1英検「準1級」合格おまかせ!マガジン
◎創刊 平成11年(1999年)11月
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▲第10学期・1便(週刊)−平成20年7月20日 ▲
▲(平成20年度・第1回試験に向けて) ▲
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▲ 英検「準1級」合格おまかせ!マガジン ▲
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▲ 総合戦略編=第1、2便(全3便) ▲
▲ −学習への「構え」を構築せよ ▲
▲ ▲
▲ bluewoody ▲
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■目次
■英語は旅路の彩り=旧「激励のメッセージ」
■本文
■このマガジンの心と形
■英語は旅路の彩り=旧「激励のメッセージ」
◎第10学期・マガジン発行開始のごあいさつ
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◆合格読者、151人
英検「準1級」になんとしても合格したいと願う人に、このささやか
なメールマガジン
英検「準1級」合格おまかせ!マガジン
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を贈(送)ります。
平成11年11月に創刊。姉妹誌の
英検「準2級」合格おまかせ!マガジン
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は、平成13年3月に発行を始め、平成17年2月までの4年間で4学
期分を発行しました(現在は休止中)。
両誌合計で、合格読者の数は151人。筆者(bluewoody)に報告を
いただいた人数です。もっと多くの読者が合格していると推察していま
す。
◆奇跡の環境の中で
中学生から60代まで幅広い年齢層の人々が、このマガジンを愛読し
てくださっていることは、筆者への大きな恩賜です。
今日からこのマガジンを読み始めてくれる人、あるいは未来の読者…。
インターネットという奇跡的な道具を通じ「あなたの合格への意思」と、
「私の伝えたいとの意思」が、今邂逅ました。
この出会いを、合格の実現に結びつけるのはあなたです。
■本文
☆総合戦略編・第1便
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今回の超要約
英検合格には、自分なりの学習への「構え」が必須だ。
勉強する動機をはっきり意識し、学習法を編み出そう。
このマガジンは、合格のための具体的な提案をする。
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▼学習方法、正答のつかみ方を提案する
マガジンの構成を伝える。
総合戦略編
各門撃破編
2次試験突破へ
1次試験・直前対策特別便
2次試験・食膳対策特別便
「総合戦略編」に続いて、各門撃破編。1、2次試験の突破方法を、
問題ごとに吟味する。合格のための学習方法、正答はどのようにつかむ
かを解説する。
「直前対策特別便」という強い味方は特に好評だ。発行日程を見て
もらえば分かる。試験日の2〜3週間から発行。合格を確実にするため
の非常に具体的かつ的確な戦略を提供する。
▼直前便の切れ味を見よ
直前対策得別便とは、
●問題のさばき方、1点でも多く獲得する方法を伝授。
●試験直前でのメンタル面のケア。心身ともに“得点モード”に移行
させる。
●筆者の過去6回受験(準1)の体験をベースに、分かりや すく解説。
●試験前日から当日の試験が終わるまで、どのように身を処したら
いいのか。きめ細かにアドバイスする。
●マガジン通常便を読み損なった場合でも、これさえ読めば問題制覇の
こつを、手っ取り早くつかめる。
実際、合格読者からは「直前対策特別便は、特に役に立った」と、お
褒めの言葉をいただいている。
それに、●総合戦略編●1次試験突破編●2次試験突破編−とも、合
格に向けて、あるいは勉強を進める上で役立つアイデア、方法論をつね
に提案している。
したがって、毎週、発送される通常便を参考にして勉強に取り組み、
試験の直前には、「直前対策特別便」で、備えを万全にしていただこう。
▼「構え」は大切だ
通常便や「直前対策特別便」は、単に試験に受かるための小手先のテ
クニックを伝授しているのではない。
合格のための基本的な構えや方法論を根本から説いている。自分自身
の方法論を見つけ出すためのヒントをいくつも発見できるだろう。
1便1便に、合格への有益な情報を載せる。それが本当に役立つのか
どうか実証するのは、読者である君の役割である。
▼自助努力は自立に通じる
============
さて、このマガジンを執筆する上での私の基本的な構えは、読者に
「自助努力」を求めることである。
「なるほど、ここはこのように勉強していけばいいのか。それなら、
マガジンの示唆を基に、自分なりのやり方を考えてみよう」と、発想す
るのが、私のいう「自助努力」への第一歩となろう。大袈裟なことでな
く、
「自分なりの工夫をしてみよう」
================
との気持ちである。
「自助努力」は、「自立」に通じると私は考える。
自立は、人がいっぱしの大人になって世間を渡るのに、いや、子供の
うちからでも、最も必要なことだ。「自分ならこうする」と、いつも考え
てみる。この態度が自立した人をつくる。
▼「合格力」をつける
===========
このマガジンは、暗記すべき語彙や表現を並べ立てていくタイプでは
ない。むしろ、
●読者が「自分なりの学習の方法」を編み出し、安定した合格力を獲得
するための示唆、支援をしたい。
創刊時からのこの基本ポリシーが間違っていなかったことを、読者か
らの数々のメールから、私は確信することができた。
したがって、私がこのマガジンで提案する学習の構えや方法論を君が
納得できたなら、「自分の学習」において、これを自分の道具として改良
し、活用すべきだ。
それができたとき、君は、このマガジンの本当の切れ味を知ることにな
ろう。
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自らを恃(たの)む、自立の気持ち
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が、君の中で大きく育っていくだろう。
▲緊張と弛緩
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読者の側にも自助努力を要求する本マガジンは、「甘い」内容ではない。
だからこそ、「それでも購読してみようかな」と君が決意した時、君はす
でに合格への確かな道を見つけ出したことになるのだ。
そうはいっても、「眉間に縦皺」でいくわけではない。心地よい緊張と
弛緩を適度に繰り返しながら、合格力を高めていくのだ。人間、緊張ば
かりでは弾力性が抜けてしまう。
英検の受験勉強は、ある意味では長丁場になる。途中でだらけること
もある。こんな時の気持ちの支えになれば−と、冒頭のコラム「英語は
旅路の彩り」(旧「激励のメッセージ」)に、いろいろと書いていく。私
が、「準1級」を5回受験しても受からず(6回目に合格)、悩んでいた
当時を思い出しながら。
▲空白の後に
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私、bluewoodyは、58歳の勤め人(男性)。平成10年度・第1回の
試験で、「準1級」に合格した。6回目の受験。48歳だった。受けよう
と思い立って準備を始めてから、合格まで5年間かかった。
「2級」と「3級」は高校生の時に受かった。今から30年以上も前。
その後、「準1級」の受験を受けようと決めるまでに、20数年間の“空
白期間”がある。この間、大学での一般教養科目の英語を除いて、英語
の学習とは、無縁だった。
だから、私の「準1受験物語」は、青少年時代から中年までの長い
空白期を経て、再「学習」に取り組む大人の学習事例の典型のひとつか
もしれない。
▲苦しくても、気分がいい?
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40代での久しぶりの英語の「勉強」は、苦しかった。アタマが固まっ
ていた。中学生でも常識のように知っている単語の綴りも怪しくなって
いた。そこから勉強を“再開”したのだから、苦しいのは当然だろう。
あがきながら、今考えると無駄と思えることにもトライしてきた。5年
間に及んだこの過程は、息苦しくもあったが、一方で、新鮮でもあった。
あの、真面目に勉強していた高校生時代の気分も味わえたのだから。
「おじさん勉強」の収穫は、大人の目で、センスで、自分の勉強ぶり
を突き放して観察できたこと。大人の目とは、「醒めていて、客観的で、
意地悪で、計算高い見方」といえる。このような目で己の勉強振りを、
観察できた。
▼「こつ」の存在を思う
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この結果、何が分かったか。
英検に合格するためには、少なくとも「2級」、「準1級」のレベルま
では、ある程度は一般化できる、「学習のこつ」が存在するのではないか
−と、気づいた。
それを、これから受験する人にも伝えたい−との気持ちも高まった。
これを、飾っていえば自己表現欲となるのだろう。
そして生まれたのが、
英検「準1級」合格おまかせ!マガジン
だ。続いて、
英検「2級」 合格おまかせ!マガジン」 も生まれた。
▼受験者と発行者自身のために
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私は勤め人渡世である。仕事は「英語」とは何の関係もない。ならば
なぜ、手間暇のかかるメルマガ発行を7年間も続けているのか。動機
は何か。
「すべては、受験者の合格を支援したいから」。これだけでは、キレイ
ゴト過ぎるのだ。実は、マガジンの執筆、制作作業が、私のこれまでの
英語学習体験を総括、整理し、しかも英語の基礎を忘れないようにする
ために大いに役立っているのだ。
同時に、こうした総括、整理の結果を読者に見てもらえる。いわば、
“自己表現”の舞台として、マガジンを使わせていただけるのである。
これが読者の役にも立つのなら、いうことなしである。
さらに、上記の「ごあいさつ」で述べた通り、読者たちが、151人
も英検に合格してくれた。このことは、筆者として非常に嬉しい。この
マガジンで、これから何回も登場する言葉、「達成感」。筆者の私は、合
格した読者と一緒に、この「達成感」を享受できるのである。
動機はまだある。マガジンの発行は、私にとって●執筆する時になん
らかの新しい発見がある●文章道の稽古にもなる。ひとことでいえば、
アタマの訓練になる。だから、老化防止にも役立つ。
以上をまとめていえば、読者も筆者の私も、このマガジンにより得をす
るわけだ。いいこと尽くめだ。素晴らしい。
▼受験者の立場から合格法を提案
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「準1級」用の受験参考書、マガジンは、たくさんある。だが、
合格者が、真に受験者の立場で書いたもの
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はあるだろうか。この疑問を抱いたことも、マガジン発行の理由のひ
とつ。
だから、このマガジンでは、
「合格できる学習法」を「具体的に」、「受験者に分かりやすく」
書く
▼「構え」
=====
今回から3回分は、「総合戦略編」と称す。
これから「準1級」、「2級」の合格を狙うにあたり、学習への「構え」、
つまり、動機付けや学習法−を、まずじっくりと、考えなければならな
いからだ。
君自身の基本的な学習態度をつかめれば、合格への道のりを、半分は
進んだといえる。合格にとって「構え」はとても大切なのだ。
続く「1次試験突破編」、「2次試験突破編」は、問題ごとに解法を
分かりやすく説く。
ここでも、「この種の問題には、どのような構えで取り組んだらいいの
か」、「この種の問題に強くなるには、どのような稽古をしたらいいのか」
を、あくまで具体的に提案する。
▲君の動機は?▲
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英検に合格したい。そのために、君はこのマガジンを購読し始めた。
では、なぜ合格したいのか。つまり動機、目的は?。
▽英語の実力を試したい、養いたい▽就職や大学入試に役立てたい
▽英語関連の仕事に役立てたい…。
英検に合格するには、こうした動機や目的を、自分の心にしっかり定
着させることが望ましい。動機が強いほど、学習に身が入るのは当然の
ことだ。
では、私の「動機」はどうだったか。
私は、英語を趣味、生涯学習の対象として楽しんでいる。「英語」と
は“実用上の接点”がない。つまり、英語は、仕事で使うものでもなけ
れば、暮らしに必要なものでもない。有体(ありてい)にいえば、英検
に合格しようが落ちようが、どうでもよい。
こんな私が、合格を目指した動機は、「英検凖1級」に合格して、「い
い気分」を味わいたい−というものだった。もっともらしい言い方だと
「合格すれば達成感を味わえる、一種の自己表現になる」
なぜか。高校まで授業でしか英語に触れてこなかった「普通の日本人」
にとって、「2級」や「準1級」に合格することは、正直なところ、けっ
こうしんどいことだからである。
▲嬉しさ爆発
=======
ある程度、しんどいことだからこそ、試験に自力で合格できれば、かな
りの「達成感」を得ることができよう。事実、48歳で「準1」の合格
通知書を受け取った私は非常に気分がよかった。今でもよい。
http://www.geocities.jp/bluewoody/essay-2.html
この気分のよさについて、もう少し展開してみよう。
上記のエッセーで分かるように、48歳のいい大人でも、合格によっ
て大いなる気分の高揚を味わえたのだ。だったら、合格者が若い人なら
ば、この何十倍もの達成感、満足感を得ないことがあろうか。
若くしてこの英検に合格できれば、その達成体験は、君のこれからの
人生に、折に触れ、好影響を与え続けてくれるだろう。
なぜか。
合格は、君自身が「自分の手で勝ち取ったもの」だからだ。
============================
英検合格のごときで何を大げさな−。と、君は思うだろうか。だが、成
功の記憶は人を幸福な気分にさせる。小なりといえども、「私はできた」
という経験とその記憶を持つ者は、それだけで幸せ者の資格がある−と、
私は考えている。
できた、達成できた、成し遂げた…。成功の記憶を持つものは幸いで
ある。
▲合格への「意思」を固める
===============
「動機」をはっきりさせたら、次は
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「なにがなんでも合格するぞ」という強い「意思」を持つようにす
る。
==============================
いきなり「精神論」が踊り出た。君は面食らっただろうか。「なんだ、
このマガジンは、例の精神論、根性路線か」
まあ、ある意味では、そうである。
「なにか」を達成するには、「意思の力」、「心が行動に及ぼす影響力」
を生かすのが、最も有効なやり方だと、私は心得るからだ。
「動機を意識的に認識し、その上で合格への意思を固める」という、
平凡だが 確かな前提を確認しようぞ。
もう一度いう。
英検の合格によって君が期待する事柄(動機、目的)を認識する。この
大きな期待があるからどうしても合格してみせる−という決意(意思)
を固める。
これができたら、英検合格への心の構えはできたといえよう。
▲具体論を生かせ
==========
しかし、精神論だけで、英検に合格できるはずはない。精神論を強力
なバックボーンにしたうえで、「合格できる学習法、方法論」を具体的に
学んでいく。そこに、このマガジンの真骨頂がある。
精神論と方法論のほどよい融合
===============
が、英検合格を担保するのである。このマガジンのHPのサブタイトルは、
===========================
−「学ぶ意欲」と「合格への方法論」を融合させる−」
============================
となっている。
英検合格にとって最も大切な「構え」を説く。これを読んでいくのは、
一見、迂遠な作業に思えるかもしれぬ。
だが、「総合戦略編」の理解は、これから君が長い(人によって、長さ
の受け取りは多様だ)受験勉強をこなし、合格へ漕ぎつけるためには、
実は最も確実で早道だと、私は信じて執筆している。
君は、勉強の途中で、「へたり」かけたり、マンネリに陥ることもある
かもしれない。これは、多くの人が経験することだ。だが、我々人間は、
躓いても躓いても、起き上がっていく精神力をも持ち合わせていないだ
ろうか。
君が躓きそうな時、躓いた時、起き上がる手助けをこのマガジンガでき
たら嬉しい。
さあ、今日から、合格を信じて私と一緒に歩いていこう。
☆総合戦略編=第2便
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今回の超要約1
合格への効率的な“マイ学習法”を自分の手で構築せよ。そのために
は、過去の快適、成功体験が役立つ。
今回の超要約2
「過去問題」の見極めが、合理的、効率的な「マイ学習法」を構築す
るのに、大いに役立つ。
今回の超要約3
「小さな達成感」は、学習を長続きさせる元気の元である
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自分にふさわしい学習法を
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▲「わたしの英語学習史」を返る
社会人も、主婦も、学生も、忙しい。
私たちはなぜ、こんなにも忙しくなってしまったのだろう−などと考
察するのはこのマガジンのテーマではなかった。
こんなにも「ばたばたした」日常の中から、いやしくも「試験」と名
のつくものに合格しようと思い立ったのは天晴れである。
その忙しい日常で、英検の勉強ばかりしているわけにはいかないから
こそ、英検合格に漕ぎつけるためには「効率のよい学習法」を自分の力
と才覚で生み出していこう。
無駄な努力や空回りは避けたい。
「効率のよい学習法」とはなんぞや。
それは、
===============
「自分に適した学習法」である
===============
どんなに立派な学習法が考案されたとしても、それが自分の性格や環
境、状況、身の丈に合っていなければ、大きな効果は期待できない。
「自分に適した学習法」にしたがってのみ、君は合格への効率的な学習
ができる。
「ならば、自分に適した学習法」をどのように作るか。
私が経験則を元に考え出した方法を紹介しよう。
まずは、自分のこれまでの「英語学習史」を振り返る−というものだ。
「『学習史』とは大げさな」と、いうなかれ。
例えば君が高校生を卒業した時点だと、6年間も「英語」とともに歩い
てきたのだ。中卒時点なら3年間だ。これは考えようによってはすごい
ことだ。だって、ひとつの分野を3〜6年間も連続して学ぶのは、まさ
に「自分の学習史」といえるのではないか。
まして、英検を受験しようという志のある君のことだ。英語学習にま
つわる経験は、人並み以上に印象に焼きついているのではないか。
私は、君の「英語学習史」の中でも、プラスの経験を顧みることを、
強く勧める。
例えば、英検の下位級に合格するまでの我が勉強法を振り返ってみよ
う。「こうしたらうまくいった」という、プラスの経験を君は必ず持って
いるはずだ。
「いや、そんなけっこうな経験は、私にはありゃせんです」と君は
いうだろうか。私に言わせれば、「そんなはずはないやろ」
いやしくも「準1級」を狙うガッツのある君である。記憶を手繰れば、
「あのやり方はわれながらよかった」と思える経験を、一つや二つ抱え
ているはずだ。ちがいますか。
▲成功体験、快適経験をピックアップ、純化させよよ▲
君が生徒、学生なら、英語の試験のために自分なりの勉強をしてきた
だろう。その経験の中から、「成功体験、快適経験」をさがしてみよう。
いろいろあると思うんですがね。
例えば
▽語彙を紙に書きながらけいこして、期末試験を受けたら、けっこうな
点数が稼げた
▽テキストの例文を何回も口に出して繰り返したら、文法の構造までも
アタマに入った
▽英字新聞の流し読みで、読解力や想像力が強くなった…。
こんな「成功体験、快適経験」をいくつか、ぬかみその中からいい
味につかった大根を抜き出すように列挙してみよう。
それを箇条書きにしてみる。この中から、「これは使えるぞ」という、
君だけの「持ちネタ」を増やしていく。
さあ、ここからが肝心だ。
宝石のように煌(きらめ)くこんな「持ちネタ」を道具化して、具体
的に活用できるように工夫するのである。つまり、「語彙のマスター」な
らこの方法、「読解」ならこれ、「リスニング」ならこう−と、自分流に
アレンジ、「方法論化していく」のだ。
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方法論はしばしば結果を重大に左右する。
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どうだろう。プラス体験だけをピックアップして、しかもこれを意識
的に“再体験”する作業は、けっこう心弾むものではないか。
アレンジした結果は、無論、分かりやすく整理、記録する。
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考えたことを、「いったん、アタマの外に出して、目に見える形にして
整理する」ことが肝要なのである。
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(脱線はじめ)
ちょっと脱線する。上記のような作業に、ワープロほど適した道具は
ない。筆者は、十数年前からワープロ専用機を、9年前ほど前からはパ
ソコンを使っている。
鉛筆でいろいろ書いていた時に比べると、
▽考えが整理しやすい(速攻で書けるから)
▽文章の品質が高まり(推敲が速いから)
▽文章を速く書けるようになり(キーを打つだけだから)
▽肩こりも不思議なほど少なくなった(力が両手にほぼ均等にかかるから)
文章の作成、整理、そして思考を合理化できるというワープロの機能
を、十分に認識して、これからもぼけ防止に取り組みたい。
(脱線おわり)
▲ “マイ学習法”がもたらす素晴らしい効果▲
以上の作業に、じっくりと時間をかけよう。1ヵ月でもいいではない
か。これからの自分の合格への「歩き方」がかかっているのだから。
「自分に適した学習法」を、自分で工夫して組み上げる。自身に合っ
た方法を自分自身が見つけ出すため、実に「深い納得と満足」を得られ
る。
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他人から与えられたものではない。“マイ学習法”なのだ。
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これこそ、君を合格へ導く黄金の道である。「効率のよい学習法」であ
る。
“マイ学習法”を見つけ出す作業そのものが、君の心の中に受験へ
の「心の構え」、いってみれば学習実行への「覚悟」を、いつの間にか醸
成してくれる。
素晴らしい。
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「過去問題」を見切れ。
======================
「敵」(=試験問題)の「真の姿を見切る」ことが、合格にとっていか
に重要なことか。
ここからは、「筆者=bluewoody=はこう主張するが、自分ならこうす
る」という、批判精神をもって読んでいただきたい。
なぜなら、ことは「マイ学習法」にかかわるからだ。自分に合った学
習法を編み出さなければならない君にとって、私の提案を鵜呑みにする
ことは、よいことではない。
もちろん、提案が君にそのまま当てはまれば、そのように認識した上
で活用していただこう。
「敵」(=試験問題)の姿を見極めることの重要性。それは、これか
ら戦う相手の姿と性質が分からなければ、戦術を組み立てられないから
だ。心理面から見ても、相手のことを知らずして戦うのは、不安ばかり
大きくて、不利なことこの上ない。
逆にいえば、相手(試験問題)の真姿をきっちりとつかんで戦いに臨
むなら、当方にとって有利な戦況を生み出せる。
英検の出題者は、受験者に何を期待しているのか、どうやって試験問
題に「ひっかけ」=罠=を潜ませ、我々の合格を妨げようとしているの
か…。
このようなことをすべて知るのは、不可能に近い。しかし、我々
には、「過去(に出題された)問題」という強い味方があったのだ。これ
を材料に、我々は、敵の真姿にかなりの程度、迫ることができる。私が
過去問題の研究を重視する所以である。
==========================
「過去問題」へのトライは、それ自体が有効な試験勉強だ
==========================
▲敵を「見切る」▲
提案。過去問題をじっと見つめて、読んでみよう。「全問題集」などが
テキストとなる。もちろん、英検の公式HPでも公開している。
過去問題の読み方はどのようにするか。ずばり、これまでの自分の
実力を基準に、「準1」の問題レベルを、自分なりに「評価」してみる。
例えば、「問題1(単語、句動詞)」。選択肢の中に、「なじみ」のない
語、表現がいくつあるのか。そのレベルはどの程度なのか。
「問題2(長文の空所補充)」をゆっくり読んでみれば、「たいしたと
はない」という見通しも得られるかもしれない。リスニング問題は、ゆっ
たりした気持ちで、実際に聴いてみる。
この際、「ゆっくり読んで」、「ゆったりした気持ちで」という構えは特
に重要である。なぜか。この段階で、実際の試験と同じ制限時間でせか
せかと問題を読んでみても、聴いてみても、なかなか試験の姿をつかみ
にくいからだ。
今は、敵の姿を分析している段階なので、読むための「時間」は制限
する必要はない。要は、余裕の気分で、試験問題を眺め回そう。
こうして、試験問題の全体像をじっくりつかむ。
この結果、今の君にとって、難題に見えたとしても、気にすること
はない。問題の姿をつかむことが先決だからだ。
▲鮮烈なイメージをプリントせよ▲
さて、次は、現実の試験と同じ条件(制限時間の90分を厳守=リス
ニングを除く)のもとで、自宅で模擬試験にトライしてみる。問題用紙
は、本物通りにはいかないので、あらかじめ回答表を手作りしておき、
これに書き込めばいい。
この作業は、けっこうしんどい。なぜなら、90分をひとつのことに
集中する経験とは、人にとって決して楽なことではないからだ。恐ろし
く楽しい経験ででもない限り。
それでも、なんとかやってみる。そして、採点してみる。ここまでく
ると、君のアタマには、「英検準1級」試験のレベルが、くっきりとイ
メージされてくる。
しかも、以上の作業は、それ自体が立派な受験勉強になっている。こ
のことを意識しておきたい。
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過去問題へのトライは重要な受験学習である。
==========================
▲メリハリのある勉強を▲
こうして、君が苦労してアタマに定着させた「試験問題」のイメージ
は、今後、君が受験学習を進めていく上で、どの場面でも重要な「もの
さし」(基準)になる。学習計画を練り上げるうえの基準にもなる。ここ
がポイントだ。
さて、試験の全体像(イメージ)をつかんだ君は、「自分にとって」攻
略しやすそうな問題(得点が容易な問題)と、そうでもないものがある
ことに、着目するだろう。
そうなると、これからの学習で、得意なところと、そうでないところ
を、メリハリをつけて学んでいかなければならない−との認識に到る。
得意なところは、現在の実力を維持する程度の勉強でいい。不得意なと
ころは、意識的に補強するように努力していかなければならない。
語彙問題に弱いなら、ここに力を入れる。長文読解が課題なら、これに
強くなるように励む。
このようにして、君はメリハリのある学習、つまり無駄を省いた効率
的な学習を進めるためのプランを作り上げるべきだ。
「マイ学習法」の構築は、過去問題の見極めから始まる。
=======================
「達成感」は、小さくても大きな効果を生むのだ。
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合格への長い道程をめげずに歩いていくにはどうしたらいいのか。
「英検受験」は、孤独な作業である。気軽にアドバイスを求められる
相手を持たない受験者も多い。私はこうした事情を意識して書いている。
▲「計画倒れ」を警戒せよ▲
合格に向けて、「あれも、これもやろう」と燃える自分を、もう一人の
自分が優しく見つめている。学習への意欲に燃える自分を意識すること
は、快適な経験の一つだ。
「準1級」を受験しようと決めた43歳の私も(現在は58歳)は
この快感を味わった。「しかし、本当にできるのだろうか」という不安も、
もちろんあった。
単語・熟語集は、1日に3回は読もう。テレビ講座は、欠かさない。
過去問題のリスニングは1日に2回はしてやろう…。意欲的な計画を
ぎっしりと立てまくった。
実際、「これだけやれば合格いただき。ふふふ」と、にんまりしていた
のだ。「43歳にしては若いな、わしは」と、もう一人の自分が誉めてく
る…。
ところが…。
勉強を始めてから3日も経たないうちに、計画どおりには実行できな
いことが分かった。当然である。学習計画が大量過ぎたのだ。
私は勤め人渡世である。しかも当時の仕事といえば、“自由な私時間”
というものをあまり期待できない種類のものだった。すなわち、拘束時
間が長いうえに、なにかあればいつでも家を飛び出さなければならない
類の仕事だった。
こんな状況では、かくも大量の学習メニューをこなせるはずはなかっ
たのだ。単身赴任ではあったとだったとしても。
計画倒れは明らかだった。
だが、しばらくの間(半月ほどか)は、自分の計画を見直そうとはし
なかった。なぜなら、過去問題を研究し、自分の弱点をいやいやながら
分析した上で立てた学習計画を変更するのは、もったいない気がしていたのだ。
▲「いつの間にか」の敗北感は恐い▲
その結果、どうなったか。
「計画した学習が、今日も達成できなかった」という結果と、これに
ともなう「マイナスの気分」だけが、心に積み重なっていった。
「自分がいったん立てた計画を実行できなかった経験」は、敗北感、
空虚感につながりやすい。すなわち、「自分で決めたことが達成できな
い」との「負」の気分だ。
自分の日常から考えて、実行できそうもない計画。そう分かっていて
も、達成できないとなると、やはり空しい気分が湧いてくるのだ。
私は、英語には「趣味」で取り組んでいるはずだったのに。
「できなかった」という事実が積み重なると、「意欲」はいつの間にか
蝕まれていく。これが恐い。
「生真面目」なタイプの人は、特に要注意だ。私はちゃらんぽらんな
タイプではあるが、根本には生真面目さを引きずっている人間だ。
「英検2級」や「英検準1級」は、合格までにはある程度の期間が
必要である。この期間中、我々は「意欲の減退」は特に避けるべきだ。
いや、減退どころか、前向きに取り組める心の状態を持続させなければ
ならない。
▲「小さな達成感」が、「大きな成功」をじわじわと引き寄せる▲
自分の現実に合わない大計画は、実行しにくい。実行できないから焦
る。敗北感が募る。前へ進めない。これはもう、「悪循環」だ。
私は、どうしたのか。
「悪循環」の逆をいったらいいのではないか。
これに私は気がついた。で、「焦らず、着実に」という、誰でも知っ
ている常識的な結論に落ち着いた。こんな当たり前なことに気づくのに、
回り道をしてしまった。
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実に、真理は平凡である。
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知識としては知っていても、体験によって
しか悟れないことはある。
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さらに進んで、「1日分の学習量は少なくても、確実にこなす」という
具体的な考えを受け入れるに至った。「“ミニサイズでも確実に”法」と
いっておく。
こうして、慎ましく組み上げた計画を、1週間、継続できたとする。
自分で取り組んでみれば分かるだろう。非常に気分がいい。「やった」、
「できた」という「小さな達成感と喜び」が、じーんとくるのだ。この
ことの効果は、侮れない。
▲「できた」の手応えは熱い▲
「できたあ、やったあ」という感情は、「できなかった」とは、正反対
なのだから。1万円の「損失」と1万円の「利益」の間には、2万円分
の開きがある。株や投資を経験した人なら、これが実感されるだろう。
「できた」の積み重ねが、君の顕在意識ばかりか、潜在意識を鍛え上
げていく。ささやかだが、「勝ち癖」がついていく。だれに勝つのか、い
うまでもない。
自分の中の弱気に勝つのだ。いや、勝つのではなく、弱気を消散させ
ていくのだ。
鍛え上げられた、「前向きの潜在意識」は、より上のステージへ自分を
押し上げる推進力となる。
こんな「前向きモード」に心が移行すれば、しめたものだ。きっかけ
は、こうしてつかむのだ。
▲心が「主」、行動は「従」▲
ここまで読んできた君は、「この筆者bluewoodyは、精神論に傾き過ぎ
では」と、感じないだろうか。
ある意味で君の“疑惑”は当たっている。「合格にはまず、本人の意思、
意欲、構えが大切」−というのが、私の根本見解だからだ。
まず君の心が何かを「思って」「願って」、その後で、行動が始まる。
何かを「思って」「願って」の主体は、君自身だ。君の「意思」が強
いのか、弱いのかが問題なのだ。もちろん強いほうがよい。
では、強くするにはどうしたらいいのか。「小さな達成感」を数多く獲
得すればいいのである。達成感を多く経験することは、意思を鍛える。
鍛えられた意志は、さらに達成感を得ようとする。
こうして、成就への意思が強まり、潜在意識さえも鍛え上げていく。
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これはもう「好循環」である。
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ここにおいて、我が精神論は、現実論と融合するきっかけをつかんで
いく。このマガジンの副題は
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「学ぶ意欲」と「合格への方法論」を融合させる
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である。われながらよくできたキャッチフレーズだと思う。
▲「達成感」の材料はいくらでもある▲
「小さな達成感」を繰り返してゲットしていけば、英検の勉強に
挫折する確率は低くなる。
「小さな達成感」は、一日の学習計画を達成できた時にのみ得られる
というわけではない。気の持ち様によって、いくらでも「ミニミニ達成
感」は手にできるのである。
例えば、
○読解問題の問題文を読んでいて未知の語彙に出くわしたが、推測し
て解釈しておいた。解説欄を読んで自分の推測が正しいことが判明
した。
○読解問題の問題文の中に、英語の構文(決まったいいまわし)をはっ
きりと捕らえることができた。
○新語が暗記できた。
○リスニング問題の答えがはっきりと分かった。
○英語教室のフリー会話の時間などで、いいたいことがずばっと表現
できた(“瞬間風速”であるにしろ)。
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達成感を、「意識的に」味わう。
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このように成功体験を得たら、意識的に「自分は今、達成感を感じて
いる」と、自覚することが重要だ。
このようにして君は、自分が取り組んでいる英検合格という目標へ
の長い道程を、気分よく歩んでいくことができる。
■このマガジンの心と形
@歓迎の言葉
ようこそ、このマガジンへ。ここにたどり着いた君を歓迎する。君と
筆者(私)の邂逅を祝おう。このマガジンは、筆者の長い受験体験とそ
の総括から導き出した、英検合格への水先案内人。これを生かし、栄光
の港へと船を進める航海士は、君自身である。このマガジンは、読者の
「自助努力」を要求する。
@このマガジンの使命
▲英検「準1級」、英検「2級」合格を目指す人を、強力に支援する。
=合格への「心構え」と「こつ」を、分かりやすく解説する。
@このマガジンのあらまし
▲総合戦略編
▲1次試験・各問撃破編
▲2次試験・突破編
▲1、2次試験・直前対策特別便
@マガジンの効能
▲このマガジンは、次のような人の役に立つ。
・「準1級」、「2級」に挑戦する人、挑戦している人
・一歩進んだ英語の学習の進め方を知りたい人
▲このマガジンは、次のことを伝授する。
・英検合格に向け「得点を増やす具体策」
・英語の地力の養い方
・英語の効果的な学習法
・英検の各問題を効果的に解く方法
▲このマガジンには次の際立った特長がある。
・英検試験の本番前に、「直前対策特別便」で、得点を増やす「構
えと技」を、きっちりと伝授する。
@HP(新着情報、筆者紹介、登録、解除)
英検「準1級」合格おまかせ!マガジン
http://www.geocities.jp/bluewoody/
@発行者bluewoodyのアドレス。
bluewood@crocus.ocn.ne.jp
(了)++++

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