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2008/04/11

浪漫飛行 RichLife 『工業品』

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情報提供元:日本ロビーインダストリアル
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                                                      2008年4月14日号
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<< 今週の予想 >>
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【金】 今週のトレンド:[やや強気](04/14)
900 ドル、3,000 円を回復して上昇の勢い強まる
 気が付けば、金相場は内外の市場で徐々に水準を切り上げて来ており、上昇への
期待を再び膨らませようとしている。利食い手仕舞い売りから大幅安となった後に
、ドル建ての海外市場では900 ドル台前半まで戻し、国内の円建て金相場も節目の
3,000 円台を回復して、内外の両市場で堅調な足取りを見せている。急激で大幅な
下げ相場だったことから、今後の見通しに関して弱気に傾いた向きも少なからずい
たようだが、手仕舞い売りもどうやら一段落したことで、出直りのムードが強くな
って来たと思われる。
 歴史的な高値を追っている金相場だが、買いで始めた取引は利益を確定するため
に売りの行為が不可欠であることは、投資・投機行動の第一歩である。今回の乱高
下とも見られそうな金の値動きは、史上最高値を更新する相場では極めてありがち
な、ある意味で当たり前の出来事と言える。これまでの金相場の経験則が当てはま
らなくなっていることも、十分に認識しておくべきだろう。金相場を取り巻く環境
は、以前とほとんど変わっていない。原油相場は再び史上最高値を更新して110 ド
ル超の高値水準へ上昇しており、インフレ懸念は続く。株や為替の市場は不安定で
、商品市場への資金シフトは衰えることがない。様々な不安定要素を抱えて、金へ
の関心と資金シフトは今後も強まるばかりだ。テクニカルの面では、3,000 円台を
回復して上昇への準備が整って来たようだ。4 月1 日の安値2,880 円から8 日には
3,072 円、9 日は2995円と、めまぐるしく変化した。10 日には3,050 円超まで上
伸したことで、下値を固める展開が見込まれる

【白金】 今週のトレンド:[やや強気](04/14)
乱高下が終って仕切り直しから上昇へ転じる
 値幅制限が小さい国内の円建て白金先物価格は、ストップの高・安を付けながら
大きく変動した。その白金相場らしさにあふれた乱高下とも言えそうな値動きも、
海外のドル建て価格が2,000 ドルの節目を回復して来たことに合わせるように、6
,500円を超えて新たな上昇の気配を見せ始めた。また、1ドル= 100 円を突破して
一時は95 円という急激な円高・ドル安に振れた為替相場が、再び100 円台へ水準
を戻していることも、白金相場が上値を追う動きを支援する要因になった。上昇を
続けて史上最高値を更新して来た相場に訪れた、初めての大幅な修正場面になった
。この下落が、「修正」なのか「終わりの第一歩」なのかの結論を今直ぐに下すこ
とは出来ないが、後者である可能性は小さいと思われる。先物取引では、買った「
取引」を売ることは大原則であり、利益が乗っている時にそれを確定するために売
りの行為が集中して大きなボリュームになることは、よく見られる現象である。特
に、このところの商品市場には巨大なファンド(投機資金)が参入しており、値動
きが拡大されてしまうのは必然的な結果である。白金現物のファンダメンタルズに
変化はなく、供給不足がもたらすタイトな需給バランスを背景にして、強気を基本
姿勢とする相場への取組みは今後も変わらないと見込まれる。テクニカル分析では
、次の上昇へ向けて小動きとなりそうだ。急落して3月24 日には5,700 円の安値ま
で沈んだが、程なく6,000 円台を回復した。このところ6,500 円付近で上昇が鈍く
なっているが、ここを上抜けば新たな展開が見えて来るだろう。


ガソリン】 今週のトレンド:[強気](04/14)
原油コスト高反映の上げ相場を展開に
 在庫報告を好感してNY 原油は史上最高値を更新している。景気後退から増加が
見込まれていた製品在庫が減少し、原油在庫そのものも減少しているのが好感され
ている。今後はガソリン消費が活発化する時期であることから在庫改善が進むとの
観測も買い気を誘っている。
 依然として金融不安が尾を引いていることから債券へ流れたファンド資金が再び
商品に回帰していることも原油高の一因である。OPEC は増産しても余力のあるサ
ウジだけを利することになるとの警戒感からも9月の総会までは減産を検討する姿
勢をみせていない。
 今後も原油高が見込まれる状況下だけに元売としてもコスト転嫁を行なっていか
ねば経営悪化が深刻化するだけに、設備廃棄にも取り組んできている。4 月の仕切
り価格引き上げは転嫁できたが、5 月においてはドバイ原油も100 ドルを超えてい
ることからも5 月においても仕切り価格の引き上げを行なわねばならないことにな
る。そのためには協調減産体制を維持していくことになるとみられる。
 今後も原油動向を反映しての価格形成が続くことになるが、アジア諸国の消費拡
大、新規油田開発あるいはバイオ燃料の増産を促進するためにも原油高が必要にな
っている状況ともいえる。原油は100 ドルを下限にしての展開が続くことになりそ
うであり、税率問題の混乱はあるにせよ仕切り価格の引き上げは続くことになると
みられ、税率が撤廃されれば消費拡大が見込まれる。
 5 月には流通面の混乱が見込まれるが、それでもコスト反映の強気相場が展開さ
れるとみられる。

【灯油】 今週のトレンド:[やや強気](04/14)
上げ修正を終えたところを買いたい
 フィンランドの国営製油所の火災により、NY 暖房油価格が上昇し、灯油価格に
も波及している。これは灯油そのものよりも欧州のジェット燃料供給に支障を来た
すことになるのではないかとの観測がなされ、日本の輸出が増えるのではないかと
の期待感から買われてきている。
 白油関係は輸出で需給調節を行なっているが、円高進行により輸出の伸びが鈍化
するのではないかとみられていただけに、この事故が好感されている。フィンラン
ドの製油所の復旧は5 月前半になされることからも期近はともかくとして期先は買
われ過ぎである。
 白油需給も暫定税率問題でガソリン増産に伴い増産され、在庫も増加している。
しかし、今後は定修入りとともに減産されることからも在庫は減少に向うことにな
るとみられる。また、ジェット燃料は欧州便などは日本で満タンにするという消費
増も期待され増産が見込まれ、灯油は相対的に減産され、低水準の在庫状態が続く
ことになりそうである。
 原油の反騰に伴い国際製品価格も上昇してくることから輸出妙味が円高傾向なが
らも出てきている。このため灯油は減産され、輸出好調の間は積み増し開始が遅れ
るとみられる。また、灯油の販売価格は現在の原油動向からみても今季以上に上昇
することが予想される。
 NY の天然ガスや暖房油の上昇に追随したが、期近はともかくとして期先は買わ
れ過ぎであり、応分の修正があるとみられる。期先で8 万円割れがあれば買うとい
う姿勢で対処したい。それにしても製油所の火災事故にしては予想以上の買われ方
であった。


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<< サポート情報 >>
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【ニューヨーク9 日、ロイターES 時事】
 9 日のCOMEX(ニューヨーク商品取引所)の金塊先物相場は、原油相場の史上最
高値更新やドルの下落を眺め、大幅反発した。6 月限は19.50 ドル(2.1%)高の
937.50 ドルで引けた。ペルー最大の鉱山労組が5 月のストを呼び掛けたことは供
給懸念材料。IMF(国際通貨基金)が米国のリセッション(景気後退)入りを予想
したことも代替投資先としての金塊需要を強めた。英貴金属調査会社GFMS は、信
用危機や米国の低金利、ドル安を背景に、金塊相場は年内に1,100 ドル超に上昇す
る可能性があるとの見通しを示した。IMF が保有する金塊を一部売却するとの報は
、この売却が中央銀行間の既存協定の枠内で行われることから、市場では織り込み
済みだった。

【ロンドン9 日、DJ 時事】
 9 日の欧州市場の白金現物は1000GMT 時点で、前日最高値を2.6%下回る1,980 
ドルで取引された。あるアナリストは、短期的にはドルの軟調が原油相場を押し上
げて貴金属相場の上昇につながり、一方で米国経済に対する懸念から安全資産であ
る貴金属に買いが集るとの見方を示した。

【ニューヨーク9 日、DJ 時事】
 9 日のNYMEX の白金族は金につれ高となった。あるトレーダーによると、原油高
とドル売り相場が続くとの期待が背景にある。7 月限は前日終値比15.00 ドル高の
2,044.60 ドルで取引を終了した。当初は南アフリカ共和国での電力供給の報に圧
迫されたものの、その後、金をはじめとする商品全般につれ高になった。

【8日NY:T&CFinancial Research USA】
 米エネルギー省情報局は2008年度の世界石油需要見通し(日)を前回から46 万
バレル減少した8,658 万バレル、09 年度を同41万バレル減の8,789 万バレルとし
た。米国や日本、非OECD 諸国の需要減少観測が影響した。
 一方の中国に関しては、08 年度が同13 万バレル減の795 万バレル、09 年度は
同14 万バレル減の828 万バレルとされている。また、08 年度の世界生産見通しも
下方修正された。一日の生産量は前回発表に比べて56 万バレル減少した8,668 万
バレルとされている。これはOPEC、米国、カナダの減産見通しが根拠となっている


【9日NY:T&CFinancialResearch USA】
 コロラド州立大学のグレイ博士らで構成されるハリケーン研究チームは、2008 
年6 〜 11 月間における熱帯性暴風雨の発生予想数を15 個と、前回発表(07 年1
2 月)の13 個から引き上げた。そのうちハリケーンに発達する可能性があるもの
は8 個、05 年のカトリーナやリタのようにカテゴリー3 以上の強力なハリケーン
は4 個とそれぞれ1 個ずつ上方修正されている。なお、月別に見ると、9 月にはハ
リケーンが4 個発生し、そのうち2 個がカテゴリー3 以上に発達すると予想されて
いる。また、10 月は2 個のハリケーンのうち1 個がカテゴリー3 を超えることが
予想されている。

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<< 今週のスケジュール >>
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【国内・海外商品のお知らせ】
[4月14日]
 USDA(米農務省)週間輸出検証高、週間作物生育進度・作柄報告
 タイ休場(旧正月、15日まで)
[15日]
 ICEブレント原油5月限納会、ロンドン白糖5月限納会
 3月の米コーヒー生豆港湾在庫(グリーンコーヒー協会)
[16日]
 ゴム品質検査請求(前検)締切日(後期、東工取)
 原油・石油製品統計週報(石油連盟)
 API(米石油協会)・EIA(米エネルギー情報局)週間石油統計
[17日]
 USDA週間輸出成約高、NWS(米気象庁)30・90日予報
[18日]
 ゴム指定倉庫在庫、1ヵ月天気予報(気象庁)
 CFTC(米商品先物取引委員会)建玉明細
 米キャトル・オン・フィード(集中肥育場内の牛頭数)

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 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものでは
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たします。また、当レポートは、各種の信頼できると考えられる情報源から作成
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