チリ軍事クーデター前後の旅日記(第2部 NO21)
◆◆◆ 2008/8/14発行
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第2部 NO.21 街角の旅
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チリ軍事クーデター前後の旅日記(アルゼンチン〜ブラジル)
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10月24日(水)・・・朝、ここから1時間ほど離れたサントスへ行こうとしたが、
バスの乗り合わせが悪く予定変更。これで、ブラジルの生んだ発明家・デュモン、
航空機をはじめとした数々の発明品を見る機会は失ったが、しかたない。旅です
べてを訪れるのは不可能。代わりに毒蛇研究所に向かう。
サンパウロ郊外、州立大学の傍、簡単にタクシーでいけると思ったのに、タクシーが
道を間違えた。むしろわざと間違えたのか、運転手は太って、おおきな男、文句もあま
り言えず、7ドル、倍以上もむしり取られた。
ぼくの怒りが伝わったのか、ブタンタン研究所にいる毒蛇、毒グモ、毒サソリ・・・
みんな僕に牙や毒バリを向けてくる。
「げー、なんとでかい口」
ガラス越しとはいえ、よだれを垂らした牙には、とてもちかよれない。サソリの毒バ
リの付いたシッポを鳴らす音も聞こえてきそう。
これら400種にのぼる有毒生物から、アマゾンで働く人々用に数々の血清が作られ
ている。そう思うと彼らの獰猛さも許せそう。
標本類も多い。見たこともない、この世の物とは思えない生き物、つくづく、地球の
深さ、生命の神秘、時の壮大な流れを感じる。
サンパウロに帰り、10ドルを67クロゼロで両替。ブラジルは物価が高いな、8日
間で80ドル(19200円)、他の南米諸国の1.3倍も使っている・・・・。明日
はリオ・デ・ジャネイロ。2日後にはポルトガル行きの船で南米を離れる、物価高の不
安はよぎるが、この大陸を離れるのも、どこか寂しい。チリの軍事クーデターは落ち着
いたのか・・・?
(次号につづく)
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