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2007/08/29

[Kataro Syuwa :Note.108] 自立支援法時代の通訳依頼方法

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Note.108                                            2007年 8月29日発行
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  皆さん、こんにちは。夏バテから復調しないままの徳田です。
  そうは言っても、会社には行かないとならないし、千通研の機関誌を作らな
いとならないし、他打ち合わせやらなんやらとこなす毎日です。でも、会社は
ちょっと休んでしまったので、第二の夏休みみたいになってしまいましたが。

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  今日は、先日、要約筆記をやりながら思ったことを徒然と。

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  要約筆記と言っても、私がやっているのはパソコン要約筆記。しかも、うち
の方針は「できるだけ全部入力」なので、理念的には要約でもないんですけど
ね。ま、それは、今回とは関係ない話なので、また別の機会に。

  で、私の方のパソコン要約筆記はボランティアですが、一応、守秘義務もあ
るので、細かいことは言いませんけど、先日の依頼は会場が東京23区のど真ん
中で行われたのに、手話通訳は埼玉から来たんですよ。
  そして、パソコン要約筆記を担当する我々は「千葉県パソコン要約筆記研究
会らびっと」。どちらも他県から来ています。

  我々は派遣とか関係なく、ボランティアなので正確には自立支援法とは関係
ありませんし、手話通訳がなんで東京でなくて埼玉から来たのかも詳しくは聞
かなかったので、どんな理由があるのかはよく知りません。

  しかし、こういう事態は再構築委員会の報告書でも提起されていましたが、
地域がまたがったときの対応について、自立支援法は何も考えていません。弱
点と言えるぐらい無策です。
  以前、全通研東京支部の人が、「墨田区の人が、世田谷区で交通事故にあっ
て病院に運ばれたとき、通訳は墨田区に頼まないとダメかもよ」と都内の通訳
事情を冗談交じりに言っていましたが、いや、もしかして、冗談ではなくなっ
てきているかもしれないと思います。その後、都の派遣センターは真綿で首を
絞められる状態になっていますから。

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  これは自立支援法が悪いというよりも、自立支援法になっても全然解決され
ていない問題です。もっとも、派遣事業が市町村単位になったので、問題がさ
らに難しくなったことは事実です。

  ちょっと脇道にそれますが、自立支援法になって、派遣事業の実施率が高く
なったのは、ある意味いいことだとは思います。
  「ある意味」というのは、他に感じることがあるわけで。
  派遣事業の法制化は、本来はきちんと市町村ごとに実施するから、通訳者人
数も増えるはず、層も厚くなるはずと私は思うのですが、結局のところ、千葉
なんかは県レベルのセンターが委託事業費を集めまくるだけで、通訳者の数は
同じなのに、仕事が増える、という数字のマジックに終わってます。
  これはこれで変だと思うのですが、また今度、語ることにしましょう。

  とにかく、地域を越えて通訳を依頼する方法は、なんとかしないと、不便で
しょうがありません。
  全日ろう連は、何か策を考えているのでしょうか? まだ有料問題ばかりこだ
わっているのでしょうか? (先日の日聴紙は、問題は有料だけではないみたい
なことが書いてありましたが。)

  むしろ、有料でも、全国統一価格でどこでも来てくれる通訳の方がありがた
いように思います。

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  では、次回の語ろうかをお楽しみに。

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