ほぼ日刊日々是映画  RSSを登録する

映画とともに過ぎる日々、だいたい一日一本の映画のレビューとプレビューをお届けする「日々是映画」のメルマガ版です。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/06/20

[ほぼ日刊日々是映画] vol.2561 ★ 1408号室

================================================2009/6/20==
                        -vol.2561--
  ほぼ日刊 日々是映画         発行:cinema-today
                http://www.cinema-today.net/
=======c===i===n===e===m===a===-===t===o===d===a===y=======

2561号です。

民主党の衆議院議員である逢坂誠二さんがTwitterをやっています。
http://twitter.com/seiji_ohsaka
国会の状況をつぶやいているので、政治の動向がよくわかります。
こういうのはいいね。

政治といえば気になる臓器移植法ですが、15歳未満の移植を認める
というのはいいと思うのですが、脳死が「人の死」になってしまう
と、臓器移植とは関係ないところでもいろいろと変化がおきます。
犯罪の要件とか、生命保険とか、相続とか、それらをどう変えるの
かってことまで議論はされているのでしょうかねぇ? その辺りが
疑問です。

twitterはいろいろと考える材料にもなると。すっかりはまったな。

今日は『1408号室』、スリラーが続きました。

ワンクリック投票実施中!

ほぼ日刊日々是映画 ブログ版
 http://www.eigablog.com/
携帯の方もコチラにどうぞ。
 http://www.eigablog.com/


-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 1408号室

□ ワンクリック投票

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

------------------------ 




■ 今日の映画 − 1408号室

<1行コメント>
名手キング原作のサイコスリラー、現実と幻覚の隙間に恐怖が宿る。


--cinema2454------------

 1408号室

 1408
 2007年,アメリカ,104分

-----------------------

<キャスト&クルー>

監督 ミカエル・ハフストローム
原案 スティーヴン・キング
脚本 マット・グリーンバーグ
   スコット・アレクサンダー
   ラリー・カラゼウスキー
撮影 ブノワ・ドゥーム
音楽 ガブリエル・ヤーレ

キャスト ジョン・キューザック
     サミュエル・L・ジャクソン
     メアリー・マコーマック
     トニー・シャルーブ

<評価>

☆☆☆1/2(満点=5)


<プレビュー>

 超常現象が起きるスポットを訪ねてはガイド本を書くオカルト作
家のマイク・エンズリン、あるとき彼の元に「1408号室には入るな」
というホテルのポストカードが届く。ホテル側は宿泊に難色を示す
が、マイクは出版社の協力も得て強引に1408号室に泊まることに。
そして…
 スティー・ヴン・キング原作の密室サイコスリラー。さすがはキ
ングとりあえず怖い。


<レビュー>

 泊まった人は必ず自殺をするという1408号室、オカルトライター
で幽霊の存在を信じないマイクも、支配人から聞かされた死者の数
字に恐れおののき、不安を抱えたまま部屋に行く。見たところなん
てことのない部屋でマイクも拍子抜けするのだが、しばらく時間が
たった後部屋は突然牙を剥く。

 ホテルの部屋という密室で展開されるサイコスリラー、あの手こ
の手で主人公を脅かす。経験豊富なマイクはその原因を解明しよう
とし、さまざまに考えるが、なかなか答えは出ない。そして部屋に
よるさまざまな攻撃によってマイクの精神は少しずつ崩壊していく
というわけ。

 この作品の肝は部屋が人を殺すのではなく、部屋に泊まった人が
自殺をするという点にある。つまり部屋が直接的に人を傷つけるの
ではなく、部屋に泊まった人が自ら命を絶つのである。つまり、こ
の部屋は泊まった人をひたすら精神的に追い詰めるというわけで、
まさにサイコスリラーだ。

 そして、この部屋ではさまざまな不思議なことが起きるが、それ
らは基本的にマイクの視点から描かれている。マイク自身が指摘す
るようにそれは現実ではなくて幻覚かも知れず、現実とマイクの目
で見えているもの、聞こえているもの、触れているものが違ってい
るのかもしれないのだ。

 実際カメラは時々マイクの見えているものとは違う「現実らしき
もの」を映像として挟み込む。マイクには部屋に見えているものが
実はただの冷蔵庫だったりということを明らかにするのだ。しかし、
果たしてそれが本当に現実なのかどうかはわからない。それが現実
のように見えるのは現実らしく、また現実だと信じたいものだから
であって、もしかしたらマイクの見ているもののほうが現実で、私
たちが現実だろうと思っているもののほうが幻覚なのかもしれない。

 サイコスリラー全般に言えることだが、このように幻覚が関わっ
てくる映画というのは常に認知の問題に突き当たる。自分の見てい
るものが現実なのか、それともそれとは別に現実というものがある
のか。普段は見ているもの(いわゆる主観的事実)と見ているはず
のもの(いわゆる客観的事実)の間にずれはない。しかし、それに
ずれが生じたとき、どちらを本当の現実と考えればよいのか。それ
を一元的に決定しうる要素というものはない。

 この作品はその辺りの微妙なラインをうまくたどり、サイコスリ
ラーのメタな部分を描いている。何が現実なのかわからないという
恐怖、その恐怖が物語が進んでゆくにつれ増幅され、どんどん主人
公と観客を追い詰めていく。

 最後には一応結末がつけられているのだが、現実と幻想の間であ
まりに混乱してしまった観客には、果たしてその結末を現実と信じ
ていいのか確信がもてなくなってしまう。それが最後までこの作品
がうまいと感じさせるところだ。やはりスティーヴン・キングの原
作がいいのだろうか。キングの短編の映画かは本当にいい作品が多
い。



□ ワンクリック投票

 今日のメルマガは?

 面白かった! http://clap.mag2.com/giobeclous?good2561
 つまらなかった http://clap.mag2.com/giobeclous?bad2561
 普通 http://clap.mag2.com/giobeclous?ave2561


□ DVD今日の買い!

<今日の作品:1408号室>

 『1408号室』
  http://tinyurl.com/lkhdkf
  楽天で借りる→http://tinyurl.com/leu2rc


<今日のお勧め>

  スティーヴン・キングで。夏だね。

 『シャイニング』
  http://tinyurl.com/5afgy4

 『スティーブン・キングのランゴリアーズ』
  http://tinyurl.com/lxmgfw

 『ミスト』
  http://tinyurl.com/kwnjby

 『スティーブン・キングのザ・スタンド』
  http://tinyurl.com/mjhwd3



*購読解除や、アドレス変更の際はお手数ですが、まぐまぐまたは
 下記アドレスで手続きをしてください。こちらでは対処しきれな
 い場合もございますので。
 まぐまぐ http://www.mag2.co.jp マガジンID:0000032940
 メルマガページ http://cinema-today.net/magazine.html




          ========================================
                     日々是映画第2561号
                      2009年6月20日発行
                     発行:cinema-today
                   マガジンID:0000032940
             Mail to: webmaster@cinema-today.net
          ========================================
                    購読解除はこちらから
            http://cinema-today.net/magazine.html
          ========================================

▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲_▲
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る