言葉の旋律−イタリアの風土より「映画編」
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□ 2008/04/21. Vol.1230.
□□ 言葉の旋律 イタリアの風土より
□□□ http://italofoglio.com
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∴ 映画編
∴ Antonio Vivaldi
∴ アントニオ ヴィヴァルディ
モーツァルトを聴く、
感情の微妙な綾が、喜怒哀楽の起伏が、その旋律に見え隠れしている。
愁いを秘めた深い哀しみの奥に、
耐えること、忍ぶことは、希望を手に入れること、
いまだに、この齢に達して人生を教わっているようだ。
ヴィヴァルディを聴く、
巧妙、精緻、
刃のように鋭く計算された何かを感じることがある。
当時の彼は、作曲家と言うよりも、
ヴァイオリン奏者、オペラ興行手配師としての方が功があったように思う。
この巧妙・精緻の由来を、音楽療法師としての父親から学んだのでは?
強(したた)かな息子アントニオは音楽で人心を操れる、
これが彼を作曲へ導いた動機と思えてならない。
末期の患者の面前でヴァイオリンを奏でる父親、
その傍らで、次回の公演オペラの予想収支決算書に膨大な利益を目論むアントニオ、
この親子の確執、
古今東西を問わず、何処にでもあるような親子の反目を、
陰りゆくヴェネツィアの経済と日本のそれを重ね合わせるように、
スクリーンに描いてみたい。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす
今の日本に、EUに、アメリカに限らず、
普遍の真理としてシナリオを書き上げたい、
小笠原 旬
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