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2008/07/11

浪漫飛行 RichLife 『工業品』

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情報提供元:日本ロビーインダストリアル
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                                                      2008年7月14日号
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<< 今週の予想 >>
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【金】 今週のトレンド:[やや強気](07/14)
節目の水準を維持する上昇相場の仕掛け時期を探る
 北海道洞爺湖で開催されたサミットでは環境とエネルギーが大きな問題として取
り上げられ、原油相場の高騰と投機資金の過激な動きに対して警鐘が鳴らされた。
このことに直接影響された訳ではないが、原油相場は140 ドルを割り込んで急落し
、つれて海外市場のドル建て金価格は節目の900 ドルに近付く展開となった。また
、3,200 円台へ乗せていた国内の円建て金相場(先物)も一時はこの水準を割り込
む場面があった。しかし内外いずれの市場においても、この下落が今後の下げ相場
の進展につながるとする見方は少なく、金相場の底堅さを再認識させるものとなっ
ている。
 原油や穀物などの商品市場に流れ込む投機資金に対する批判は高まり続けており
、規制当局は監視を強化し市場をコントロールする対策を打ち出して来ている。し
かしこのことで相場高騰が収まる可能性は低く、逆に火に油を注ぐことになりかね
ない懸念もありそうだ。高騰する相場の勢いが思いもよらぬ展開を作り出したこと
は、枚挙にいとまが無い。900ドル台の前半と3,000 円超の金価格水準は、いずれ
も高値と言えばその通りである。金現物の購入には手控えもあるだろうし、先物ポ
ジションの利食いを考える向きも多くなるだろう。しかし中長期の上昇トレンドを
想定する中では、一時的な安値には買いが待ち構えている。テクニカルの面では、
3,200 円台を維持して上値挑戦となりそうだ。7月3 日に3,251 円の高値を付けて
3月14 日の3,257 円と同水準に達した。その後は小反落して一時3,200円を割り込
んだが、基調はしっかりしており3,300 円台乗せが期待される。

【白金】 今週のトレンド:[もみ合い](07/14)
大きく速く変化する商品特性を理解して適宜の対応を
 原油相場が140 ドルを割り込んで急落する中、金相場はそれ程の下げにはならな
かったが、白金相場は内外の市場で大幅に水準を引き下げてしまった。海外のドル
建て価格は大台の2,000 ドルを割り込んでしまい、1,950 ドルを下回る場面も見ら
れた。また同様に、国内の円建て先物価格は節目の7,000 円から離れて下方に向か
い、6,500 円に近付く動きを見せることになった。金が原油相場の急落には連動せ
ず堅調に推移しただけに、白金の急落振りが目に付くことになった。今回の下げが
、原油相場の急落につれてということばかりでないことは、注意を要するだろう。
原油相場が高騰を続けていることによる影響は様々あるが、ガソリンの高騰が自動
車の買い控えを招き、それが自動車製造の減少をもたらすとういうことが考えられ
る。世界的に拡大傾向を依然として続けている自動車産業だけに、これは一時的な
現象に過ぎないとの見方は多い。しかし、原油相場の高騰が相当に長期化すれば、
白金需要の減少が現実となる可能性を完全には否定出来ない。金に比べて相場のス
ピードと値幅の大きさが特徴になっている白金だけに、仕掛けるタイミングの見極
めが最も重要になる。下げ局面で出て来る安値に対して素早い決断をして、前髪し
かないと言われる幸運を掴みたいものだ。テクニカル分析では、7,000 円から離れ
て下げが強まっており下値を探ると見込まれる。移動平均線は右肩下がりが顕著に
なり、RSI も売りの度合いを高めている。6,600 円付近で下げ止まっても、その後
は下値鍛錬となることが予想される。

ガソリン】 今週のトレンド:[やや強気](07/14)
原油に連動しての上値追いに
 店頭販売価格が180 円台に乗せている。このため最盛需要期入りにもかかわらず
消費の盛り上がりは期待できないとの見方が強まっている。8 月においても仕切り
価格引き上げは避けられないだけに、帰省は他の交通機関でという動きが強まるこ
とが見込まれ、販売量は伸びそうにない。
 NY 原油は高値から10 ドルの下落を演じたもののイランのミサイル試射に伴い中
東情勢が緊迫化したことにより、下げ止まっている。地政学的リスクが高まるよう
であれば、高値追いとなることが見込まれる。また、投機資金によって原油が高騰
しているという観点から規制を強化する動きもあるが、実行は難しいとされている

 中国、インドの原油消費量の伸びに産油量が追い付いていないことが根本的な原
因である。先進国の消費が価格高騰によって減少して、始めて需給が均衡すること
になるという観測がなされ150ドルは通過点であり、200 ドルまで有り得るとの人
気になっている。
 元売は減産しつつも出荷調整を行って市況維持を図っている。業転価格もこのた
め在庫過多にもかかわらず下落せず上昇している。また、白油と異なり揮発性が高
いため、輸出には特殊なタンカーが必要なことから困難であり、いずれは減産して
消費減に対応しなければならない。
 当面は過剰在庫状態ながらも原油高に見合う価格転嫁を行なうしかない。原油が
高値を確認するまではガソリン高は続くことになる。地政学的リスクの高まりもあ
り、原油の出直り高が見込まれ、強気姿勢で対処するしかなさそうである。

【灯油】 今週のトレンド:[強気](07/14)
在庫薄だけに強気方針で対処
 国際製品価格は高値圏での推移となっていることもあり、輸出は引き続き好調状
態を維持している。価格高騰で内需が不振であるが、輸出でカバーし、白油( 灯油
、ジェット燃料、軽油) 需給は均衡体制が維持されている。しかし、元売としては
白油関係を増産すれば、ガソリンも連産品として増産され、在庫過剰度が増してし
まうということになる。
 ガソリンでは利益を確保できず原油高を転嫁するのに精一杯であることからも白
油で利益を得るという体制で臨んでいる。灯油においても価格高騰から販売不振が
見込まれているため、在庫積み増しに入っているにもかかわらず、現時点で例年よ
りも20 万KL 少ない180 万KL 台という状況である。
 今後も在庫の積み増しペースは輸出好調の間は鈍いものになるとみられている。
ガソリン以上に原油高による価格転嫁を需給タイトということから浸透し易いとい
える。
 ただ、在庫積み増しが遅れているため今後の原油価格動向によって価格面は大き
く左右される。米国当局が行なっている監視強化、投機規制が具体化し、価格がピ
ークアウトすれば逃げ足の速いファンド資金だけに100ドル前後まで下落する可能
性もある。そうなれば灯油も原油価格反映ということからも下落することが見込ま
れる。
 灯油も原油動向次第となるが、現状では世界的にスタグフレーションが起きるの
ではないかと懸念されていることからも、高騰抑制対策が効果を出すことも有り得
る。とはいえ目先的には在庫薄の商品であり、原油も高値圏であることからも強気
で対処するしかない。


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<< サポート情報 >>
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【ドバイ7 日、ロイターES 時事】
 ドバイの金宝飾品業界団体のアブドラ氏は7 日、6 月の同国金宝飾の販売量が前
年同月比17%増加したことを明らかにした。インドなど国外からの移住者の需要が
拡大した。同氏は「第2四半期の後半に荒い値動きが落ち着き、価格が下落したの
を受け、需要が約15%増加した。6 月の増加幅は17%以上だった」と述べた。また
、インドを中心とした外国人移住者の需要が上昇する夏季のピークに入っているこ
とも指摘した。

【東京7 日、時事通信】
 東京工業品取引所は7 日、金ミニ取引の建玉制限を今月17 日から緩和すると発
表した。取引が活発化しているのに対応する。現行制限枚数の2.3 倍の建玉が可能
になる。

【ロンドン7 日、ロイターES 時事】
 溶鉱炉一時閉鎖の影響、最大1 万オンス。南アフリカ共和国を生産拠点とする英
系白金大手ロンミンは7日、故障した溶鉱炉を修理のため一時閉鎖した影響で、今
年度(2007年10 月〜2008 年9 月)の精製白金販売量に5,000.1 万オンスの損失が
生じることを明らかにした。ロンミンは同日、一時閉鎖していた一号溶鉱炉の操業
が通常に戻ったと発表した。ロンミンは今年度、操業トラブルや電力問題の影響で
、2 度にわたって販売目標を下方修正している。90万オンスとしていた当初目標を
1 月に86 万オンスに引き下げたのに続き、4 月にはさらに77 万5,000 オンスに修
正している。

【7 日ワシントン:T&C FinancialResearch USA】
 CFTC 建玉報告によると、1 日現在のNYMEX 原油市場における大口投機家のポジ
ションは先物のみで21,968 枚、オプションを合わせると104,706 枚のネットロン
グだった。先物のみで前週から2,249 枚、オプションを合わせると10,145 枚ネッ
トロングを縮小した。NY 市場の大口投機家の買い越し数(先物のみ)は5 月13 日
には7 万枚を超えていたが、その後は急激に縮小した。なお、5 月27 日以降のネ
ット・ロングポジションは、原油価格が史上最高値を更新していた状況下でも伸び
悩み、最大でも2 万8,296 枚に留まっている。

【9 日ワシントン:T&C FinancialResearch USA】
 米国エネルギー省によると4 日現在の全米原油在庫は前週に比べて584 万バレル
と大きく取り崩した2 億9,394 万バレルだった。これは1 月25日以来の低水準で、
前年比で16.6%、過去5 年平均を8.5%下回っている。ただし、戦略石油備蓄(SPR)
は、7億596 万バレルと前週から13 万バレル増加した。SPR の統計発表開始(198
2 年8 月)以来で最高の水準を更新している。一方のガソリン在庫量は91 万バレ
ル積みました2 億1,177 万バレルで5 月2 日以来の高水準に達している。また、中
間留分在庫量は182 万バレル増の1億2,250 万バレルだった。

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<< 今週のスケジュール >>
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【国内・海外商品のお知らせ】
[7月14日]
 シカゴ大豆、大豆油、大豆粕、コーン、小麦7月限納会
 USDA(米農務省)週間輸出検証高、週間作物生育進度・作柄報告
[15日]
 原油・石油製品統計週報(石油連盟)
 6月の米コーヒー生豆港湾在庫(グリーンコーヒー協会)
[16日]
 ICEココア7月限納会、ICEブレント原油8月限納会
 ロンドン・ココア7月限納会、ロンドン白糖8月限納会
 API(米石油協会)・EIA(米エネルギー情報局)週間石油統計
[17日]
 ゴム品質検査請求(前検)締切日(後期、東工取)
 USDA週間輸出成約高、NWS(米気象庁)30・90日予報
 LIFFEコーヒー指定倉庫在庫
[18日]
 ゴム指定倉庫在庫、1ヵ月天気予報(気象庁)
 CFTC(米商品先物取引委員会)建玉明細

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しく大きな額になります。また取引証拠金等は、その後の相場の変動によって追
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や相場の変動によって異なり、一様ではありません。 
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※上記取引手数料は2008年7月1日現在の金額です。 

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