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不動産金融アナリストの井出保夫が、難解とされる不動産証券化のしくみを基礎からやさしく解説します。ビギナークラスの不動産、金融、建設セクターに勤めるプレーヤー向きの内容です。大学生も歓迎します。

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2005/06/08

井出保夫の不動産証券化教室 第115回

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井出保夫の不動産証券化教室 第115回 平成17年6月8日


日本の不動産が豪州REITとしてシドニー市場に上場

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豪州(オーストラリア)の投資銀行:バブコック・アンド・ブラウンは、先月日本の不動産を対象に
した資産総額約500億円の投資ファンドを立ち上げて、豪州版REITと呼ばれるLPT(Listed
 Property Trust)としてシドニーの豪州証券取引所に上場させた。日本の不動産に特化した
ファンドの海外上場は初めてであり、しかもそれが豪州市場だったことが話題となっている。


このLPTの名称は「バブコック&ブラウン・ジャパン・プロパティ・トラスト」で、豪州の投資家から
集めた3億豪ドル(約250億円)に、ほぼ同額の借り入れを加えた約500億円規模のファンドで
ある。


対象物件は事務所ビル8件と商業施設4件で、合計床面積は11万9000 平方メートルとなる。
立地は東京・中央区、港区、新宿区、渋谷区の都心部のほか、横浜市や川崎市の物件で、
平均入居率は97%程度と良好だという。賃貸料収入のほか、値上がり時には転売益も狙う
方針を掲げている。また、将来は首都圏以外での物件取得も考えられるという。予想配当利回
りは来年6月期で8.7%、さらに投資家が外国税額控除を適用すれば10.1%まで高まるという。


豪州では1971年に上場不動産投資信託の市場が創設され、市場規模は約800億豪ドルで
日本の3倍以上となっている。米欧の不動産に投資するファンドも数多いが、バブコック社は
回復基調の日本市場に目を付けたのだろう。


今後、日本の不動産を対象にしたファンドの海外上場が増えることが予想される。不動産ファンド
を上場したければ、何も窮屈な日本の証券市場に限定することはない。豪州以外では市場規模
は小さめながら、欧州にもREIT市場は拡大しつつあるのだ。



≪ 講演会のお知らせ ≫

テーマ:小規模不動産の流動化業務と小口ノンリコースローンの実務
日 時:6月22日(水) 15:00〜18:00
場 所:大阪・梅田 阪急ターミナルビル17階会議室
参加費:6,000円
締 切:定員100名(あと若干名)
大阪の不動産投資顧問会社(株)ジェイ・アムズ主催の不動産証券化ビジネスセミナーで井出
が講師を務めます。
お申込/お問合等は、同社ホームページ http://www.j-ams.jp  Tel 06−6243−5115 まで
どうぞ。

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URL http://www.hi-ho.ne.jp/idex/

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http://www.kaijo.com/

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