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金融はネットで大きく影響を受ける領域です。金融機関出身で現在金融機関のWEBサイト構築・戦略立案を行っている著者が、いまさら人には聞けないネットと金融について解りやすく、勝手に解釈してゆきます。

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2008/11/07

かゆいところに手が届くネットと金融の知識 2008/11/07

No.192
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 2008年11月7日発行

 11月に入り、だいぶ寒くなり話の端々に、「今年は・・・」なんて言葉が出る
ようになりました。しかし、今年を乗り切れない中小企業・ベンチャー企業が全
国でたくさんいます。

 景気の落込み、原材料高騰、リーマンショックと様々な要因で、建設・不動産
業だけではなく、サービス、卸、ITと多くの業種にその影が波及していることを
実感します。
 
 そうした中で、地域金融機関の破綻の噂・・・。中小企業・ベンチャー企業は
どう自社を守れば良いのでしょうか?

 今回のテーマは、「 そのヒントとして、経営革新支援計画を使う 」につい
て考えてみます。

 今後もaster-netを宜しくお願い致します。

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<執筆者紹介>

執筆者 星 武志

略歴 元金融機関出身でバブル時には多くの不動産案件を手掛ける。
   その後、コンサルティング会社で経営戦略・財務戦略、マルチメディアのイ
   ンターネット事業の立上げを行う。金融専門雑誌でネットバンキングやIT営
   業をテーマした連載を行っている。
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*ビジネスに役立つやさしい経済学            20/10/17<更新>
〇メインテーマ「マネーサプライとGNP、そして日経平均の関連性」、
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*月間誌「近代セールス2008.11.1号」に寄稿。財務改善提案のここがポイント
、取引先に行いたい財務管理のアドバイスへ寄稿

* 中期経営計画・ショートレビュー制作のご案内

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<本文>【 そのヒントとして、経営革新支援計画を使う 】
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 クライアント、金融系の雑誌社、知人友人関係から、「業績が思ったように
伸びずVCからの出資を断られたのでIPOの計画が頓挫」「今年は前年の売上は半
分位」などと言う声を聞きます。

 夏前辺りまでは、建設・不動産から、その後は本当に多くの業種からそうした
声を聞きます。ホント、実感するところです。
 
 そうした中で、地域金融機関の破綻の噂・・・。具体的なBK名も噂話では飛び
出しています。株式の含み損の大きいところで自己資本比率が低くなるであろう
ところや、不動産建設向け融資の比率の大きいところなどがその噂の先です。

 特に、この下期(9月〜)の融資成績に自信満々のBKなど1つもないのではっ
と思うほどです。だいたい、見込みが外れて設備投資計画が延期になったとか、
、急な売上の落込みでリストラしたとか。

 今、補正で議論の中小企業対策のマル保枠(信用保証協会)が政策的にどん
なに拡大しても、貸せないところには貸せない、とBKの現場から聞こえていま
す。

 BKの多くは、融資の稟議がほとんど本部決裁になっているので、各支店では支
店長すら裁量を働かせられない、要するに、貸せないと言う状況です。そんな状
況下、中小企業・ベンチャー企業はどう自社を守れば良いのでしょうか?非常に
手段は限られているし、お金を借りなくて済むのであれば、それが一番良いので
すが、仕入先行であったり、従業員の給与であったりと中々そうも行かないCase
もあるでしょう。

 そこで、良くお話するのが中小企業庁の経営革新支援計画。全業種が対象にな
るし、新商品サービスの開発や新販路の開拓などが革新性があれば認めてくれる
ものです。

(詳しくはこちら)
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kakushin/index.html

 メリットは、信用保証協会の融資枠で別枠がついて2倍になるとか、助成金と
か、投資育成会社の出資とかと言うメリットがあります。今のご時勢ですと、信
用保証協会の枠が一番のメリットでしょう。(但し、審査はあります)

 これは、3年なり5年なりの中期事業計画を作る必要も出てきます。単純に申
請のためのものにしないで、こうした時期にチャンと考え、強みや市場、ターゲ
ットなどを詰めた計画を作ることは意義がありますし、自社の問題点や改善、そ
の必要資金も同時に考えるキッカケになります。

 これは、各都道府県の商工課などに申請することになりますが、私の会社では
10数社申請のお手伝いをしました。概ね、信用がついた(対金融機関、対取引先
)と言われています。

 こんな手段を打って、自社の価値を上げていくと言うことも1つの手です。そ
の他、私募債等の直接金融などの手段も事業計画が必要なので、これも意義があ
るでしょう。

 大変な時代ですが、ここは日々の業務に終われず、一度立ち止まって単年・中
期で事業計画を練り直し、それに対する課題改善(資金も含め)考えると言う行
為が必要かも知れませんね。

 また、同時にBKのニュース、融資姿勢のニュースについては、チェックした方
が良さそうです。

 皆さんのご意見をお待ちしております。

                    (次回2008年11月21日配信予定)
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