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2007/08/05

まるごと上海・メールマガジン No.135

この記事を取り寄せる

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   ◇◆◇◆◇ まるごと上海・メールマガジン ◆◇◆◇
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              2007年8月5日(日)発行   第135号      
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第135号 の内容・・・

■<特別寄稿> 大阪府日中経済交流協会 はらだ おさむ
                「“走馬看花”(馬上から花を見る)の上海」

■畔見 正人の「中国の風景」 No.15・・・『城壁の中の上海』
                            「歴史の街、城壁の中の上海を見て廻りました」

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■<特別寄稿> 
    大阪府日中経済交流協会 はらだ おさむ


           「“走馬看花”の上海」        

台風がそれた直後の午後 上海へ向かった。午前中のキャンセル客の振り替え
もあったのだろうか、機内は超満員。

3時過ぎになった昼食までの間 普段は手にしたこともない機内誌「中国之翼」
をめくっていると、一ページ大の三色カラーの広告「日本産 米」が目につい
た。スポンサーは、日本国農林水産省、白抜きの大きなコメをシンボライズ
して J に見立て、英文で「ジャパニーズライス」、その下中央に三行の
「有了口福、才有幸福! 日本進口、優中之優 為?家庭、錦上添花」と白
抜きのコメント、その左には大きく墨字で「好吃」とある。日本政府お墨付
きの広報。

4月の温家宝総理の来日時の首脳会談を受け、検疫問題でストップしていた
日本産の対中コメ輸出が4年振りに再開される。今回は「コシヒカリ」と
「ひとめぼれ」の24トン。7月下旬には北京や上海の店頭に並ぶというが、
ここでも知財権問題が発生、すでに「越光」、「一目惚」の中国語表示が商標
登録されていて、関係者もその対策にアタマが痛い。


上海の日本食レストラン

その夜はわれわれ二人に上海の友人数名が加わっての会食会。
「上海通」と「日本通」の集いとあって、幹事役が選んだのが台湾人経営の
「創作日本料理」チェーンのひとつ。台北に5店、上海3店、北京1店の会員
制レストラン。上海の中心街の一角の古い街並みにあったが、入り口にも看板
の表示はなく、地元の公共機関の一部を改造したような3階建て。路地の奥
には老人たちが椅子を並べて夕涼みをしている。暗証番号でドアが開くと、
薄暗い室内にはいくつものテーブルを囲んで大勢の青年男女がキャンドルの
灯りのなかで会食している。幹事役も二度目とかで、ほかのメンバーは全員が
はじめて。幹事の説明によると、メンバーの紹介で予約すると開門の暗証番号
をくれる、値段も一品100元(1600日本円)程度、一流の中国レスト
ランよりは安く、雰囲気もいいのでという。目が慣れてきて周りを見回すと
なるほどOLのグループもある。その夜一番高かったのは、アルゼンチン産の
レッドワイン。洒落たグラスで「創作料理」をサカナに試飲した。很好吃
(ヘン・ハオチ)、〆てひとりあたり日本円で三千円くらいであったとか
(ゴチソウさまでした)。

第二夜は上海賓館(シャンハイ・ホテル)の最上階(23F)にある日本料理
「河久」での接待宴。主賓は某高官夫妻、われわれの合弁企業にも関心を
寄せていただいている。この「河久」、本店は大阪だが、上海での開店は
天安門事件の翌年(90年)1月。このレストランの開業には、わたしも
深く関わっている。


80年代後半の上海。

日本人駐在員はまだ数十名、某銀行上海事務所の2代目所長としてシンガ
ポールから直接現地へ赴任したわたしの後輩から、ゴルフ場もニホンメシヤ
もない上海でどう過ごせ、というんですか、と嘆かれた。

それから2年半、紆余曲折を経て、上海賓館(上海旅遊局傘下)と合作企業
「日本料理 河久」の設立が調印されたのが、89年3月。内装工事にかかり
はじめた6月、天安門事件が発生。駐在員の大半が家族ともども帰国した。

90年1月4日、併設のカラオケ「雲雀」で開店披露がおこなわれ、日本
総領事閣下も出席、♪いい日旅立ち♪のメロディが流れたが、それから2年、
日本からの旅行者も少なく、赤字の日が続く。

そのオープン前 関係者しか知らないことだが、日本から派遣予定の一級
調理師たちによる“米騒動”があった。ニホンメシヤで日本のコメが使え
ないのはどういうわけだ、こんなことでやっていけるか、という次第。
当時の日本はまだ「食管法」が生きていて、コメの輸出は禁止されていた。
カリフォルニヤ産のジャポニカ「ササニシキ」を香港ルートでと検討もされ
たが、3〜4年前の「古々々米」で使いものにならない。試行錯誤の末、
上海近郊の特級常熟米でなんとかその場は切り抜けられたが、生一本の調理師
は♪包丁一本 晒しに巻いて♪去って行ったとか。

いまは日本政府がバックアップしてくれる世の中である。


上海の日本人

2泊3日の走馬看花の上海から帰国した翌日、4年ぶりに上海駐在から帰任
されたばかりのZさんのお話を聞く機会があった。
わたしのような「馬馬虎虎(マーマー・フーフー)」な、大雑把な話ではない。
上海周辺で操業する日本企業はすでに6300社を越え、在留日本人は留学生、
出張者などをふくめると10万人を越えるという。日本人学校は浦東地区に
分校もあり、児童数は小中合わせて2400人。特に小学校は超満員で待機組
もあり、アメリカンスクールなどに通学している児童も多いとか。

日本人駐在員のほとんどは昼食を事務所近辺のニホンメシヤでとっているが、
その数、ピンからキリまで含めると数百軒。競争も厳しく、その2〜3割は
経営者の交代が繰り返されている、ともいわれている。従業員のほとんどは
地方から出稼ぎの農民工の子女、日本語が少しできると給料が上海の最低賃金
750元(1万2千日本円)を上回るので、学習意欲が高いという。

わたしは日系企業の現地責任者にいつもお願いしているのであるが、「等身大
のニッポン」を中国の人に理解してもらうのには、職場における日々の
「草の根の日中交流」が必要であると考えている。在上海の日系企業の中国人
従業員数を平均300名とすると、その雇用総数は18万人、従業員家族の
平均が3名とするとその影響下にある人数は50万人をこえる。

上海市の戸籍人口は約千四百万人であるから、日系企業と直接関係のある
人口はその4%弱となる。少なくない比率である。農民工たちの暫住戸籍
労働者を加えた上海の常住人口は約二千万人であるからその比率は少し下がる
が、職場や食堂などで接触の多い出稼ぎの若い子女たちにこそ、素顔の、
等身大のニッポンを理解してもらう「草の根の日中交流」は特に必要である。
高度成長の中国経済の底辺を支える農民工たちが、いつの日か立ち上がる
可能性があることを“肝底”に秘めておかなければならない。


メディアをめぐって

上海の友人たちは日本に留学経験もある「日本通」であるから、中国社会への
関心はわたしたちと変わらないが、情報ギャップはある。

日本で大騒ぎになった「ダンボール肉まん事件」は北京テレビの放映であった
せいか、上海ではあまり話題になっていない。

かれらはそれよりも山西省のレンガ工場での“童年工”事件で憤慨していた。

事件は“人攫い”でわが子を拉致された親たちがインターネットで連絡をとり
あって、メディアを動かし現場を発見、政府を動かし事件を解決した“美談”
仕立てになっているようだが、こんなことは氷山の一角。友人のひとりは、
上海の路頭で見かける身体障害の子供たちの物貰いも、どこかでかどわか
された子供たちが手足を折られて、乞食集団に売られた結果だという。

貧しい農村では、一人っ子政策で女の子を間引きしたため嫁が足らず、他所
から拉致された女子の売買があるよ、と他の友人も語り始める。

かれらの情報源はインターネットと携帯電話、それに口コミなどだが、騒ぎが
大きくならないと政府は立ち上がらないのは日本(北海道の偽ミンチ事件)
も同様だが、まだ日本のメディアは頑張っているのではないか(ヤラセ報道
もあるが)。上海の友人たちはこの“童年工”事件報道のメディアの姿勢を
高く評価していたが、しかし、99%の記者は金儲け主義、記事を書いて
もらうには“紅包”(ご祝儀)が必要、ともいう。ある日系企業では記者たち
に“紅包”を出さなかったばかりに憶測記事を書かれて返品の山を築かれた
苦い経験を持っている、“ペンは剣よりも強し”というが、記者たちに
モラルというか、正義心が欠如すると恐ろしいことだよね、とわたし。

「ダンボール肉まん事件」は帰国後、あれはヤラセであった、との当局の
発表でなんだか一件落着のような話になってきているが、それでいいのか?

農民工にヤラセでダンボール入り肉まんを作らせ、それをアルバイトのカメラ
マンが撮影、北京テレビに売り込んで放映されたこの事件。日本のヤラセ
事件のように孫下請けの管理が不十分であったというわけにはいくまい。
背景は日本のテレビ局と同様、視聴率アップ競争とコスト低減の製作システム
がその背景にある。日本の場合は、健康食品への情報渇望がその下地となり、
中国の場合、巷に氾濫する“ニセモノ商品”への関心があった。これは
「アル、アル」という視聴者の潜在意識が、「ダンボール肉まん事件」を
生み出したのであるが、たとえ取材が「ヤラセ」であったとしても、この種の
商品はゴマンと存在しているのではないか、という疑いは晴れない。

ダンボール肉まんを作ってこの映像の主人公になった農民工は、取材協力費
を貰ってドロン(逮捕されていない)、ヤラセ映像を作ったアルバイトの
カメラマンとこれを指示したディレクターは逮捕されたようだが、北京テレビ
の責任者は出張中とかでその結末は明らかにされていない。

同じ映像を流した日本のテレビ局各社は、北京テレビの報道だからと信じ
きっていました、あれはヤラセでした、とコメントするだけでいいのだろうか。

その根っこの部分、背景を独自に取材、それを報道し、逆に中国の各テレビ局
に放映させる責任もあるのではないだろうか。

上海ではほとんどの日本人はNHKの海外放送などは見ているので、この
「ダンボール肉まん事件」は熟知していたが、「日本通」の中国友人たちは
北京テレビの放映であっただけに情報に欠け、これだけ日本人が騒ぎ、
そのヤラセがわかった後も中国食品に不信感を募らせているのに理解を
示すことが出来なかった。情報ギャップのおそろしさである。かれらは、
すぐわたしの危惧に気付いて、わたしの意見を求め、独自に情報を集め始め
たが、日常のこうした付き合いと話し合いが交流には欠かせない。形式的な
友好乾杯はもう昔のことである。

走馬看花(馬上から花を見る)、上海2泊3日の駆け足のレポート、見落とした
ことは多いが、変貌する上海の底辺でなにか蠢くものを感じるのはわたしの憶測
であろうか。(2007年7月22日 73歳の誕生日の夜 記す)

 大阪府日中経済交流協会 
はらだ おさむ


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■畔見 正人の「中国の風景」 No.15・・・

                       「城壁の中の上海」  


中国の城とは城市である。街全体を城壁で囲い民が生活をしている。王宮、
役所、役人、兵隊も生活している。兵隊は城市の出入口を警備し外敵から
街(民)を守る、これが中国の城です。長江の河口の街が1292年に
上海県(中国は市の中に県がある)になり、明の時代1553年に倭寇
(日本の海賊)の襲撃を受けて焦土となった。

街を守る為城壁を造る。高さ8m、外周4.5km、城門七ヶ所、見張り
用の楼閣二ヶ所、を造り、城壁の周囲には巾20m、深さ5.7m、長さ
5km、の濠も造った。その甲斐も有り、その後倭寇の襲撃から守られた。

1914年租界が発展し上海の街が急拡大し、城壁が交通の障害となり
撤去された。城壁の石で濠を埋め道路になった。今の人民路と中華路で
円形と成っている。

現在城壁の中の民家も壊されて新しい街に変わっていく途中です。
残り少なくなった歴史の街、城壁の中の上海を見て廻りました。

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15−1.城壁の地図

http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-1.jpg
大境閣の中にある城壁博物館(大境路269号、入場料5元)に展示され
ている明代の県城の地図。城壁が街を囲み東西南北七ヶ所の門と橋、二ヶ
所の望楼、水門四ヶ所もあり水路が東から西へ2本県城を貫いているのが
読み取れます。 
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15−2.現在の地図

http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-2.jpg
現在の上海市の地図、濠が埋められ北は人民路となり、南は中華路となり
円形に成っている。北から南に河南南路、東から西に復興東路が走り県城
を四分割している。現在河南南路の北よりに地下鉄工事中です。地名には
九ヶ所の門が残っています。
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15−3.中華路
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-3.jpg
濠が埋められて道路となった中華路大境路交差点付近、城壁の跡は緑地帯
になり交通量も多いです。濠は東小門で黄浦江に繋がっていました。
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15-4.豫園
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-4.jpg
旧上海県城で最大の名所と言えば豫園です。地図の北東部にあり、豫園の
着工は城壁完成後の1559年、完成は1577年で十八年間もかかって
いる。四川布政使(四川省使)を勤めた上海出身の潘充端が父の為に作っ
た個人庭園でした。残念ながら完成を待たず父は亡くなりました。

造園したのは明の名人、張南陽です。いたるところに太湖石(穴の空いた
石)をふんだんに使ってあります。龍が屋根に飾られていますが皇帝に
遠慮して爪が四本です。皇帝でも中国五本、韓国四本、日本三本となって
いました。
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15-5.九曲橋と湖心亭
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-5.jpg
豫園の入口の前に緑波池があり、その池の真ん中に東屋があるので湖心亭
と名づけられた。1784年の建てられた湖心亭は喫茶室となっており、
有名龍井茶を飲むことが出来るし、この二階から見る景色が素晴らしい。
橋は九回曲がるので名がついた。悪霊(キョンシー)は真っ直ぐしか進め
ないので池に落ちるので湖心亭は守られる。
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15-6.緑波廊
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-6.jpg
湖心亭のある緑波池の辺に建つ餐庁、明、清を偲ばせる、とんがり屋根の
外観が印象的、上海随一と言われるあっさり味の点心が大人気。エビや
きのこ、野菜、ハムなど様々な食材が使われ、種類も豊富。盛り付けも
美しく。窓からながめる豫園の景観も悪くない。
スターバックスの前で写真を撮ったので看板が写ってしまいました。
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15-7.南翔小龍包
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-7.jpg
豫園で一番人気の小龍包の店、南翔は本店のある場所の地名、1階は調理
場とお持ち帰り客用の売り場。上海人も並んで買うほど美味しい。2階の
レストランは何時も並ぶ、3階は高級レストラン、熱々の汁が口いっぱい
に広がる、観光客も必ず立ち寄ります。作っている所が良く見えるので安
心です、勿論「ダンボール」は入っていないので安心して食べてください。
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15-8.豫園商城1
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-8.jpg
お土産屋さんが並んでいる。路を広げて再開発、建物も明の時代風に統一、
豫園に来る観光客相手に商売している。価格は安いものが多い、必ず値切
ることを忘れずに。
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15-9.豫園商城2
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-9.jpg
豫園商城の内側は浅草の仲見世のように間口の小さな土産物屋が並んでい
ます。レストランや喫茶店もあり、手軽に上海の雰囲気が楽しめます。
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15-10.上海老街
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-10.jpg
豫園に隣接した場所で再開発して路を広げ建物も明の時代風に統一、商品
は工芸品的なものが多い、茶器などの店もある。廟市として古くから繁盛
していた。
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15-11.城皇廟
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-11.jpg
上海の土地神として霍光、泰裕佰らをまつる廟、明の永楽年間の創建、万
暦年間の牌楼が南入口に現存する。門前市の廟市は昔から商業活動の中心
に成っていた。1994年より道観としての宗教活動を再開した。
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15-12.白雲観
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-12.jpg
1882年開設の上海最大の道教寺院、全真派の道士除至誠が開いた雷祖
殿でした。六年後に徐至誠が北京の白雲観から明版の正統道蔵八百巻を上
海に持ち帰る。2005年斜橋より大境閣の隣に移設された。
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15-13.福佑路清真寺
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-13.jpg
中国は道教か仏教と思われがちですが意外とイスラム教も多い、シルク
ロードの交易によってイスラム教も入って来た。旧県城内にも何ヶ所か寺
が残っている。1869年北部に教徒によって建てられたものでイスラム
寺院らしくない、仏教寺院に良く似たアレンジで信仰が残りました。
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15-14.慈修院
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-14.jpg
1870年に黄氏の私的な庵として建設された。中華人民共和国が成立し
た後廃寺となっていた。1983年に復活し上海仏学院の尼寺となりました。
入口に線香や紙銭を売っています。
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15-15.沈香園
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-15.jpg
一名「慈雲禅院」明の万暦年間潘充端(豫園の創設者)により創建と伝え
られる。潘氏が准河の水上に漂う沈香木製の観音像を拾ったことを縁起する。
文革の破壊を経て1989年より上海仏教協会等の資金により修復再建さ
れ、江南最大の比丘尼道場となる。
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15-16.文廟
  
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県城内の孔子廟であり学校でした。1855年老西門の近くに移設され、
1931年上海最初の図書館となる。文革後1983年再建、毎週日曜日
敷地内で古本市が開かれている。
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15-17.大境閣の城壁
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-17.jpg
県城の北西部、中華路に沿った位置に大境閣がある。小北門のすぐ傍で
城壁の上に造られた望楼でした。1914年の城壁撤去の時、工事事務所
となった為そのまま残った。1995年修復され楼閣内に上海城壁博物館
も出来た。
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15-18.城壁の内側
  
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-18.jpg
1995年の修復のとき二階に城壁の内側を見ることが出来るようになった。
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15-19.大境閣関帝廟
   
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-19.jpg
二階には三国志の関羽を祭った関帝廟があります。将軍で亡くなった関羽
は後に帝に成り、最後は神様と成った。信義を重んじた事から商売の神様
となり中国人の住むところには必ず廟が出来た。横浜の中華街にも関帝廟
があります。
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15-20.金家坊
   
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-20.jpg
千年以上の歴史を持ち人々が生活をしてきた街、細い路地が曲がりくねっ
て迷路ようです。洗濯物の下を、頭を下げながら歩いていく(上海ではズ
ボンなどの洗濯物の下を、頭を下げて歩くと、「人の下に着く」となり嫌
う)と懐かしい匂いがする。

古い街にはトイレが無い、「馬桶」と言う木の桶(蓋アリ)を部屋の隅に
置き用を足す、朝、集積場所に捨てに行き水で洗って道端に干します。
そんな生活もまもなく無くなる日が近い気がします。
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15-21.青連街
   
http://yousworld.com/marugoto/img/aze15-21.jpg
完全に破壊され瓦礫となった街、最近まで多くの人々が先祖代々住んでい
た街、上海市の再開発で立ち退きを余儀なくされ、慣れ親しんだ街を離れ
郊外へ移り住んで行った人々は寂しい生活を送っているのか?中国は土地
の個人所有が出来ないので強制的に移住させられる。跡地には高層マンシ
ョンが建てられるが高額で地元の人は買えないようです。

万博に名を借り、再開発は建設会社が行うが立退料が安い、話合に応じず、
住んでいるのに取り壊す、暴力行為、脅し等日本のバブル期の悪徳不動産
と同じです。遅ればせながら07年10月から私的財産権を保護する物権
法が施行されます。
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2007.08.04
■写真・文: 畔見 正人

      http://yousworld.com/marugoto/htm/azemi15.htm

バックナンバー:
      http://yousworld.com/marugoto/htm/azemi-back.htm


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