2005/12/18
[京都西陣の生糸屋です] 第47話
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手芸・手織原料糸専門メールマガジン「西陣の糸屋で〜す」
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みなさまこんばんは!ふぉ〜!
急に寒くなり京都も激寒でございます。(日本海側のお客様よりはましですけど)
皆さまお体の調子はいかがでしょうか?
私も昔(子供の頃)と違い、嬉しくも楽しくも無くただ寒いばかりで、、、
そろそろMMを書こうかと、、、毎回毎回ご無沙汰ですがお許し下さい。ぺこり。
私事ですがこのメールマガジンはまぐまぐさんを利用させて頂いているのですが
最低でも6ヶ月毎に1回は発行しないといけないと言うのがお約束でして、、、
1ヶ月前にメールにて「早く出さな解約やで〜」と言う脅迫メールが入るんです。
だからここまでやって来れたんだと思いますが、、、(笑)
毎回「何を書こう〜〜?」と悩まされております。今日は良い機会かな。
それと当社運営の最近書き込みのない寂れた掲示板なんですが、、、
悪質&アダルトサイト等の書き込みが多く(自動登録されてしまって)、
万一お客様がリンク先ページを見られてウイルス等に掛かる事があれば、、、
皆さまにご迷惑をお掛けしますので本日削除させて頂きました。
長らくのご愛顧本当に有り難うございました。ぺこり。
これを機についでに書かせて頂きますと、、、
当店はお客様のデータをサーバーで管理しておりません。
よって良くあるデータの流失等の危険性はございません。
(顧客管理という面では実に遅れておりますが安全です)
またウイルス対策ソフトもちゃんと導入しておりますのでご安心下さい。
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発行部数 1077
[ 絹紡績糸工場見学の巻き ] 47時間目 2005/12/18
著者 よしかわ こうしろう
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先日、国内にある紡績工場の見学に一泊で行って参りました。
そこは国内でも稀少な機械紡績の糸を作る工場でいろいろな事を
改めて勉強でき本当に行って良かったと思いました。
それでは紡績糸の出来るまでや感想をお話しましょう!
第1工程(真綿繊維を引き裂き板状にする)
大きな針のついたドラムに真綿をあてる事によって均一に引き裂き
伸ばしながらドラムに貼り付けていき一枚の板状の真綿にします。
ここでおどろいたのは部屋内に綿埃(もちろんシルク)が飛び散っている事。
そして壁や天井そして電灯から綿のつららがたれ下がっていてまるで蜘蛛の巣の中?
中で働いておられるお父さんの帽子や顔にも綿埃、、、
そして興味深く見ていると僕もすぐに鼻がかゆくなってきました。あはは!
それだけ綿埃が飛び散っているんです。
第2工程(真綿繊維を同方向に揃えながら薄く引き延ばす)
上記で出来上がった板状の真綿をもう一度砕き繊維長を短く引き揃えやすく
してまた同方向に揃えながら薄く引き延ばします。出来上がった薄い真綿を
棒状に機械で巻き取っていきます。この時点で僕にはかなり綺麗な太いひもに見えました!
でも手で広げると平らな真綿なんですね〜
第3工程(さらに繊維を安定させ細く揃えていく)
上記で出来上がった棒状の真綿を何本か合わし糸の安定性を上げると同時に
ブラシのような物で繊維の方向を揃えていきます。
この工程は数回行われ最後の糸を作る工程の準備をしていきます。
この工程を終わった棒状のひもは本当に綺麗でこのまま何かに使えない物かと
帰りの車の中でマジで考えてしまいました。
第4工程(遂に糸という形になってくる)
第3工程は3回ほど行われるので第6工程と書いた方が良いのか解らないが
遂に糸が出来上がる瞬間です。正直これほどまで手間の掛かる工程を経て糸が出来上がるのかと驚きました。
棒状に揃った真綿を少しづつ送り出す事によって細い1本の糸が完成するが出来上がった糸は
その瞬間から下側についているリング撚糸機によって撚りがかけられていく。
ただここでからくりがあった!それは送り出すスピードを変える事によって糸の太細が出来ると言うこと。
(書いてしまえばこれだけで説明が終わるのか、、、とほほ)
第5工程(大きな管に出来上がった糸を紙管巻きにする)
遂に出来上がった糸を西陣の糸屋に送るために紙管巻きに仕上げます。ここで驚いたのが、、、
管の3倍以上もある紙管に巻き取っている際に途中で紙管の糸が無くなりますよね?
それを自動で結んで規定の大きさの紙管になるまですべて全自動なんです。
っと僕は約2時間ほど機械を観察したり撮影をしたりと有意義な時間を過ごしましたがっ、、、
皆さまは写真がないのでさっぱり解らないのかな?たぶん解りませんよね〜?
(僕も工場に行くまではあまり解らなかったですから、、、)
と言う事で後日簡単な写真付きで必ずHPにてご紹介させて頂きますのでそれまでお許し下さいませ。
そして今回行って驚いた事を書かせて頂きますね〜
それは見学も終わり事務所に戻ろうとした時、工場の社長がタバコに火を付けたではありませんか!
しかも一番綿埃の多い第1工程の部屋で、、、僕は思わず危険を感じて注意してしまいましたが、、、
事務所に帰り社長は笑いながら置いてあった真綿に直接ライターで火を付けて
「ほら!絹は燃えても一瞬で消えるから絶対に火事にはならないよ!」って燃やして僕に見せてくれました。
確かに僕も以前メールマガジン「絹糸の判別方法(http://www.kinu.net/hanbetsu.htm)」で
「炎に近づけると縮れて燃えその後、髪の毛を燃やした時と同じような臭いがする。
糸から炎を遠ざけると火は消える。」
と書いているではありませんか!今回の工場見学で改めてシルク(絹)の長所を実感&認識させて頂きました!
そうなんです絹を身にまとうとやけどをしにくいんです!
綿は燃え続けるし、化合繊は熱に溶けて皮膚に張り付き超危険!
だからシルクの毛布や肌着が今流行っているんですね!
ここでちょっと「シルクの部屋」http://www.0469.net/ 公私共々お世話になっている親友のサイトです。
(西陣の糸屋ホームページがここまで出来たのもこの親友のアドバイスがあったからと本当に感謝しております)
シルク製品は是非「シルクの部屋」をご利用&ご推薦下さ〜い!
今後シルクのいろいろなお話を当メールマガジンでご紹介させて頂ける事になりました。
絹の良い点を色々とお勉強させて頂きましょう。ぺこり。
一応今回見学させて頂きました紡績工場のフォローの為に書かせて頂きますけど、工場内は基本禁煙です。
僕があまりにも長く工場内を見るから待ちきれずに先走ってタバコに火をつけてしまったと、、、
おかげさまで余分に勉強&火事の心配までさせて頂きました。あはは!
工場の皆さま本当に有り難うございました。今後ともよろしくお願い致しますね〜
今回の内容だいたい解って頂けましたでしょうか?
毎回毎回かなりマニアックで・・・
でも他にはこんな情報、絶対入手出来ないでしょうねっ!
それではまたね〜〜〜〜〜〜!ばいば〜い!
それでは次回メールマガジンをご期待ください!
☆☆☆ ご来店、心よりお待ち致しております。☆☆☆
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メールを下さったたくさんの方本当に有り難う御座いました。
この場をかりて御礼を申し上げたいと思います。
これからもひとつ御協力御支援宜しくお願いします。
また皆様からのメールを元にしたいろいろな質問、意見などについ
て出来る限りお答えしたいと思います。
どんなささいな事でも御気軽に御質問、御意見ください。
また間違った情報によって起こったトラブル、事故に関して当方は
一切責任は持ちませんので御了承ください。
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