くまさんの英語で読む海外メディア  RSSを登録する

国際派の知性・教養・英語力を、英字クォリティー・ペーパーやマガジン等を通じて、楽しく身につけよう!

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/07/30

海外メディア:ガンタナモの情報公開で米国が英国を威嚇?

====================================================================== 
くまの英語で読む海外メディア
  
No. 88: Jul 30, 2009 
================================================================

----------------------------------------------------------------
■ 米政府が「ガンタナモ捕虜の拷問の情報をばらしたら報復」と英国を威嚇?

		http://www.plateaus.com/kuma/
----------------------------------------------------------------

Telegraph - 2009年7月29日

米国のオバマ政権は、一時ガンタナモ収容所での「捕虜」の扱いに対する情報の一部公
開を行いましたが、国内での批判が高まるとすぐに引っ込めました。

今年2月にガンタナモから釈放された英国籍のビンヤム・モハマド氏は、パキスタンで
拘束されガンタナモに連行されましたが、その際に受けた拷問の情報の公開を英国の報
道機関が要求しており、それをめぐって英国の裁判所で審理が行われています。

英国の高等法院がモハマド氏の受けた扱いに関する簡単なサマリーを公開した場合には、
米国は英国に対して「英国の安全保障に悪影響を与える重大な措置をとる」と、米国政
府が英国政府に圧力をかけているという件が話題になっています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Mrs Clinton personally told the Foreign Secretary that the US 
government would consider the dramatic step if a short summary 
of the treatment of Binyam Mohamed is placed in the public 
domain, the High Court was told.

A hearing was told that the move could cause "serious harm" to 
Britain's national security and potentially put the lives of 
British citizens at risk.

--------------------------------------------------------------

□□□□□
英国高等法院で述べられたところによると、クリントン米国国務長官は、英国外相(デ
ビッド・ミリバンド氏)に対して、ビンヤム・モハマド氏の処遇に関する簡単なサマリー
が一般に公開された場合には、米国政府は重大な措置をとることを検討すると個人的に
通告したとのことである。

審問においては、この措置は英国の安全保障に「重大な悪影響」を与え、英国民の生命
をリスクにさらす可能性があると述べられた。

----
最近のミリバンド外相の訪米時のプレス・コンファレンスでも、クリントン長官に対し
てこの件に関する質問が投げられましたが、長官は高等法院での件への直接の言及は拒
否しています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
At a hearing in London on Wednesday, Guy Vassall-Adams, representing 
the media, argued that keeping the information secret would provide 
a "veto" to the alleged perpetrators or human rights abuses.

----------------------------------------------------------------

□□□□□
水曜日のロンドンでの審問において、メディア側の代理人であるガイ・バッサル-アダムズ
氏は、情報を秘匿することは犯罪の被疑者や人権侵害に対して、「否認の権利」を与えるも
のであると主張した。

----
裁判官は「米国が本当に英国人を危険にさらす結果になるような措置を取るというスタンス
であると、外相は本当に思っているのか? 本当にクリントン長官はそんなことを言ったのか」
と、外務省の主張に疑問を投げていますが、ミリバンド外相の代理として出廷したステーン氏
は、「ミリバンド氏は明確にそう述べている」としています。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
■ 編集後記

米国での騒ぎが英国に飛び火している形ですが、「オバマ政権がそんなことをするわけがない。
外相はウソをついている」というような説から、「良いかげんに米国の悪事の片棒をかつぐの
はやめろ」というような意見まで、結構な騒ぎになっています。

===============================================================
■■■■■ くまさんの英語で読む海外メディア メールマガジン ■■■
発行元:PLATEAUX - plateaux7@hotmail.com 
発行システム:インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ 
      :メルマ! http://www.melma.com/

■ 御意見・御要望・御質問は mailto:plateaux7@hotmail.com

不許無断転載 (c)2000 KUMA-PLATEAUX All rights reserved.
================================================================
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る