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金融はネットで大きく影響を受ける領域です。金融機関出身で現在金融機関のWEBサイト構築・戦略立案を行っている著者が、いまさら人には聞けないネットと金融について解りやすく、勝手に解釈してゆきます。

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2008/02/01

かゆいところに手が届くネットと金融の知識 2008/02/01

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No.172
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 2008年2月1日発行

 中国北京でのオリンピックが近付いてきました。友人が最近仕事で北京上海に
いったのですが100m先が灰色にぼやけて見えるそうです。町の空気は排気ガ
スやスモッグで覆われ、吸える空気ではないと話していました。またオリンピッ
ク会場周りはまだ建設中で間に合わないのでは?なんてことも言っていました。

 とりあえず旅行や仕事で中国に行く予定のある皆さんは防塵対策用にマスクを
忘れずに。

 今回のテーマは、「米国のリセッションはあるか その2」です。

 今後もaster-netを宜しくお願い致します。

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<執筆者紹介>

執筆者 時田 和臣

略歴 元証券会社出身。上場企業へ転職し、その後子会社へ出向。子会社をジャ
   スダックへ一昨年店頭公開させた際の執行役員経営企画部長を務めた。
   社内業務改善、IPOコンサルティングを得意とする。デイトレーダーの
   顔も持つ。
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<本文>【 「米国のリセッションはあるか その2 】
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 前回のメルマガではこのように書きました。

 「米国はあきらかにリセッションに入っています。米国へ投下している巨額な
株式、先物マネーが広くアジアを含めた新興国に向かい始めた兆しが始まったの
ではないでしょうか?」

 それから数日で米ダウは一瞬11500ドルまで暴落、日経平均は12000円直前まで
暴落しました。その暴落中にパーナンキ議長が0.75%の緊急利下げとブッシュ大
統領による15兆円の公共事業創出と減税を発表、その後米国耐久消費財の数値発
表と住宅着工件数の発表がありましたがどちらも最悪の数値でしたが米ダウは値
を800ドルほど戻し、政府の対策を一応好感した形になっています。

 今夜FOMCは(この原稿は1月31日に書いています)0.5%程度の再利下げをする
でしょう。今日現在で日経平均は13300円〜500円を上下しています。米国の市場
が一旦落ち着いたとの見方と個人の投資家が新興市場の株式を買い続ける安心感
から、日経平均は最安値から1500円以上も上昇してみせました。

 2月に入ると米国雇用者統計の発表があります。比較的落ち着いた数値であれ
ばダウも安定を見せるかもしれません。ただ、このまま悪材料を織り込みながら
上げていくとはどうしても思えないのです。

 米国だけではなく世界にちりばめたサブプライム関連商品の累計総額は計り知
れません。原油価格が下落しても依然として1バレル80ドル超ですから資源価格
は高止まりです。利下げを永遠にすることは困難ですし、それよりインフレに対
応する術がありません。

 かつて不動産投資規制でバブルが崩壊したとき、日本は銀行に対する公的融資
を10年以上ためらい都銀だった拓銀、日債銀、長銀、そして山一證券など日本の
象徴的金融機関がバタバタと倒れ日本の失われた20年などと揶揄されました。米
国はどう対応するのでしょうか、バランスシートが傷んだ金融機関、信用保証会
社、証券会社を救うのでしょうか? 

 いずれにしてもサブプライムの問題は今後数値としてはっきりと表れていくで
しょうから、それに対して政府は政策面でどう立ち向かうのか対応を見ていきた
いとおもいます。ただ、良い点といえば、相変わらずですが米国の個人消費(と
にかく金は使いましょう、株は買いましょう)は減りませんね。

 今回のメルマガどうでしたか?

 またまた、繰り返しますが、株式投資に上手くなりたいなら仕事に同じく仮説
→実行→検証→修正のスパイラルが大切です。あきらめずにやってみてください。
かならず上手くなりますから。

 皆さんはどうお考えになりますか?

                    (次回2008年2月15日配信予定)
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