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2009/10/02

■とっとり雑学本舗(第735号)

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  ■ TOTTORI   ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
   ■■■■■■■■   ┃と┃っ┃と┃り┃雑┃学┃本┃舗┃
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  ■■■ ■ ■■■    VOL.735・第735号(2009.10.02)
  ■■     ■■    発行者:鳥取県企画部広報課
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 http://www.pref.tottori.lg.jp/          E-mail kouhou@pref.tottori.jp
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  朝晩だいぶ涼しくなって、秋の訪れを感じますね。秋と言えば芸術の秋。
 県内では11月30日まで鳥取県総合芸術文化祭(愛称「とりアート」)が
 開催中。芸術を楽しんでおなかが空いたら今度は食欲の秋。ということで、
 今週は食欲の秋に関する話題からお届けします。

    ○鳥取県総合芸術文化祭「とりアート」
      http://www.artsfriend.com/sogeisai/  

=(目次)===============================================================
  1.きょうの鳥取県
     ●食欲の秋、それは「B級」で決まりッ!
  2.とっとり豆知識
     ●「愛の通学トンネル」
  3.おまけ情報
     ●読書の秋 私のオススメ
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             1.きょうの鳥取県 
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 ●食欲の秋、それは「B級」で決まりッ!

   今、手頃な値段で満腹になって、その地方でしか食べられない「B級グ
  ルメ」が全国的に盛り上がってますよね。先月、秋田県横手市で開催され
  た「B-1グランプリ」も、大いに賑わったとか。
  
   そんな中、鳥取県でも今週末、「とうふちくわ」をはじめとする、県内
  外のB級グルメが集う祭典「鳥取B級グルメフェスタ2009」が開催さ
  れます。
  
   鳥取県からは、「とうふちくわランチパック」、「鳥取カレー鍋」、
  「とうふれーくパフェ」が登場。ちなみに、このパフェは、クリームと
  とうふのコラボが絶妙なスイーツで、若者のアイデアをもとに開発された
  ものだとか。
  
   県外からも、「B-1グランプリ」で2度のグランプリに輝いた「富士
  宮やきそば」や、今年3位に選ばれた岡山県の「津山ホルモンうどん」な
  ど、有名なB級グルメが大集合します。
  
   イベントを企画された実行委員会のかたにお話をうかがったところ、
  「B級グルメは、その地域に行かないと食べられないもの。近畿・中国を
  代表するB級グルメが集まるのは、鳥取県では初めてのこと。是非とも来
  場していただき、このB級グルメを味わってほしい。」とのことでした。
  また、会場では、ご当地ソングの披露など各地域のPRも行われるそうで
  す。
  
   地元の人が誇りに思い、こよなく愛するB級グルメ。食欲の秋を、この
  フェスタで満喫してはいかがでしょうか。
                               (KK)
    ○鳥取B級グルメフェスタ2009
     開催日  10月3日(土)~4日(日)小雨決行
     時間   午前10時から午後4時
     会場   JR鳥取駅南口「鉄道記念公園」一帯
     問合せ先 鳥取B級グルメフェスタ2009実行委員会
             電話 0857-25-5507
      http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=120000

    ○とっとり雑学本舗第729号
     食に関連した「おいしい」「楽しい企画」が実施されます
      http://www.pref.tottori.jp/kouhou/mlmg/topics/729_3.htm

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             2.とっとり豆知識
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 ●「愛の通学トンネル」

   先日、ドライブ中に通ったトンネルの側に「愛の隧道(ずいどう)」と
  記された記念碑がありました。そのトンネルの名前は苦さこ(「にがさこ」
  サコの字は土ヘンに谷)トンネルといいます。

   苦さこトンネルは、米子市から国道181号線を南下し、国道482号
  線と交わる江尾交差点を左折。蒜山方向へ車でしばらく走ったところにあ
  り、蒜山方向と反対向きの江尾方向とがそれぞれ1車線の独立した構造に
  なっています。前者が「苦さこ隧道」、後者が「苦さこ第二トンネル」と
  いう名称で、総称して苦さこトンネルと呼ばれています。
  
   このうち、昭和27年に完成した「苦さこ隧道」は、約8キロメートル
  先にあった米沢小学校に通う児童たちのために、なんと地元の住民達に
  よって掘られたトンネルです。
  
   トンネルがない時代、下蚊屋(さがりかや)や助澤(すけさわ)集落の
  子ども達は、急峻な峠道を通学していました。特に冬季は1メートルにも
  及ぶ積雪もあり、険しい道のりとなります。このような状況を憂慮した両
  集落の住民達は、トンネルを設けることを思いたちました。
  
   まず、住民達は県に対してトンネル掘削の許可を求めましたが、当時の
  日本が終戦後の占領下であったため認められませんでした。しかし、谷の
  埋め立て用の土砂をとるための穴掘りなら認められるということになり、
  実質的にトンネル掘削がスタートしました。
  
   トンネルを掘る作業はすべて人力で行われました。つるはしとスコップ
  で山を掘り進み、掘った土砂はもっこで運び出すなど重労働でしたが、住
  民達は交代で作業に当たりました。
  
   2年もの月日を要し、ついに完成したトンネルは、長さが200メート
  ルもありましたが、高さは2メートル、幅は1.5メートル程しかなく、
  人がやっと通れるほどの大きさだったそうです。しかも両側から掘り進め
  たため中央部に3メートルの段差が生じ、そこには木製の階段をつくって
  間に合わせるなど、決して立派なものではありませんでした。しかし、こ
  のトンネルのおかげで、安心して子ども達は通学できるようになったので
  す。
  
   後に建設省によりトンネルは拡張され、内側をコンクリートで覆われた
  本格的なものとなりますが、完成当時は「愛の通学トンネル」として新聞
  に取り上げられ、子どもの安全を願う保護者の思いが称賛されました。実
  際にトンネルを目の前にすると、子どものためとはいえ、本当に大変だっ
  たろうなと当時の苦労が偲ばれます。
  
   まもなく奥大山は紅葉の季節を迎え、トンネルの近くある南大山大橋か
  らは大山南壁の雄大な景色を眺めることができます。景色を楽しんだ後は
  トンネルもご覧になって、子を思う親の愛情の深さを感じてみてはいかが
  でしょうか。
                               (MK)
    ○参考図書
     「江府町史」(昭和50年 江府町町史編さん委員会)

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             3.おまけ情報
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 ●読書の秋 私のオススメ

   秋と言えばやはり食欲の秋ですが、私にとっては読書の秋。いつも月に
  2冊は本を読む私ですが、毎年秋になると読書量も増えてしまいます。
    
   そんな私が最近読んだオススメは、倉吉市出身の作家、丁田政二郎
  (ちょうだせいじろう)さんの「どがでもバンドやらいでか!」です。昭
  和60年代の倉吉を舞台に、熱いハートを持つ高校生の主人公が、友人を
  見返すためにバンドを組んで文化祭での演奏に青春をかける痛快な物語で
  す。
  
   この小説のおもしろさは、バンド仲間との笑えるやりとりや感動的なラ
  ストシーンなど、ストーリーはもちろんですが、方言をふんだんに使った
  会話の中にあります。「なぁにやっとるだいやぁ~」と高校の先生に怒ら
  れているシーンなど、自分の高校時代を思い出します。

   著者の丁田さんにお話を伺ったところ、「方言には特に苦労しました。
  担当編集者に言われて仕方なく直した部分が数カ所ありますが、それ以外
  は普段の言葉をそのまま伝わるように工夫しました。」とのこと。
  
   また、主人公が恋心を抱く同級生と打吹公園で会話するシーンなど、懐
  かしい倉吉の風景や白壁土蔵群などの街並みが脳裏に浮かぶ描写も、この
  小説の魅力の一つ。
  
   デビュー作となったこの小説に続き、9月中旬には、「ぼくの歌が君に
  届きますように」(ポプラ社)が刊行されました。丁田さんを含め6名の
  作家の共作で、さまざまな種類の音楽と青春を掛け合わせた短編小説集と
  なっています。
 
   短編小説は普段読書をしないかたでも読みやすいと思いますので、ぜひ
  丁田さんの作品で読書の秋を楽しんでみてください。    
                               (MX)
    ○「どがでもバンドやらいでか!」
     発行 ジャイブ(ピュアフル文庫)
     定価 588円(税込)
     仕様 A6判
  
    ○「ぼくの歌が君に届きますように」
     発行 ポプラ社
     定価 1,575円(税込)
     仕様 B6版

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 発 行:鳥取県企画部広報課
      〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1-220
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