2007/10/08
★【きぷら開運161号】★川野真理子の「信念はあるのか?」
∞─────────────────────────────── き┃ぷ┃ら┃ ━┛━┛━┛【独立・起業・経営・人脈】の知恵袋 マガジン 開運161号 2007/10/8 ∞─────────────────────────────── ■INDEX■ ● 川野真理子のコラム 「信念はあるのか?」 ●イベント紹介 ● 編集部通信 ───────────────────────────────∞ ■仕事を通じて社会に貢献する起業家ネットワーク NPO法人キープラネット発行 http://www.keyplanet.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■川野真理子のコラム 「信念はあるのか?」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 19歳の息子が言った。 「フリーターになろうかと思って。」 ついに来たかっー、『フリーター』 去年11月のある土曜日、彼は念願叶って一人暮らしを始めることにな り、赤帽さん2台に荷物を積んで、横浜に引っ越して行った。 一人暮らしは快適で、なかなか実家には帰ってこない。帰ってきても、 地元の仲間たちと夜中中遊んで、朝の6:00に顔出す程度だったりする。 彼は今しっかり青春している。 でも、もう来年の3月でミュージックスクールは卒業なのだ。 それで、夏休みに聞いてみた。 「学校で就職活動とかって、あるの?」と。 冒頭の返事は、それに応えた返事なのだ。 川「フリーターになってどうすんの。」 息「んー、バンド活動とかやろうと思って。」 川「バンド活動って、バンドなんかやってないんでしょ?」 息「やってるよ。」 川「誰と。」 息「学校の仲間と3人で。」 ← 初耳 川「どうやって食っていくの。」 息「だからフリーターで。」 川「あんたねぇ、お父さんの仕送りもなくなるし、奨学金を貰うどころ か、返していかないといけないんだよ。生活するだけで精一杯で、 バンドなんてやってたら、生活できなくなっちゃうんじゃないの?」 と、かなり前向きでない発言をした。 他人の子どもの相談なら、こんな言い方はしないのにねぇー。 そして、夏休みが終わる頃、私は言った。 川「頭からフリーターはダメだとは言わないけれど、今あんたは親の すねかじりなんだから、卒業後、どうするつもりなのか、親に報 告する義務があるからね。フリーターが社会の中でどんなに不利 か、基本知識を学んだ上で選択するなら反対はしないから。」 川「職業を考えるときの先輩のプロを2人紹介するから、じっくり話 を聞いて、それから、卒業後をどうするか親に報告しなさい。そ ういう基本的な知識も聞こうとしないで、フリーターやるという なら賛成できない。」 というわけで、本人も聞いてみようという気になったのだろう。 ニートや若者のキャリア教育に力を入れているNPOの若者に、謝礼を 払って個人面談をしてもらった。 さらに、ベテランのキャリアの先生のカウンセリングを受けさせた。 私のメンターの先生である。 先生は、「川野さん、あの子は大丈夫ですよ。川野さんが作ったもの の中では最高の作品ですよ! ちゃんと親に話してごらんと伝えてあ るので、聞いてあげてください」と笑った。 数日後、行きつけの美容院で 「今日は彼がどういうつもりなのかをきく、元家族会議なのよ。」と オーナーに話した。 するとオーナーのは 「へぇー、わぁー怖わー。僕、川野さんちの子どもじゃなくてよかっ たー。好きなことやらせればいいじゃないですか。川野さん、起業 支援してるんでしょ。」だと。(^^;) 我ながら可笑しかった。「親は親になると違うのよ〜。何も就職しろ と言ってるわけじゃないのよ。でも、やりたいことがわからない状態 で、フリーターやる位なら、ちゃんと就職して、キャリアを積んでい く中で、やりたいことを見つけていけばいいじゃないかと思うのよ。 人は親になった途端に、まっとうになっちゃうのよ。 「チャレンジなんて、どっかに行っちゃうのよぉ〜。」てな感じで、 爆笑してしまった。 「川野さん、ご自分はこれから50歳のチャレンジだって言ってるじゃ ないですか。息子さん、まだ19歳なんでしょ。」って言われてもね。 (笑) 本当に、親と言うのは、可笑しいものである。 子どもの職業選択の第一歩で、親が手も貸さない、知恵も貸さない、 何をやりたいのかも知らない、どうするつもりなのかも聞かないで、 はい、生活費はもう出しませんよ。自分で好きなことをやりなさいな んて、そんなことは絶対に私には出来ないし、それじゃ親としては普 通じゃないと思うのよね。 この私は、今、好きなことをして生きているけれど、親としては、 これでも結構普通なんだなー。(^^;) 自分が18歳で田舎の高校を卒業して上京してからは、東京のアパート 探しも、バイト先も、専門学校探しも、就職先も、何もかも一人でや ってきた。礼儀も常識も何もないままに、ぽーんと、社会に出てしま ったので、しなくてよい失敗や、失礼なこともたくさんした。 だから、最低限の、人とのつきあい方やマナー、こういうときはどう すればいいのか、判断材料となることだけは教えてあげたいと思うの だ。 それと、もう一つは、親としての価値観、生きていく上で、何を一番 大切に思って生きているか、親の譲れない“人”としての価値観を伝 えたいとよく思うのだ。 誰がなんと言っても、これをやりたい、音楽の道でやって行く! どんなにつらくても構わない! 応援してほしい、家賃を出してほし い! と、親を説得する位ならバッチリよ。遠慮なんかしなくて構わ ないよ。 でも、「なんとなくフリーター」程度のフリーターではダメなのよ。 子どもを信じるということは、子どもの判断を信じるということだか ら、判断に必要な材料を与えた上で、子どもに判断させたいと思う。 と言うわけで、さてさて、元家族会議をやりました。 その結果は? 「先生、あのー、あの子のどこが最高作品なんでしょうか。何が絶対 大丈夫なんでしょうか?」そう聞きました。 すると先生は言いました。 「川野さん、自分の意見をいわないで、ちゃんと聞いてあげてくださ い。ただじっと、彼の言葉を聞いてください。親が言い過ぎてはだめ です。」と、まるで見ていたかのようなことをおっしゃるのでした。 (^^;) はい、傾聴、苦手なんです。 だから、もう一度、じっくり母子会議をすることになりました。 でも、どこか嬉しかったりして。(笑) 頼むから、誰がなんと言おうと、「僕はこれをやってみたいから力を 貸してほしい! 」と、親を説得するくらいの信念を、ポケットに入 れて持ってきなさいよ! かわいい息子よ! NPO法人キープラネット代表 川野 真理子 …………………………………………………………………………………… 川野真理子の起業家ダイニングサロン開業準備日記 http://kawano-mariko.cocolog-nifty.com/blog/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■キープラネット主催イベントのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いよいよ今週の(金)・(土)の開催です。 参加者の仕事内容などを事前にお聞きし、講義の中でも触れながら、 授業をします。こんなに中身の濃い、事業事例も豊富に盛り込んだ 少人数徹底集中の2日間の経営セミナーはなかなかありません。 まだ余席が5つほどありますので、経営者のみなさんは、是非、こ の機会に参加し、同じ経営者仲間との濃い2日間に参加してください。 儲けに直結! 小さな会社のための経営戦略講座2日間 in 大阪 http://www.keyplanet.com/event-seminar/keiei0707.html 講師:増田紀彦氏 日時:10月12(金)・13日(土)13:00〜18:00 会場:大阪市中央区島之内1-13-28 ユラヌス21ビル 自社の事業や経営に課題を感じている、業績が伸び悩んでいる、ある いは新分野展開・新事業開発を考えている、などの小規模企業経営者 を対象にした講座です。 事前アンケートにより、各自の課題を把握した上で、参加者自身の事 業や企業活動を教材にしてその場で課題解決を図り、方法論の「体得」 を追求します。 講師、増田紀彦氏は独特のユーモアを交えて、講義と実習(ワークショ ップやブレインストーミング)を繰り返すので、「講義・実習・反復」 の三位一体で高い学習効果を保証します。 <内容> 初日 5時間 ■ 儲けを生み続けるための小企業経営者の絶対任務 ■ 熱狂的ファンをつかめ!〜「顧客ロイヤルティ」&「選択と集中」 ■ 「80対20の法則」と「ロングテール」 ■ 小企業を取り巻く7つの脅威〜その評価と対処法 ■ ピンチはチャンス! SWOT分析の新活用法 ■ 本当の経営資源・企業価値の発見と認識 2日目 5時間 ■ 「今どきの市場」とは何か。自社最適市場の求め方 ■ 市場展開、4つの選択肢 ■ 儲けのタネ=サブ・セグメントを獲得せよ ■ 5P(新マーケティングミクス)とターゲッティング ■ 市場再選択・新規ビジネス開発実習 ■ 儲けを確実にさせる価格戦略と利益処分のツボ これまでの講座に参加した人の感想が、こちらにありますので、ぜひ、 ご一読ください。 <感想> http://www.keyplanet.com/event-seminar/keiei_koe.html <内容詳細・申込先> http://www.keyplanet.com/event-seminar/keiei0707.html ┏┏┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┣━┫ キープラネットメンバー主催のイベントPR ┗┛┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ │ │ ◆ 株式会社ケイハート 代表 北川登美代 │ http://www.k-heart.co.jp/ │ | 快適空間づくりセミナー 整理収納がもたらす効果とは? | テーマ:「整理収納で人生観が変わる!オフィスが変わる!」 | スッキリ暮らしたい方、仕事効率を上げたい方にお薦めの内容です。 │ │ 日時: 11月3日(土)文化の日 13:30〜15:00 │ 場所: 大宮ソニックシティビル 6階研修室(604) │ 詳細: http://www.k-heart.co.jp/seminar.html │ └───────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集部通信 誰になんと言われても、これだけは譲れないこと ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回は各編集長に、仕事や人間関係を築く上で 大切にしているモノについて、一言ずつ書いてもらいました。 ◇ 私の譲れないことは「自分が正しいと思うこと」です。 常に、自分が正しいと思うことをしたいと思っています。 当たり前のことですが「自分が正しいと思うこと」と「まわりが が正しいと思うこと」、もっと言えば「社会通念」が一緒なら、 問題ありません。 それが、もし違っていた場合に、本当に自分が正しいと思うこと を行うのはとても勇気がいると思います。 幸い、今のところ「社会通念」とはあまり違っている場面はあり ませんが、社会通念も、時代や地域によって、ある所では「正義」 とされていた事が別の所では「悪」になったりします。 そういうものや、その場の雰囲気などに流されず、自分が正しい と思う行動をしていきたいと思っています。 (阿川) ◇ 仕事をするうえでも絶対に譲れないものは「家族」です。 幼い頃に両親を亡くして、親戚の家で育ちました。 特に疎外されたという事もなく、その家の兄弟達(従兄弟達)と は、実の兄弟のように過ごしています。 とはいえ、実の親の肌の温もりを感じたいと思ったことは数知れ ず。 そんなことがベースにあるのか、一人の親となった今は「家族の 為に」という思いが全ての活動の根底にあります。 以前、ある方と話していたときに「所詮、家族といえども、いつ かは離れていくので、やはり自分の為に…」という方がいたので すが僕は全く意見を異にします。 どんなことがあっても「家族の笑顔があればいい」 そう思って活動しています。 (粟盛) ◇ 大切にしていること… それは「愛」です(*^^*) 誌面作りも、音楽も、人間関係も、自分のなかに「愛おしい」と 思う気持ちがなければ、続かない。愛のない相手に時間を費やす のは辛いし、それは作品にも影響し、態度にも現れます。 青臭い、と言われるかもしれないけれど… この気持ちは大切に していきたいと思っています (佐々木) ◇ 古い、と笑われそうですが、、「人の恩」です。 どんな些細なことでも、困ったとき手を差し伸べてくださった 「恩」は忘れません。 環境が変わり、その恩人たちに会う機会がなくなってしまいま したが、その方たちに「恩」を返す代わりに「社会」に恩を返 しています。 きっと巡り巡って、いつかは恩返しができるような気がします。 (祢津) ◇ 「誰になんと言われても、これだけは譲れない」というほど強い 気持ちの思いは、私には無いような気がします。 仕事で人様にお伝えしているテーマの1つが「よりよい人間関係」 なので、その部分で大切にしている考え方は持っています。 人と自分には「違い」があるということを前提に人間関係を築く、 ということです。違うからこそ、コミュニケーションをとって、 相互理解を深め、折り合いをつけられるものはつけていく。 自分が自分の思いを大切にしたいのと同じように、他者にも同様 にそういう思いがある、ということを心に留めているよう心がけ ています。 知らず知らずの内に己の考えや価値観だけを基準に他者と向き合 い、関係に(特に身近な人との間の)溝を作って行き詰っている 方の相談を受けるたびに、人は皆それぞれ違うことを頭ではわかっ ているけれど、実感と思いやりを持って実際に実践することの難 しさも感じます。私自身、日々修行です。 (森山) ◇ 私も「誰になんと言われても、これだけは譲れない」という強さ はないので、仕事で大切にしているキーワードについて書きます。 主に私は、ビジネス誌での原稿・執筆を行っていますが、声をか けていいただけるのは、たいてい「トンデモな企画」。「あり得 ねぇ〜!」な仕事をしている人を探したり、かぶりモノをして取 材したり、私自身がマンガの主人公になる編集をしたり……。体、 張ってます! 誰も私に、真っ当な社長インタビュー記事を望ん ではくれません。 だから、私が雑誌づくりで一番大事にしているキーワードは「楽 しそう」です。「楽しそう」は「わかりたい」につながり、そし て「理解」につながる大事な要素だと思うのです。それに「楽し そう」をキーワードにすると、仕事も断然楽しいですから。かぶ りモノ取材なんて、一度やったら、やめられません(笑)。 (石田) ◇ 先日、来春から働き始める大学院生に「どうして今の仕事(コー チ業や人材ビジネスに携わる)をしているのですか?」と訊かれ ました。 転職7回で10社経験した私は、コーチ業を始めるに際して持った 信念があります。 「人間の可能性は無限大である。」 私は、人間は生涯成長意欲を持ち続け、成長し続け、死ぬまで 人間性を深め、成熟させてゆくものだと思っています。 「人間の無限の可能性」を信じているから、この仕事をしている し、もし、万が一、これを信じられなくなったら、私はこの仕事 を辞めるべきだと思っています。 (田子) ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 次回配信予定日:2007年10月25日(もちろん大安!) キープラメールマガジン きぷら 開運161号 発行部数: 2,730部(10月8日現在) http://www.keyplanet.com/ 発 行:NPO法人 キープラネット O型の代表 川野 真理子 大儲け小儲けをたくらむ・新★きぷら編集部 B型の編集長:祢津 順子/B型の編集長:森山 貴代 O型の編集長:田子千鶴子/A型の編集長:佐々木直子 A型の編集長:阿川 道仁/B型の編集長:粟盛 俊光 O型の編集長:石田 恵海 ★広告の掲載お申込・お問い合わせは…(ご意見・ご感想もね) mailto:magazine@keyplanet.com へ ---------------------------------------------------- 登録・解除・変更は下記ページにて行ってください。 http://www.keyplanet.com/magazine/ ---------------------------------------------------- ★禁複写・転載★ 本誌に掲載された記事を許可なく使用することを禁じます。 Copyright(c)2007 keyplanet workshop. 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