2009/02/25
[Kataro Syuwa :Note.130] 怠惰権だそうですよ!
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メールマガジン 「語ろうか、手話について」
Note.130 2009年 2月25日発行
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皆さん、こんにちは。順調にメルマガを発行している徳田です。
次回まで書きため原稿です。これを書いているときは討論集会前です。そう
です、風邪でお休みしているため、時間があるので原稿が書けるわけです。そ
う考えると、風邪になるのも人世万事塞翁が馬ですな。
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もう再放送も終わりましたが、NHK教育の「ろうを生きる、難聴を生きる」
で、おぉぉ、と思う言葉が飛び出しました。「怠惰権」ですって、怠惰権!
えっと、順を追って説明しましょう。
2月初めの「ろうを生きる、難聴を生きる」では、大学でのノートテイクの
問題を取り上げていました。
四国学院大学では、学生によるボランティアで手書きとPCによるノートテイ
クが行われているそうです。職員がコーディネーターになって、派遣の調整を
するそうですが、ボランティアですから、人手不足と、質の問題がなかなか大
変そうです。
その中で、「一生懸命ノートテイクしているのに、聴覚障害を持つ学生さん
が寝ていたり、携帯を見ていたりすると、ガックリする」という声が紹介され
ていて、私は「最近の学生は、携帯まで見ちゃうのか、すごいな」と思いまし
た。
でも、その次で、もっと驚いた。
それについて担当の先生が、「携帯は書いてもらう人のことを考えると、や
めようね、と言っているが、寝てしまうのは、んー、いわば『怠惰権』とでも
いいましょうか。仕方ない面もありますよね」みたいなことを言ったんです。
おおーー、と思いました。言っちゃったよ、この先生。
でも、正直、私も共感します。学生のとき、よく寝たから。
寝てしまうと言えば、NHKでの昔のある人の発言を思い出す人もいるでしょ
う。
すごく前に、同じNHK教育の、この前の番組「聴覚障害者の時間」で、情報
保障を取り上げたことがありまして、そのときは手話が中心に取り上げられて
いたと記憶しています。
そこで、学生の代表の人が、「寝てしまう、つまり、私たちにはサボる権利
がある」と言い切ってしまいました。番組では普通にそれが流れたのですが、
それを見た人たちが、えらい勢いで怒ったようで、その学生さん、相当怒られ
て、かなりヘコんだらしい、ということを人づてに聞きました。(その学生さ
んとは、面識がないので、本当かどうか知りませんけど)
そんなことがあった頃と比べると、先生が「怠惰権」なんて言ってくれるな
んて、世の中変わりましたなぁ。
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私は、学生として寝たこともありますし、教育実習で高校生相手に授業をし
て生徒の半分ぐらいに催眠術をかけたこともありますし、要約筆記をしていて
寝られてしまった経験もありますので、それぞれの立場からの気持ちがとても
とてもよくわかるのですが、それぞれの立場の気持ちを総合してもですね、一
番強く思うのは、まぁ、寝てしまうのは「しょうがない」のではないかと。
権利というのは言い過ぎにしても、しょうがないぐらいが適当なんじゃない
ですかね。寝ないようにするのがベストでしょうけど、夜中に面白いドラマが
放送されていたり、ドラクエが発売された次の日だったりすると、まぁ、寝な
いのは無理でしょ。人間そんなものだと思うのですよ。
一番、悔しいのはノートテイクしていて、寝られてしまう時でしょうけど、
そのときは、聞いていないことと同じとして、ノートテイクも休んじゃうとか
ね。もしくは、ノートテイクは機械も同然として、淡々とやるとか。早く音声
認識装置が実用レベルになれば、こんなことで悩まなくていいんですけどね。
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では、次回の語ろうかをお楽しみに。
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