出たっきり邦人【欧州編】  RSSを登録する

スペイン、ギリシャ、イタリア、スイス、フランス、オランダ、ドイツ、ポーランド、イギリス、アイルランド、アイスランドからのリレーエッセイ。姉妹誌のアジア・北米オセアニア・中南米アフリカ3編と出戻り邦人もよろしく!

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/11/21

【出たっきり邦人 欧州編】903 スイス

∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
□■□■□                         □■□■□
■□■□■   出たっきり邦人・欧州編・2009・11・21・903   ■□■□■
□■□■□                         □■□■□
∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵

               ◇◆甲編◇◆

           〓スイス・チューリヒ発〓
         チューリヒのキッチンから その76



チューリヒのキッチンから その76



空港今昔物語


チューリヒから日本に移動する時は、郊外のクローテン空港からの出発になる。かつ
てはJALのカウンターですらりと細くて小さいお姉さん達が常住して日本語で対応し
てくれたのも過去の話、今では空港の天井からぶら下がっているアルファベット順の
案内パネルのJのところに悲しいかなJALの社名は見当たりません。

JAL支店長さんに急遽帰国命令がでて、それっきり日本から誰も派遣されなくなって
何年になるのでしょう・・・かつては成田だけでなく、関空にもJALの直行便が飛ん
でいたものですが、今では関空直行便の話をするといつの時代ですか?と年寄り扱い
されそうな雰囲気です。

今JALの格安航空券で大阪へ往復すると、チューリヒからロンドンまで英国航空で飛
び、ロンドンで数時間待ち、ロンドンからJAL便で成田へ、そして大阪へと2回乗り
換えしなくてはならなくなりました。行きはともかく、帰国の折には早朝に予約した
タクシーで移動開始して、チューリヒの自宅に着くのが夜の11時、時間にして26
時間も移動時間がかかり、今回は南回りだったかな?という長さになってしまいまし
た。チューリヒに住んでいてもこうなのですから、バーゼルやルツェルンなどにお住
まいの邦人の方はどんなにか大変なのでしょう。

だんだんと日本が遠くなって、体力的にも帰国が楽しいよりも苦痛が増えてくると、
同じ予算でカリブに1ヶ月だらだらできるのに・・・などと思うようになったのは年
を取った証拠なのかもしれません。

それにしても私が学生の頃はJALの欧州往復の航空券なんて、とてもじゃないけど買
えなかったものです。モスクワ経由のアエロフロートとかアンカレッジ経由の大韓航
空なんかでパリに遊びに行っていました。冷え冷えとしたアンカレッジ空港の不味い
のにダシの匂いに誘われてフラフラとうどん屋に引き寄せられてしまった邦人は私
一人ではないはず。ボーディングパスに座席番号がないアエロフロートも懐かしい思
い出です。( どこにでも座ってよかったので楽でした) 

今ではその当時の格安航空券よりさらに安く、それもJALの航空券が買えるようにな
りました。しかもスイス側で購入してもトータルで10万円を切ったりすることもあ
るのです。けれどもバブルの頃はこの倍の価格でもアルバイトして旅行にくる学生も
沢山いたのに、卒業旅行でこちらにくる学生達をここ数年見かけなくなったように思
います。そういえば夏限定のスイスへの直行便もかつてはあったのに・・

潰れちゃったといえば2002年に倒産したスイス航空、関連会社の社員割引で欧州
内は百フラン、それ以外も500フランでかつては乗り放題だったとか(親が社員だ
った人談)・・・関空へも家族割引で往復6万円くらいだったそうです。JAL便から少
し遅れて関空を発つスイス航空便の乗客率はガラガラで、日本人の塊がJAL便に搭乗
してしまうと、ゲート内はスカスカ状態だったのを覚えています。それをもじって下
校するわが子のテーク( スイス版ランドセル)をスイス航空と呼んだりしておりま
した。( 大きなテークにプリント1枚入っていることが多かったので) 社員内でも
スイス航空は空気運んでいるとかジョークが飛んでいたくらいです。 

潰れたその日は『いわば国営企業がそんな簡単に潰れるわけないっしょ?』 的な楽
観的なムードが満ち満ちていて、誰からも救いの返信がないまま、そのままあっさり
と潰れてしまったのを覚えています。クローテン空港に着いて倒産の事実を知り、そ
の場でJALの航空券を買って帰国した邦人が結構周りにいたことが思い出されますが、
払い戻しはあったのでしょうか・・・主婦としては知りたいところです。

それでは また 次回まで、ごきげんよう!


『チューリヒのキッチンから』へのご意見・ご感想などは、こちらまで。
          kiiroch@hotmail.com


◇◆次回は11月27日(金)ギリシャ・スパルタから配信予定です◇◆
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 
電子出版 :出たっきり邦人【欧州編】<まぐまぐID:0000023690>
発行協力 :まぐまぐ http://www.mag2.com/
      
発行責任者:欧州編ライター一同 連絡先:oushuhen@hotmail.com
H P  :http://www.geocities.jp/detahome/
BBS  :http://www.geocities.jp/detahome/
登録・解除:http://www.geocities.jp/detahome/
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る