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2008/06/06

浪漫飛行 RichLife 『工業品』

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       ▲▽▲ 浪漫飛行 RichLife『工業品』 ▲▽▲

情報提供元:日本ロビーインダストリアル
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                                                      2008年6月9日号
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<< 今週の予想 >>
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【金】 今週のトレンド:[もみ合い](06/09)
ファンドの動きが節目の価格を突破する鍵を握る
 金相場は、海外のドル建て価格で900ドル、国内の円建て相場(先物)の3,000 
円という節目の価格を一時超えたものの、高値を更新することが出来なかった。そ
の後はこの水準を下回る局面もあって、やや軟調に推移する展開を見せている。原
油相場は、1 バレル= 130 ドルを突破して更に上昇を続けそうだったが、利食い
手仕舞い売りと政府当局の投機資金に対する監視強化の動きから反落する場面を迎
えており、この動きにつれて金相場は安値をたどることになってしまった。
 米国のCFTC(商品先物取引委員会)は、石油市場に限らず商品全般に規制強化の
方向性を打ち出しており、ファンドという形の投機資金が各種商品市場から流出す
る懸念が広がっている。一方、当局が行う規制強化には実効性と継続性に限界があ
るとして、今回の反落の値動きに関して楽観的な見方も一部には存在している。し
かしいずれにしても、当局の動きが投機資金の動きを牽制し、相場の上昇圧力を減
少させたことは、紛れもない事実である。金現物需給に関する話題には目立ったも
のがなく、今後も引き続き、原油相場、為替動向、経済指標などの変化を手掛かり
に値動きを続けることが見込まれる。そしてそんな中で、ファンド(投機資金)の
動向が一番の鍵を握るという情況は、変わらずに続いて行くと思われる。テクニカ
ルの面では、3,000 円付近で値固めが出来るかそれとも下値を探るかの判断を迫ら
れそうだ。移動平均線が弱気を示唆し、RSI も売りへ傾いてきていることで下値追
いとなりそうだが、2,900〜2,950 円のゾーンはかなり底堅いと思われる。

【白金】 今週のトレンド:[もみ合い](06/09)
穏やかな展開の中で動き出すキッカケを探る
 白金相場は、注目された価格が海外ドル建てで2,200 ドル、国内円建て先物価格
で7,000 円を超えたことから、高値更新に期待が膨らんでいた。しかし原油相場の
130 ドル割れにつれて、金相場と同様に白金相場も急落する展開となった。海外市
場では2,000ドルの大台を割り込む場面があり、国内先物相場も6,500 円を下回る
安値を記録するほどの急落だった。今回の下げは、原油相場の反落、商品相場全般
の下落、貴金属相場の下げ、そして白金相場の下値追いという連鎖を生んだ訳だが
、その変動の大元に投機資金(ファンド)が存在していることは、今では周知の事
実とされている。そして、利益確定の手仕舞い売りが下げ圧力を強めているのであ
って、現物の需給関係などのファンダメンタルズがもたらした値動きではないこと
には、特別な注意を払うべきであろう。白金現物の需給バランスでは、主要生産国
である南アフリカ共和国の生産減少傾向が解消される可能性は低く、自動車産業向
けの触媒用需要は引き続き拡大が見込まれる。供給不足が何時爆発するかもしれな
いという不安は常に付きまとう。投機資金(ファンド)の動きが白金の相場変動を
拡大激化させている面は否定出来ないが、そのスピード感ある展開に遅れない的確
な判断を下すことを十分過ぎるほどに意識したい。テクニカル分析では、6,600 円
付近で下げ止まるのかここから続落するのかを見定めることになる。移動平均線と
RSI は下げを示しているが、その下値は6,200?6,400 円辺りとも思われる。白金相
場では、押し目形成のパターンになる可能性がある。

ガソリン】 今週のトレンド:[やや強気](06/09)
コスト高を反映して上値含みに
 CFTC の監督強化やドル高に伴い商品市場からのファンド資金の流出が顕著とな
り、NY 原油は高値から10ドル以上、下落している。投機プレミアムが解消される
傾向になっているとみられるが、依然として地政学的リスクが残り、OPEC が増産
の意向を窺わせていないことから下げ幅は限定的とみられている。
 しかし、原油高が世界経済に悪影響を与えていることは間違いなく、食料危機の
遠因の一つが原油高であることからも、OPEC に増産を求める声は強い。しかし、
その一方ではガソリン価格の高騰に伴い低燃費車への移行、節約ムードが世界的に
生じている。「高値で需要を殺す」という需給原則が起きてきている。
 国内的には6 月の仕切り価格引き上げによってリッター当り170 円台となってい
る。買い控え、節約ムードが強まり定修で減産がなされ、5月末の駆け込み需要に
より在庫は減少したとはいえ異例な高水準での推移となっている。ガソリンに対し
て元売は減産体制で臨んでいるが、白油関係の輸出好調などもあり、連産品として
ガソリンは生産されてしまうため、減産といっても限度があるものとなっている。

 ただ、ドバイ原油も下落してきていることから7月においては仕切り価格の据え
置きという可能性は出てくる。いずれにしても消費後退が続き需給縮小均衡を余儀
なくされているため、最低限の利益確保のための価格形成が限度であり、先高期待
などは出にくい状態である。サヤもコスト反映での同ザヤ傾向となっている。原油
価格次第での動きとなりそうで、押したところを買うという姿勢で対処したい。

【灯油】 今週のトレンド:[やや強気](06/09)
需給タイト状態続き強気方針で
 依然として白油( 灯油、ジェット燃料、軽油) 関係の輸出が好調であり、ジェッ
ト燃料は週ごとの増減はあるものの過半は輸出されている。しかし、原油価格の上
昇に伴い製品価格も上昇していただけに、NY 原油がピークアウトした様相を呈す
るとともにNY 灯油は下落に転じてきている。また、フィンランドの国営製油所が
6月から操業を再開していることもジェット燃料のタイト状態を緩和させることが
予想される。
 しかし、白油関係全体でみれば中国は四川地震の復興需要などや、国内の精製能
力不足から日本依存を強めている。このため輸出の好調状態は続くことになるとみ
られる。元売はジェット燃料に生産の力点をおき、灯油の減産体制を継続すること
になり、現在の低水準の在庫状態も続くことになるものとみられる。
 こうした需給タイト状態を反映して末端の販売価格は異例な高値となっている。
ただ、NY 灯油などや原油価格が下落に転じてくればシーズン入り段階では現在の
高値が修正される可能性はある。また、価格高騰に伴う買い控え、代替暖房に切り
替える動きも本格化してくることになるだろう。だが、こうした事態を見越して元
売も在庫の積み上げを抑制しているだけに、消費減に対応した体制で臨むことにな
るとみられる。
 目先的には買われ過ぎの修正局面を展開しているが、輸出好調状態は続くとみら
れ、下値には限度があるだろう。OPEC が増産などを表明しない限りは原油価格に
対応した国際製品価格が形成されることになる。灯油においては価格上昇は避けら
れず、需要期限月に対しては強気方針で対処したい。


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<< サポート情報 >>
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【ニューヨーク4 日、ロイターES 時事】
 4 日のCOMEX(ニューヨーク商品取引所)の金塊先物相場は、続落して引けた。
アナリストらによると、金塊相場は、エネルギーや為替市場からの手掛かり待ちで
、当面横ばいで推移する可能性があるという。

【ロンドン3 日、ロイターES 時事】
 イスタンブール金取引所が3 日発表した統計によると、5 月のトルコの金塊輸入
量は19.4 トンと、前月の1.0 トンから大幅に増加したものの、前年同月の24.6 ト
ンを大幅に下回った。同取引所の一部トレーダーは、3、4 月の輸入激減について
、通常は最大の輸入量を誇るゴルダスが、フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルと
の対立を受けて金取引を停止したことが要因だとしている。

【ニューヨーク4 日、DJ 時事】
 4 日のNYMEX(ニューヨーク商業取引所)の白金先物7 月限は、前日終値比3.30
 ドル安の1,994.90 ドルで引けた。あるトレーダーによると、この値動きは原油を
はじめとする他商品の下落に追随したもの。ただ貴金属では本格的な売りには至っ
ておらず、出来高も通常の半分以下だという。

【ヨハネスブルク2 日、ロイターES 時事】
 南アのアクエリアス・プラチナムは2日、同国エベレスト鉱山で先週、労働者が
違法ストを開始したことを受け、同社の白金生産がこれまでに1,300 オンス減少し
たことを明らかにした。1 日当たりの損失は650 オンス。同社は、ストに参加した
労働者を2 日から職場復帰させることで、労働組合側と合意に達したという。

【3 日ワシントン:T&C FinancialResearch USA】
 バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は3 日、バルセロナ国際通貨会議
に衛星で参加し、米財務省と共に「ドル安の影響を注視する」と発言した。さらに
ドル安が「歓迎されない消費者物価と輸入物価の上昇を招く」と指摘。ドル安を牽
制すると共に、輸入物価高によるインフレ圧力への警戒を改めて表明した。米金融
市場では、今回の発言によって同議長は、ドル安をもたらしかねない利下げを政策
手段から排除した、との見方が広まっている。なお、米国ではCPI コアも上昇して
いることで、インフレとインフレがもたらす景気低迷に対し懸念が深まっている。


【4 日ワシントン:T&C FinancialResearch USA】
 4 日に発表された米エネルギー省の石油在庫統計によると、30 日現在の原油在
庫は480 万バレルと大きく取り崩した3 億676 万バレルだった。これは2 月29 日
以来の低水準で、前年を10.4%、過去5年平均を4.9%下回るものである。一方のガソ
リン在庫は294 万バレル増の2 億910 万バレルだった。ガソリン在庫の増加は4 週
間ぶりのことだが、その主な理由は国内需要が日量913 万バレルと前週から24万バ
レル減少したことにある。また、中間留分在庫は227 万バレル増加したが、前年同
時期の水準を8.6%下回る1 億1,170 万バレルだった。

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<< 今週のスケジュール >>
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【国内・海外商品のお知らせ】
[6月9日]
 USDA(米農務省)週間輸出検証高、週間作物生育進度・作柄報告
[10日]
 ゴム品質検査日(前期、東工取)、ゴム指定倉庫在庫
 USDA世界穀物需給見通し、世界農産物生産高見通し
 石油市場月報(国際エネルギー機関)
[11日]
 原油・石油製品統計週報(石油連盟)
 API(米石油協会)・EIA(米エネルギー情報局)週間石油統計
[12日]
 ICEガスオイル6月限納会、USDA週間輸出成約高
[13日]
 1ヵ月天気予報(気象庁)
 ICEブレント原油7月限納会、CFTC(米商品先物取引委員会)建玉明細

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 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものでは
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たします。また、当レポートは、各種の信頼できると考えられる情報源から作成
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しく大きな額になります。また取引証拠金等は、その後の相場の変動によって追
加の預託が必要になることがありますので注意が必要です。またその額は、商品
や相場の変動によって異なり、一様ではありません。 
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