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2008/08/15

浪漫飛行 RichLife 『工業品』

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       ▲▽▲ 浪漫飛行 RichLife『工業品』 ▲▽▲

情報提供元:日本ロビーインダストリアル
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                                                      2008年8月18日号
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<< 今週の予想 >>
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【金】 今週のトレンド:[やや強気](08/18)
価格低下で現物需要拡大との見方も浮上
 商品相場の代表格である原油は120 ドルの心理的な抵抗線を割り込んでなお下値
模索の展開が続いている。手掛かり材料は強弱あるようだが、背景には投機筋のポ
ジション調整が指摘できそうだ。そしてこれは金にも当てはまり、今はこうした短
期筋の売買に翻弄されている状態と言えよう。あるいは、為替市場において急速に
ドルの評価が高まったことも原因の一つ。
 ただ、ドル全面高とは言っても積極的にドルを買っているというよりは、他国の
景況感の悪化が伝わるたびに水準訂正が進んでいるという感じで、これまで金相場
を支えてきた背景である金融不安が消えてはいないことに注意したい。
 原油価格の調整でインフレ懸念はやや沈静化したと見るべきかも知れないが、肝
心の原油相場が大天井を打ったとの声も少なく、主要国閣僚からはインフレ警戒発
言も続いている。株高もどこまで持続するかという段階に来ていると見れば、やは
りポートフォリオの一つとしての金投資は欠かせないことになろう。
 さすがに急激な下げを見せられて買い方は委縮してしまいそうだが、商品相場と
長く付き合うにはこうした急変も時にはあると割り切って、資金には余裕を持たせ
て臨むことが大事である。
 NY 金は800 ドル割れが視野に入ったが、今後の注目は現物需要。特にインドの
婚礼シーズンを前にした価格急落によって、同国の輸入が増加するとの思惑が出て
くる可能性がある。実需筋の動きが確認できれば、安値拾いに安心感が出そうだ。
テクニカル的にも売られ過ぎ感が強く、反転タイミングは近いと見たい。

【白金】 今週のトレンド:[やや強気](08/18)
価格下落で宝飾需要にも期待、大勢は変わらず
 史上最高値を付けた後の原油相場の変調は、金融市場にさまざまな余波をもたら
した。まず顕著となったのが、商品市場からの資金流出であり、為替市場における
ドルの買い戻しであったと言えよう。ドル建てで取引されるNY 白金は、ドル高に
より割安感が薄れたことや、景気減速による自動車販売の低迷、主要自動車会社の
販売計画の下方修正などが嫌気され、下げ足を強める展開を余儀なくされてきた。
 ただ、こうした動きにもいよいよブレーキが掛かり始めている。それは価格の低
下によって、宝飾需要が喚起される可能性が出てきたためである。白金の需要は自
動車触媒と宝飾品が両輪。これまでは排ガス規制強化と新興国での自動車普及が触
媒需要を押し上げてきた反面、価格高騰から宝飾品の売れ行きは年々鈍ってきた経
緯がある。それが好転する可能性は今のところ無視されていると言ってよい。確か
に景気の先行き不透明感が強い中で、宝飾品の売れ行きが伸びるとはイメージしに
くいが、米国を中心とする金融不安が終わったわけではなく、どこかで実物資産と
しての買いが入るのは疑いようがない。
 短期的には下向きとなりがちなものの、やや視点を変えて見れば、中長期トレン
ドはまだ上昇を維持している。ちょうど南アの電力供給問題により押し上げられた
分が剥落したに過ぎず、需給バランスの硬直化(供給の伸びが限定的である反面、
需要の伸びは安定推移するとの予想)を背景に売りは限られると考えたい。
 外部要因で行き過ぎるのは相場の習性の一つであって、そうした場面での対処が
優劣を決めるものと見る。

ガソリン】 今週のトレンド:[やや弱気](08/18)
原油下落で先高期待の修正に
 産油国の増産、先進国の原油消費が後退しているのが明らかになるとともにNY 
原油は大幅安に見舞われ110 ドル台に下落している。需給面もさることながらCFT
C の監視強化に伴いヘッジファンドの資金が流出したことにより、CFTCの建て玉調
査でも買い越しから売り越しに転じたことなども影響している。
 しかし、米国の在庫報告によれば製品在庫が減少に転じ、在庫も低水準で推移し
ているのを好感してNY 原油は反発に転じている。NY 原油は振幅の激しい動きが続
いているが大勢的には高値を確認したとみられる。
 このため9 月の仕切り価格は船積み価格の下落もあり、引き下げられる可能性が
強まってきている。現在のドバイ価格の動向からすると10 月も船積み価格は下落
することになりそうである。このため期先が上ザヤを形成していたが、全体的には
先高期待が解消されて同ザヤ性向を強めている。
 NY 原油が110 ドル割れまで売られるかどうかは微妙なところである。インド、
中国などの消費増加傾向が続いていることや依然として地政学的リスクが解消され
ていないため突発高の可能性が残る。また、サウジが増産したことにより、一段と
増産余力が乏しくなってきたことも指摘されている。とはいえ10 月までは冬場の
原油消費活発前の端境期に相当するだけに、ファンド資金の撤退もあり、150 ドル
台などは当面はなさそうである。
 当面は原油価格も投機資金の介在が弱まってきたことなどもあり、地政学的リス
クの再燃がなければ10 月までは120 ドル台を中心にしての高下になるものとみら
れる。NY 原油の上昇期待から買われていた期先限月も修正安に見舞われることに
なりそうである。期先限月中心に売り方針で対処したい。

【灯油】 今週のトレンド:[やや強気](08/18)
採算面からは買い余地有り
 原油価格の下落とともに一時は11 万円を越えていた灯油の業転価格は10万2500
 円に下落している。また、国際製品市況も下落に転じてきている。このため好調
であった輸出の伸びが鈍化することが見込まれている。しかし、インドのディーゼ
ル需要が前年比23〜 24%増加していることが同国から発表されたが、中国も同様
に需要は増加している。
 ただ、中国はオリンピック以降の景気後退が予想されているため、委託生産を含
めて中国向け輸出の好調がどこまで続くか不安視されている。ジェット燃料も価格
高騰に伴う経営悪化から減便が世界各国の航空会社で行なわれ、消費鈍化が見込ま
れているだけに輸出好調状態にも陰りが見えてきている。
 元売は灯油を減産してジェット燃料を増産するという生産体制で臨んでいたが、
ジェット燃料輸出が不振になってくれば積み増し期に入っている灯油に生産の力点
を移動してくることになるとみられる。ただ、元売はガソリン主体に減産体制を強
化しているだけに灯油が増産されるにしても緩やかなペースになるとみられる。
 元売が積み増しを開始してくるのは9 月以降であり、本格的な増産体制に移行す
るのは10 月以降というのが例年のパターンである。ドバイ原油は7月に140 ドル台
の高値を付けた後、現在は110ドル台前半まで下落している。このため今後の販売
生産コストは低下することが見込まれてくることになる。
 このコスト低下を先取りして売られているが、それでも原油コストが2 万円以上
、前年同期に比較して上昇していることから考えると10 万円を割り込んでいる現
在の価格は安過ぎとみられる。取組整理が進めば反発に向かいそう。

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<< サポート情報 >>
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【ムンバイ11 日ロイターES =時事】
 インドの金塊業界団体、ボンベイ・ブリオン協会の幹部は11 日、7 月の同国金
輸入量が約30トンと、前年同月(68トン)から56%近く減少したことを明らかにし
た。価格上昇を受けた小売り販売の落ち込みが背景。同幹部は「価格が(10 グラ
ム当たり)約1 万1,000ルピーに下落すれば、(8 月の輸入は)前年同月を上回る
かもしれない」と述べた。先週は価格が10 グラム当たり1万2,000 ルピーを割り込
んだのを背景に需要が増加した。

【モスクワ12 日ロイターES =時事】
 ロシアの産金会社ハイランド・ゴールド・マイニングは12 日、2008 年上半期の
金生産量が前年同期比18%増の6 万8,813 オンスになったと発表した。

【ロンドン10 日ロイターES =時事】
 10 日付の英日曜紙サンデー・テレグラフは、スイス資源大手エクストラータが
、南アフリカ共和国を生産拠点とする英系白金大手ロンミンに対する買収提案をめ
ぐり、50 億ポンド(96 億4,000 万ドル)以上の買収資金調達を検討していると報
じた。エクストラータは先に、ロンミンに対し50 億ポンドの買収を提案している

 同紙によると、エクストラータはロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(R
BS)やバークレイズ、サンタンデル、ドイツ銀行などと買収資金の調達協議に入っ
ており、2 週間以内にそうした措置が取られる公算が大きいという。当初のエクス
トラータ提案について、ロンミンは同社事業を過小評価したものだとしていた。

【12 日パリ:T&C FinancialResearch USA】
 国際エネルギー機関(IEA) は、2009 年の世界石油需要見通しを日量8,770 万
バレルとし、前回発表から86万バレル上方修正した。先進国の石油需要は減退の可
能性が高いものの、新興国の経済成長に伴う需要の増加がOECD 諸国の需要低下分
を打ち消すとの見方が、世界的な需要増加見通しの根拠とされている。一方、6 月
における産油量(日)は、OPEC が3,240 万バレルと前月から35 万バレル増加した
。これはサウジアラビア、イランの生産増が影響している。なお、OPEC の生産余
力は170 万バレル前後とみられている。また、世界生産に関しては8,660 万バレル
で前月を49 万バレル上回っている。

【13 日ワシントン:T&C FinancialResearch USA】
 13 日発表の米国エネルギー省石油在庫統計によると、8 日現在の原油在庫は32
万バレル取り崩した2億9,655万バレルだった。この在庫量は前年比で11.5%減とな
るほか、過去5 年平均を5.2%下回るものである。なお、国内の石油需要は日量2,0
37 万バレルで前週から16 万バレル増加している。
 一方のガソリン在庫は639 万バレルと大きく減少した結果、2 億282 万バレルと
2007 年12 月7 日以来の低水準に落ち込んでいる。また中間留分在庫も176 万バレ
ル減少した1 億3,159 万バレルとなった。ただこれは、依然として前年同時期を3
.1%、過去5 年平均を4.0%それぞれ上回るものである。

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<< 今週のスケジュール >>
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【国内・海外商品のお知らせ】
[8月18日]
 USDA(米農務省)週間輸出検証高
 USDAクロップ・プログレス(週間作物生育進度・作柄報告)
[19日]
 ICE・WTI原油9月限納会
[20日]
 石油連盟週報
 NY・WTI原油9月限納会
 API(米石油協会)・EIA(米エネルギー情報局)週間石油統計
[21日]
 USDA週間輸出成約高
[22日]
 米キャトル・オン・フィード(集中肥育場内の牛頭数)
 CFTC(米商品先物取引委員会)建玉明細

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