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2009/10/09

■とっとり雑学本舗(第736号)

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  ■■■ ■ ■■■    VOL.736・第736号(2009.10.09)
  ■■     ■■    発行者:鳥取県企画部広報課
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 http://www.pref.tottori.lg.jp/          E-mail kouhou@pref.tottori.jp
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  懐かしい昭和の雰囲気を感じられる「昭和レトロ・わが街お宝展」が明日
 から開催。期間中は日交本通りビル(旧とりせん)に昭和レトロ館が開設さ
 れ当時の街角が再現されるなど、昭和に関連したイベントが盛りだくさん。
 ぜひ、おでかけください。

  ○昭和レトロ・わが街お宝展
   開催期間 10月10日から11月8日
   開催場所 鳥取市中心市街地商店街、鳥取商工会議所ビル
   ※詳しい内容はホームページをご覧ください。
    http://www.tottori-inaba.jp/retro/retro.html

=(目次)===============================================================
  1.きょうの鳥取県
     ●いよいよ開催!「日本のまつり・2009鳥取」
  2.とっとり豆知識
     ●鳥取県の方言
  3.編集部の週末レポート
     ●砂丘、時空の旅
  4.おまけ情報
     ●カメムシの季節がやってきました
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             1.きょうの鳥取県 
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 ●いよいよ開催!「日本のまつり・2009鳥取」

   「2009鳥取・因幡の祭典」の祭典記念イベントとして、日本全国の
  お祭りが一堂に会する「日本のまつり2009鳥取」が、いよいよ明日か
  ら開催されます。

   テーマは、「鳥取まつり三昧」。サブテーマの「まつりをせんとや生ま
  れけむ 踊りをせんとや生まれけむ」は、平安後期の歌謡集「梁塵秘抄
  (りょうじんひしょう)」の歌をヒントにしたもので、「いつまでも子ど
  もの頃の気持ちを持ち続け、純真で一所懸命に郷土芸能に打ち込みたい」、
  「子どもたちには、純真に郷土芸能を実践する心を忘れず、健やかに
  育ってほしい」という願いを込めたものなんだそうです。

   今日、9日(金)は前夜祭として、鳥取駅前の風紋広場特設ステージで
  午後6時からオープニングセレモニーと式典が開催されます。続いて若桜
  街道では、前夜祭パレードが3部構成で行われ、麒麟獅子舞34体が一斉
  に舞うなど、オープニングを華やかに彩ります。

   10日、11日とメイン会場の「とりぎん文化会館」をはじめとする、
  鳥取市内4会場で盛大にイベントを開催。日本全国の祭や芸能が集まり、
  地元鳥取県からも60団体が参加します。メイン会場の観覧は既に募集を
  締め切っていますが、県外の参加団体についてはコカ・コーラウエスト
  スポーツパーク会場でも同様の演目が楽しめるそうですよ。

   県内外の祭を目の前で楽しむことの出来るまたとない機会、ぜひお出か
  けください。サブ会場の一つ、コカ・コーラウエストスポーツパークでは、
  鳥取県の農林水産物や食を楽しめる「食のみやこ鳥取県フェスタ」も開催
  されますので、こちらもよろしくお願いします。
                                (R)
    ○日本のまつり・2009鳥取
     会期:10月10日(土)、11日(日) ※9日前夜祭
     メイン会場:とりぎん文化会館 ※入場整理券が必要
     サブ会場 :コカ・コーラウエストスポーツパーク、
           鳥取駅前風紋広場、若桜街道
     ※コカ・コーラウエストスポーツパーク-鳥取駅南口間、
      コカ・コーラウエストスポーツパーク-鳥大付属中臨時駐車場間、
      とりぎん文化会館-鳥取駅南口間は、
      10日、11日に無料シャトルバスを運行します。
     ※パレードの実施中は、若桜街道の一部区間で交通規制があります。
     ※各会場の日程についてはホームページをご覧ください。
      http://www.pref.tottori.lg.jp/matsuri/

    ○食のみやこ鳥取フェスタ
     日時:10月10日(土)10時~16時、
        10月11日(日) 9時~15時
     会場:コカ・コーラウエストスポーツパーク
        (鳥取県立布勢総合運動公園・県民体育館周辺) 
      http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=42012

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             2.とっとり豆知識
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 ●鳥取県の方言

   朝日放送で金曜深夜に放送されているテレビ番組「探偵ナイトスクープ」
  では、かつて日本全国で「アホ」と「バカ」の分布はどのようになってい
  るか調査し、西日本の「アホ」、東日本の「バカ」の境界線を探りました。
  その成果は平成3年に日本方言研究会で発表され、翌年、番組は全日本テ
  レビ制作社連盟賞グランプリを受賞しました。日本国内で方言に違いがあ
  るように、鳥取県内でも東西に方言の違いがみられます。
  
   NHK教育テレビで朝7時から放送している番組「シャキーン」で登場
  した47都道府県の方言を集めた歌「なまら・でら・めっちゃ・ばり・
  でーじ!!」で「すごい」という意味の鳥取県の方言とされている「がい
  な」は米子市など県西部の方言で、鳥取市などの県東部では使われておら
  ず、こちらでは「ごっつい」などと言います。
  
   東部の方言には、京阪アクセントの影響がみられ、西部の方言には、米
  子市から隣の島根県出雲地区にかけて、東北訛りに似た響きがあります。
  このほか、西部では「ありがとう」を「だんだん」と言いますが、東部で
  は使われません。

   また、「めんこ」を東部では「げんじい」と言いますが、西部では
  「ぺったり」と言うそうです。方言について、鳥取県の東部と西部の境界
  線は、因幡国と伯耆国の境界線よりもやや西側、現在の琴浦町辺りのよう
  です。
  
   さて、鳥取県は「アホ」文化圏に属していますが、独特の表現として、
  「ダラズ」または「ダラ」があり、脳みそが「足らず」が語源とされてい
  ます。これは鳥取県の東部、西部のどちらでも使われる表現です。島根県
  でも同様の表現があるため、山陰独自の「ダラズ」文化圏と位置づけるこ
  とができるかもしれません。
  
   ちなみに、鳥取県では体がだるいことを「えらい」と言いますが、これ
  は他の地域では使われていない表現のようです。他県のかたに気を遣って
  「えらそうにしとるけど、どしただ?」(体がだるそうにみえるが、どう
  したの?)と聞くと、「威張っている」と批判したように受けとめられて
  しまいます。ただし、この独特の言い回しは何故か愛知県では通じるよう
  です。
    
   全国ネットのテレビ放送などによって、方言は徐々に消えつつあるよう
  に感じます。地域の人々を強く結びつけているともいえる、独特のぬくも
  りのある表現がなくなることに一抹の寂しさを感じます。近い将来、方言
  を面白おかしく取りあげることも難しくなるかもしれません。
                               (YO)
    ○参考図書
     「全国アホバカ分布考-はるかなる言葉の旅路-」
     (平成8年 松本修 新潮文庫)

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            3.編集部の週末レポート
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 ●砂丘、時空の旅

   10月4日から、県砂丘事務所主催の鳥取砂丘観察会「砂丘、時空の旅」
  が始まりました。この観察会は、10万年を超える鳥取砂丘の歴史の痕跡
  に触れながら、砂丘の生い立ちを学ぶ観察会です。
  
   筆者は関西地方出身ということもあり、鳥取砂丘は知人が遊びに来た際
  に訪れる程度で、砂丘の生い立ちなどは詳しくは知りません。普段とは異
  なる視点で砂丘を知る良い機会と思い、このたび参加してきました。
  
   観察会は、鳥取砂丘横の砂丘事務所前に集合した後、自然公園財団鳥取
  支部の職員のかたによる砂丘の地層構造の説明からスタート。ボーリング
  調査で採取された深さ80メートルの地層の縮尺模型を見ると、10万年
  以上前に降り積もった火山灰層の上に、草などの有機物や砂などが積み重
  なり、現在の砂丘が形成されていることがわかります。
  
   そして、いよいよ鳥取砂丘へ出発します。当日は雲一つない快晴。砂丘
  と青空とのコントラストが美しい絶景が広がっていました。
  
   普段はそのまま日本海を望む「馬の背」へ向かうところですが、今日は
  らくだが並ぶ脇を抜けて、西へと歩きます。歩く途中に自生している植物
  の説明を受けながら「追後(おいご)スリバチ」に到着。眼下には急斜面
  が広がります。
  
   深い穴のようなスリバチが、どうやって出来たのかは諸説あるようです
  が、過去にスリバチの縁に打たれた杭の位置と、現在の縁は何メートルも
  離れていて、時間と共に砂が動いていることが実感できます。
  
   追後スリバチから少し北へ歩くと、「長者ヶ庭(ちょうじゃがにわ)」
  に到着。この辺りは砂ではなく、茶褐色や黄土色をした粘土質の土に覆わ
  れています。約10万年から7千年前に、遠くは阿蘇や屋久島の火山から
  噴出した火山灰が積み重なった地層が露出しているとのこと。そんなに
  古い地層の上に自分が立っていることも驚きでしたが、筆者はそれ以上に
  足下に多数の土器のかけらが落ちていることに驚きました。
 
   なんでも、砂と違って風で動きにくく水にも溶けにくい粘土が残るこの
  一帯は遺跡の宝庫なのだとか。土器のほかにも近世の通貨や、砂丘が陸軍
  演習場だった頃の弾丸などもみつかるそうです。10万年も前の地層に残
  る、縄文時代や江戸時代、明治時代などそれぞれの年代の痕跡を目撃する
  一方で、日々移ろいゆく砂の表情がうかがえる。観察会では、そんな砂丘
  を体感でき、まさに「時空の旅」となっていました。
  
   長者ヶ庭の後は「馬の背」へと移動して散会。あっという間の1時間半
  でした。観察会では「風紋」のできやすい場所や「砂簾(されん)」、
  「砂柱」ができる気候条件など、観察のポイントも教えてもらえるので、
  鳥取砂丘を深く知りたいかたにおすすめですよ。
  
   なお、11月14日までの毎週土曜日には、小学生を対象とした観察会
  「砂丘の不思議発見隊」も開催。「砂丘、時空の旅」とともに事前申し込
  みが必要ですが、参加費は無料。興味のあるかたはぜひお問い合わせくだ
  さい。
                               (YY)
    ○「砂丘、時空の旅」及び「砂丘の不思議発見隊」の申込先
     県砂丘事務所 電話 0857-22-0582  

     ※両観察会ともに詳しくはホームページをご覧ください。 
      http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=119813

    ○「砂丘、時空の旅」
     開催日 11月15日までの毎週日曜日(10月18日は除く)
     時間  午前10時から午前11時半まで
     定員  先着40名

    ○「砂丘の不思議発見隊」
     開催日 11月14日までの毎週土曜日
     時間  午前10時から午前11時半まで
     定員  先着40名
     その他 保護者の同伴が必要です。

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             4.おまけ情報
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 ●カメムシの季節がやってきました

   初秋の爽やかな季節。1年の間でも過ごしやすい気候になりましたね。
  しかし、快適に過ごせる季節に水を差すかの如く、「茶色のニオイ爆弾」
  が静かに忍び寄ってきました…。
  
   カメムシの襲来です!
   
   山間部にお住まいのかたなら毎年、春と秋はカメムシの存在にお悩みで
  はないでしょうか。かく言う私も、鳥取県八頭郡の山間部に生まれ育ち、
  幼い頃からその存在に怯えてきた1人です。学生時代、教室でカメムシが
  頭上を飛び回り授業にならなかったこと。服にカメムシ独特の臭いが染み
  ついてしまい、行く先々でカメムシ臭を振りまいたこと。カメムシにまつ
  わる思い出は尽きません。

   カメムシの仲間は世界で約5万5千種類が確認され、日本では約8百種
  類以上が生息しているそうです。鳥取県立博物館の川上靖さんにお話では、
  鳥取県では正式に調べられていませんが、間違いなく2百種以上は生息し
  ているだろうとのことです。

   よく屋内で見られるのは「クサギカメムシ」という種類です。10月か
  ら11月ごろになると越冬のため集団で家屋に侵入し、春先に目覚め活動
  を再開します。蛍光灯の周りを縦横無尽に飛び回り、布団や洗濯物に忍び
  込む。数匹ならまだ我慢も出来ますが、どこからともなく延々と出現する
  カメムシには、お手上げ状態です。

   このように嫌われ者のイメージが強いカメムシですが、ほとんどの種類
  は、私たちに害を与えることもなく、自然界の一員として生きています。
  ちなみに、カメムシ目のうち「サシガメ」といわれる虫は、人間にとって
  害虫であるヤスデなどのほかの生物を刺して捕食する、害虫捕食者にもな
  るそうです。
 
   私の出身地ではカメムシのことを「じょろむし」と呼んでいます。鳥取
  県内でもいろいろ呼び名があるようで、「へこきむし」「はっとうじ」
  「おあ」「ぎゃーざ」など、さまざまです。なんと、全国には
  「ジョンソン」と呼ぶ地域もあるのだとか。
  
   「ジョンソンが出たぞー!」
   「ジョンソンを退治しろー!」
  
   実在の「ジョンソンさん」が聞いたらご立腹かもしれませんね。

   一般的には嫌われているカメムシ。でも「臭い」があるだけで、ほとん
  どのものは毒や刺すなどの危険はありません。各地でさまざまな呼び名が
  あることからも、身近な存在であることが伺えますね。みなさんの地域で
  はなんと呼びますか?
                               (NP)
    ○参考図書
     「日本原色カメムシ図鑑」
     (平成5年 全国農村教育協会 監修 友国雅章)

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 発 行:鳥取県企画部広報課
      〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1-220
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・お問い合わせメールは、kouhou@pref.tottori.jpへ。
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