2009/06/16
[やまのい和則メールマガジン第1264号]
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やまのい和則の
「軽老の国」から「敬老の国」へ
第1264号(2009/06/16)
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母子加算削減で、昼食抜き、修学旅行は断念
〜6月16日(火)B型肝炎訴訟原告が、20年経って大臣面会(たった10分)〜
メルマガ読者の皆さん、こんにちは。
今日は朝7時からJR加茂駅で自治体議員や
ボランティアの方々と共に、街頭演説とチラシまき。
今週土曜日晩にも加茂で国政報告会を開きます。
今日も「頑張りや!」「応援してるで!」
「一回、政権、代えんとな!」と、
声をかけて下さる方が多くおられました。
その後、子育て支援や障害者福祉について
現場の声を聞かせて頂き、国会に上京。
夕方から第五回の母子加算復活作業チーム。
今日も長妻議員、中村哲治参議院議員、
れんほう議員をはじめ10数名の国会議員が参加。
秘書さんなどを含め50名の参加でした。
立教大学の湯澤教授や、しんぐるまざーふぉーらむの
赤石千衣子さんからお話を聞きました。
また、生活保護の母子加算(月2万3000円)を
カットされたお母さんから話を聞きました。
4人のお子さんがおられましたが、
お母さんはDV被害。長女と次女は中学で不登校。
高校は定時制に進み、 娘さんは二人とも、お金がなくて、
中学校も高校も修学旅行に行けませんでした。
そして、今の経済的理由で娘さん二人は昼食抜き。
二人の娘さんが定時制高校に進んだ理由は、経済的に貧しく、
中学でもいじめにあい、その結果、
全日制の高校には行けなかったとのことです。
聞いているだけで、胸が痛みました。
また、実はもうひとり、
母子加算を廃止された当事者のお母さんに
会議にお越しいただく予定でしたが、体調が悪化し、欠席でした。
そのお母さんもDV被害で子どもは3人。
貧しい生活を立て直すため、朝昼と晩と両方、
すし屋で働いていましたが、子どもが晩に起きて、
「ママ、ママ、どこにいるの?」と、
晩に携帯電話によく電話がかかってきたそうです。
しかし、過労がたたり、3年前にうつ病を発症。
生活保護になっています。
厚生労働省の説明では、
十分なお金の生活保護を受けているとのことですが、
しかし、家庭がガタガタになっているため、
その立て直しは容易なことではありません。
先に述べたお母さんの娘さんは、
貧しいながらも大学進学希望の夢を持っておられます。
「何とか子どもを大学に行かせたい。
そのためには、母子加算を復活させてほしい。
今のままでは、また私の娘が大きくなって生活保護に
陥ってしまいかねない。生活保護から脱出するためには、
娘に希望通り、勉強させたい」
というお母さんの言葉が胸に響きました。
母子加算が削減され、修学旅行に行けなくなったという話を聞き、
ショックを受けました。
実は、私は子どもの頃、修学旅行が大好きで、
それが理由で、高校時代には、
「修学旅行に時々、仕事でいけるから、
将来は学校の先生になりたい」と夢見ていたほどです。
それほど子どもにとって修学旅行は重要です。
私の知り合いのお子さんで、修学旅行に行けなかった
ショックで不登校になったお子さんもおられました。
日本という国では生活保護では、
修学旅行に行くのは贅沢なのだろうか。
と、考えさせられました。
生活保護にも不正受給など問題はあります。
しかし、子どもに罪はありません。
子どもが望めば修学旅行に行ける、
高校に行けるという社会をつくるのは政治の責任です。
今日で母子加算復活作業チームは、
長妻議員を座長として5回、母子加算を削減された
お母さん方からヒアリングを行ってきました。
おそらく、このように連続して貧困にあえぐ
お母さん方から話を聞くというのは、
国会史上初めてのことではないかと思います。
民主党議員の中でも、何が何でも母子加算復活法案を
審議して、与党にも賛成してもらい、
10月から母子加算を復活させたいという思いが高まっています。
ちなみに、衆議院厚生労働委員会の審議のメドがつかないため
(与党が審議拒否)、今日月曜日に、母子加算復活法案を、
衆議院で取り下げ、近日中に参議院に再提出することになりました。
参議院では野党が多数のため、審議がしやすいのです。
母子加算復活だけですべての貧困の問題が
解決されるわけではありません。
しかし、母子加算をカットされた18万人の子どもは、
日本の中で最も貧しい、いやそれだけでなく、
DV被害、うつ病、不登校、障害、児童虐待などを含め、
家庭的にも最も苦しんでおられる子どもたちです。
ここを突破口に、貧困問題に国会が取り組まねば
と思っています。
さて、もう今は15日月曜日夜中12時ですが、
もう1つだけ書きます。
16日火曜日に、
B型肝炎の原告が舛添大臣に面会することになりました。
B型肝炎訴訟とは、予防接種の注射針が昔、
連続使用されており、その小学校の予防接種などで
肝炎に集団感染したものです。
全国で100万人近い感染者がいると言われています。
予防接種が原因でB型肝炎に感染したということで、
原告団長の木村伸一さんは21年前から裁判で戦ってこられました。
いま45歳ですから24歳の時から訴訟し、
3年前に最高裁で勝訴したのです。
つまり、予防接種が原因と原告5人に対して、
最高裁が認めたのです。
しかし、それから3年間、国は放置。謝罪もせず。
今年の4月1日に国会質問で私が舛添大臣に、
「B型肝炎訴訟は最高裁で国が敗訴して3年も経つのに、
なぜ原告に会わないのか?」と、質問し、
舛添大臣が「時間があれば会う」と答弁したのです。
それから2ヵ月半。やっと16日会うことになりました。
しかし、面会時間はたった10分。
5人で21年前に始めた訴訟ですが、
2人はすでに肝臓がんで死亡しています。
21年間戦い続けて、やっと面会が10分。
5人の原告の問題としてではなく、全国に100万人近くいる
予防接種を原因として肝炎に感染した方々への対応に
厚生労働省は、真剣に早急に取り組むべきです。
国会も終盤に差し掛かってきましたが、
まだまだ懸案はたくさんあります。
選挙も近づいてきましたが、党派を超えて、
苦しんでおられる方々を手助けするため、全力で頑張ります。
山井和則
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