http://www.utp.or.jp/series/shiseigaku.html
……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
 ☆毎日新聞1/18書評欄☆
……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
「人間の生と死をめぐる問題を多角的に考えるシリーズ「死生学」…が完結
した.…例えば,第2巻『死と他界が照らす生』(熊野純彦,下田正弘編)は,
「日本古代の他界観」「クルアーンの他界観」「死生学から見た中国出土資
料」など計12編の論文を収録.各地の宗教儀礼などに表現された多様な他界
イメージを手がかりに,死生学の可能性を探っている.…」



◆「書物復権」8社共同復刊のお知らせ
1997年の第1回以来,13年目を迎える〈書物復権〉共同復刊.今回も,例年にもま
してたくさんのリクエストをいただき,1点でも多くの復刊をめざしたいと存じま
す.リクエスト締切は2月末日まで,皆様にはぜひ復刊希望をお寄せいただきます
ようお願いいたします.小会の復刊候補リストなど,詳しくはこちら↓
http://www.utp.or.jp/topics/2009/01/23/oneeuco8dhecoaeeuniuiaeaea/



◆受賞のお知らせ
▼「第21回辻荘一・三浦アンナ記念学術奨励金」を下記の図書が受賞されました.
●『ロマネスクの宇宙』ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む
金沢百枝
A5判 448頁 税込12600円/本体12000円 ISBN978-4-13-086037-6
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-086037-6.html



◆『中・上級日本語教科書 日本への招待 第2版』イベントのお知らせ(再掲)
7年ぶりの改訂にあたっての変更点や,いっそう効果的な教材の使い方を,著者
の近藤安月子先生・丸山千歌先生にお話いただきます.皆さまのご来場をお待
ちしております.
●日時:2月7日(土)午後2時〜午後3時30分
●場所:凡人社麹町店
●入場料:無料
※予約不要のイベントになります.当日,直接会場までお越し下さい.
●お問合せ:凡人社麹町店(TEL03-3239-8673)
http://www.utp.or.jp/topics/2009/01/07/oaaeaueaeueuiuenaeueuoiaoae2ecuyyuyoyeaiaie/



◆「東京大学出版会」フェア【開催中!】
●大阪市立大学生協シェリー【日程】1/5〜2/27


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◇近刊予定(2009年2月刊行)◇ 
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http://www.utp.or.jp/bd/2009/2/


※旧司法試験問題を手がかりに,重要論点をわかりやすく解説  下旬刊行
◆『解析 民事訴訟』
藤田広美(琉球大学法科大学院教授)
A5判 560頁 税込3990円/本体3800円 ISBN978-4-13-032348-2
好評を博した前著『講義 民事訴訟』で明らかにした「訴訟審理の基本構造」およ
び「訴訟手続の基本プロセス」を踏まえ,理論上の問題点を含む重要なテーマに
ついて分かりやすく解説する.長年の裁判実務の経験に,弁護士活動の実務が加
わり,さらに一歩踏みこんだ民事訴訟テキストが実現.上訴についても論述する.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-032348-2.html


※生命システムの最先端がわかるテキスト,待望の改訂版!  中旬刊行
◆『生命とは何か 第2版』複雑系生命科学へ
金子邦彦(東京大学大学院総合文化研究科教授)
A5判 456頁 税込3780円/本体3600円 ISBN978-4-13-062310-0
高校生から専門家まで,この問いに興味を抱くすべての読者へ――.理論・モデ
ル・実験から,「生命」現象の本質へと迫り,複雑系生命科学へと誘う書,待望
の改訂版.改訂にあたり,とくに「適応」「進化」に関する内容を充実させた.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-062310-0.html


※中旬刊行
◆『明治地方自治体制の起源』近世社会の危機と制度変容
松沢裕作(東京大学史料編纂所助教)
A5判 464頁 税込9135円/本体8700円 ISBN978-4-13-026219-4
近世後期から明治初年にいたる備荒貯蓄・勧業などの新政策の変遷によって諸個
人と権力との関係がいかに生み出され,地方自治体制が成立したのか.身分制社
会が直面したヘゲモニー危機に対する試行錯誤が生成した変革の主体をあぶり出
し,近世・近代移行期における政治権力の本質を解明する.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-026219-4.html


※下旬刊行
◆『「聖なるロシア」のイスラーム』17−18世紀タタール人の正教改宗
濱本真実(人間文化研究機構・東京大学大学院人文社会系研究科研究員)
A5判 280頁 税込7560円/本体7200円 ISBN978-4-13-026135-7
かつて「民族の牢獄」とよばれたロシア.政府はいかに異民族を取りこみ,多民
族帝国を築いたのか.ムスリム上層階級の大多数をしめたタタール人に改宗を迫
り,やがて一般民へと対象を広げる過程を古文書史料群から解明.宗教的寛容の
変遷のなかタタール人の位置づけを探る,ロシア・ムスリム史.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-026135-7.html


※上旬刊行
◆『虐待された子どもたちの自立』現象学からみた思春期の意識
遠藤野ゆり(東京大学大学院教育学研究科研究員)
A5判 352頁 税込6720円/本体6400円 ISBN978-4-13-056215-7
最も信頼がおけるはずの他者に虐待された子どもは,どのように自分に向き合い,
乗り越え,他者との関係へと自分の歩みを踏み出してゆくのだろうか.意識が変
様するときと,支え育む関わりとは――ある自立援助ホームでの事例をサルトル
の現象学の方法で仔細に描き出す.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-056215-7.html


※中旬刊行
◆『長期入院児の心理と教育的援助』院内学級のフィールドワーク
谷口明子(山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター教授)
A5判 256頁 税込6090円/本体5800円 ISBN978-4-13-016113-8
入院している子どもたちはどのような気持ちで日々をおくっているのか? 「院
内学級」における教師の役割とは? ある「院内学級」をフィールドとして,教
師の子どもたちへの関わりを描き,子どもたちと病院,日常生活をつなぐ〈つな
ぎ援助〉モデルを提案する.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-016113-8.html


※上旬刊行
◆『社会関係の理論』
田中義久(法政大学社会学部教授)
A5判 396頁 税込6825円/本体6500円 ISBN978-4-13-050172-9
行為論から出発し,人間社会の共同性を《行為》―《関係》の重層過程として捉
え,独自の社会学方法論としての「関係の社会学」を構想し,提起する.多くの
困難と悲惨をかかえ,物象化の昂進する現代世界からのエクソダスを企てる社会
的人間論.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-050172-9.html


※中旬刊行
◆『南部アフリカ社会の百年』植民地支配・冷戦・市場経済
小倉充夫(津田塾大学学芸学部教授)
A5判 264頁 税込4200円/本体4000円 ISBN978-4-13-056104-4
南部アフリカ社会は西欧による植民地支配,冷戦構造への組み込み,激しい紛争
や貧困,近年ではグローバルな市場経済化の波にさらされてきた.ザンビア東部
州における社会と人びとの暮らしの100年を振り返り,国際社会と地域の社会変動
の姿を描き出す.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-056104-4.html


※下旬刊行
◆『アジア地域主義とアメリカ』ベトナム戦争期のアジア太平洋国際関係
ジョヤンヒョン(韓国外交通商部外交安保研究院アジア・太平洋研究部助教授)
A5判 384頁 税込7770円/本体7400円 ISBN978-4-13-036232-0
アジア諸国はいかにして錯綜する利害を乗り越え,地域としてまとまっていくこ
とができるのか.アメリカはどのような役割を果たすのか.ベトナム戦争の最中
1960年代半ばに創設された多様なアジア地域機構の設立過程を分析し,アジア地
域主義の行方を展望する.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-036232-0.html


※中旬刊行
◆『火山爆発に迫る』噴火メカニズムの解明と火山災害の軽減
井田喜明・谷口宏充編(東京大学名誉教授/元火山噴火予知連会長・東北大学名
誉教授)
A5判 256頁 税込4725円/本体4500円 ISBN978-4-13-060753-7
なぜ爆発的な噴火が起きるのか――噴火現象を支配する原理の解明を目指して進
められてきた,火口近傍の精密観測,現象の素過程を理解するための室内・野外
実験,総合的な数値シミュレーション,そして予測を防災につなげる工夫などの
最新研究成果を解説し,今後の方向性を俯瞰する.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-060753-7.html


※中旬刊行
◆『基礎生命科学実験 第2版』
東京大学教養学部基礎生命科学実験編集委員会編
B5判 224頁 税込2940円/本体2800円 ISBN978-4-13-062218-9
好評の生物実験テキストの改訂版.付属DVDにウニ発生実験を新たに収録,さらに
充実の内容に! 電気泳動からカエルの解剖まで,生物学を学ぶ学生必修の17の
実験を解説.付録には,材料入手や溶液調整法を掲載.教員にも学生にも使いや
すい実験書の決定版.【DVD付】
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-062218-9.html


※下旬刊行
◆『木戸孝允関係文書 第四巻』
木戸孝允関係文書研究会編/編集代表 伊藤 隆
菊判 480頁 税込12600円/本体12000円 ISBN978-4-13-097994-8
幕末の時代,第一線を駆け抜けた男・木戸孝允に宛てられた書翰を翻刻・編集し
て初公刊.幕末維新期の事象や事件の歴史的評価や木戸孝允の評価にも影響を与
え,日本の近代国家創設の歴史的過程の展開をより詳細に解明する画期的史料.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-097994-8.html
★木戸孝允関係文書[全5巻]木戸孝允関係文書研究会編/編集代表 伊藤 隆★


※下旬刊行
◆『日台関係史 1945−2008』
川島 真・清水 麗・松田康博・楊 永明(東京大学大学院総合文化研究科准教
授・横浜桐蔭大学スポーツ健康政策学部教授・東京大学東洋文化研究所准教授・
台湾大学政治学系教授)
A5判 256頁 税込2940円/本体2800円 ISBN978-4-13-032211-9
東アジアを的確に理解するために必要な戦後の日本と台湾について,連続と非連
続の関係を総合的に明らかにする.日本の植民地支配が終わった後も,密接な関
係を築いてきたにもかかわらず,公式の関係がなくなり,変容を続けてきた日本
と台湾の現在までの歴史を,グローバルな視点から描き出す初めての通史.日台
共同研究の成果.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-032211-9.html


※上旬刊行
◆『都市美運動』シヴィックアートの都市計画史
中島直人(東京大学大学院工学系研究科助教)
A5判 512頁 税込8820円/本体8400円 ISBN978-4-13-066850-7
都市計画と「美」,都市住民と「美」とのあるべき関係の探究の第一歩として,
日本の都市美運動について,その理念および実態の歴史的展開を明らかにする.
都市美運動創立から活動停止までの全期間にわたり都市美協会を中心とした活動
の変遷をたどることにより,現在の都市計画や景観運動にも示唆をあたえる.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-066850-7.html


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◇編集後記◇
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 先日新聞を眺めていましたら「ちくま新書」さんの広告に,小会読者の皆様に
お馴染みの先生方のお名前が…。『クジラは誰のものか』でクジラ問題を多面的
に検討している秋道智彌先生は,小会の『クジラとヒトの民族誌』(1994年)や
『海洋民族学』(1995年)の著者.クジラといえば『新版 鯨とイルカのフィー
ルドガイド』が更にパワーアップして今週発売.お待たせしました.『双極性障
害』でもともと躁うつ病といわれる病気の全体像を示す加藤忠史先生は,好評刊
行中『シリーズ脳科学』(全6巻)の第6巻『精神の脳科学』(2008年)の編者.
おかげ様で重版が決定いたしました.そして,『日本人はなぜ「さようなら」と
別れるのか』で「さようなら」という別れの言葉を通じて日本人の精神史を辿る
竹内整一先生は,昨年来,多方面で話題を呼んでいるシリーズ『死生学』(全5
巻完結)の編集代表の御1人.それでは皆様,さようなら,また次号で.(た)

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