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総合的な学習の時間などで話題のメディアリテラシー教育に関心のあるかたに向けて、メディアリテラシーに関する情報をお届けします。日本メディアリテラシー教育推進機構がプロデュースしています。

  • 周期 月1回刊
  • 最新号 2008/11/09
  • 発行部数 1381
  • マガジンID 0000029763
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2008/06/14

★メディアリテラシー教育21★No.257 2008.6.14

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  情報の読み書き能力を育てる「メディアリテラシー教育21」No.257
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       編集長/水野 恵(愛知産業大学三河中学校教諭)配信部数1441

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     最近の携帯電話をめぐる問題について

                        藤川 大祐 (千葉大学教育学部准教授)
                             URL http://homepage2.nifty.com/dfujikawa/
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 このところ、携帯電話に関わる話題がマスメディアを賑わしています。今年に
入ってから、たとえば次のようなことがありました。

・青少年が利用する新規加入の携帯電話に、保護者からの申し出がない場合には
フィルタリングをかけることとなった。
・千葉県柏市で、プロフィールサイトのトラブルがもとで、17歳少年が中学生を
金属バットで殴り、殴られた中学生が意識不明の重体に。
・サイトの評価を行う第三者機関があいついで発足。
・内閣の教育再生懇談会が、中学生以下に携帯電話を使わせない方向で議論。
・秋葉原通り魔殺傷事件の容疑者が、携帯電話用掲示板に数千回にも及ぶ書き込
み。
・青少年有害サイト規制法が成立。

 私は、こうした問題に関わって、文部科学省「ネット安全安心全国推進会議」
の委員として小学生向け啓発リーフレットの監修、シンポジウムでの登壇等の活
動を行ってきました。また、5月には講談社現代新書『ケータイ世界の子どもた
ち』を上梓しました。また、柏市の事件で被害に遭った子どもが流山市の中学生
だったことから、流山市が子どもネット対策会議を緊急に発足させ、私は座長を
つとめさせていただきました。
 今後も、多くの方々と連携しつつ、携帯電話に関する状況を改善すべく取り組
んでいきたいと考えています。皆様、今後ともよろしくお願いいたします。



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★連載★全6回(延長する予定です)
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第6回 ケータイ文化・パソコン文化

        鎌田真樹子(株式会社 魔法のiらんど http://ip.tosp.co.jp
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 皆様ご存知のかたも多いと思いますが、政府の教育再生懇談会で「小中学生に
携帯を持たせない」という提言がされる予定です。持たせる場合は通話機能と
GPSに限定した端末にするということですが、福田首相の「子どもの場合は携帯
電話の必要性がそれほどあると思わない、むしろ有害情報の心配をしたほうが良
い」という発言については、多くの大人の方々の世論を代表しているものなので
しょう。

 しかし私たちは、世間で言われているケータイインターネットの闇の世界につ
いての記事や事例と実際に私たちのサービスを利用している子供たちの状況がか
なり違うという違和感を持っています。もちろん実際に事件は起きていますし、
インターネット上の有害情報は確実に存在しています。しかし多くの子どもたち
は非常に真っ当に、注意しながらケータイインターネットを健全に利用している
というのが私たちの実感です。

 子どもたちはこのことをいったいどのように捉えているのか、早速子どもたち
にアンケートをとってみました。(携帯を持ってよかったこと、悪かったこと、
この教育再生懇談会での提言をどう思うかなど)このアンケートは魔法のiらん
どのアンケート広場で開催しています。(6月13日まで)

 まだ途中ですが、子どもたちのコメントは、「努力する前に規制しないでほし
い」「ほかに方法があるのではないか」「フィルタリングで十分なのではない
か」「国の規制に疑問、親や学校などで、危険を教えるべき」などなかなかたく
さんの意見がでています。
 次号でアンケートの結果をお知らせしたいと思います。



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●フィンランド教育に学ぶ対話型学習
    講師 / 北川 達夫さん (日本教育大学院大学客員教授)

            主催:NPO法人 日本ホームスクール支援協会、NPO法人パルレ 
       後援:NPO授業づくりネットワーク  
      
   日時:: 2008年6月21日(土)13:00〜17:00
   場所:: 品川ボランティアセンター 3F 会議室
       〒140-0014 品川区大井1-14-1 大井1丁目共同ビル
        http://shinashakyo.jp/access/index.html
        JR・東急大井町駅から徒歩5分 東急下神明駅から徒歩6分

   参加費:2500円(パルレ・HoSA会員:1000円) 
   定員:40名
             
 フィンランドでは「社会で生きるための力」を育むことを最優先に考えていて、
「コミュニケーション力」と「問題解決能力」を重視しています。この2つの技
能を育むための授業形態が「対話型学習」です。フィンランドは、それらの技能
とつながる経済協力開発機構(OECD)が実施する学習到達度調査(PISA)の読解
テストで2回連続1位であることが世界的に注目されていて、読解力が14位の日
本はフィンランドの教育方法に学ぶところがあると思われます。
 
 フィンランドの小学校5年生の国語の内容をご覧ください。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃とつぜん、世界中の電話が使えなくなってしまいました。電話┃
┃をかけようとしても、ちがうところにつながってしまいます。┃
┃こうなると、世界はどうなってしまうのでしょうか。一人で/┃
┃友だちと二人で/班で、物語を考えて、作文を書くか    ┃
┃発表しましょう。(『フィンランド国語教科書』小学5年生)┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 課題の内容もユニークですが「一人で/友だちと二人で/班で」解決する方法
も目を引きます。互いの作文を批判的に検討したり、論理的に議論したりする姿
勢を促す学習が仕組まれています。

 今回のワークショップでは、フィンランド教育の対話型学習を体験しながら、
子どもたちが社会で生きるために必要な「コミュニケーション力」と「問題解決
能力」の養成について、学んでいただきます。
 ぜひ、たくさんの方の参加をお待ちしています。

 講師/ 北川達夫さん(日本教育大学院大学客員教授)
   1966年東京生まれ。ヘルシンキ大学歴史言語学部等に留学。外務省入省。
  在フィンランド日本国大使館在勤。帰朝後に退官、  執筆・翻訳・教育
  動のかたわら、科挙式メソッドやフィンランド・メソッドなど、独自の教育
  メソッドの開発と実践に携わる。
 
  著書『「論理力」がカンタンに身につく本―欧米式作文メソッドでOK!説得
   ・交渉・コミュニケーションの達人になる3ステップ』(大和出版)
   『図解フィンランド・メソッド入門』
  翻訳『フィンランド国語教科書―日本語翻訳版フィンランド・メソッド5つの
    基本が学べる』小学3・4・5年生(いずれも経済界)

【主催団体のご紹介】
<日本ホームスクール支援協会>
  HoSAは、学業の機会を失っ子どもたちの学習の機会を保証するためにホーム
 スクールの地位の向上、社会的認知の向上、保障そしてホームスクール実践者
 に対する支援を目的として設立。コミュニティー、教育界、企業に広く働きか
 けることを目指している。

<パルレ>
  発達障害の子どもを持つ親の会からスタートしたNPO。発達障害児・者の自立
 支援のための活動をしている。小学生を対象にしたSST(Social Skills 
 Training)、中学生以上の個別支援・ペアレントトレーニング・各種イベント・
 相談等を行っている。

★申込・問い合せ先
 1)氏名、2)会員・一般の別、3)〒・住所、4)電話・FAX番号、5)勤務先、6)メー
 ルアドレスを明記の上、下記あてにFAX、Eメールまたはハガキでお申し込み下
 さい。

  特定非営利法人 日本ホームスクール支援協会 事務局 日野公三
  Tel 03-3446-2541 FAX 03-5423-2813
  e-mail info@homeschool.ne.jp  URL:http://www.homeschool.ne.jp/
  〒141-0001 東京都品川区北品川5-12-4 山泉ビル3F



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   □□□ご意見、実践報告、催しのご案内など情報をお寄せください。□□
     □□転載は電子メールで水野 mm@jmec01.org までご相談ください。□□
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 【編集室】 編集長水野恵 /藤川 大祐、石川 晋、小林 浩一 
   発行:日本メディアリテラシー教育推進機構 < 理事長 藤川 大祐 >
     Japan Media-literacy Education Council 略称JMEC(ジェイメック)
         〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学教育学部
          藤川大祐 研究室 Tel 043-290-2564 Fax 020-4666-7825

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