2008/02/14
[京都西陣の生糸屋です] 第51話
・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵ 手芸・手織原料糸専門メールマガジン「西陣の糸屋で〜す」 ・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵ みなさまこんにちは! 半年に1度の「西陣の糸屋」メールマガジンのお時間です。(汗) (最低半年に1度発行しないと廃刊にされてしまう恐怖のメールが来るんです) 寒くて遊びにも行けないので頑張ります! しかし寒いね、、、最近。 京都でも積もりはしませんが毎日雪が降っております。 関東は大雪、、、夏は温暖化、冬は寒く、、、 春秋は無くなるんでしょうかね〜?もしかして四季ではなく二季? こんな日は夜もお仕事!お仕事! っていう事で1年以上掛けてようやく正絹の箔(はく)の開発に成功しました。 正直、時間・手間・資金のすべて、、、かなりかかりました。 なんとか糸になって良かったですわ! 「正絹箔(しょうけんはく)」 現在は生産スピードも遅く手間もかかるので価格は高いですが一度見て下さいませ。 http://www.kinu.net/tsuyu.htm ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫ 発行部数 1145 [ 先染めと後染めの織物 ] 51時間目 2008/02/14 著者 よしかわ こうしろう ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫ 皆さんは先染め、後染めと言う言葉をお聞きになった事がありますでしょうか? ばんばんばん!(黒板を叩く音) は〜い〜注〜目〜! 答えは、、、(いきなり答えを書きますけど全部読んでね!) ◆先染めの織物 糸の段階で精練&染色して、色糸を使って織物を織る。 糸の組織を使って柄を表現する。 ◆後染めの織物(染め物という言い方をします) 織り終わった後に精練してそれから染色する織物。 生地に絵を書いたりするのはこちら。 こういう違いがあったのです。 後染めの織物に関しては皆さまはあまりご存じないと思いますので京都の丹後地方を 例にあげて少しご説明させて頂くと、、、 丹後産地で作られている多くの織物では3種類の糸を使い織物が作られています。 詳細は経糸(駒撚り)、緯糸A(右左2種類の強撚糸)、緯糸B(双撚り)が通常で、 糸がすべて白色だと2種類の緯糸Aが解らなくなるからベレンスという精練で落ちやすい 染料(色々な色でロットの色分けもします)をつけた糸を作り織られるのです。 緯糸A = 地ヌキ(地組織を作る為の緯糸・生地にしぼを出す為の強撚糸) 緯糸B = 絵ヌキ(絵や柄を作る為の緯糸・光沢のある双糸) 従って織り上がった織物は光沢もなく堅い織物、、、。おそらく絹とは思わないでしょう。 おまけに色は白地にベレンスの斑だらけ。 しかし、、、 それを生地精練屋さんで精練してみると、光沢のある白い縮緬(ちりめん)生地が完成します。 この後、色々な染色方法で着物になるんです。ちなみにこれらを白生地と言います! 織物としては簡単!?と思われるかもしれませんが精練後の染色時に色が泣く(斑に染まる、 色の筋が走る)と大問題。職人さんの途中まで書いた努力が水の泡ですからね、、、 逆に皆さまよくご存じの先染めの織物は組織や紋を駆使して柄を作ると言う いわゆるテクニックを必要とする織物です。 現代ではコンピューターを活用して写真のような織物まで出来る様になっております。 その他、長浜地方の白生地はまた若干違いがあります。 これに関してはまたの機会という事で、、、 お解り頂けましたでしょうか? 強撚糸にご興味のある方には案外勉強になったんでしょうか!? 以前に書いた強撚糸のページはこちら!もう一度見て頂ければ復習になるかも! http://www.savageblue.com/kyounenn.htm ちなみにこのメールマガジン、もうネタが無くて本当に困っております。 出来れば僕の解りそうな、皆さまの知りたいタイトルをお教え下さい。 採用させて頂いたお客さまには5000円分の糸の割引をさせて頂きます。 スパムメールが多いので必ず件名は下記をコピーしてお願い致します。 長浜地方の白生地と書いた方は無効です(笑) ★★★5000円でタイトル教えます「西陣の糸屋」★★★(返信の際、件名は変えないで下さい) ★防虫剤・防腐剤未使用シルク化粧品にもご使用頂ける 国産の繭玉(まゆだま)の販売 http://www.kinu.net/mayu3.htm http://www.savageblue.com/mayu3.htm ★日本刺繍糸・刺繍針・刺繍台・金糸の小売り販売 原料はこだわりの国産の絹糸を使用! http://www.kinu.net/shisyuu.htm http://www.savageblue.com/shisyuu.htm ★人形の髪の毛(すがいと)の小売り販売 全30色の色糸と生成色の国産の髪糸をご用意。 http://www.kinu.net/kaminoke.htm http://www.savageblue.com/kaminoke.htm ★シルク関連の学習用教材の販売 繭から生糸を作って頂く体験 絹糸がある加工をする事によって光沢を出す不思議な体験 絹が出来るまで等を詳しく説明した教材です http://www.kinu.net/kyouiku.htm http://www.savageblue.com/kyouiku.htm ★ニット用の色糸の小売り販売(並太・中細) 2種類の太さで全32色の色糸を販売 http://www.kinu.net/knit.htm http://www.savageblue.com/knit.htm それでは次回メールマガジンをご期待ください! ☆☆☆ ご来店、心よりお待ち致しております。☆☆☆ ------------------------------------------------------------ メールを下さったたくさんの方本当に有り難う御座いました。 この場をかりて御礼を申し上げたいと思います。 これからもひとつ御協力御支援宜しくお願いします。 また皆様からのメールを元にしたいろいろな質問、意見などについ て出来る限りお答えしたいと思います。 どんなささいな事でも御気軽に御質問、御意見ください。 また間違った情報によって起こったトラブル、事故に関して当方は 一切責任は持ちませんので御了承ください。 無断転写は一切禁止(転写するときは事前に確認をお願いします) メールマガジン掲載の文章・内容の著作権は当社にあります。 当店はお客様のデータをサーバーで管理しておりません。 よって良くあるデータの流失等の危険性はございません。 (顧客管理という面では実に遅れておりますが安全です) またウイルス対策ソフトもちゃんと導入しておりますのでご安心下さい。 メールマガジン 発行者 有限会社 吉川商事 ────────────────────────────── ■メールマガジン「西陣の糸屋で〜す!」 □ HOME PAGE http://www.savageblue.com/index2.htm □ EMAIL itoya@savageblue.com □ MAGAZINE ID : 0000027173 □ PUBLISHER : 有限会社吉川商事 吉川幸四郎 ────────────────────────────── また、織物教室の紹介、個展、作品展の紹介など紹介もします。 御希望の方は、教室名、氏名、御住所、電話番号、メールアドレス 紹介文面を書き添えて下記までメールでお送りください。 (上記のデータはすべて公開しますので、御了承ください。) 個展など期日がある場合、発行時期に間に合わないときは御了承く ださい。(もちろん掲載は一切無料です) 作品展示会の案内状も掲載しますのでお送りくださいっ! (但し、ホームページ内で写真を使用する許可だけはくださいっ!) それとホームページをお持ちの方はリンクをお願い致します。 ────────────────────────────── ◆ バックナンバーはこちら! http://www.savageblue.com/mag4.htm --------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して発行しています。 ( http://www.mag2.com/ ) ◆ 登録解除はこちらまで http://www.savageblue.com/index2.htm


