2009/09/25
【Weekly SBI】下期相場入りとなる来週(9月28日-10月2日)は全般底堅い展開を予想
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い。ただ、下期相場入りで、市場の関心は来期の業績動向に移ってくる。そ の来期経常利益は今期予想比60%超、中には倍増との心強い予測もある。株 式市場の本格反騰を示唆する大きな潮目の変化であり、この点を念頭に置い た投資スタンスを貫くべきだろう。1ドル=90円を割り込んだなら日経平均も 1万円大台割れとなる可能性は強いが、来期業績を見据えたら、さらに値を崩 すことは考えにくい。むしろ、1万2,000円を目指した強調展開が期待できる。 2Q決算発表まではエネルギー備蓄期間だ。 名実とも下期相場入りとなる来週(9月28日-10月2日)は全般底堅い展開を予 想する。日経平均の予想レンジは1万200-1万600円。最大の注目点は為替動 向だ。その面から米経済指標に関心が集中する。来週は、1日のISM製造業景 況指数、2日の雇用統計と、重要指標が発表される。ISM製造業景況指数は昨 年12月の32.9をボトムに、今年1月から8カ月連続上昇(景況感改善)。8月は 景気の好不調の目安とされる50を1年2カ月ぶりに回復。9月も50を維持し、8 月の52.9を突破するようであればポジティブ要因となろう。雇用統計では失 業率の上昇余地はあるが、最も重要視される非農業部門雇用者数の減少幅縮 小が予想されている。 物色基調としては半導体、液晶関連が注目される。8月の薄型テレビの国内 出荷台数が前年同月比54%増の102万6,000台と高水準を維持した。エコポイ ント効果に加え、地デジ移行に伴う買い替え需要が活発化した。来年はサッ カーW杯が南アで開催され、今後さらに需要が高まってこよう。来年、上海万 博を控えている中国でも補助金効果が加わり、薄型テレビの需要拡大が期待 されている。 -------------------------------------------------------------------- <注目材料・為替> ドル・円は続出する米重要経済指標にらみ 予想レンジ:1ドル=89円00銭-93円00銭 28日からの週、ドル・円は米経済指標をにらんだ展開か。30日の9月ADP雇用 統計、10月1日の9月ISM製造業景況指数、2日の9月米雇用統計と重要指標が 相次ぎ発表される。特に重要なのが米雇用統計だ。市場予想は非農業部門雇 用者数が前月比19万人減と8月の同21万6,000人減から減少幅が縮小する一方、 失業率は9.8%と8月の9.7%から悪化すると見込まれている。雇用統計の結果 を受けて米労働市場の悪化が落ち着いたとの見方が強まれば、投資家のリス ク許容度が改善し、ドルを売ってユーロや資源国通貨、新興国通貨を買う動 きが進むとみられる。 もっとも、市場では、「米国株式の上昇が頭打ちになってきている。雇用統 計で強い数字が出ても米国株式が大きく上がらなければ、リスク選好姿勢も それほど強まらず、ドル売りは続かない可能性がある」(東京都民銀行 シニ ア為替アドバイザー・角田秀三氏)との指摘が出ていた。また、「雇用統計が 金融引き締め期待を誘発するほどの良好なものとなれば、米金利上昇を受け てドル・円は上昇するとみている」(外為どっとコム総合研究所 主席研究員・ 植野大作氏)との声もあるため、雇用統計発表後の米国株式や米金利動向は見 逃せない。 1日にはバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長が下院金融委員会で金融 規制改革について証言する予定。米金融機関にとってネガティブな材料が出 れば、金融株主導で米国株式が下落し、高金利通貨売り・ドル買いの動きが 進みそうだ。 ドル・円が90円を下回りさらに下落すると予想する声は根強い。ただ、90円 台前半で何度も下げ渋っているため、「ドル・円単独の値動きで90円を割り 込んで下落するのは難しいとみている。90円を下抜けするのは、クロス円の 下げがきつくドル・円を下押しするときではないか」(角田氏)との見方が出 ていた。ドル・円の上値メドとしては9月21日に付けた直近高値の92円53銭が 意識される。需給面では、半期末となる9月が終わることで、国内企業による リパトリ(資金回帰)の円買いが収束し、ドル・円をサポートする可能性がある。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3 ★来週のマーケットスケジュール★9月25日(金)提供:モーニングスター(株) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 記載されたものは、予定ですので予告なく変更される場合があります。 経済統計の( )は発表予定時間、市場予測値です。 26(土) 【国内】 27(日) 【海外】ドイツ連邦会議選挙 28(月) 【国内】自民党総裁選 【海外】米8月シカゴ連銀全米活動指数 国連気候変動枠組条約特別作業部会 29(火) 【国内】8月消費者物価指数(総務省/8:30) 《決算発表》 8月期本決算=ライトオン(7445)、2月期・中間=CFS(8229) 【海外】米7月S&Pケースシラー総合指数 30(水) 【国内】8月鉱工業生産(経済産業省/8:50) 8月住宅着工戸数(国土交通省/14:00) 《決算発表》2月期・中間=ポイント(2685)、久光薬(4530)、 スター精密(7718) 【海外】米9月ADP雇用統計 米第2QGDP 米第2Q個人消費 米9月シカゴ購買部協会景気指数 1(木) 【国内】日銀短観(8:50) 9月自動車販売(自販連/14:00) 《決算発表》2月期・中間=7&iHD(3382)、しまむら(8227) 【海外】中国建国60周年・上海市場休場・香港市場休場 米8月個人所得・支出 米8月中古住宅販売保留 米8月建設支出 米9月ISM製造業景況指数 米9月自動車販売 2(金) 【国内】8月失業率(総務省/8:30) マネタリーベース(日銀/8:50) 【海外】2016年夏季五輪開催地決定(コペンハーゲン) 米9月雇用統計 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4 ★FXを極める!★ 9月25日(金) 提供:モーニングスター(株) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― FXを極める=キウィ円の自立 両親の悲痛な声が電話の向こうから聞こえた。 妹が、家を出たそうだ。 今まで兄である僕の存在があって、家の者の関心は僕に集まりがちだった。 それが、僕が独立して家を出ると妹に皆の視線が向かうようになった。 しかし、妹は自立に向けて確実に成長していた。 自己主張は下手だったが、次第に自分の進むべき道を見つけ、自らの意思で 家を出て行ったのだった。 キウィ。 銀行のディーラーはNZドルをこう呼ぶ。NZドル・円は「キウィ円」。 果実が緑のフルーツではなく、ニュージーランドに生息する鳥(この鳥に似 ていることからキウィフルーツはその名が付いたのだが)から取ったもの。 これまでキウィは「オセアニア通貨」として同じ屋根の下に分類される豪ド ルに従う存在だった。NZでは経済指標の発表が少ないこともあり、豪ドルに 材料が出るたびに連動して上下を繰り返した。ただ、ポジションが蓄積しや すいために上下に振れやすく、NZドルに絡む通貨ペアはリスキーと警戒され てきた。 そんなNZドルに、独自の材料が増えつつある。 始まりは5月末。 S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)がNZの予算案発表後、同国の外貨 建て債券の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。金 融危機対応で国債を大量発行し、格下げ懸念に震えていた一部の主要国とは 対照的。 さらに、6月にはRBNZ(NZ中銀)が利下げ予想がくすぶる中で政策金利を2.5% で据え置いた。 彼女は、日本初のシルバーウィークを満喫した。 9月22日には第2四半期経常収支が予想に反して2003年第1四半期以来の黒字 となった。翌23日に発表された第2四半期GDP(国内総生産)は前期比プラス 0.1%。こちらも、マイナスを見込む事前予想を覆す好結果。5四半期連続 のマイナス成長を脱し、イングリッシュ財務相は事実上のリセッション(景 気後退)終了を宣言した。 市場は、2010年初期での利上げを見込んでいる。 豪州と並び、主要国の中で非常時の金融政策から脱却する先頭集団にある。 もはや豪ドルが買われるからではなく、NZドル独自の材料で買われている。 しかし、シルバーウィークの間、米ドル売りが継続したことも忘れてはなら ない。 週が明ければ米国で重要指標が続出する。米ドル売りのトレンドが継続する か、NZドルにとっても重要となる。 ちなみにニュージーランドのキー首相は米金融機関の敏腕為替ディーラー出 身である。 彼はNZドルの強調展開をどうみているだろう。 「総理、売りですか、買いですか」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 5 ★先物・オプションを極める!★9月25日(金) 提供:モーニングスター(株) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 先物を読む 今週(24-25日)、日経平均先物は前週末比30円安の10,310円で取引を終了 した。連休に挟まれた2日間取引だったが、好悪材料が出て変動幅は300円と なった。24日は、東京市場が連休中の間に、NYダウ・ナスダック共に年初 来高値を更新していたことで「買戻しが先行」(中堅証券)して堅調に推移し た。同日発表された8月の貿易統計が7カ月連続で黒字となったことも下支え となった。25日は、現地24日の米国株安を受けて利益確定売りが先行。前日 引け後に、大型公募増資を発表した野村ホールディングスがストップ安まで 売られるなど、地合いの悪化を嫌気した売りが出た。 来週の予定は、国内では29日に8月消費者物価指数、30日は8月鉱工業生産、 8月住宅着工、10月1日には日銀短観が発表される。米国では30日に米第2四 半期GDP(国内総生産)、10月1日に9月ISM製造業景況指数、2日には9 月雇用統計が発表される。日米とも注目の経済指標の発表が目白押し。 日経平均先物は「短期的にはCTA(商品投資顧問)業者の動きに左右され る場面も想定されるが、基本的には10,400円を挟んで上下200円の動き」(中 堅証券)との声があった。 24日時点での日経平均先物のヒストリカル・ボラティリティ(HV)は19.6 %(前週末18日時点22.0%)と低下。インプライド・ボラティリティ(IV) が23.3%(同23.4%)と横這いとなっており、小動きを想定しているようだ。 225先物 主な建玉の状況(-が売り、+が買い) 9/18(金)~9/25(金) (12月限月) 9/18時点 9/24 9/25 推定建玉計 [売越参加者] 大和SMBC -11349 -531 +214 -11666 パリバ -10613 -1528* +473 -11668 ゴールドマン -8319 -1354 +1156 -8517 ソシエテG -5468 +1488* +253 -3727 JPモルガン -4783 -433 -42 -5258 [買越参加者] UBS +9053 +1237 -132 +10158 メリル日本証 +5800 +5800 ニューエッジ +5511 +2031 -4991 +2551 野村 +5043 -1856* +2322* +5509 ドイツ +2633 +518 -1217 +1934 クレディスイス +2464 +1732 -4543* -347 モルガン +942 +38 +516 +1496 注)*は売り玉もしくは買い玉見えず ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 6 ★eワラントを極める!★ 提供:ゴールドマン・サックス ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 大型連休直前・直後のeワラント取引まとめ =========================================================== 土日を含めて5日間に及ぶ大型連休があったため、その直前・直後には普段とは 違う投資戦略を取った方もいるかもしれません。今週は連休前後(9/18終日と 9/24の取引開始から1時間)のeワラント投資動向を簡単にまとめました。実際 にポジションを取っていた方も、「休むも相場」を実践した方も、次回以降の ご参考としていただければと思います。 =========================================================== 【連休前後の取引動向】 ★9・18(9:00~23:50):日経平均は下落。WTI原油先物・金・銅相場軟調、 為替は米ドル以外の主要通貨に対して円高。 ・eワラントDaily Watchの取引金額TOP10(株式、株価指数、バスケット、コモ ディティ)の売買ネットを見てみると、コール・プットともに短期売買に加え て売りが多く、「買い優勢」は1銘柄のみ。対象は日経平均と国内個別株式が中 心。 ・一方為替eワラント・米ドルeワラント取引金額TOP5では米ドル高型(米ドル リンク債コール)の売り、米ドル安型(米ドルリンク債プット)と豪ドル安型 (豪ドルリンク債プット)の買いが多い。NZドル安型(NYドルリンク債プット) の短期売買も。 ・プット・コールレシオは6ポイント下落(取引に占めるコールの割合増)、新 規買い指数は9ポイント上昇(買いに占めるコールの割合増)。 ⇒連休を目前に、手仕舞いを意識した取引が主流。9/24が9月の配当権利付き売 買最終日ということもあってか、連休明けの株式市場は上昇し、一方の為替相 場は円高進行という予想に基づいた取引が相対的に多めの様子。 ------------------------------------------------------------- ★9/24(9:00~10:00。時間に注意):日経平均は開始直後に大きく上げる。 WTI原油先物・銅相場下落。金相場も軟調。為替は対円でユーロ、英ポンド、 豪ドル、NZドル、南アフリカランドが上昇、カナダドルは下落。対円米ドルは ほぼ横ばい。 ・開始1時間の金額ベースでの割合は(eワラント投資家の)売り10に対して買 い9、件数ベースでは売り6に対して買い10程度。 ・eワラント投資家の売りで目立ったのは日経平均コールで取引金額が特に多い。 各種国内個別株式コールの売りも目立ち、相場上昇による利食いと思しき取引 活発。日経平均プットの投げと思しき売りもあり。 ・一方買いで目立ったのはNYダウコール、WTI原油先物リンク債コール、日経平 均コール、米ドル高型(米ドルリンク債コール)。日経平均プットや個別株式 プットを仕込むいわゆる逆張りの取引も少なくない様子。 ⇒コールを仕込んでいた場合はいったん利益確定か。買いと売りの比は金額ベ ースではさほど差はないものの、件数ベースではeワラント投資家の買いが相対 的に多い。 注:9/18および9/24の9:00~10:00の相場動向は参照原資産価格ベース。 ◎ゴールドマン・サックス証券 eコマース部 近藤佐予里◎ ※上記は何らかの行動を勧誘するものではありません。投資にあたっては、外 国証券内容説明書の内容をご確認いただき、ご自身の判断で投資いただきます ようお願いいたします。 ---------------------------------------------------------------------- eワラント、ニアピンeワラントおよびトラッカーeワラントは取引時間内で あっても取引が停止されることがある等、リスクがあります。詳しい情報は ホームページ(http://www.ewarrant.co.jp/beginner/index2.html)の「手数 料及びリスク説明:必ずお読み下さい」をご参照下さい。 ====================================================================== ◇情報満載のeワラント メルマガ登録(無料)はこちら↓ http://www.gs.com/japan/ewarrant/mailmag/mailmag4.html ---------------------------------------------------------------------- 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