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2008/09/28

☆日刊中高MM2076号◆脇田武志「中学校技術教員日記」(13) ★ 

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 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第2076号☆
                  2008年9月26日:金曜日発行
   編集・発行 梶原末廣    sukaji@po.synapse.ne.jp
    http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
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■「中学校技術教員日記」(13)脇田武志(鹿児島)
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【連載】
 

■「中学校技術教員日記」(13)


               脇田武志(鹿児島市立伊敷中学校)
               wakita@384.jp 

◆成長する教師の卵たち

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本校は,鹿児島大学教育学部の代用附属中学校としての役割もあります。

「代用附属」というのはまさしく代用で,鹿児島大学教育学部の付属中は別に
1校あるのですが,昔,鹿児島大学の施設が本校の近くにあったことから,教
育実習の受け入れなどをしており,本校が第2の付属中(代用附属中)となっ
たみたいです。

 ※ 現在も教育実習中で65名の学生が9月8日〜30日の予定で勉強中!
  今週末は参加観察実習生(授業等の見学のみの実習)も加わり100名以
  上が本校で実習します。

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 私も,技術教員の卵を4名担当しています。現在,実習3週目に入り,学生達の
意識も変わりつつあり,教師としての成長を続けています。

今回は,その学生達の実習日誌からいくつか文章を抜粋してみます。
(☆実習生記録 □私のコメント)

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☆今日は初めて実習授業を行った。前日から入念に授業のシミュレーションを行い
 学習の流れもしっかりつかむようにしていった。(中略)
 反省してみると,時間一杯だったため早口すぎたのではないか,板書が見にく
 かったのではないかといった改善点が見えてきた。しかし,反省点ばかりでなく
 教具を使った時,生徒が驚いたり,頷いたり,喜んでいる反応を見て,授業をす
 るおもしろさも感じることができた。これからさらに授業レベルを上げ,評価授
 業に臨みたいと思う。(H)

□実習授業1回目でとても緊張したのではないでしょうか。授業の中身をいかにわ
 かりやすく伝えられるか試行錯誤し,準備し,熱い思いをもって授業したことが
 子どもにしっかり伝わったと思います。授業技術はくり返すことで身についてい
 きます。今日感じた”授業するおもしろさ”を忘れないでほしいと思います。

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☆今日から実習の2週目が始まりました。実習授業も始まり,教師という存在が少
 しわかった気がします。知識(知恵)を与える存在,語り合う存在,笑い合う存
 在。教師はただ授業をするだけの存在ではないことを知りました。しかし,教師
 は授業をすることが大きな仕事です。今日初めて授業をして1つの授業をつくる
 だけでもとても大変だということに気づきました。教えたい内容を50分にまと
 める。教材・教具を準備する。教材研究を深く行うことが自分の思い通りの授業
 を実現するために必要だと改めて感じました。今日の反省を生かしてこれからの
 実習授業に臨みたいと思います。(M)

□初めての実習授業で多くのことを考え,学んだことと思います。授業研究で出た
 自分の良い面をさらに伸ばし,改善点は1つずつ変えていってほしいと思います。
 教材研究をした10をそのまま10授業で出すのではなく,10授業で出すので
 あれば,その2倍,3倍以上の教材研究が必要だと思います。

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☆今日は,初めて実習生の授業の授業研究を行った。改善点はいくつか指摘するこ
 とができたが,最初,全てを言い切ることができなかった。しかし,担当の先生
 から「遠慮なく全てを言うように。」と言われて全てを伝えることができた。
(反省の)全部を知ることが,全実習生のためになるのだ。実際,自分も言われた
 らショックを受けてしまうのだろうが,それを受け入れてよりよい授業をつくり
 たいと思う。担当教諭の先生と授業案を練っているうちに,とても熱中してしま
 った。教師の楽しみはこれなのか!と気づかされた。来週も頑張りたいと思う。
 (Y)

□授業研究では遠慮無く思いをぶつけあいお互いを向上させていきましょう。人の
 授業は客観的に見て,良い点・改善点を考え,自分ならどんな授業展開にするの
 かなど常に考えて参観しましょう。先生との授業設計の話し合いは私自身も勉強
 になりました。先生のアイディアはその授業内容が苦手な子どもにとって関心を
 持たせるのに効果的だと思います。先生の授業が楽しみです。


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☆とうとう実習最終週になった。始まる前は3週間の実習をしっかりやり通すこと
 ができるか不安だった。楽しみであった反面,自分に授業ができるのか,子ども
 達と上手く接することができるのか心配であった。しかし,始まってみると,毎
 日笑顔で接してくれる生徒達に元気をもらい,授業をする中で,「先生わかった
 !」「わかりやすかったです」と言われる嬉しさや,生徒と共に授業を創ってい
 く楽しさを学ぶことができたと思う。大学の中だけでは決して体験できない貴重
 な時間を過ごさせていただき,教師になりたいと思う気持ちが何倍にも膨れあが
 ったように感じる。教育実習に伊敷中学校へ来ることができて本当に良かったと
 思っている。残り1週間しかない。悔いが残らないように精一杯努力して残りの
 日々を大切にしていこうと思う。(T)
 
□この実習がとても充実したものになっていることが先生の文章からひしひしと伝
 わってきます。そう感じられるのは1日1日を一生懸命に取り組む先生の努力が
 あるからだと思います。残りの実習も,授業・行事など全力を傾けて臨んでくだ
 さい。



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===編集日記===

 皆様に支えられて「日刊・中高MM」第2076号の発行です。

 「成長する教師の卵たち」、ある種の緊張感の中で読みました。やはり、初めて
の体験はいいものですね。ほとばしる情熱・直向きな気持ち・伸びようとする意志
が授業をうける生徒達にも伝わることでしょう。流布された言葉ですが、「初心忘
るべからず」の思いを新たにしました。

 現在読んでいる本(普段3冊から5冊を殆ど並行して読むことが多い)の1冊に
「インストラクションデザイン」(島宗理著)があります。視点を変えたいときの
好著だと思います。

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                  皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
                  sukaji@po.synapse.ne.jp
                  梶原末廣【インターネット編集長】
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中・高校教師用ニュースマガジン 2000年3月26日創刊
         編集・発行 梶原末廣 sukaji@po.synapse.ne.jp   
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【9月連載予定】 
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29 2077 「数学まるかじり」(15) 山崎直和(鹿児島)     
30 2078  奄美だより」(3)湯ノ口真由美(鹿児島)
      2079  「薫のデジタルにっし」(58)Slotsve堀内 

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【10月連載予定】 
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01 2080  学級通信「翔べない豚さん」(14) 山下君子(神奈川) 
02 2081 「一歩ずつ」(45)岩堀美雪(福井県)
03 2082 「子どもたちのわくわくアート」(60)西尾環(熊本県)
04 **
05 **
06 2083 「未来教育への扉」(3)梶原末廣
07 2084 「プロジェクト志向でいこう!」(33)若槻徹(島根県)    
08 2085 「環境問題について」(79)枝廣淳子(千葉県)
       ☆「からいも食楽部」例会(カレーテリア沙羅)★ 
09 2086  「薫のデジタルにっし」(59)Slotsve堀内
10 2087 「僕らはみんな生きている」(10)杉山武子(鹿児島)
11 **
12 **
13  2088 「総合学習回顧録ー小学生ママと総合学習」(10)名生修子(兵庫県)  
14 2089 「教育実習のアラカルト」(16)上西 好悦(京都府) 
15 2090 「生徒へ送る心のメッセージ〜教師のための新しい視点〜」(17) 
                         桑原朱美(愛知県)
16 2091 「参加型学習の可能性」(19)鈴木隆弘
17 2092 【新連載】「百菜園だより」木原ひろしげ(福岡県)
      「モスポイントたより」(58)クニコホール(アメリカ)
      ☆「かごしま臨床教師学研究会」(サンエール小研修室3)★   
18 **
19 **
20 2093 【復刊】「教育とメディア考」(12)谷口泰三
21 2094 「もう一つの学校インターナショナルスクール」(12) 壷坂宣也(兵庫県)
      「キチキチ日記」(8)山口祐子(鹿児島) 
22 2095 「ITのお世話の日記」(14)山之上 卓(鹿児島県) 
      「南の散歩道」(15) 梶原末廣(鹿児島)
23 2096 「遅刻少女が踊り子になる方法」(2)高橋雅世(鹿児島)
24 2097 「知識活用力の育て方」(193) 高橋りう司(東京都)
25 **
26 **
27 2098 「奄美だより」(4)湯ノ口真由美(鹿児島)
28 2099 「目線を変えて見えた世界」(55)野元尚巳(鹿児島)
29 2100 「インディアナ発 〜シアワセな人生をデザインする〜」(17)
       倉本陽子(アメリカ)
30 2101 「中学校技術教員日記」(14)脇田武志(鹿児島)
31 2102 「数学まるかじり」(16) 山崎直和(鹿児島)  

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      「身体と心の元気スヰッチ」(12)山下 温(鹿児島) 
      「子どもにいのちをどう教えたいか」(9)股村美里 
      「問題解決における言語感覚の育成」(4)飯盛直子(佐賀県) 
      「こんなんもあります国際交流」(17)原田達明(鹿児島)
      「エンターテインメント教育学」(6)上條晴夫(岩手県)
      「鹿児島でもっといい映画を!」(2)黒岩美智子(鹿児島)
           「想いは南風に乗せて−あなたの心に」(36)堂園晴彦(鹿児島)  
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