2009/03/11
[Kataro Syuwa :Note.132] 手話通訳士の合格率から邪推する
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メールマガジン 「語ろうか、手話について」
Note.132 2009年 3月11日発行
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皆さん、こんにちは。またPCが壊れた徳田です。
まだ、メインPCが修理から戻ってきません。ということで、デスクトップで
の作業です。パワーはあるし、画面サイズも大きいですけど、環境整備をサ
ボっていたので、使いにくいんですよね。基本的にサーバー扱いだったので。
これを機会にツールのインストールとかしていますが、面倒だなぁ。
早くメインPCが修理から戻ってこないかな。
と思っていたらですね、久しぶりにPC要約筆記の集まりに参加した場で、入
力用のPCが壊れました...
2度あることは3度あると言いますが、もう壊れて欲しくないです...
お金もないし。
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そんなこんなで、IEのブックマークも初期状態の環境からお送りする「語ろ
うか」です。ネタ集めの検索するのも一苦労です。そんなこんななので、今回
は短めです。次回も短めかも...
書き貯めネタも全部吐き出してしまったので、日聴紙の気になった記事を取
り上げます。
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日聴紙によれば、手話通訳士の合格者発表が1月末にあったそうです。
897名が受験して、297名の方が合格したそうです。約3割の方は、おめでと
うございます。頑張ってください。
さて、日聴紙で、気になったのは、今回の合格率。33%だそうです。
そんなに高かったかな? と思ったので、ちょっと調べてみました。
厚労省のサイトに1回目からの推移が載っていましたので、引用します。
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1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
受験者数(名) 1082 640 541 411 378 430 510 606 619
合格者数(名) 197 124 111 81 93 70 74 57 86
合格率(%) 18.2 19.4 20.5 19.7 24.6 16.3 14.5 9.4 13.9
10回 11回 12回 13回 14回 15回 16回 17回 18回 19回 20回
726 893 1018 910 1,008 1,124 1,109 1,011 1,034 961 897
71 50 63 40 98 117 113 116 228 246 297
9.8 5.6 6.2 4.4 9.7 10.4 10.2 11.5 22.1 25.6 33.1
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元資料: 厚生労働省 第20回手話通訳技能認定試験の合格発表について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/01/h0130-1.html
パッと見でわかるとおり、ここ数年の合格率の上昇が目を引きます。
Wikipediaでも、「平均合格率は10%」となっているので、私が合格率が高く
なったと感じるのは、もっともな感じがします。
特に上がっているのが、3年ほど前から。
国リハとか、世田谷が、合格者を量産するようになったのかな? と思ったの
ですが、同じ資料に載っている別の表によれば、特に増えている合格者は50歳
代。どう考えても、卒業生ではありません。若い方はむしろ減ってます。
となると、2006年頃に何かあったのか?
で、軽く検索したら2006年というのは伊東雋祐先生が亡くなった年ですね。
あと、自立支援法で手話通訳が地域生活支援事業に組み入れられた年!
これは偶然か?
法律により、地域ごとに通訳者を置くが出てきた。だから、通訳士を増やし
た?
さらに、まさかとは思うけど、伊東先生が亡くなって、どこぞの団体同士の
わだかまりが手打ちになった? いや、それは邪推のしすぎだな...
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通訳士試験は難しすぎると思っていたので、私は4割ぐらいまで合格率が増
えるのは構わないとは思いますけどね。
試験は難しければいいって訳じゃないですから。なんの関係があるのかわか
らんような試験内容も含まれていますし、率の面からも介護福祉士ぐらいの合
格率(約45%)までは上げてもいいと思うんですよね。
確かに、昔よりは合格しやすいのですから、質は低下するでしょう。でも、
所詮ボランティアやパート並の地位しかない手話通訳に質を求めるのは酷な話
ではないかと思います。
質を求めるなら、資格制度の方ではなくて、手話通訳が職業として成り立つ
環境を作る方が有効でしょう。
ただ、合格者が50代以上が多いという、通訳者の高齢化が気になるところで
す。
あと、これから手話通訳士の合格者がもっともっと増えるとなると、全通研
と全日ろう連が進めている統一試験との軋轢が深刻化してくるでしょうね。
あー、そういえば、どこぞで研修センターと情文センターのなわばり争いが
激しくなっているって噂は聞いたっけ。あんまり首を突っ込みたくない噂です
けど。
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では、次回の語ろうかをお楽しみに。
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