極める!実務を超えるビジネス法務  RSSを登録する

時事ネタや漫画・アニメ・ゲームのキャラクターなどを、一問一答形式の問題事例のパロディに用いて、法律を刺激的に覚えていくことをコンセプトにしています。ビジネス法務だけでなく、ビジネスに関係ない法律や法律用語も取り扱います。

現在休刊中です    
解除

規約に同意して

2006/07/02

極める!ビジ法務2006/07/02

            □◆□  クローン規制法とは?  □◆□




◆◆◆◆◆◆◆◆今回の問題事例のバロメーター(10段階評価)◆◆◆◆◆◆◆◆

             おもしろ指数★
             アダルト指数★★
             パロディ指数★★
             不愉快指数★★

        パロディのオリジナル:ポケットモンスター(アニメ)
               特記事項:なし

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

凡例

★おもしろ指数
 問題事例が面白い内容かどうか、あるいは馬鹿げていたり、
 ふざけているかどうかを示す指数です。★の数が多ければ
 多いほど、おもしろいor馬鹿げてふざけた内容ですので、
 この手の内容が嫌いな場合は問題文を読まないことを
 お勧めします。
 
★アダルト指数
 問題事例に下ネタやアダルトな表現が含まれているかどうか
 を示す指数です。★の数が多ければ多いほど、下ネタや
 アダルト表現が多かったり濃い内容ですので、この手の内容
 が嫌いな場合は問題文を読まないことをお勧めします。
 
★パロディ指数
 問題事例がどのくらいパロディに依存しているかどうかを示す
 指数です。★の数が多ければ多いほど、パロディに深く依存
 した内容になります。

★不愉快指数
 問題事例に不愉快な内容や不謹慎な内容が含まれている
 かどうかを示す指数です。★の数が多ければ多いほど、不愉
 快・不謹慎な内容が多かったり、強烈だったりしますので、
 この手の内容が嫌いな場合は問題文を読まないことを
 お勧めします。
 
★パロディのオリジナル
 パロディ問題を作成する上で参考にしたオリジナル作品類です。
 
★特記事項
 上記のバロメーターの項目以外で、発行者が購読者に伝えたい
 ことがある場合のみ、記述します。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


次のア〜オのうち、正しいものの組み合わせを(1)〜(5)の中から1つ
だけ選んでください。

  
ア クローンとは、生物学的に見て同一の遺伝子を持つ個体である。
    
イ クローンの語源は、ドイツ語の『小枝』に由来している。
  
ウ クローン規制法は、2000年6月から施行され、全ての動植物の
  クローン実験を禁止している。
  
エ (財)歩毛門研究センターの大木怒 博士は、電気ウナギの細胞
  を大型ネズミの細胞を融合させて、電気を発するネズミを作成した。
  この場合、大木怒 博士は、クローン規制法違反によって、5年以下
  の懲役に処される。
  
オ (株)路決斗段のクローン研究チームは、社員の小次郎さんの細胞
  を使って、小次郎さんと同一の遺伝子を持ったクローン、無紗子さん
  を誕生させた。この場合、研究チームは、クローン規制法違反によっ
  て、1000万円以下の罰金及び10年以下の懲役に処される。  
 
  

(1)アオ  (2)イエ  (3)ウエ  (4)アイウ  (5)イエオ







解説

今回はクローン規制法に関する問題でした。

1997年にイギリスのロスリン研究所が、クローン羊
ドリーの誕生を発表して以来、人間に近い臓器を持つ
と言われてる豚のクローンの成功、クローン技術で生ま
れた牛の細胞から作成された再クローン牛の誕生など、
動物のクローン成功の発表が相次ぎました。

そして、ついにはクローン人間を造ることを明言する
団体や研究者が現れるなど、今後、クローン人間
出現が現実になりそうなところまできています。

現在は法律で規制されていても、将来、研究がさらに
進んで、確実安全な方法でクローン人間を造れるよう
になった場合、少子化対策で実用される可能性も
否定できません。

男女のセックスも代理母も必要なくなり、細胞のみで
クローンを造り子孫を残す状況・・・。
なんとも夢のような恐ろしい未来ですね・・・。



●クローンって何?

クローンはもともとギリシャ語で『小枝』を意味することば
で、1個の細胞または生物から無性生殖的に増殖した
生物、または遺伝子組成が完全に等しい個体のことを
示します。


●どうして規制するの?

人間や動物の細胞を操作する技術のうち、クローン技術
など一定の技術の利用の仕方次第では、特定の人と同一
の遺伝子構造を有する人(人クローン個体)もしくは人と
動物のどちらか分からない個体(交雑個体)が造りだされ
る危険性があります。

このような個体が造り出されることは、人間の尊厳、社会
秩序の維持に重大な影響を与えるおそれがあります。

また、クローン技術自体の安全性にはまだ疑問が持たれ
ていて、クローン技術で誕生した動物の個体には、短命
であるもの、異常が認められるものが多いようです。

つまり、このようなクローン技術の安全性が確立していな
い状態でクローン技術の利用を認めることは、人の生命
や身体の安全に危険が迫ることになるので、規制せざるを
得ないわけです。


●クローン規制法って何?  

クローン技術を規制する為に登場したのが、「ヒトに関する
クローン技術等の規制に関する法律」、略してクローン規制
法です。2001(平成12)年6月6日から施行されました。

この法律は具体的に

★人クローン胚
★ヒト動物交雑胚
★ヒト性融合胚
★ヒト性集合胚

という人に関するクローンを造り出すのに必要な細胞(特定胚)
を人や動物の胎内に移植することを禁止しています。

違反した場合は、1000万円以下の罰金および10年以下の
懲役という刑罰が科されることになります。

科学研究の規制に関して懲役刑が定められたのは、
この法律が初めてです。


●クローン技術の研究はどんな内容でもこの法律で禁止されちゃうの?

この法律は禁止法ではなく規制法なので、全ての研究を
禁止しているわけではありません。一部の行為を禁止して
いるに過ぎません。

クローン技術の研究は、クローンを誕生させることだけに
限らず、再生医療などの分野では無くてはならない研究
です。なので、このクローン規制法では、

★細胞提供者の同意を得ていること
★一定の条件を定めた指針を遵守すること
★文部科学大臣に届け出ること

を条件に一部のクローン技術研究の研究を認めています。
もし条件や届出義務を守らずに研究を行った場合は、100
万円以下の罰金または1年以下の懲役に処されます。


この法律に限らず、有用な科学やビジネスの発展を阻害
しない程度の規制の範囲はどういうものか、明確には決め
られないものなので、技術の進歩・社会の変化に合わせて
条項を改正する必要があると思います。





解答

ア 正しい。その通りです。

イ 誤り。ドイツ語ではなく、ギリシャ語です。

ウ 誤り。2000年ではなく、2001年です。それに、人に関する
  クローン実験のみ禁止しています。

エ 誤り。人に関連していないのでクローン規制法違反にはなり
  ません。それに5年以下の懲役という罰則も誤りです。

オ 正しい。その通りです。


したがって、正解は(1)になります。


 
       \(^o^)/【今日の押さえどころ】\(^o^)/         

・クローンという言葉は、ギリシャ語の『小枝』に由来

・クローンとは、生物学的に見て同一の遺伝子を持つ個体

・クローン規制法は2001(平成12)年6月から施行

・この法律に違反して移植実験を行った場合は、1000万円
 以下の罰金および10年以下の懲役

・この法律に違反して届出義務違反・命令違反をした場合は、
100万円以下の罰金または1年以下の懲役



       \(^o^)/【今日の狙い撃ち条文】\(^o^)/

ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律第3条(禁止行為)

 何人も、人クローン胚、ヒト動物交雑胚、ヒト性融合胚
又はヒト性集合胚を人又は動物の胎内に移植してはな
らない。



         \(^o^)/【編集後記】\(^o^)/

ハンドルネームに関する占いサイトを見つけて自分が
使用している『ぜるガス』で占ってみました。

まずは
http://hname.net/
の結果

小吉
中途半端に良いです!
恋愛運:A 健康運:A 成功運:C 金運:B 


次に
http://www.shojoji.com/handlename/handlename.htm
の結果

総運 13画 ○ 願望達成 
あふれる才能に恵まれ、困難を切り抜けることができます。
あらゆる人に好かれ人気を集めます。 



まぁまぁ良いみたいです。酷い結果だったら変えようと
思っていましたが、今後も『ぜるガス』で貫くことにします。

皆さんも、ハンドルネームを決めたり変えたりするときの
参考に試してみてはいかがでしょうか?



法律川柳&短歌
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/tanka/1082989866/

--------------------------------------------------
このメールマガジンは厳正な校正を行っておりませんので、
ひょっとしたら間違い等があるかもしれません。
どうか、ご了承ください。m(__)m
--------------------------------------------------
発行システム:まぐまぐ( http://www.mag2.com/ )
--------------------------------------------------
  発行責任者は ぜるガス
購読解除・変更は http://www.mag2.com/m/0000034321.html
--------------------------------------------------
e-mail   ZAN10214@nifty.com
現在休刊中です
解除

規約に同意して

最近の記事

上へ戻る