2009/04/17
■とっとり雑学本舗(第711号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ TOTTORI ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ■■■■■■■■ ┃と┃っ┃と┃り┃雑┃学┃本┃舗┃ ■■■■■■■■ ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ ■■■ ■ ■■■ VOL.711第711号(2009.04.17) ■■ ■■ 発行者:鳥取県企画部広報課 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.pref.tottori.lg.jp/ E-mail kouhou@pref.tottori.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4月から始まった新しい県政テレビ、”とっとりTRY(トライ)!”。 明後日19日は、世界砂像フェスティバルの様子を生中継でお伝えします。 山陰両県にお住まいのかたは、ぜひご覧ください! ○県政テレビ“とっとりTRY!” 放送時間 毎週日曜日朝10時25分から40分まで 放送局 日本海テレビ http://www.pref.tottori.lg.jp/try/ =(目次)=============================================================== 1.きょうの鳥取県 ●いよいよ開幕!「2009 鳥取因幡の祭典」 2.とっとり豆知識 ●戦国時代の鳥取に戦った山中鹿介(上) 3.おまけ情報 ●彫刻のある風景〜米子彫刻ロード〜 ======================================================================== ------------------------------------------------------------------------ 1.きょうの鳥取県 ------------------------------------------------------------------------ ●いよいよ開幕!「2009 鳥取因幡の祭典」 「2009鳥取因幡の祭典」がいよいよ明日開幕します。無料の高速道 路「鳥取自動車道」の鳥取県側の開通を記念して、県東部の因幡(いなば) 地方で来年3月までの1年間、さまざまなイベントが展開されます。今日 は、祭典のオープニングイベントとして開催される「世界砂像フェスティ バル」をご紹介しましょう。 このフェスティバルの目玉は、なんと言っても砂像展示ゾーン。世界各 国から集まった砂の彫刻家が「世界の童話」をテーマに制作した10体の 砂像を間近にみることができます。 これらは、フェスティバルに先立って開催された「世界砂像選手権in とっとり砂丘」の参加作品。ちなみに昨日表彰された優勝作品はオランダ のマテイン・リガースさん作「さまよえるオランダ船の物語」。賞金1万 ドルが贈られました。 そして会場奥の高台には、高さ8メートル、幅約30メートルの巨大な シンボル砂像がそびえます。「ガリバー旅行記」や「ジャックと豆の木」 といった童話を題材にした砂像は迫力満点。ガリバーの前ではまるで小人 になった気分です。捕らえられたガリバーの表情など、その繊細なつくり も見のがせません。 会場内の砂像は大小合わせて19体。なんと2,700トンもの砂が使 われているそうです。ちなみに選手権砂像は、一辺10メートル、高さ6 メートルの階段状ピラミッドのような型枠で作った砂の山から削り出され たもの。純粋に砂と水だけで作られており、表面に有機性ののりを水で溶 いて吹きかけるだけというから驚きです。制作過程に興味のあるかたは、 「世界砂像フェスティバル」のサイトで詳しく紹介されていますよ。 世界砂像選手権の総合プロデューサーで砂像彫刻家の茶圓勝彦(ちゃえ んかつひこ)さんにお話をうかがいました。「開幕を前にもう、わくわく していますよ。春にこれだけの天候に恵まれるのは奇跡的。雨のストレス を感じることなく制作に集中できました。各国の選手達も本当にラッキー だと言っています。」実際、選手権の制作期間のほとんどが快晴。「弁当 忘れても傘忘れるな」という言葉がある鳥取県でこれってとても珍しいこ となのです。 この日、茶圓さんが仕上げをしていたのは「ウェルカム砂像」。会場に 入って最初に迎えてくれるフェスティバルの顔ですね。砂像には「因幡の 白うさぎ」の主人公である大国主命(おおくにぬしのみこと)と「おたね 伝説」のおたねさんが表現されています。印象的だったのは、柿の木に上 る下半身が蛇のおたねさんが、まるで女神のように美しく魅力的なこと。 「きれいな女の人だったと聞いたので・・・」と笑顔の茶圓さん。伝説を ご存知ないかたは当本舗第41号をご覧ください。 そのほか、砂遊びやミニ砂像制作体験ができる体験ゾーン、鳥取県なら ではの食べ物と名産品などが楽しめるグルメ&バザールゾーンもあり、楽 しみかたはいろいろです。また、夜間は砂像がライトアップされるので、 またひと味違う幻想的な世界が楽しめるだろうと筆者も楽しみにしていま す。 なお、会場へはJR福部駅などから発着する便利なシャトルバスをご利 用ください。シャトルバスは通るコースも魅力的なんです。丘陵地に広が る、らっきょうや二十世紀梨の畑がご覧になれます。 祭典のテーマは「ゆっくり ゆったり とっとり体験」。どうぞ景色も ゆったりとお楽しみください。 (MN) ○世界砂像フェスティバル 開催期間 4月18日(土)〜5月31日(日) 開場時間 午前9時から午後9時まで(入場は午後8時締切) 入場券販売時間 午前8時30分から午後8時まで ○2009鳥取因幡の祭典 http://www.tottori-inaba.jp/ ○世界砂像フェスティバル http://www.tottori-inaba.jp/sazofes/ ※交通アクセスの情報もこちらから ○鳥取自動車道開通 http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=96948 ○とっとり雑学本舗第41号「おたね伝説」 http://www.pref.tottori.jp/kouhou/mlmg/topics/41_2.htm ------------------------------------------------------------------------ 2.とっとり豆知識 ------------------------------------------------------------------------ ●戦国時代の鳥取に戦った山中鹿介(上) 今年は長持ちしていた桜ですが、今週に入って県内の平野部では花びら も散り、変わって若葉の香る季節に移りました。鳥取市鹿野町にある鹿野 城跡も桜の名所の一つで、城主であった亀井茲矩(かめいこれのり)は善 政をしき、多くの業績を残したことで有名です。 鹿野城跡に散る桜を眺めていると亀井茲矩の義父にあたる山中鹿介(や まなかしかのすけ)のことが思い起こされます。以前読者アンケートで山 中鹿介を取り上げて欲しいという声を頂いていたこともあり、彼はどのよ うに戦国の鳥取を駆け巡ったのか、自分なりにそのアウトラインを駆け足 で辿ってみました。 山中鹿介は、幼名を甚次郎(じんじろう)、実名は幸盛(ゆきもり)、 通称は鹿介ですが、講談などで鹿之助とされたものもあるようです。「我 に七難八苦を与えたまえ」と月に祈ったという逸話などが有名ですね。 1545年に生まれた幸盛が1578年に亡くなるまで活躍した16世 紀後半といえば、天下を目指す信長、秀吉などの武将や、群雄割拠する戦 国大名が、互いに、ついたり離れたりしながら勢力争いを繰り広げる戦国 の時代。 当時、今で言う中国地方東部は、いわゆる天下統一を目指した信長・秀 吉らと西日本最大の戦国大名とも言われる中国地方の毛利氏との戦いの前 線にあたり、各地で激しい戦いが行われました。そこに位置する鳥取県も その舞台となったわけです。 1580年と81年の二度にわたる鳥取城を巡る戦いはとりわけ激しく、 兵糧攻めにより秀吉軍が勝利した話はよく知られているところですが、こ れは、石見国(島根県)から丹後半島(京都府)まで山陰地方一帯を巻き 込んだスケールが大きく激しい戦いの象徴的な場面でした。 さて、幸盛が活躍したのはその鳥取城の戦いより少しだけ前の時代。幸 盛は現在の島根県安来市広瀬町冨田にあった富田城を拠点とする尼子氏の 家臣でした。1560年に尼子晴久が亡くなり義久が家を継ぎましたが、 当時勢力が盛んだった毛利元就の脅威にさらされていました。 1566年にはついに富田城が毛利方の手に落ち、その後家臣として幸 盛は尼子の再興を図ろうと、東奔西走し戦い続けることになるわけです。 次回は、幸盛の奮闘とその後についてお伝えしたいと思います。 (V) ------------------------------------------------------------------------ 3.おまけ情報 ------------------------------------------------------------------------ ●彫刻のある風景〜米子彫刻ロード〜 昔から日本全国を旅行するのが好きな筆者ですが、旅先の様々なところ で、趣向を凝らしたまちづくりが進められているのを感じます。県内では、 境港市の「水木しげるロード」などがその代表格と言えるでしょう。そし て、ロードと言えば「米子彫刻ロード」がありますが、みなさんご存じで すか。 米子を何度も訪れている筆者ですが、ロードの存在を知らず、知人から、 「米子の駅前にカバがいる」と言われても分からなかったので、実際に見 に行ってきました。後ろから見ると大きな岩のように見え、正面に回って みるとカバの彫刻。こういった彫刻が並ぶアートな散歩道が、「米子彫刻 ロード」です。 この「米子彫刻ロード」は「彫刻のある町、出会い・ふれあい」をテー マに草の根から広がった町づくりと文化創造の運動(彫刻シンポジウム) により生み出されました。シンポジウムは、昭和63年から2年に1回、 平成18年まで10回開催され、今では全部で58体の彫刻があります。 この中には、以前に当本舗でも紹介している鳥取県出身の彫刻家・辻晉堂 (つじしんどう)の作品もあります。 ロードは、米子駅前から米子市文化ホール方面など約3.6キロメート ルの散歩道として整備されています。彫刻は人の背丈程度のものもあれば、 3メートルを越す巨大なものもあり、非常に迫力があります。先ほど紹介 した「カバ」は、3人ぐらいで腰が掛けられる大きさの作品です。 5月には、平成18年を最後に休止となっているシンポジウム再開の気 運を盛り上げるため、「米子彫刻シンポジウム参加作家25人展」が開催 されます。作家の彫刻にかけた思いを想像しながらロードを散策し、併せ て作品展も見ると何か新しい発見があるかもしれませんね。 (KK) ○米子彫刻シンポジウム http://www.yonago-city.jp/bunka/symposium.htm ○米子彫刻シンポジウム参加作家25人展 会場:米子高島屋(米子市角盤町1丁目) 期間:5月20日(水)〜26日(火) 主催:米子彫刻シンポジウム実行委員会 ○とっとり雑学本舗第492号「陶彫の世界を形成した辻晉堂」 http://www.pref.tottori.jp/kouhou/mlmg/topics/492_2.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行:鳥取県企画部広報課 〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1-220 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・お問い合わせメールは、kouhou@pref.tottori.jp へ。 ・登録/解除は、 http://www.pref.tottori.jp/kouhou/mlmg から。 送信メールアドレスの変更は一旦配信解除してから新規購読して下さい。



