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総合的な学習の時間などで話題のメディアリテラシー教育に関心のあるかたに向けて、メディアリテラシーに関する情報をお届けします。日本メディアリテラシー教育推進機構がプロデュースしています。

  • 周期 月1回刊
  • 最新号 2008/09/26
  • 発行部数 1388
  • マガジンID 0000029763
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2008/05/25

★メディアリテラシー教育21★No.256 2008.5.25

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  情報の読み書き能力を育てる「メディアリテラシー教育21」No.256
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       編集長/水野 恵(愛知産業大学三河中学校教諭)配信部数1437

 ケータイと子どもたちとの関わりは、日々欠かせないものです。
 さて、今月の講談社現代新書の新刊『ケータイ世界の子どもたち』(藤川大祐著)
は、今、起きている子どもとケータイに関する多くの問題を、基礎的、総合的に知
ることのできる本であり、日本メディアリテラシー教育推進機構における最近の研
究テーマが集約された一冊ともいえるでしょう。ケータイを入り口にした教育問題
の入門書としても、ぜひご活用ください。

■講談社現代新書 新刊『ケータイ世界の子どもたち』(藤川大祐著)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2879441&x=B


★連載★
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メディアリテラシー教育 〜おすすめの一冊〜 その2
             石川 晋  (広尾町立広尾中学校)        
        http://homepage1.nifty.com/maru-shin/(毎日更新)
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☆ おすすめしたい本 ☆
 児童言語研究会 編著
『メディア・リテラシーを伸ばす国語の授業 小学校編』(一光社)1900円+税

 児童言語研究会は、国語科教育の世界では大変著名な研究グループである。
「一読総合法」と呼ばれる手法で、特に文学教材などを読み進めるための提案を
行ってきたグループである。いわゆる読みのスキルを習得するといった「言語技術
指導」に偏らず、社会認識を高める国語力を総合的に身につけさせるという立場を
一貫して堅持してきた。
 その児童言語研究会の2005年提案の一冊が、この本である。

 取り上げているメディア領域は豊富である。
 実践編の中では、新聞記事、教科書教材といった、国語科でメディア・リテラ
シーを伸ばす実践を行う時の定番的発想に加えて、地域のメディア活用といった発
想からの実践や、テレビアニメ(ちびまる子ちゃん)を題材にしたものまである。

 児童言語研究会は、メディア・リテラシーを授業実践で伸ばしていくにあたって、
「メディアの情報を取捨選択し、吟味・検討する能力」として、次の四つを挙げて
いる。

1.情報源の確かめ
2.複数の情報の比べ読み
3.情報言語の検討・吟味
4.主体的・批判的読み

 ここに示されている四つのポイントは、大筋として「批判・批評」という観点か
らのものであり、したがって、「活用」といった視点からのものは、小学校実践で
あるということも含めてやや薄い。しかし、一つの明確な立場の主張になっている。

 実践記録もそうした主張がベースになっていることを踏まえて読むと、どれもお
もしろい。実践記録としては、1980年代以降の授業記録文体改革の流れに乗らない
饒舌文体(笑)で、やや読みにくいという難点はあるが。

 姉妹編としての中学校編もある。これも、いずれ紹介したいと思う。


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●岩波市民セミナー<全4回>メディア社会をどう生きるか 
 〜下村健一さん(TVキャスター、市民メディア・アドバイザー)考察による〜 

 本セミナーでは,各回とも前半に下村さんが自らの取材体験などをもとにメディ
アの現状について考察し、後半では、報道被害者や市民メディア実践者など様々な
ゲストを交えて、各回のテーマを具体的に掘り下げます。

  日時 : 全4回〉 6月2日(月),6月9日(月),6月16日(月),6月23日(月)
          午後6時半より約2時間。
          ☆ 最終回だけの単回聴講も、全回参加も可能です。

  場所 : 東京都千代田区神田神保町2-3 アネックスビル3階セミナールーム

第1回…6月2日(月)
   メディアの"影"――報道被害発生のメカニズム
  (ゲスト・郡山総一郎氏=イラク人質事件当事者)

第2回…6月9日(月)
    メディアの"光"――修復的報道の可能性を探る
  (ゲスト・入江杏氏=世田谷一家殺害事件遺族)

第3回…6月16日(月)
    メディアの新たな担い手――市民誰もが「発信者」の時代へ
  (ゲスト・白石草氏=プロから転向した市民メディアの中心人物)

第4回…6月23日(月)
    メディア社会の生き方――世界のメディア・リテラシーと日本
  (ゲスト・中村純子氏=このメルマガでもお馴染みの熱血教諭)

■詳細とお申し込みはこちらまで。定員になり次第、〆切です。
http://www.iwanami.co.jp/seminar/citizens/080602.html



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●渡辺真由子さん講演会
  〜深刻化するネットいじめ その現状とおとなの役割〜

   主催 NPO法人名古屋NLP教育センター  http://nagoya-nlp-edu.jp/
   後援:愛知県教育委員会 名古屋市教育委員会 中部経済新聞社 
       教育家庭新聞社 名古屋青年会議

 日時 平成20年6月1日(日) 13時半から15時半
 会場 名古屋国際会議場 http://www.ncvb.or.jp/ncc/koutu/index.html
 参加費 3000円
 定員  100名
 対象  教育関係者 保護者 学生 カウンセラー コーチ メディア関係者

<内容>
・ネットいじめの現状と手口
・ネット社会の問題点を検証
・大人はどんな対策が必要か
・ネット・リテラシーとは

 深刻化するネットいじめや子どもたちのケータイやネットにおける人間関係トラ
ブルは、教育現場だけでなく、大きな社会問題となっています。
 私、桑原規歌(くわはらのりか)自身、現役養護教諭時代には、保健室にもちこ
まれる生徒のいじめや人間関係トラブルの多くに携帯電話やインターネットがから
んでいる現実を見てまいりました。 こうしたネットトラブルやネットいじめの最
新の実態を、「オトナのメディアリテラシー」の著者 渡辺真由子さんからお聞き
できる講演会を企画しました。

◆渡辺真由子さん プロフィール
 メディアジャーナリスト
 慶応大学メディア・コミュニケーション研究所非常勤講師。

  慶応大学文学部人間関係学科卒業後、テレビ局報道記者・ディレクターを経て、
 サイモンフレイザー大学メディア分析所PBD修了。メディア・リテラシー教育
 の先進国カナダにて研究。
  いじめ自殺と少年法改正に迫ったドキュメンタリー「少年調書」で、日本民間
 放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金優秀賞受賞。
  メディアの性・暴力表現が犯罪やジェンダー意識の形成に与える影響等につい
 て、コメンテーターや講演を務める。「メディアと賢く付き合う方法」を手ほど
 きし、最先端のメディア・リテラシー教育をわかりやすく解説。最近は「ネット
 いじめ」をテーマに、被害を受けた子どもたちの取材を続けている。著書に『オ
 トナのメディア・リテラシー』。

◆講師からのメッセージ
  インターネットや携帯メールを利用した「新しいいじめ」が日本にも上陸し、
 大問題となっています。私は10年前からいじめ自殺の取材に取り組み、最近はネ
 ットいじめの被害者や教師の方々を取材しています。
 講演では、インターネット上のいじめをめぐる日本の現状、そしてこれらの問題
 の背後に潜むネット社会ならではの原因を分析し、解りやすく解説します。また
 子どもを守るための対策として、今求められるネット・リテラシーについて、先
 端のノウハウも伝授します。

・詳細はhttp://nagoya-nlp-edu.jp/kyouiku/watanabekouen.html
・参加希望の方は、以下の申し込みフォームよりお申し込みください。
  http://www.formpro.jp/form.php?fid=29865



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   □□□ご意見、実践報告、催しのご案内など情報をお寄せください。□□
     □□転載は電子メールで水野 mm@jmec01.org  までご相談ください。□□
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 【編集室】 編集長水野恵 /藤川 大祐、石川 晋、小林 浩一 
   発行:日本メディアリテラシー教育推進機構 < 理事長 藤川 大祐 >
     Japan Media-literacy Education Council 略称JMEC(ジェイメック)
         〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学教育学部
          藤川大祐 研究室 Tel 043-290-2564 Fax 020-4666-7825

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