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南半球に住んで8年になる、私の周りで起こった小さい事や大きい事。ニュージーランドでの生活をすこし覗いて下さい。

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2008/05/31

From NEW ZEALAND

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       From New Zealand          (2008/5/31) no.101

             妊婦健診
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 みなさん、こんにちは。

 月日の過ぎるのは早いですね。ニュージーランドに住んで、もう
少しで10年になります。近頃ではこちらの生活にすっかり慣れてし
まって、日本へ行ったときのほうがカルチャーショックを受けるこ
とがあるくらいです。

 そんな慣れきった生活をしていたところなんですが、子供を生む
ことになり、また違いを実感しました。

 2003年から、本人またはパートナーがニュージーランドの国籍保
持者か永住権保持者でなければ、出産に対して費用が請求されるよ
うになりました。これで外国人がツアーを組んで出産に来るような
ことはなくなったのでしょうが、ニュージーランドは今、出生率
2.3%のベビーブームです。そんなブームにのってしまいました。
いやあ、永住権があってよかった。

 こちらでは合併症などがない限り、妊産婦を診るのは助産師です。
よっぽどのことがないと産科医には会いません。健診も処方箋を出
すのも出産の介助も助産師。そしてその健診はたいてい訪問で行わ
れています。担当の助産師が家に来て検診をし、出産に選んだ場所
でその助産師が赤ちゃんをとりあげ、生後6週まで継続して診てく
れるのが一般的です。病院に勤めている助産師たちがチームで診る
というパターンもありますが。

 このようにシステムが日本とは大きく違い、細かいところでも色
々戸惑いました。まず、健診が始まるのが妊娠12週までなんの診察
もないことです。つわりもなく、妊娠している兆候といえばジーン
ズが全部あわなくなったことくらいでしたから、自分の妊娠に多少
疑問を感じつつ過ごす、長い日々でした。

 もっと驚いたのは食事に関してです。ハムも肉も卵も魚も、必ず
完全に火を通してから食べること。寿司も刺身もだめだし、出来上
がって売っている食べ物もしっかり温めなおしてから食べること。
野菜や果物は食べる直前に洗うこと。

 なんだか衛生状態の悪いところへ旅行に出かけるときの注意事項
みたいでした。リステリアという冷蔵庫でも繁殖できる菌が、流産
を引き起こすことがあるそうです。この菌、日本にはいないのでし
ょうか? 

 あと、ビタミンAの過剰摂取になるから、レバーも食べちゃ駄目
だそうです。わたしとしては、そんなに毎日食べるものじゃないだ
ろうって、思いますが。それから鉄分補給のためにオレンジジュー
スを毎食毎、チョコレートもいいと、もらった冊子に書かれていま
した。いやあ、ニュージーランド人女性が太るわけだ、って感じで
す。確かにオレンジジュースのビタミンCもカカオに含まれる鉄分
も有効でしょうが、それ以上に糖分が気になるではありませんか。

 と、まあ、細かいところは笑えますし、ニュージーランドは世界
で4番目に「母親になるのに最も適した国」なんですね。ちなみに
日本は146か国中31位でした。
http://www.savechildren.or.jp/news/2008/20080507mothersday.html

 無事に出産できるよう心がけます。

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ら発行しています。http://www.mag2.com/
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