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2009/06/22

日本安全保障倫理啓発機構

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―――――■―■―■■―――――――――【武道通信かわら版】
――――■■■■■■■■――――――――6/22  2009 vol.241
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―――――■―■■―■―――――――――インターネットで読む
―――――■―■―――■――――――――『武道通信』
――――■■■■■■■―■―――――――サブマガジン
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 http://www.budotusin.net              東京都 国立市東3-4-8
 sugiyama@budotusin.net                 杉山頴男(ひでお)事務所
                      042-580-6428 fax 042-580-6438
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                      臨時増刊号 241号 
                   ★
         日本安全保障倫理啓発機構(JSEEO)
            ―設立に向けて―

■設立趣旨――――――――――――――――――――――――――――

  有史いらい人類は、自由を増進する道を求め続けています。
 わたしたちは、一者の自由が他者の自由と両立共存するには、民主主義
政体を採る国家と、その国会の法の下での平等が必要であることを、歴史
から学び、あるいは見聞の積み重ねによって承認しています。国家を超え
た全人類を包含する単一世界政府は、予見し得る将来、不可能でしょう。

 わが日本国民は、地理的な幸運にたすけられて、明治元年の「五箇条の
御誓文」いらい、東洋で最も法の下の平等が行なわれる政体を追求し、そ
れに成功してきました。

 ところが日本の周辺諸国は、治安維持に困難のつきまとう、その地理的
な不都合にさまたげられてか、法の下の平等、すなわち個人の自由が行な
われる政治の実現には、成功していません。彼らは、特権と自由とを履き
違え、反近代的な段階になじんでいます。

 そこから彼らは時にしぜんに、わが国民が営々建設した諸価値を妬み、
時に意図的に、いいがかりをつけてその価値を窃取せんとし、しばしば共
働的宣伝活動によって外交・行政・司法を乗っ取ろうとさえし、休止する
ことなく日本人の安全保障上のモラルを崩壊させようと試みているかに見
えます。

 彼らが軍事力や経済力や宣伝工作力を誇るようになった今日、わたした
ちは、自由主義の理想である寛容精神を以ってこうした現状をみすごして
いることはできません。彼らの策動は、近代民主主義の破壊をともなう
接侵略工作であろうと疑うべきです。

 軍事同盟を自由主義的な世界最強国のアメリカ合衆国と結ぶわが国には、
今日、他国軍隊の直接侵略によって国家・国体の連続性を切断されるおそ
れは無いでしょう。しかし、間接侵略工作によって日本国民が自壊・自滅
にいざなわれるおそれは、冷戦期からひきつづいて遍在しているのです。

 戦後憲法が国民の「国防の義務」を不文化しているせいで、日本国民は、
間接侵略勢力の悪意に対して無感覚・無防備です。公人たる報道関係者、
企業経営者たちはおろか、ほんらい国益を損なわない義務を課されるべき
国会議員や地方議員、国や地方自治体の行政官僚、司法官僚すらも、他国
からの間接侵略を排撃するための当然の態度が、とれていません。

 日本の戦後官僚が手本とする米国が、歴史的・地理的に、アジア式間接
侵略の脅威を免れており、その深刻さに対して体験的に無知であることも、
現下の倫理的な頽廃の一助をなしているかもしれません。

 直接侵略への対処とは違い、間接侵略対処には、書かれたマニュアルは
ありません。なにかと指導をしたがる米国政府も、間接侵略から社会を守
る方法を日本人に対して教えることはできないのです。

 日本国が直面する間接侵略の脅威は、日本特有のものですから、わたし
たち日本人が自身でその脅威をつきとめ、対策の運動を組織するほかに、
自由を保持できる道はないでしょう。

 かかる問題意識から、わたくし兵頭二十八はこのたび、間接侵略拒止の
目的のために運動する民間機関「日本安全保障倫理啓発機構」の設立を、呼
びかけることを決心しました。

 わたしたちの国家こそが、自由な個人を保障してくれます。この日本国
の民主主義制度を、社会的価値観を異にする他国人や、彼らに国益を売る
手先たちによって破壊させぬためには、ともすればバラバラになりがちな
現代の自由な個人が、近代的な国防の倫理等について日常的に啓蒙され、
また無理なく、しかも集合的に社会防衛に貢献できるような道が、用意さ
れていなければなりますまい。

 国家と個人が分断されたままで、そのような道は自生しないでしょう。

 同憂の民間から広く小口の浄財を集め、それを、間接侵略と戦う力強い
言論のため機動的に配給し、意義ある影響を国会にも及ぼし得るような中
間機関を、人為的に創出する必要があると考えます。

 この計画のために、みなさまのご寄付をお願い申し上げます。
 第一期の大きな目標は、議員を含めた全公務員に適用される「国家叛逆
罪」新法の制定に置きます。

 日本人が知的な「再武装」を遂げることによって、21世紀の東アジアに
は、個人の自由が実現するでしょう。
 何卒、みなさまのご協賛とご支援のほどを、伏して乞い奉ります。


■団体の概要・目的――――――――――――――――――――――――

 日本安全保障倫理啓発機構は、近代民主主義国家の国民は、たとい成文
憲法にその明記がされておらずとも、なべて「国防の義務」を有している
との認識に立ち、あくまで健常な自由主義の理念に基づいて、間接侵略に
関する調査研究ならびに調査研究支援、間接侵略拒止の言論運動ならびに
運動支援、および近代的国防倫理についての啓蒙活動等の業務を総合的に
行なうことにより、わが国民の福祉そのものである総合的安全保障の増進
に資することを目的とする。

■業務内容――――――――――――――――――――――――――――

 日本安全保障倫理啓発機構は、叙上の目的を達成するため、以下の業務
を行 う。
1)間接侵略とその拒止・排除に関する調査研究。
2)間接侵略とその拒止・排除に関する調査研究を行なっている、機構外の
  個人や団体に対する後援。
3)間接侵略拒止の言論運動。
4)間接侵略拒止の言論運動を行なっている、機構外の個人や団体に対する
   後援。
5)防犯、護身術、広義の社会防衛に関係するアウトドアスポーツ等に携わ
 っている個人や団体との勉強会の開催。
6)必要な資金の募集。
7)前各号の業務に附帯する業務。

 *必要な資金の募集
 チラシの印刷枚数が少ないのとのことで、届いていない方は恐縮ですが、
チラシ(裏面が、サポーター/賛同者登録票)をご希望の方は、設立準備室
宛てに、お申し込みくださいとのこと。 inquiry@jseeo.com 


■追録「グラムシ戦術」――――――――――――――――――――――

 きのう、きようの「兵頭二十八の放送形式で、JSSEOのことを詳しく述
べています。お読みください。http://sorceress.raindrop.jp/blog/ 

 その中で、「グラムシ戦術」を述べていますが、ふと、2004年10月の武
道通信かわら版「軍師のたわごと」を思い出した。
「文化共産主義者とは ほか」と題されていた。一部を抜粋。

《ルソー直系の弟子たちによる20世紀ロシア革命は、レーニンの戦法の成
功後、約70年間、他の先進国世界からは拒まれ通して、とうとう元の木阿
弥にかえった。
 ところが、いまだに昔の革命ごっこの快味が忘れられないマルキストの
残党どもは、いま専ら「グラムシ戦術」を仕掛け続けているといわれる。
 1937年に死んだ、ロシア亡命経験あるイタリー共産党員、アントニオ・
グラムシは次のような路線を提案した。──芸術、メディア、教育、娯楽
に少しづつ文化革命思想を浸潤させていけば、大衆は権力を抵抗なくマル
キストに渡すだろう──と。》

 早くから反日勢力や特亜(シナ・朝鮮)の「間接侵略」の警笛を鳴らし
ていたのが軍学者であった。JSEEOは、軍学者の長きにわたる啓発活動か
ら編み出された“二十八戦術”であろう。

 皆々方、裏店の傘貼り浪人ともども清貧なる御仁だと思われるが、各
々の米びつと相談の上、ご協力くだされ。「腹が減っては戦さはできぬ」
が武士のモットー。


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