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2008/09/04

[ほぼ日刊日々是映画] vol.2364 ★ ALLDAYS 二丁目の朝日

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=================================================2008/9/4==
                        -vol.2364--
  ほぼ日刊 日々是映画         発行:cinema-today
                http://www.cinema-today.net/
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2364号です。

ちょっと前にフェア・トレード・コーヒーのことを書きましたが、
いろいろ見た結果、こちら↓を買ってみました。
http://tinyurl.com/5dchsj
400gで999円(250円/100g)ということで、フェア・トレードでな
いコーヒーを買うのと変わりないです。
なんだか、フェア・トレード・コーヒーってのは高いですね。フェ
ア・トレードってのは、生産者に正当な報酬を払うわけですが、
その代わりに中間業者を省いているので、そんなに価格が上がる
はずはないんですが、多くのフェア・トレード製品はそれを口実
に値を吊り上げているんじゃないかと疑ってしまうものもありま
す。生産者にも消費者にもフェアな商品を選びたいものです。
上記以外では、2kgで6762円(338円/100g)のこちら↓
http://tinyurl.com/63amrq
3種100gずつで1000円(送料込)というのもありました。
http://tinyurl.com/59jvr3

今日は『ALLDAYS 二丁目の朝日』です。


ほぼ日刊日々是映画 ブログ版
 http://www.eigablog.com/
携帯の方もコチラにどうぞ。
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-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 ALLDAYS 二丁目の朝日

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − ALLDAYS 二丁目の朝日


--cinema2286------------

 ALLDAYS 二丁目の朝日

 2008年,日本,81分
-----------------------

<キャスト&クルー>

監督 村上賢司
脚本 千葉雅子
撮影 根岸憲一
音楽 和乃弦

キャスト 三浦涼介
     松田祥一
     谷桃子
     木下宏太郎

<評価>

☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 昭和30年代初頭、ストリップ小屋でコント役者をする戦争孤児の
真雄は座長に新宿二丁目の赤線に連れてこられるが、女性に興味を
持てず逃げ出してしまう。そのストリップ小屋に新人のさと子が入
団する。さと子は真雄に想いを寄せるが、真雄は近所の八百屋の精
さんを慕っていた…
 赤線が廃止され、新宿二丁目がゲイの街として生まれ変わる時代
に生きたゲイの青年を描いたドラマ。『ALLWAYS 三丁目の夕日』と
はまったく関係ありません!


<レビュー>

 この題名は凄く好きだ。『ALLWAYS 三丁目の夕日』がヒットして、
それにあやかって『ALLDAYS 二丁目の朝日』とつける。出来の悪い
パロディ映画かと思いきや、題名どおり“二丁目”の話だというか
ら、これはこれは興味深いということになる。いまや全国的に有名
なゲイの街・新宿二丁目がゲイの街となったのは売春防止法によっ
て新宿の赤線が廃止された昭和30年代前半以降のことだという。新
宿というのは江戸時代以来、吉原、品川と並ぶ色町だったわけだか
ら、その女の街が“男”の街へと変化するのはドラスティックなこ
とだったのだろうと想像する。
 この作品は、街のそんなドラスティックな変化を描くのかと期待
してみるのだが、その期待は空振りに終わる。この作品は決して新
宿二丁目という街の物語ではなく、“二丁目”が生まれる時代を生
きた一人のゲイの青年の物語に過ぎない。しかも、自分がゲイであ
ることになかなか気づかず、うじうじとしている青年だ。その青年
真雄に想いを寄せる女性が登場し、それに横恋慕する男が出てくる。
ゲイという要素が入ってはいるが、恋愛映画のひとつの典型ともい
えるかたちをとる。
 全体的な印象としてはなんだか「惜しい」という感じだ。真雄が
浅草にいたころに慕っていた八百屋の精さん、この人物は非常に魅
力的で、彼の物語は時代性も表現しているし、この時代に生きるゲ
イのアイデンティティの難しさもうまく出ていると思う。この精さ
んの母親と、精さんと恋仲になるやくざ者、この3人だけで時代と
同性愛者の関係は見事に描かれている。
 映画の展開としては、そこから目覚めた真雄が2丁目の変貌に力
を注ぎ… となりそうなものだが、そうはならずにその前のごたご
たばかりを描いてしまう。そこがどうも「惜しい」。ここで描かれ
る赤線廃止だなんだという話はこの物語とはあまり関係ない。赤線
が廃止されたこと自体は重要だが、そこで重要になるのは赤線にい
た娼婦達とそこにやってくるゲイたちの関係であって、赤線廃止の
運動ではない。そこのズレがこの作品の後半部分をなんとも退屈な
ものにしてしまっている。2丁目誕生の瞬間にこそドラマティック
なものを期待したのだが…
 しかしまあ、低予算で無名の役者ばかり使って作った作品として
は悪くはないと思う。ただ、脇役の面々の演技がどうにも…




□ ヒビコレリンク

 『ALLWAYS 三丁目の夕日』
  http://www.cinema-today.net/0601/18p.html


□ DVD今日の買い!

<今日の作品:ALLDAYS 二丁目の朝日>

 『ALLDAYS 二丁目の朝日』
  http://tinyurl.com/6od43c

  楽天で借りる→http://tinyurl.com/6asbx7


<今日のお勧め>

 夕日のほうも

 『ALWAYS 続・三丁目の夕日[二作品収納版]』
  http://tinyurl.com/5molca

 日本映画ニューリリース

 『アフタースクール』
  http://tinyurl.com/6yp9h4

 『相棒 -劇場版』
  http://tinyurl.com/56xwul

 『僕の彼女はサイボーグ』
  http://tinyurl.com/5f32en



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                     日々是映画第2364号
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