かゆいところに手が届くネットと金融の知識 2007/12/07
No.169
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2007年12月7日発行
こんにちは時田です。今日は下の子の幼稚園の発表会でした。金太郎を劇でや
るとの話で、こどもに何の役をするの?と聞きましたら、きんたろうだよ、とい
うので、それはすごいね、主役だね。とか言いながら、楽しみに観にいきました。
劇が始まって、あれ?金太郎さんが出てきたけれど、うちのこどもじゃない、
あれ?また金太郎さんが出てきたけど、うちのこどもじゃないな、と観ていると、
結局5人もいいたんです、金太郎さん。それでも自分のこどもが一生懸命覚えた
であろう劇や演奏を観ると、成長したな、と思うと同時にかれも頑張っている、
オレも頑張らないと、と逆に励まされたれたりして。まさに子は鎹(かすがい)
ですね。
さて、今回のメルマガでは「米国経済はこれからも堅調か?」について書いて
みました。少しでも皆様のご参考になれば幸いです。
今後もaster-netを宜しくお願い致します。
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<執筆者紹介>
執筆者 時田 和臣
略歴 元証券会社出身。上場企業へ転職し、その後子会社へ出向。子会社をジャ
スダックへ一昨年店頭公開させた際の執行役員経営企画部長を務めた。
社内業務改善、IPOコンサルティングを得意とする。デイトレーダーの
顔も持つ。
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<本文>【 米国経済はこれからも堅調か? 】
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日銀はサブプライムローン問題に限定された金融市場の混乱が、10月半ば以
降は「第2波が来ている」と分析しています。
具体的には、優良住宅ローンにも悪影響が波及し、地方債や商業用不動産にも
懸念が広がりつつあるため、金融機関の損失が拡大し、与信が収縮している状況
になっているということです。
一方、今現在まで内需に特段の問題は生じていませんし、大企業の収益や設備
投資は好調で、個人消費も底堅さを保っています。
さて、ここからは私的見解です。
今のところ国際金融市場の混乱によって、メガ級のM&A案件を除くと、企業
の資金調達にはさほど影響を与えていません。米長期金利の低下が貸し出し金利
の上昇を相殺している面もあり、与信のタイト化があるにせよ倒産の増加にはつ
ながっていないからです。消費への影響も今のところ現れていません。
ただ、米国景気全体に疑心暗鬼となった投資家が、新興市場国の株式市場から
資金を引き揚げる動きは多少起きはじめてはいます。
では、これからの株式投資の動き方ですが、短期売買は別として中長期に関し
て日本に関する限りそんなに心配はしていません。その理由ですが、まず私がこ
の3ヶ月でレポートした内容を、一旦総括してみたいと思います。
・米景気は減速しつつある。
・サブプライムの金額自体は大きな問題ではない。
・新興国景気は拡大を続ける。
・ドル安に傾いている(基軸通貨価値が低下している)。
・原油は高騰を続ける。
となります。ここで思案どころですが、米景気が減速した場合、世界資本市場
も同時に収縮に向かうかどうかなのです。
これまでの歴史的経験則では米国が世界の資本市場を引っ張っており、あらゆ
る資金は米国発であり、結果米国に引きずられるという形で膨張、収縮、膨張を
繰り返してきました。
近年の世界の動きをおさらいすると、欧州各国がまさかの通貨統合を果たし、
中国が社会資本主義を表明し(つまり緩やかに資本経済へ移行)、中東各国でさ
えも通貨統合を検討し始めました。
日本も世界が驚いた原発企業の買収と到底達成不可能に思える二酸化炭素削減
目標(京都議定書)で世界の次世代エネルギーと環境マーケットの獲得に動いて
います。なんと今週オーストラリアが京都議定書にサインをし、米国だけが取り
残される形となってしまいました。
さて、これらの状況から私なりに結論を導き出しますと、
「アメリカ経済は崩壊を始めるだろう」
となります。少し乱暴な推論ですが皆さんはどうお感じになられますか?
今回のメルマガどうでしたか?
またまた、繰り返しますが、株式投資に上手くなりたいなら仕事に同じく仮説
→実行→検証→修正のスパイラルが大切です。あきらめずにやってみてください。
かならず上手くなりますから。
皆さんはどうお考えになりますか?
(次回2007年12月21日配信予定)
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