★メディアリテラシー教育21★No.259 2008.7.14
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情報の読み書き能力を育てる「メディアリテラシー教育21」No.259
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編集長/水野 恵(愛知産業大学三河中学校教諭)配信部数1370
<藤川大祐さん(千葉大学教育学部准教授)よりメッセージ>
このたび、学事出版より藤川大祐・塩田真吾編『楽しく学ぶメディアリテラ
シー授業−ネット・ケータイ、ゲーム、テレビとの正しいつきあい方−』という
本を出させていただきました。この本は、2000年に出させていただいた『メディ
アリテラシー教育の実践事例集』の言わば続編のような位置づけの本で、12の実
践事例が中心に構成されています。先に出した『ケータイ世界の子どもたち』
(藤川著、講談社現代新書)を理論編、今回の本が実践編というようにとらえて
いただき、あわせてお読みいただければ幸いです。
教員の皆様には、今回の本をきっかけにして、2008年の今、求められているメ
ディアリテラシー授業に取り組んでいただくよう、お願いいたします。
*編集室より
『楽しく学ぶメディアリテラシー授業−ネット・ケータイ、ゲーム、テレビとの
正しいつきあい方−』の詳細はこちらのサイトをご覧ください。
http://www.gakuji.co.jp/book/978-4-7619-1611-4.html
延長決定!
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★連載★全12回 (6回終了予定から変更)
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第7回 ケータイ文化・パソコン化
鎌田真樹子(株式会社 魔法のiらんど http://ip.tosp.co.jp)
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〜子どもたちの声〜
政府の教育再生懇談会における「小中学生に携帯を持たせない」という提言が
話題になり、福田首相の「子どもの場合は携帯電話の必要性がそれほどあると思
わない、むしろ有害情報の心配をしたほうが良い」という発言がありました。
早速子どもたちに携帯を持ってよかったことや悪かったこと、また子どもには
携帯をもたせないことなどについて魔法のiらんどのアンケート広場でアンケー
トをとってみました。そして、以前開催したアンケートと今回のアンケートから
子どもたちの声を拾ってみました。次の2つのサイトには、携帯向け“健全”サ
イト認定機関EMAのシンポジウムで私が発表したときの声が掲載されています。
皆様には、この子どもたちの声をぜひ読んでいただきたいと思います。
▽魔法のi らんど8周年アンケートに寄せられた子どもたちの声
http://ipolice.jp/9.pdf
▽小中学生には携帯を持たせない提言について
http://ipolice.jp/10.pdf
(どちらもアイポリスHPの http://ipolice.jp/study.htm#2 のページにリンク
されています。)
これらのメッセージは、携帯のよい使い方を求めてもらった意見ではなく、魔
法のiらんどへのメッセージということで書いてもらったことなので、とても自
然に子どもたちがどのような気持ちで日記やブログや小説を書いているかわかり
ます。
また「中学生以下の子どもたちに携帯を持たせない」について考えてもらった
アンケートでは、非常にまっとうな意見が並びます。おとなはこのような子ども
たちの声を聞く機会がありませんので、皆様、ぜひお読みくださり、子どもと携
帯について再度、考えてあげてください。
★連載★
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メディアリテラシー教育 〜おすすめの一冊〜 第3回
石川 晋 (広尾町立広尾中学校)
http://homepage1.nifty.com/maru-shin/(毎日更新)
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☆ おすすめしたい本 ☆
東京大学情報学環メルプロジェクト/日本民間放送連盟 編
『メディアリテラシーの道具箱 テレビを見る・つくる・読む』(東京大学出版会)
2500円+税
非常に豊富なメディアリテラシー実践の例が、添付のDVDにも収められ、現在日
本のメディアリテラシー実践の最前線に触れることができる一冊である。
メルプロジェクトの中心メンバーである水越伸氏は、90年代以降の日本のメディア
リテラシー教育の理論・実践にわたる中心的存在の一人といえるわけだが、その水越
氏の現在の到達点、考え方の核にも、平明に触れることができるところが魅力だ。
学校教育においては、今のところ、メディアリテラシー教育は、教科教育のしがら
みもあって、吟味・分析といったところを、おおむねぐるぐる回っている。しかし、
ここに紹介されている実践(方向性)は、分析(受け取り方)を超えて、自分たちで
もいかに積極的に表現していくか、メディアにアクセスしていくか、というところに
こそ、力点が置かれている。そして、そうした活動を通して、新しい社会のあり方そ
のものにまで目を向けていこうという、かなり大きな提案になっているところも本書
の魅力である。
したがって、本書では、基本的な思想から具体個別の技術に至るまで、幅広く取り
上げている。これは大変魅力的だ。「メディアリテラシーの道具箱」という書名に恥
じない内容になっていると言える。
巻末には、水越氏執筆による「ブックリスト」と「ウェブリスト」が掲載されてい
る。これが簡潔にして要を得たもので、メディアリテラシーを学ぼうとする人々にと
っての羅針盤になりうるものと思う。
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●第63回 国語メディア研究会 7月の案内
国語メディア研究会事務局 中村純子
テレビの裏側、番組制作の問題でもある「やらせ」について考えた横浜市の中
学校での授業について報道番組ディレクターである村井明日香さんよりお話を伺
います。
「メディア・リテラシーにおける『やらせ』の実践型授業
――横浜市立奈良中学校における授業を例に」
講師 村井明日香
(TBSテレビ「報道特集NEXT」ディレクター)
日時 2008年7月27日(日)午後5時30分〜8時
*今回は土曜ではなく日曜開催です。
場所 神奈川県・川崎市高津市民館 第4会議室
(南武線・田園都市線「溝の口」駅前 丸井上11階)
参加費 1000円
予約不要 当日参加歓迎
村井さんは番組制作会社を経て、東京大学大学院情報学環でメディア論を専攻
され、現在、フリーのディレクターとして報道関係の現場でご活躍されています。
メディアの送り手として番組制作に携わりながら、教育へのご関心も高く、メ
ディア・リテラシーの教育実践活動に力を注いでいらっしゃいます。
今回は社会科、情報モラル教育にも関わる内容かと思います。平成20年版の学
習指導要領でも各教科で言語能力を育成することが打ち出されました。メディア・
リテラシー教育として、教科横断的な内容で勉強して参りたいと思います。
★村井明日香(TBSテレビ「報道特集NEXT」ディレクター)さん
よりメッセージ
テレビにおける〈やらせ〉の問題。これをメディア・リテラシーでどのように
扱うべきなのか?それを参加者の皆様と一緒に考えたいと思っています。
去年1月、「あるある大事典2」の問題が世間を騒がしたのは記憶に新しいと
思います。〈やらせ〉は今なお繰り返され、視聴者の間では「テレビはどうせ
〈やらせ〉」という冷めた見方まで出てきています。
一方、メディア・リテラシーにおいて〈やらせ〉を扱うのは非常に難しいとさ
れ、具体的な実践はこれまであまり多くなかったのが現状と言えるでしょう。
こうしたなか、報告者は〈やらせ〉を考える実践型授業をこれまで幾度か試み
てきました。今回はそのなかから、去年12月、横浜市立奈良中学校の3年生約280
名を対象に行った授業を紹介。授業では、〈やらせ〉かどうか議論の分かれる具
体的なテレビ番組や、報告者がこれまでに実際に制作した番組の撮影手法を例に、
その手法が〈やらせ〉か〈やらせ〉でないかディスカッションを行いました。
今回の研究会では、その一部を体験していただきながら、メディア・リテラ
シーにおける〈やらせ〉の扱い方を一緒に考えていかれればと思っています。
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□□□ご意見、実践報告、催しのご案内など情報をお寄せください。□□
□□転載は電子メールで水野 mm@jmec01.org までご相談ください。□□
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【編集室】 編集長水野恵 /藤川 大祐、石川 晋、小林 浩一
発行:日本メディアリテラシー教育推進機構 < 理事長 藤川 大祐 >
Japan Media-literacy Education Council 略称JMEC(ジェイメック)
〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学教育学部
藤川大祐 研究室 Tel 043-290-2564 Fax 020-4666-7825
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