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リハビリや整体、介護に関して情報発信。接骨院を営みながら、文化センターでボディーテラピスト養成講座を開き、NPOでケアマネージャーとしても活動する中でつづった通信です。読者相談にもお返事出してます。たまにしか発行できないのが欠点です。

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2006/07/26

テラピーめーる★19-2★ストレッチは体にいいのか?

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      テラピーめーる   therapy male
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       ★19-2★ストレッチは体にいいのか?
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  健康づくりと癒しの通信  from:NPO法人ボディーテラピー協会
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体の健康法にまつわる間違い・勘違い (2)

ストレッチは体にいいのか?

「家でストレッチしておいたらいいですか?」
「普段やっておくとよいストレッチ方法を教えてください」
接骨院で施術をしていると、そんな質問を受けることがよくあります。
ストレッチは、体に問題がなければ、お勧めの健康法です。
けれども、怪我をしている時や体に不調がある時には、ストレッチが逆効果になり、症
状を悪化させることがあります。そういう時のストレッチは慎重にしなければなりませ
ん。

ストレッチが逆効果になった例を、いくつか挙げてみましょう。

Aさんは、腰が痛くなると、いつもストレッチをされていたそうです。ストレッチをすると
腰痛が軽くなっておられました。
ところが、ある日、腰痛がもうひとつ軽くならないので、いつもより強く腰のストレッチを
されました。するとその時、腰に激痛が走りました。
MRI検査の結果、椎間板ヘルニアになっておられることがわかりました。

Bさんは、健康のためにヨガ教室に通っておられました。
しばらくは体もほぐれ、体調が良かったそうです。
ある日「もっと体を柔らかくすれば、もっと体調も良くなるだろう」と思われて、首スジを
一生懸命ストレッチされました。
けれどもその時、首を曲げすぎたために、首の椎間板ヘルニアになってしまわれまし
た。

この他にも、ヨガをしておられて、股関節を傷めたとか、足を傷めたというお話をうかが
うことがあります。
ヨガがよくないというわけではありません。
ヨガの教えの中には、「無理をせずに、ゆっくりと」といった注意があると思うのです。
けれども、初心者にはどこまでストレッチしていいのかわかりません。お手本になる先
生や他の生徒さんの体の柔らかさをみて、つい無理をしたというケースが多いようで
す。

ヨガ以外でも、スポーツをやる前などに、二人一組でおこなう柔軟体操の際、筋肉を
傷めたというケースもあります。
ストレッチを補助する人がいる時は、一人でストレッチをするよりも、伸ばしすぎになる
危険が高いので、いっそう注意が必要です。

人の体は、年齢と共に、徐々に弾力がなくなってきます。筋肉や靭帯、骨や関節もだ
んだんにもろくなります。
新しい輪ゴムは伸ばしても簡単に切れたりしませんが、古くなった輪ゴムは、すぐに
プツンと切れますよね。
子どもと高齢者では、それくらいの違いがあります。(輪ゴムをたとえにしてごめんな
さい)
ですから、年を重ねるほど、強いストレッチはできなくなります。
お年寄りがストレッチをされる時、お年寄りのストレッチを補助する時は、よほど慎重
にしなければいけません。

Cさんは、ふくらはぎがよくつる、いわゆる「こむらがえり」がよく起きるということで、ス
トレッチングボードという、傾斜のある台を使っておられました。
つま先を挙げて、ふくらはぎを伸ばすストレッチングボードは、はじめは効果がありまし
た。
しかし、だんだんストレッチングボードを使ってもこむらがえりがするようになってこられ
ました。
そのため、ある日、つま先を挙げる角度を、普段より大きくセットして、もっとふくらはぎ
が伸びるようにして使われました。
すると、ストレッチングボードから降りたとたん、ものすごく脚がつり、痛くて歩けなくな
られました。

Dさんは、腕が挙がらない、いわゆる「四十肩」「五十肩」になって、不自由しておられ
ました。
初めは、前に上げると痛みがあるだけで、少し動かした後の方が、腕が挙がるように
なり、痛みも和らいでおられました。
ところがある日、挙がらない腕を、もう一方の手で持ち上げて、一生懸命ストレッチさ
れました。すると今度は、腕を降ろすのも痛くなりました。
その日を境に、腕を挙げるだけでなく、挙げた腕を降ろすのも、後ろに回すのも痛くな
られ、余計に動く範囲が狭くなってしまわれました。

Cさん、Dさんのケースに共通して起こったのは、次のようなことです。
少しややこしいので、いくつかに分解して説明します。
1)もともと筋肉に縮んだところがあって、それをストレッチしようとされた。
2)筋肉の縮んだ部分は、通常の部分よりも、硬くなっていて、単純にストレッチしただ
けでは伸びない。
3)けれども、何とか縮んだ部分を伸ばそうと、さらにストレッチをされた。
4)その結果、肝心の縮んだ部分が伸びずに、他の縮んでいない、柔らかい部分が伸
びてしまった。
5)他の部分が伸びた分、今度、元の位置に戻した時、今まで縮んでいたところはさら
に縮む結果となり、状態が悪化した。

話が長くなるので、例をあげるのはこれくらいにしますが、以上の例のように、体の状
態が良くない時のストレッチは、裏目に出ることがあります。
健康な時からストレッチをしておきましょう。

冒頭のような質問を、体を痛めた方から受けた時は、だいたい次のようにお答えして
います。
「体を傷めた時は、ストレッチよりも軽く体を動かすような体操をしましょう。そして、傷
めたところが治ったら、またストレッチをしてください。」
「ある特定のストレッチ方法をお教えすると、中にはそればっかりされる方がおられま
す。今はその方法が合っていても、そればっかり繰り返していると、今度はそこが伸
びすぎになったり、体に偏りが生じたりします。ですので、無理のない範囲で、いろん
な動きをしてください。」

では、体を傷めた時に、縮んだところをどうやって伸ばせばいいのでしょう。
この方法についてはいくつかのやり方があります。
よみうり文化センター京都のボディーテラピー講座で紹介していますが、その内の一
つに、比較的安全でやりやすいものがあります。
近いうちに公開したいと思っています。


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いつもテラピーめーるを読んでいただいて、有難うございます。

今月も月刊達成!  

これからも、ご愛読のほど、よろしくお願いします。

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 ■発行 NPO法人ボディーテラピー協会 理事長・てらだひろし 
 〒567-0886 大阪府茨木市下中条町8-16 寺田接骨院内
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