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群馬で活動している障害者のためのパソコンボランティア団体

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2008/08/01

月刊PSG通信  ☆フラップ☆ 2008年8月号

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-----------★PSG通信☆フラップ☆2008年8月号★----------------------
http://www3.wind.ne.jp/psv/
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目次
◇パソボラ設立10周年記念寄稿  フジヒロ
◇7月度スキルアップ交流会報告  Charlie
◇在宅個人サポート件数報告  フジヒロ(HP部会)
◇サポート内容紹介  SASU
◇何でもパソコン座学  Charlie
◇会員数等の報告  事務局
◇事務局からの連絡  事務局 東宮
◇編集後記  SASU

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◇パソボラ設立10周年記念寄稿

情報の引き出し                 フジヒロ

 私が「パソボラ・サポート群馬」(以下、パソボラ)と知り合ったのは確か
1998年の秋だった。当時世間にはWindows98が普及していたような気がするが
、私はMS-DOSとWindows98のパソコン環境を使い分けていた。理由は、当時は
視覚障害者のWindows環境がまだまだ発展途上でスクリーンリーダーはあった
ものの対応ソフトの数が限られていたり、インターネットを活用するためには
、専用の音声ブラウザソフトが別途必要であったと思う。そんな時知り合いか
ら「障害者向けのパソコン講座の案内が新聞に出ていた」と教えられた。これ
がパソボラとの出会いであった。それまでパソコンの活用法は、かっこよく言
えば独学、悪く言えば知り合いのつてを頼りに聞きまくり、少ない点訳図書を
借りたり、パソコン通信(インターネットが普及するまでのネット環境)で限
られた情報を読みあさっていたため、もしかすると基本的なことが再確認でき
るかも知れないと思いパソコン講座に興味を持った。
 さて、講座に参加してみると・・体験発表に続いて各グループごとに分かれ
て会員が持ち寄ったノートパソコンを囲んだ講習会であったと思うが、進行の
手際の良さやスキルの高さなど、今まで独学でやっていた者に取ってはかなり
の驚きであった。同時に「これだけスキルの高い会員さんが揃っている団体だ
ったら、いつパソコンのご機嫌が悪くなって、トラブルが出ても、きっとサポ
ートに来て解決してくれるだろう」、これで安心してパソコンをいじり倒すこ
とが出来る。と思っていたのだが・・・。気がつけばいつの間にか、サポート
や会の運営、HPの更新など、会の活動に関わるようになってしまっていた(笑
)。
もちろん、パソボラと知り合ったおかげで今までひとりでは、さらに当事者だ
けでも実現することは無かったであろうスキルアップやイベント参加、視覚以
外の障害者との関わり、また、一方ではサポート時に送迎していただいた方な
ど、今まで会に関わる中でたくさんの方にお世話になったかも知れない。
 ところで、長年サポート活動に関わって来ると、大変残念に思うことが二つ
ほどある。一つ目は必要な情報が必要な人のところへなかなか伝わらないと言
うこと。特に視覚の場合「情報障害者」とも例えられるように情報源が限られ
てしまったり、肝心なことが上手く伝わってこないことが良くある。パソボラ
に関して言えばサポートに関わる者としては限界はあるものの、サポートに行
く前には依頼者のニーズをかなえられるようにスキルや情報を集めて行くこと
になるが、場合によっては力不足で依頼者が求めているような情報を伝えられ
ないこともあるかも知れない。極端な例を挙げれば、家族が大事に使ってきた
パソコンに音声ソフトを入れて使いたいという依頼が来た場合、人情としては
その願いを叶えて行きたいところだ。しかし、現実はどうかと言えば、音声ソ
フトをはじめとする視覚障害者専用に販売されているソフトの多くは、最新の
高性能なパソコンに照準を合わせて開発しているために、古いパソコンには導
入すらできないことが多いのである。とは言え、サポートに関わる者が必要な
情報をすべて把握するというのは無理である。そこで日頃のサポート活動の報
告事例を共有するのも大切なことだが、個人個人がそれぞれ得意な分野の情報
を集め、それを蓄積することで必要な時に集めた情報やスキルを上手く活用で
きれば、それこそ強力な「パソボラの情報の引き出し」ができるのではないだ
ろうか。
 二つ目は、少々書きにくいことだが・・・、パソコンで困った時に自分で調
べる努力をしない人が多いこと。パソコン本体の機械的なトラブルとか、画面
が見えないので音声ソフトが止まって、肝心なエラーメッセージを読んでくれ
ないとか、マウスでしか解決方法がないなどバリアが存在するために解決出来
ないことはたくさんあるかも知れない。しかし、私が言いたいのは操作やスキ
ルを上げるための本や資料を読まない、インターネットが使えるのに自分で検
索して調べる努力をしない人が存在することである。こんなことを書くと「初
心者には、マニュアルを読んでも難しくて理解できないことが多い」とか、「
ネットで検索したんだけど、上手く見つからなかった」などなど、読者の方の
中にも言い分はあるかも知れない。確かに私も最初からパソコンを使いこなせ
ていた訳ではないので、事情は理解できる。しかし、先にも書いたように私が
パソコンに初めて触った頃はパソボラも、現在群馬で唯一のパソコン体験施設
である「群馬県障害者情報化支援センター」も、スキルアップや操作に役立ち
そうな点訳図書(あるいは、音訳図書)もインターネットも無かったのだ。あ
ったのは購入した音声ソフトの点字やカセットのマニュアルが一組だけ。他に
は数少ない一般ソフトの点訳本くらいだったが、とにかく情報がないので「す
べては活用できなくても、何割か活用できればいいか」と飛びついたものだ。
時代はずっと流れて、今は視覚障害者専用のソフトのマニュアルは点字以外に
もCDやカセットなど何らかの音声メディアやテキストなど、複数のメディアで
提供されていたり、Windowsのキー操作を中心に解説した一般書籍の点訳(あ
るいは、音訳)図書もあったりと、その気になればいろいろな資料を探すこと
ができるようになった。
それでも、「パソコンの世界は数年で変わってしまうことがあると聞くので、
古い本は役に立たないのではないか?」と思う方には、確かにそういうところ
もあるかも知れないが、Windowsに関して言えば95や98関連の書籍でも基本的
なところは現在でも活用できるところが多いかも知れない。
 また、「専門書やマニュアルはちょっと・・・」という方には、つぎの3つ
の方法を試して見てはどうだろうか。
 1.まずは目次だけでも読む。
 2.必要なところだけ読む。
 3.目次や索引から自分が興味を持った項目だけ探して読む。など。
いろいろな方法を試して貰いたい。そうすれば、今まで複雑な手順を覚えて作
業していたことや上手くできないと思っていたキー操作の何割かは、もしかす
ると簡単にできるような解決策が見つけられるかも知れない。
 以上、かなり皆さんの頭痛の種になりそうなことを書いてしまったが、要は
「ある物は、活用しない手はない。活用しないと『もったいない』」ので、読
者の皆様も是非資料を読んでパソコンを便利に活用していただければ幸いであ
る。

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◇7月度スキルアップ交流会報告  Charlie

日時:7月12日(土)・13日(日)13:00〜16:00
会場:群馬県障害者情報化支援センター

参加者>
12日
櫻井(Charlie)、山口(フジヒロ)、土屋(茶太郎)、森(志波)、
高根(ミュウ)、斉藤(SASU)、原(ベルすけ) 計7名

13日
櫻井(Charlie)、上原、伊豆(クロ)、榎田 計4名

内容>
 オペレートナビの学習や入力スイッチ類の研究をしている人が見受けられま
した。また、自分のパソコンを持ち込んでのメンテナンス作業を実行されてい
る方も見受けられました。

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◇在宅個人サポート件数報告  フジヒロ(HP部会)
2008年6月21日から2008年7月20日までに行ったサポート件数を報告します。

サポート件数: 4

障害別: 

 肢体 4件(団体2件含む)
 視覚 0件
 聴覚 0件
 内部 0件
 精神 0件
 知的 0件
 その他 0件

サポート報告掲載ページ
http://www3.wind.ne.jp/psv/hohkoku/hohkoku.htm
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◇サポート内容紹介  SASU

◎団体サポート(2件)
○文字入力練習やホームページ検索
○ウィルスセキュリティーの更新
○Windowsアップデートの操作方法の説明
○Windowsメールでの送信の設定
 (受信は出来るが送信が出来ないという現象を解決)

◎個人会員サポート(2件 肢体)
○伝の心の音声機能で小説を聞いてもらいました
○「はがき作家」と言うソフトを使い、暑中見舞いを書きました。
 (&印刷、投函)

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◇何でもパソコン座学                Charlie

☆タッチパネルに思うこと

 2008年7月11日、東京の大手家電量販店にできた行列のニュースが朝から晩
までテレビ各局で放送されていました。
 行列の正体は、ソフトバンクモバイル社から発売された新型携帯電話iPhone
 3G(アイフォンスリージー)を買うために並んだ人たちです。
 これは、携帯電話・携帯音楽プレーヤー・携帯インターネット端末の機能が
ひとつの携帯端末にまとめられたモノで、携帯端末にしては比較的大きな液晶
タッチパネルで操作します。例えばWebページを閲覧しているときに、画面を
上下左右になぞればスクロール、2本指でつまむようになぞると画面の縮小、
広げるようになぞれば拡大と「操作方法が直感的でわかりやすい」というのが
売りの製品です。もちろん、電話を掛けるときも液晶画面に表示された数字ボ
タンに触れてダイヤル(?)します。
 確かに、今はほとんどの銀行ATMや図書館の蔵書検索システムがタッチパネ
ルになっているので、多くの人たちはiPhone 3Gのような携帯端末に抵抗を感
じることなく無難に使いこなしてしまうのではないでしょうか。
 しかし、一見便利そうなタッチパネルシステムですが、これをユニバーサル
デザインコンセプトという観点から眺めるとどうでしょう。
つまり「誰でも不自由なく便利に使える設計思想」になっているかというと、
決してそうではないようです。
 例えば、全盲や強度弱視のように重い視覚障害のある人は、液晶パネルに表
示されている操作ボタンを認識できないし、指に麻痺や不随意運動がある人な
どは通常のプッシュ式ボタンの場合よりも誤操作しやすいのではないでしょう
か。
 現在、ソニーなどの国産メーカーでも、テレビやビデオ(DVD)デッキなど
のリモコン操作をタッチパネル化する動きがあるようです。 これらの事実か
ら判断して、今後は家電製品の操作にどんどんタッチパネルの技術が取り入れ
られていくことでしょう。
 技術が進化するのは喜ばしいことだと思いますが、そのことによって今まで
使えていた人が使えなくなってしまうのは大きな問題ですね。 今後、更なる
技術革新によって、真の意味での「ユニバーサルデザインコンセプト」が実現
できることを祈っています。

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◇会員数等の報告

◎会員数 2008年7月25日現在
個人正会員  78名(うち障がい者57名)
団体正会員   3団体

賛助会員   33名
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合計    111名+3団体

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◇事務局からの連絡 事務局 東宮

今後の行事予定
◎2008年8月度行事予定

・スキルアップ交流会
日時:8月9日(土)10日(日)13時から16時30分まで
会場:群馬県障害者情報化支援センター

・拡大幹事会
日時:8月9日(土)16時30分頃から18時頃まで
会場:群馬県障害者情報化支援センター

◎2008年9月度行事予定

・スキルアップ交流会
日時:9月13日(土)14日(日)13時から16時30分まで
会場:群馬県障害者情報化支援センター

・拡大幹事会
日時:9月13日(土)16時30分頃から18時頃まで
会場:群馬県障害者情報化支援センター

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◇編集後記  SASU
 今年になって、北関東自動車道が少し延びた。そこで今日は館林ICで高速に
入り、上三川ICから真岡ICを走ってみた。帰りは一般道で帰ってきたが、高速
のほうが30分以上早くなった。全線開通まではまだ数年かかるようだが、完
成すると群馬県からは太平洋がだいぶ近くなる。「夢と未来をつなぐ道」だそ
うだが、茨城の人にも群馬は近いと思ってもらえるようになるとうれしい。
閑話休題
今月は10周年記念寄稿をフジヒロさんからいただけた。
何度かサポートにご一緒させて頂いたので、耳が痛いながらも、すごく説得力
をかんじた。活動を通してつないで行きたい。・・・と・・・を。

編集局メールアドレス psgflap@po.wind.ne.jp

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<パソボラ・サポート群馬のホームページ>
http://www3.wind.ne.jp/psv/
<群馬県障害者情報化支援センターのホームページ>
http://www8.wind.ne.jp/gunma-johocenta/
<配信中止・配信先変更・バックナンバー>
http://www3.wind.ne.jp/psv/hohkoku/mag2.htm
<ご意見・ご感想、配信に関するお問い合わせ>
psgflap@po.wind.ne.jp

禁無断部分引用、ただし全文転載は大歓迎します。
編集長:櫻井 和久
編集者:クンタ、SASU、志波
発行:パソボラ・サポート群馬
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