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2008/01/31

テイスティーのメールマガジン 紅茶いちゑ

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 紅茶いちゑ 88号 2008年1月31日発行 マガジンID:0000025181

   おいしい紅茶との遭遇、その喜びを人と分かち合う演出、
   あなたのそんな一期一会をお手伝いする情報です。

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88-1.喫茶去(きっさこ:お茶をおあがり):五感を磨くことの重要性
 
 寒中見舞い申し上げます。長らく、ご無沙汰してしまいました。
申しわけありません。その間、紅茶を輸入したり、販売したりする傍ら
第3回OCHA学術会議の出席したり、輸入食品衛生管理者講習に参加した
りしていました。

 2007年は偽装食品問題で様々な老舗企業が信頼を失いました。幸い、
紅茶業界で問題はおきてはいません。これらの事件をきっかけとして、
4月にJAS法が改正され、卸売食品にも賞味期限などの食品表示が義務づ
けられることになりそうです。それ以外にも紅茶関連では香料の認可の
見直し作業が行われており、有機JAS認証制度の見直しも始まります。

 賞味期限は各企業が自己責任で自社製品が表示に従った保存方法下で
未開封の場合、品質が劣化していない期間を表示することになっていま
す。テイスティーでは紅茶を真空パック包装状態で保管しているので、
数年もたてば袋に残った微量の酸素で緩やかに味わいは変化していきま
すが、体に害を及ぼすほど、著しく劣化することはありません。酸素を
抜かないで保管している場合も甘酸っぱい酸化臭はしてきても食中毒は
おきないでしょう。そういう食品に対して、科学的根拠が持った適正な
期限を定めるように言われても、戸惑いを覚えます。

 食品の保存性と表示の偽装に関しては内閣府の食品安全委員会の見上
委員長や長尾委員が12月21日付けの食品安全エクスプレス(農林水産省
消費者情報官のメルマガ)で見解を述べています。企業や消費者が著し
く短期間の食品表示を好む傾向があり、問題なく食べることができる食
品が返品や廃棄処分の対象になっています。また、消費者には保存料等
食品添加物に対して、意味のない不信感があります。

 見上委員長は、下記のように書かれています。
”消費期限と賞味期限を過ぎたものは食べずにすてる”ことはいろいろ
な理由でかしこい選択とは思えない。期限が過ぎてもいつまで食べられ
るかや何が安全で何が危険かは全て個人の判断に委ねられている。だか
ら五感で判断できる経験なり知識をつちかい、期限表示にはあまり頼ら
ないことだ。(略)偽装食品を生む原因はいろいろ考えられるが、その
1つとして科学の進歩のおかげで食品の保存性が飛躍的に増したことが
あると思う。(略)
現実的に日本の食品を守るとの立場から食品の安全性、リコールや表示
期限切れなどによる安全な食材、食品の安易な廃棄を”もったいない”
感覚で教育などを通じて、止めるように啓蒙する必要があると考える。
わが国はそろそろ”食のゼロリスク”に基づく意味のない食品安全対策
から足を洗い、極めて重要な真の食品安全対策を自給率向上も考慮しつ
つ、総合的に法整備も含めて検討すべき時期に来ていると思う。

 安全で安心な食品を求めて、オーガニック食品に対する安全信仰も高
まっています。しかし、見直しが検討されているように、現在のオーガ
ニック食品の認証制度は安全でおいしい食品を保証するものではありま
せん。オーガニック食品は必ずしも完全無農薬を保証していません。一
定の条件のもとで、農薬を使用することも認められるからです。

 また、おいしい紅茶を作るためには栽培時に肥料の窒素、リン酸、カ
リを茶に適した割合で与えることも大切ですが、オーガニック栽培では
堆肥を使用するため、化成肥料に比べて調整が難しく、エグミが強く、
甘みの少ない紅茶が少なくありません。残念ながらオーガニック茶園の
紅茶は価格に見合った品質のものが少なく、テイスティーではオーガニ
ック茶園の紅茶は積極的には取扱っていません。

 また、一昨年問題になった、残留農薬基準も各農産物ことに数値が定
められており、緑茶とそれ以外の茶では基準値が異なります。なぜなら
一般的に紅茶より緑茶の木の方が品種的に栽培時により多くの農薬を必
要とするからです。その点からみると、正規に輸入された紅茶は緑茶よ
り安心してもよいかもしれません。この基準も暫定値であり、現在見直
し作業が進められています。

 これからの数年間で食品関係法令は改正されていくことでしょう。企
業は真摯に安心、安全な食品を提供し、必要に応じて情報を開示してい
くことが求められています。そのために何をすべきか、それをここ数ヶ
月真剣に考えています。消費者の方にも自らも五感をみがき、冷静な目
で判断していただけたらと思います。

 オータムナル ダージリン OKAYTI茶園が入荷しています。オーソドッ
クス製法のアッサムは4茶園が揃っています。どれも、茶園のオリジナル
ペーパーサックに産地の認証マークがついて届いた、真正の紅茶です。
安心して飲んでいただけます。美味しさも折り紙付きです。

 それぞれの詳しい情報は下記サイトでご覧ください。

   http://www.tastea.com/tcom-newinfo.html

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  を利用して発行しています。(http://www.mag2.com/)
  マガジンID:0000025181
  編集発行人 山口 泉

         おいしい紅茶はテイスティー
         有限会社tastea
         E-mail: service@tastea.com
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