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2007/09/04

【山崎拓 125】 波乱万丈予測の臨時国会始まる

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  「山崎拓の時々刻々」 2007年9月4日 第125号 
 ■ 波乱万丈予測の臨時国会始まる  ■ 
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人心一新の筈の安倍改造内閣が発足して僅か一週間ばかりで、
遠藤武彦農水大臣が辞任しました。遠藤武彦氏は私の多年に亘る同志であり、
農政のベテランで期待されていただけに残念至極です。

辞任の理由は、遠藤武彦氏が組合長を務める置賜農業共済組合が国からの補助金を
不正に受給したことを会計検査院に指摘されていたにもかかわらず
未処理だった問題で、農政に対する不信を招いたことです。
又来るべき臨時国会で野党側から問責決議案を出される可能性もあり、
国政の混乱を未然に防ぐことにもあります。

更に坂本由紀子外務政務官の「政治とカネ」問題での辞任も加わり、
安倍首相の任命責任が厳しく問われています。
新内閣の前途は誠に多難です。

一方、度重なる農水相辞任劇は、わが国農政の前途にも影を落としています。
先の参議院選挙で民主党は「すべての農家を補助金の支給対象にする
戸別所得補償制度」を提唱しました。
この方がわが党の4ha以上の経営規模を有する中核的な担い手を育成する
「品目横断的経営安定対策」よりも農業者に受けたかもしれません。
但し民主党の政策を実行するには膨大な財源を必要とし、
いわば絵に描いた餅に過ぎません。
しかし農業地帯が多い29県の一人区で、わが党は6勝23敗という大惨敗を
喫しました。
正に地方の反乱と言えます。

もちろん基本的には中央と地方の格差問題であり、今後地方の疲弊を
いかに蘇生させるか、そのための新政策を早急に樹立する必要があります。

いよいよ9月10日から、臨時国会が始まります。
参議院では民主党ががっちり主導権を握っていますので波乱万丈も予測されますが、
英知を働かせて乗り切る決意です。

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