くまさんの英語で読む海外メディア  RSSを登録する

国際派の知性・教養・英語力を、英字クォリティー・ペーパーやマガジン等を通じて、楽しく身につけよう!

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2004/09/30

英語で読む海外メディア:ブレア首相がイラク参戦を謝罪!???

====================================================================== 
■■■■■    くまさんの英語で読む海外メディア       ■■■  ☆
■■■                                            ■■■■■   ★
■              No. 75: September 30, 2004    ■■■■■■■   ☆
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
■ ブレア、イラク戦争参戦に謝罪?(するわけない、、、)

Financial Times - 9月28, 29日 より

YAHOO!ニュースを見ていると「英首相イラク戦争参戦に謝罪」というヘッドラ
インが目に飛び込んできました。本当だったら大ニュースですが、「???」
と思ったのは私だけではないハズ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Mr Blair said: "I can apologise for the information that turned out to 
be wrong but I can't, sincerely at least, apologise for removing Saddam. 
The world is a better place with Saddam in prison not in power."
----------------------------------------------------------------------

■ apologise	: 米語では apologize = 謝罪する

□ 試訳 □□□□

ブレアは語った。「誤りであると判明した情報(イラクの大量破壊兵器に関する
情報)に関しては謝罪できる。しかしサダムを排除したことに関しては、まった
く謝罪することはできない。サダムが権力の座にあるよりも監獄にいる方が、世
界はより良い場所となる。」

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
sincerely at least は日本の記事などでは「少なくとも真摯に」となっている
のも見かけますが、最小限でも真剣には謝れないっていうことは、つまり「全
然謝る気が無い」ってことですね。これに関してはあとで皮肉な記事が出てい
たのでそちらも紹介しましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
It is the word Tony Blair does not utter. Even when he seems to be 
apologising for something, a close look at his words reveals that he 
hardly ever says sorry. He says things such as "it happened on my watch" 
or "I take full responsibility for it".
----------------------------------------------------------------------

■ utter		: しゃべる、話す、口にする
■ reveal		: 明らかにする、分かる

□ 試訳 □□□□

それ(謝罪の言葉)はトニー・ブレアが口にすることのない言葉だ。彼が何かに
ついて謝罪しているように見える時でさえ、彼の言葉を良く観察すると、彼が
ほとんど謝罪したことがないのが分かる。彼が言うのは「それは私の監督下で
起こった」とか「私はそれに関するすべての責任を負う」というようなことだ。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
まあ、これはどこの政治家でも同じだと思いますが、ブレアの弁舌の達者さは
群を抜いているのは多くの人の認めるところでしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
The big news is Mr Blair did actually say sorry. But he was sorry the 
intelligence was wrong rather than for going to war. More importantly 
he said he "entirely understood" why many disagreed with him but he 
stood by what he felt was right. So there you are. In a way then the 
prime minister, it seems, is sorry after all. He is sorry everyone else 
is wrong.
----------------------------------------------------------------------

■ intelligence	: 知識、情報、諜報
■ stand by 	: 支持する、守る
■ there you are: ほらね、また始まった

□ 試訳 □□□□

ブレアが実際に「すまない」と言ったのは大ニュースだ。しかし彼が謝罪した
のは(イラクの大量破壊兵器に関する)情報が謝っていたことに対してであって、
戦争を始めたことに関してではない。より重要なことは、多くの人が彼に反対
する理由を「完全に理解している」と言いながら、彼が正しいと思ったことに
ついては主張を曲げていないことだ。さあ、また始まった。結局首相は見方に
よれば謝罪しているように見える。彼は彼以外の全員が間違っていることに関
して遺憾の意を表しているのである。


■ くまさんの編集後記

英国の総選挙も来年となり、身内の労働党からの突き上げも激しく、とうとう
ブレア首相も何らかのコメントをせざるを得ないという状況ですが、やはりイ
ラク戦争に関しては相変わらず一寸のブレも見せないブレア首相のようです。


====================================================================== 
■■■■■ くまさんの英語で読む海外メディア メールマガジン ■■■
発行元:PLATEAUX - plateaux7@hotmail.com 
発行システム:インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ 
      :メルマ! http://www.melma.com/

■ 御意見・御要望・御質問は mailto:plateaux7@hotmail.com
■ 登録/解除の方法 http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/4112 
このメールマガジンは、上記URLよりいつでも登録/解除可能です。

不許無断転載 (c)2000 KUMA-PLATEAUX All rights reserved.
======================================================================
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る