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2008/09/25

☆日刊中高MM2075号◆倉本陽子「インディアナ発 〜シアワセな人生をデザインする〜」(16) ★ 

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 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第2075号☆
                  2008年9月25日:木曜日発行
   編集・発行 梶原末廣    sukaji@po.synapse.ne.jp
    http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
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■「インディアナ発 〜シアワセな人生をデザインする〜」(16)
                             倉本陽子(アメリカ)
■「第9回未来教育霧島プロジェクト」報告会開催
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【連載】
 

■「インディアナ発 〜シアワセな人生をデザインする〜」(16)


                   倉本陽子(アメリカ)
                  rosette@mbox.kyoto-inet.or.jp
 
◆医療と保険制度1



大統領選挙でも話題になりますが、アメリカには国民健康保険制度がありません。
個人で、民間の保険会社に加入します。自己責任です。この民間医療保険も、日
本のように3割自己負担というシンプルなものではありません。保険料も様々で、
安いものは受診できる病院が限られていたり、カバーされる疾病や治療が狭かっ
たりします。

ベーシックな保険には、歯科と眼科は含まれていないので必要であればオプショ
ンで追加します。もちろん、カバー範囲が広い保険ほど、保険料は高くなります。

どの病院でも受診可能な保険は、少々割高ですが、受診時の自己負担率が高い場
合もあります。なので、ある程度の病院選択の自由度と自己負担率が小さい保険
を選ぶのがよいようです。

私は、会社が契約する保険会社の健康保険に入っています。会社の保険料の一部
負担があり、カバー範囲の広い保険なので安心しています。アメリカで働く場合
(駐在除く)、このような福利厚生分野は重要です。一見お給料が高くてもこう
いった補助がゼロだと、個人で契約しなければなりませんので、かなり大きな出
費になります。

上に書きましたが、保険に入っているからといってどこの病院でも受診できるわ
けではありませんし、緊急時を除き、突然病院に行って診てもらえるものでもあ
りません。


一般的な病院へのかかり方はこのようです。まず家庭医を見つけます。通常の健
康状態の時に予約を取ります。予約時に保険会社名を聞かれるので、自分の保険
がカバーできるか、確認してもらいます。

初診時には、予約時間より早めに行き長い問診表に記入します。既往症、生活習
慣、家族の病歴などが聞かれ、複数の同意書にサインします。最近は、日本でも
同意書へのサインが一般的になってきましたね。

初めて病院に行ったとき驚いたのは、待合室に他の患者さんがいないこと。いく
ら予約制とはいえ、少し心配になりました。問診表を書いたら、個室の診察室に
通されます。

そこには医師も誰もいません。まずナースらしき人が入ってきて簡単な基礎検査
をします。しばらく待つと、ドクターがノートPCを持って登場です。PCの検査結
果を見ながら、診察し、診断を下し結果を入力していきます。薬が処方されると
きは、希望する受け取り薬局を聞かれ、その場で処方箋をそこへ送ってくれます。

こちらの大型薬局(ドラッグストア)は、スーパーマーケットのようで、化粧品
はもちろん食べ物、酒類まで扱っています。24時間営業のところも多く、処方薬
をドライブスルーで受け取ることも出来ます。

日本でもホームドクター制度の導入が言われていますが、日本のいわゆる内科医
は異なり、Family Physicianという専門家です。風邪などの比較的重篤でない治
療に対応し、そうでない場合は適切な専門科を紹介してくれます。

歯科、眼鏡・コンタクト眼科、カイロプラクティックはホームドクターを介せず
予約できます。


●患者の立場としてありがたいと思ったこと

待ち時間が少ない;時間の無駄がないだけでなく、病院で他の病気を移される心
         配がありません。

診察室・検査室が完全個室である;プライバシーが確保されますし、医療者が一
         対一で対応してくれている実感があります。

医師に質問する時間を十分とれる(e-mailでも質問可能);時間が確保されてい
        るので、周囲にせきたてられることなく、話をすることが出来
        ます。

医師の話が明確でわかりやすい;外国語で専門用語が含まれるにもかかわらず、
        すっと頭に入ってきます。今の時点ではわからない、○○%
        の確率、問題ない、何が問題か、などをきちんと伝えてくれ
        ます。

医師およびコメディカルが疲れていない;日本のような、“先生忙しそうですね、
        大丈夫?”という感覚やせわしない感じを受けません。


医療先進国アメリカは、ただ技術が最先端というだけではなさそうです。




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【お知らせ】


■「第9回未来教育霧島プロジェクト」報告会開催

           
 今年の霧プロから1ヶ月余経ちました。
 梶原末廣@インターネット編集長です。

「第9回未来教育セミナー霧島プロジェクト」報告会開催いたします。

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 ●第9回未来教育セミナー霧島プロジェクト 報告会&反省会
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  日 時:9月26日(金)夜7時〜9時

  場 所:「サンエールかごしま」(生涯学習プラザ)
       〜小研修室〜3      http://www.qtopianet.com/
  住 所: 〒890-0054 鹿児島市荒田一丁目4番1号
  電話番号: 099-813-0851   FAX番号 099-813-0937   
   交通案内: 市営バス,鹿児島交通バス:「サンエール前」バス停前    
        ・ 電車:「交通局前」電停より徒歩5分  
  駐車場:有り 台数 91台 
  駐車料金:有料、3時間まで無料、その後1時間ごとに100円。

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 上記の日程で報告会&反省会(懇親会)を開催します。
  都合がつけられる方、どうぞお越し下さい。
 途中からでもOKです。

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===編集日記===

 皆様に支えられて「日刊・中高MM」第2075号の発行です。

 「医療と保険制度」を興味深く読みました。今年は何かと病院に行くことが
多いので自然と看護師や医師などの医療従事者の行動をつぶさに観察している
自分に気づきます。予想以上にというか、通院していてある程度の状況を把握
していても知らないことが多い。また遙かに大変な重労働である事を認識して
います。何事もまたどの世界もどの国も個々の事情がありますが、「待ち時間
が少ない」には惹かれます。システマチックに出来ていることも魅力的です。
が、何にしても健康であることが本当に大切です。
 「医療と保険制度」も継続連載です。楽しみですね。

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                  皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
                  sukaji@po.synapse.ne.jp
                  梶原末廣【インターネット編集長】
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中・高校教師用ニュースマガジン 2000年3月26日創刊
         編集・発行 梶原末廣 sukaji@po.synapse.ne.jp   
      【発行部数1443名】
◎バックナンバーURL
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 全文、または一部の記事の無断転載および再配布を禁じます。
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆2008年☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
 
■「日刊、中・高校教師用ニュースマガジン」■                    
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【9月連載予定】 
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26 2076 「中学校技術教員日記」(13)脇田武志(鹿児島)
      ★「第9回未来教育セミナー霧島プロジェクト」報告会★
27 **
28 **
29 2077 「数学まるかじり」(15) 山崎直和(鹿児島)     
30 2078  奄美だより」(3)湯ノ口真由美(鹿児島)
            「薫のデジタルにっし」(58)Slotsve堀内 
      【復刊】「教育とメディア考」(12)谷口泰三  
   2079 「環境問題について」(79)枝廣淳子(千葉県)  

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【10月連載予定】 
=================
01 2080  学級通信「翔べない豚さん」(14) 山下君子(神奈川) 
02 2081 「一歩ずつ」(45)岩堀美雪(福井県)
03 2082 「子どもたちのわくわくアート」(60)西尾環(熊本県)
04 **
05 **
06 2083 「未来教育への扉」(3)梶原末廣
07 2084 「プロジェクト志向でいこう!」(33)若槻徹(島根県)    
08 2085 「環境問題について」(80)枝廣淳子(千葉県)
       ☆「からいも食楽部」例会(カレーテリア沙羅)★ 
09 2086  「薫のデジタルにっし」(59)Slotsve堀内
10 2087 「僕らはみんな生きている」(10)杉山武子(鹿児島)
11 **
12 **
13  2088 「総合学習回顧録ー小学生ママと総合学習」(10)名生修子(兵庫県)  
14 2089 「教育実習のアラカルト」(16)上西 好悦(京都府) 
15 2090 「生徒へ送る心のメッセージ〜教師のための新しい視点〜」(17) 
                         桑原朱美(愛知県)
16 2091 「参加型学習の可能性」(19)鈴木隆弘
17 2092 【新連載】「百菜園だより」木原ひろしげ(福岡県)
      「モスポイントたより」(58)クニコホール(アメリカ)
      ☆「かごしま臨床教師学研究会」(サンエール小研修室3)★   
18 **
19 **
20 2093 「教育とメディア考」(13)谷口泰三
21 2094 「もう一つの学校インターナショナルスクール」(12) 壷坂宣也(兵庫県)
      「キチキチ日記」(8)山口祐子(鹿児島) 
22 2095 「ITのお世話の日記」(14)山之上 卓(鹿児島県) 
      「南の散歩道」(15) 梶原末廣(鹿児島)
23 2096 「遅刻少女が踊り子になる方法」(2)高橋雅世(鹿児島)
24 2097 「知識活用力の育て方」(193) 高橋りう司(東京都)
25 **
26 **
27 2098 「奄美だより」(4)湯ノ口真由美(鹿児島)
28 2099 「目線を変えて見えた世界」(55)野元尚巳(鹿児島)
29 2100 「インディアナ発 〜シアワセな人生をデザインする〜」(17)
       倉本陽子(アメリカ)
30 2101 「中学校技術教員日記」(14)脇田武志(鹿児島)
31 2102 「数学まるかじり」(16) 山崎直和(鹿児島)  

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      「身体と心の元気スヰッチ」(12)山下 温(鹿児島) 
      「子どもにいのちをどう教えたいか」(9)股村美里 
      「問題解決における言語感覚の育成」(4)飯盛直子(佐賀県) 
      「こんなんもあります国際交流」(17)原田達明(鹿児島)
      「エンターテインメント教育学」(6)上條晴夫(岩手県)
      「鹿児島でもっといい映画を!」(2)黒岩美智子(鹿児島)
           「想いは南風に乗せて−あなたの心に」(36)堂園晴彦(鹿児島)  
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆2008年☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

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