2009/10/14
[ほぼ日刊日々是映画] vol.2633 ★ ストーリーズ
===============================================2009/10/14== -vol.2633-- ほぼ日刊 日々是映画 発行:cinema-today http://www.cinema-today.net/ =======c===i===n===e===m===a===-===t===o===d===a===y======= 2633号です。 あっという間に東京国際映画祭マガジンになってしまってスミマ セン。でも皆さんも興味があるに違いないと勝手に考えて粛々と 送っていきますよ。 いろいろな国の映画を見ると、その国の食べ物やお酒が気になっ てしまうのは私だけでしょうか? 先日の『ダークハウス/暗い 家』ではみんなが余りにがぶがぶとウォッカ飲むので、ウォッカ が気になってしまいました。 なんと言ってもポーランドはウォッカのメッカ。 草が入っていて有名なズブロッカ↓ http://tinyurl.com/djrekt アルコール度数96℃で有名なスピリタス↓ http://tinyurl.com/yfomxoz などがあります。 以前ベルヴェデールというのを飲んだことがあって、これは非常に美味 でした。これもポーランド↓ http://tinyurl.com/ygbm5tk 今日は『ストーリーズ』です。 特に気になる食べ物・飲み物はありませんでした… 詳細情報 http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=25 上映予定 10/17 13:40 - 16:12 10/21 12:20 - 14:52 ワンクリック投票実施中! ほぼ日刊日々是映画 ブログ版 http://www.eigablog.com/ 携帯の方もコチラにどうぞ。 http://www.eigablog.com/ -------- 目次 -------- ■ 今日の映画 ストーリーズ □ ワンクリック投票 □ ヒビコレリンク □ DVD今日の買い! ------------------------ ■ 今日の映画 - ストーリーズ <1行コメント> 平凡な主婦の心の旅をリアルに描いた心理ドラマ。 --cinema2517------------ ストーリーズ Relatos 2009年,スペイン,122分 ----------------------- <キャスト&クルー> 監督 マリオ・イグレシアス 脚本 マリオ・イグレシアス 撮影 マリオ・イグレシアス 音楽 アルトゥーロ・パケロ シャビ・フォント キャスト コンセプシオン・ゴンザレス ルイス・カジェホ ジャゴ・プレサ プルト・ポメロイ <評価> ☆☆☆(満点=5) <プレビュー> セラピストの元を訪れた主婦のロサリオは正体不明の恐怖に悩ま され、不眠症になっていた。そんなロサリオの趣味は短い物語を書 くこと。物語を書いては夫に読ませようとするのだが、夫は興味を 示さない。そんなある日、ロサリオはセラピストに小説を出版社に 持ち込むことを勧められる… 主婦の日常に彼女の書く小説の物語がインサートされ、不思議な 世界を形作っていく。 <レビュー> 不眠症になりセラピーにかかる主婦ロサリオ、その最初のインタ ビューで彼女には夫と死産した息子、親友が一人いて、毎夜原因不 明の恐怖に襲われることが明らかになる。 しかし彼女の日常はあくまでも平凡だ。変わっているといえばパ ソコンに向かって物語を書くことくらいで後は家事をして友人と会 い、時には夫と会食に出かける。 夫との関係はつかず離れず、仲が悪いわけではないがお互いあま り関心がないという感じ。まあ40代くらいの夫婦なら普通なのかも しれないという感じ。ロサリオの日常はそんな風に平々凡々に過ぎ てゆく。 そこに彼女の書いた物語が挿入される。その短いストーリーは最 初は歌手志望の女性を描いた平凡なもの、次は結婚式を描いた理解 し難いものであまり魅力的とはいえない。だから最初はこの短い物 語が挿入される理由がわからない。 しかし、主プロットのセラピーが進行し、ロサリオがさまざまな 経験をしてゆくことで物語りも変化して行き、最後にはそれが意味 を結ぶ。途中で挿入される物語が白黒の映像だったのに対して最後 の物語はカラーだというもの物語の世界と現実とが接近する感じが していい演出だった。 ぐぐっと引き込まれるわけではないが、最後にはなんとなくうん うんとうなずいてしまうような感覚を生むのは、この作品にリアリ ティがあるからだろう。ごくごく平凡な主婦ロサリオの存在はこれ がわれわれの日常に近しいものであることを明確に示す。平凡だか らリアルだということになるわけではなく、このロサリオの人生や 発言の細部にリアリティが宿っているのだと思う。 彼女の将来に対する不安や過去のトラウマというものは、私たち の誰もが抱えるものであり、この作品はそれを具体的に示している。 そしてロサリオは無意識的にそれを物語という形で表面化させる。 面白い映画というのは小さな物語が重なり合って出来上がる。こ の作品はそれを現実と虚構との組み合わせで実現したということだ ろう。その語り口が独特なため、全体的にもたもたした感じはして しまったが、それでもなかなかの作品だと感じた。 □ ワンクリック投票 今日のメルマガは? 面白かった! http://clap.mag2.com/giobeclous?good2633 つまらなかった http://clap.mag2.com/giobeclous?bad2633 普通 http://clap.mag2.com/giobeclous?ave2633 □ DVD今日の買い! <今日の作品:ストーリーズ> 『ストーリーズ』詳細情報 http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=25 上映予定 10/17 13:40 - 16:12 10/21 12:20 - 14:52 <今日のお勧め> スペイン映画の近作 『永遠のこどもたち』 http://tinyurl.com/yjerxlm 『美しすぎる母』 http://tinyurl.com/yzmgq7e 『REC/レック』 http://tinyurl.com/6z55yw 『アラトリステ』 http://tinyurl.com/yl4y9gk *購読解除や、アドレス変更の際はお手数ですが、まぐまぐまたは 下記アドレスで手続きをしてください。こちらでは対処しきれな い場合もございますので。 まぐまぐ http://www.mag2.co.jp マガジンID:0000032940 メルマガページ http://cinema-today.net/magazine.html ======================================== 日々是映画第2633号 2009年10月14日発行 発行:cinema-today マガジンID:0000032940 Mail to: webmaster@cinema-today.net ======================================== 購読解除はこちらから http://cinema-today.net/magazine.html ======================================== ▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲


