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2008/04/28

[ほぼ日刊日々是映画] vol.2274 ★ ヒッチャー

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================================================2008/4/28==
                        -vol.2274--
  ほぼ日刊 日々是映画         発行:cinema-today
                http://www.cinema-today.net/
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2274号です。

昨日は二日酔いでお休みです。
ウコンを飲んでも限界はありますね。
でもウコンは必需品。
ただ、ウコンといっても春ウコン、秋ウコン、紫ウコンとあり
まして、肝臓に効くのは秋ウコン↓お酒のお供にどうぞ。
http://tinyurl.com/5zsnkz
ちなみに最近は、「ウコンスリム」というのもあります。
http://tinyurl.com/69jvuh
これは秋ウコン、紫ウコン、黒ウコン(初耳)を配合したもの。
なかなかよさそうです。

さて、聖火リレーは後味悪く終わりましたが、あの福原愛選手
の前に飛び出した台湾人のタシ・ツーリン容疑者は台湾人と報
道されていますが、父親がチベットから亡命したチベット人で
す。彼はリレーを妨害しようとしたわけではなく、チベットの
旗を全世界に見せたかったということのようです。もちろん逮
捕されても仕方ありませんが、単に“台湾人”とする報道不公
平かなと。
中国の国営放送は妨害があったことすらニュースにしなかった
そうですが、日本のマスコミはそんなに中国の顔色が気になる
んでしょうか? オリンピックの取材ができなくなるとか?
オリンピックをやるということはその国の内情が世界にさらさ
れるということ、日本も東京オリンピックで変わり、韓国もソ
ウルオリンピックで変わった。
中国はチベットだけでなく、台湾との問題も抱えているし、国
内に本当にたくさんの少数民族を抱えています。その問題が世
界に発信されて、中国が変わるといいんですが…

今日は『ヒッチャー』です。


ほぼ日刊日々是映画 ブログ版
 http://www.eigablog.com/
携帯の方もコチラにどうぞ。
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-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 ヒッチャー

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − ヒッチャー


--cinema2200------------

 ヒッチャー

 The Hitcher
 2007年,アメリカ,84分

-----------------------

<キャスト&クルー>

監督 デイヴ・マイヤーズ
オリジナル脚本 エリック・レッド
脚本 エリック・レッド
   ジェイク・ウェイド・ウォール
   エリック・バーント
撮影 ジェームズ・ホーキンソン
音楽 スティーヴ・ジャブロンスキー

キャスト ショーン・ビーン
     ソフィア・ブッシュ
     ザカリー・ナイトン
     ニール・マクドノー

<評価>

☆(満点=5)


<プレビュー>

 大学生のグレースとジムは休みを利用してグレースの友達に会い
に長距離のドライブに出かける。大雨のハイウェーで故障者とヒッ
チハイクする男に出くわすが、二人はそのまま走り去ってしまう。
その先のガソリンスタンドでその男と再び出会った二人は、男の頼
みを聞いて彼を乗せてモーテルまで行くことにするが…
 1985年の同名映画のリメイク。理由のない恐怖という題材は時代
を超えて人々をひきつけるのか。


<レビュー>

 ラブラブでドライブをするカップルとなぞの男との出会いは大雨
の降る夜のハイウェイ。故障者の横で道路の真ん中に立ちヒッチハ
イクする男をジムがよけようとして車がスピン、男は無事のようだ
が、グレースは気味悪がってその男を置き去りにしたまま走り去っ
てしまう。そして、しばらく進んだガソリンスタンドで二人が給油
していると、その男が別の車でヒッチハイクしてきて再び出会う。
置き去りにしたことで罪悪感を感じたジムはその男を近くのモーテ
ルまで送っていくことに同意するが、車の中でジョン・ライダーと
名乗った男は豹変し、グレースにナイフを突きつける。そこからそ
の男と二人の追跡劇が始まるが、二人にはもちろんその理由もわか
らず、男の意図もわからない。わかるのはただその男が冷酷な人殺
しだということだけ。
 理由もわからず追われる恐怖というのがこの作品の焦点なわけで、
だとすると終われる側に視点を固定し、追う男は影のように見えな
い存在にするというのが鉄則だと思うのだが、この作品は追う側の
男を恐ろしく見せるということに力を入れすぎたため、追う男の視
点が入り込んでしまい、うまく恐怖を演出し切れていないように思
えた。もちろん、映画の面白さは追う男の恐ろしさにあるわけだか
ら、追う側も見せなければならないわけだけれど、それはあくまで
“恐怖”として見せるのであって“人間”として見せるのではない。
 変に“人間”っぽさを見せてしまうがためにこの作品は、このジョ
ン・ライダーが二人を襲う“理由”が気になってしまう。人間性の
ない単なる恐怖であったら、そこに理由は必要なく、それでこそ本
当の恐怖が生まれるはずなのに、この作品では「理由がない」こと
が引っかかりになってしまって純粋な恐怖を生み出すことに失敗し
てしまっているのではないかと思う。だからいまひとつ緊迫感に欠
け、ぼやけた映画になってしまっているのではないか。

 この作品はリメイクで、もとの1985年版ではヒッチハイカーを演
じたのはルドガー・ハウアーだった(未見)。この作品は評判を呼
び、95年には続編『ヒッチャー95』も作られている。そのことから
察するに、こちらのオリジナルのほうはその“純粋な恐怖”を演出
することに成功していたのだろう。だからこそリメイクされたのだ
と思うが、リメイクは常に成功するわけではなく、むしろ失敗作に
終わることのほうが多い。この作品はおそらくその失敗例の最たる
もので、まったく残念な結果に終わった。オリジナルのほうはもう
少し面白そうだから、アメリカ人の好きな“純粋な恐怖”を味わう
にはそっちを見たほうがいいだろう。
 アメリカ人が“純粋な恐怖”に引かれる理由については興味深い
点もあるが、この作品ではそのことに考察が及ぶこともない。85年
版を見たら、そのことについて考えてみようかと思う。




□ DVD今日の買い!

<今日の作品:ヒッチャー>

 『ヒッチャー』
  http://tinyurl.com/6aaeog


<今日のお勧め>

 「ヒッチャー」と名のつく映画は色々あるようです。

 『ヒッチャー (1985) 』
  http://tinyurl.com/5o7rju

 『ヒッチャー08』
  http://tinyurl.com/5bqw5y

 『ヒッチャーII 心臓“完全”停止』
  http://tinyurl.com/5l3bcs

 『ヒッチャー2004』
  http://tinyurl.com/5b52wp



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                     日々是映画第2274号
                      2007年4月28日発行
                     発行:cinema-today
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