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2009/01/10

詩と散文と音楽の広場130

ーーー
 * 詩と散文と音楽の広場  NO.130 *

◆ 風の歌

「私の好きな英語の詩人の言葉に、
オーデンの、 out grou (草木(くさき)のようにのびる)と、
イェーツの、 up standing (まっすぐに立つ)があります。

苦しいところから、草が延(の)びるように、生き延(の)びる。
そして、まっすぐに立つ人間になること。」 

あけましておめでとうございます。Z(ぜっと)です。(^^)
皆様への、あらたまったご挨拶は、ほとんどしておりませんが、
ご容赦や、ご理解をよろしくお願いいたします。

また、本来、このメルマガは、みなさんのご寄稿を中心にして始まりましたが、
そんな編集活動も、ほとんど、しなくなってしましました。
そのため、みなさんからの作品の掲載も、ほとんどない状態です。
作品は、随時、募集していますので、よろしくお願いいたします。m(^^)m

さて、冒頭の文章は、大江健三郎さんの言葉です。

昨夜のNHKニュースウオッチ9の
『楽天主義のすすめ・大江健三郎さんが語る閉塞の時代の生き方』
で語っていました。
僕も、とても感銘を受けました。

今回のメルマガGOGOの中で、ほとんど前文をご紹介しています。
ご一読いただければ幸いです。


〜〜〜 CONTENT( 敬称略・順不同。ご理解ください )

◆ 詩や散文  ♪ ♪

☆1 生きていることの不思議 Z(ぜっと)

◆ エッセイや 雑文 

☆2 聖道 syouchan

◆ 注目のアーチスト
なし

◆ メルマガGOGO/主な内容/

781〜784 「行動経済学」という最新の学問からの、心理テストです

785〜787 経済バブルも、人間の脳から生まれる。そんな大脳生理学者のお話

787〜795 NHKニュースウオッチ9の『楽天主義のすすめ・大江健三郎さんが語る
     閉塞の時代の生き方』からのご紹介

◆ ご紹介コーナー(常設)♪♪

◆ 資料などの引用は『著作権法 第三十二条』の範囲内と考えております。
   情報の発信の皆様、著者、訳者、編者、刊行者などの皆様に感謝いたします。

〜本文〜〜〜〜〜〜〜

◆ 詩や散文  ♪ ♪

☆1 生きていることの不思議 Z(ぜっと)


最近ひとりで気ままにできる
エレキ・ギターの練習がけっこう楽しい

音符の音階が七音階で
人間にはすてきな音楽の
創造や演奏が可能ということ

そんな一見は単純なような
不思議な調和の中に
わたしたちが生きていること

やっぱり奇跡的に不思議なことですよね…



◆ エッセイや 雑文  ♪  ♪

☆2 聖道 syouchan


2009年 
今年も冬を迎える季節となりました
冬が来て楽しかった頃は何時の頃だったか?
僕自身学生時代の様な気がします。
でも今では、この季節 僕自身を蝕んでゆくことでしかない
悲しみの季節だ・・・
どうしたら、あの楽しかった頃に戻せるのか?
体が 気持ちが 冬を恐れている
モチベーションを高める術を僕は忘れている
冬の寒さ 夜風が 僕を消してゆく・・・白い雪

吹雪が 僕を包み込む
それは、不思議とテレポーションしたかが如く
何処かへ消えてゆく
このまま 何処へ消えゆくというのか?
ただ 様々な情報だけが蓄積されてゆく
この世界を変えることができるのか。
そうではない・・・自分自身が変えられるだけだと思う。
もう少し頑張るんだ・・・少しだけの気持ちが今の僕の支え
その時 季節は冬から春へと 翔てゆく。




◆ メルマガGOGO/主な内容/

781〜784 「行動経済学」という最新の学問からの、心理テストです

785〜787 経済バブルも、人間の脳から生まれる。そんな大脳生理学者のお話

787〜795 NHKニュースウオッチ9の『楽天主義のすすめ・大江健三郎さんが語る
     閉塞の時代の生き方』からのご紹介

781
先日のNHKラジオのビジネス展望でも、紹介されていた、「行動経済学」という
最新の学問からの、心理テストです。⇒あなたなら、どちらを選ぶ?【質問1】 
a.とb.のどちらを選びますか?a.80万円もらえる。b.100万円もらえるが、
15%の確率でもらえないことがある。【質問2】 c.とd.のどちらを選びますか?
c.80万円を支払う。d.100万円払うのだが、15%の確率で払わなくても良い
可能性もある。☆2002年のノーベル経済学賞のカーネマン教授の研究では、
多くの人が質問1でa.を選びました。→782 784でend

782
質問2では、d.を選んだ人が多いそうです。☆つまり、得をするときには確実に、
損をするときには計算上の合理性よりも、自分の心に左右される傾向があると
いうことです。統計学的に確率の計算をすると(つまり、この選択を、何度も
くりかえし、実行していくと)、期待値を用いた合理的な考え方は次の通りです。
【質問1】 a.の期待値は80万円。b.の期待値は85万円 ・・・b.の方が利益を得る
チャンスが大きい。【質問2】 c.の期待値は−80万円 ・・・c.の方が損失を被
(こうむ)る機会が少ない。d.の期待値は−85万円。→783

783
☆多くの人は、合理的な判断に欠けているということがわかります。株式投資
などをするときに、「損切りは早く、利は伸ばせ」という格言がありますが、多くの
人がその逆を行ってしまうということです。直感で、b.とc.の組み合わせで物事を
考えられる人が、堅実な投資をすることができるでしょう。☆行動経済学をどう
活かすか?先ほどの質問で、うまくいかない投資判断をしてしまうタイプだと
いうことが分かってしまったあなたの場合、投資にはチャレンジしない方がよいか
というと、そうではありません。→784

784
☆酒屋などの商売やビジネスは人の心理を利用すると成功する?自分の性格を
知って、それをなるべく出さないように日ごろ気をつけながら冷静に判断しよう
とか、この性格はなおしようがないのだから、熱くなる前に一歩引こうとか、自分の
スタンスをはっきりさせるために活用するためには、とても良いツールだと思います。
行動経済学は、投資家の行動やビジネス上の駆け引きで、応用が期待されている
新しい学問です。日ごろのビジネスコミュニケーションツールとしても面白く使える
のではないでしょうか。end

---

785
経済バブルも、人間の脳から生まれる。そんな大脳生理学者のお話。⇒「オランダに、
J・ホイジンガという文明史家がいて『人類はホモ・ルーデンス(遊ぶ人)である』と
いった。ホイジンガによると『あらゆる文明は、遊びから始まっている』そうで、
確かに、文明が栄え、人間関係が複雑になるほどに、人が遊びを強烈に求め、
勝負事に熱中することは否定できない。ではなぜ、人は勝負をするのか?
≪中略≫やはり、多くの人が仕事で、日常的に劣等感を抱いたり、
→786 787でend

786
抑圧感を持ったり、嫉妬(しっと)を感じたりしている現代社会の実相を、考え
ないわけにはゆかない。要するに、繁栄の恩恵に浴しながら、現代人は日々、
脳細胞を破壊されかねないほど、痛めつけられているのです。ところが、勝負の
世界では、上下関係もなく、脳細胞はのびのびと解放されます。本来、脳は1度
こわれたら、一巻の終わり、再生しない宿命を背おっている。よくできたもので、
二重、三重と安全装置があって、簡単にこわれないようにできている。安全装置の
第1は睡眠、第2はアルコール(お酒)、 →787

787
第3は歌や踊り、第4は、遊びや勝負事ということになる。≪中略≫しかし、何か
目標を立て、意欲し、勉強し、創造するといった、人間だけが持っている能力に
よって、何かをなしとげたという喜びにひたり、脳を守ることも可能です。
フランスの哲学者エミール・アランは『人間は、意欲して創造することが、1番の
幸福である』と言っています。…人間が人間であるゆえん(=理由)と、人間の
尊さは、こういうところにあるのではないでしょうか。」【資料】頭をよくする話・
時実 利彦(ときざね としひこ)・知的生き方文庫 end

ーーー

788
昨夜のNHKニュースウオッチ9の『楽天主義のすすめ・大江健三郎さんが語る
閉塞の時代の生き方』からのご紹介です。さすがは、ノーベル賞作家の大江さん、
終戦直後の苦労話などもあり、元気の出るお話でした。⇒〈聞き手〉景気の悪化、
派遣切り、先行きの見通しの立たない年の初め、大江さんは、今の状況は、
不況の最中にあった、100年前の日本と重なり合うと言います。〈大江〉日清戦争が
あって、あるいは日露戦争があって、そのあとの、数年のあいだ、時代を暗く感じる
若い芸術家たちがいた。→789 795end

789
たとえば、石川啄木のような人がいた。石川啄木(たくぼく)は『時代閉塞(せいそく)
の状況』と言って、時代が閉じていると感じて、1910年に書いているんですね。
社会に対する批判と共にですね、啄木が言っているのは『こういう時代に、
若い人が、自分の中に閉じこもって、内向的になってしまう。自滅的になってしまう
状態が、いまある。それはいけない。』…自分自身で閉(とじ)じて、自分の中に
閉じこもってしまうこと。自己閉塞。それを若い人たちが、破っていくということが、
重要じゃないかと思います。→790

790
〈聞き手〉みんな自己主義になって、自分さえよければいいという人間が増(ふ)え
ていると思いますけど。〈大江〉小説家の仕事の1番の根本というものは、
想像力ということなんです。想像力ということはね、自分以外の人間のことを
考える、想像するということが、想像力の根本です。想像力がなくなっていると
いうことを、社会があまり咎(とが)めない(=悪いことをしたと心を痛めない)。
というのが、20年30年という社会のあり方だったと思います。≪中略≫
〈聞き手〉他人を思いやる気持ちをなくした閉塞の時代。→791

791
大江さんは、ぜひ、若い人たちに伝えたい言葉があると言います。『人間のやって
いることなんだから、解決しないはずはない。』大江さんの友人で、パレスチナ問題
の解決に携わっていた、エドワード・サイード(1935〜2003)の言葉です。
〈大江〉パレスチナ問題はね、人間がやっているんだと。人間がやって、こういう
苦しみを与(あた)え、人間がこのような苦しみを与えられるという状態が
いまある。あと何年かかるか、わからない。しかし、彼は、人間がやっていること
なんだから、将来にわたって、解決しないはずはない。→792

792
人間がやっていることなんだから、これはなんとかなるだろう。彼は、
意思=will の力によって、自分は、この楽観主義をというものを支(ささ)えて
いるんだ。自然に楽観主義があるわけじゃない。いい見通しがあるから、
あるわけじゃない。自分は意思を持っているから、楽観主義を持って生きて
いこうと。≪中略≫若い人は、『意志の力による楽観主義』を持つということを、
自分で決めればいい。〈聞き手〉いまの人たちは、将来に夢をなかなか
描(えが)けない人たちが多くなっていると思うんです。→793

793
〈大江〉サイドが言った『意志の力による楽観主義』というのは、これだけの
悪い条件があっても、自分は、諦(あきら)めないということなんです。
〈聞き手〉この大不況の時代、将来を、どう生きていけばいいと、お考えでしょうか?
〈大江〉いまは本当に暗い。だから、戦争が終わったあとの、回復していく
5年間よりも、現在は暗い。僕はね、10歳のときに戦争が終わったんですよ。
戦後、5年間は、上向きだったという印象を持っているんですよ。戦後5年は、
本当に大切だったなあと思っているんですよ。→794

794
いま、10歳の子どもがね、非常に、こういう困難を、大人は感じている時代なんだ
と見ていると思いますよ。その子どもたちが、あと5年のあいだに、あの時、
やはり日本人は、回復する方向に向かって、彼らの意志でもって、楽観主義
でもって、生きていったと。その中で、子どもながら、参加したと、思い出すことが
できるような、21世紀の、最初の10年、15年となればいいと考えているんです。
〈聞き手〉最後に、大江さんは、自分が好きな詩人の言葉を紹介してくれました。
→795

795
〈大江〉私の好きな英語の詩人の言葉に、オーデンの、 out grou 
(草木(くさき)のようにのびる)と、イェーツの、 up standing (まっすぐに立つ)
があります。苦しいところから、草が延(の)びるように、生き延(の)びる。
そして、まっすぐに立つ人間になること。 end

大江健三郎 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B1%9F%E5%81%A5%E4%B8%89%E9%83%8E
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大江健三郎という病 - 池田信夫 blog
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/511455fcb6a86af7b6b9118d517e03ea
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