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ここ数年急速に注目されるようになったFP資格。このメルマガでは、FPを目指している人達に、教育機関の選び方から試験当日の心得まで、合格のためのノウハウをお教えします。

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2007/10/01

AFP試験攻略法(FP技能士2級攻略法) 第166号

http://www.fpcom.net
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    ▽▲▽ 第166号(2007/10/01) 読者数3,619人 ▼△▲

       ●○● 今回の目次 ○●○

  (1) 今日のひとりごと ・・・暑さをはかる尺度
    (2) 9月9日の試験が終了
  (3)  いよいよスタート“郵政民営化”

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 (1) 今日のひとりごと・・・暑さをはかる尺度

 みなさんこんにちは、脇若浩子@ブリスベンです。

 今日から10月ですが、今年の日本は夏が長いようですね〜。
 今朝のNHKニュースを見ていましたら、「30℃を超える真夏日のところも・・・」
 なんてアナウンスが聞こえてきて、驚きました。

 10月1日といえば内定式。就職前にFPの資格を取ろうと勉強されていた
 学生さんもいよいよ社会人まで秒読みですね。

 内定式の時期と言えば、秋も日に日に深まってくる季節のはずなのですが
 やはり地球温暖化の影響のひとつ、異常気象なのでしょうか?10月に真夏日
 一方で雪が降りそうな気温の地方もあり、小さい国といえども四季があることを
 感じさせます。

 まぁ、私が住んでいるオーストラリアは日本の7倍くらいの面積がありますので
 同じ国でも時差がありますし、国内でも移動に飛行機で5時間以上という場所も
 たくさんあります。もちろん気温なんて20℃くらい違う時期もありますね。

  ブリスベンは、最近は30℃を超える日も増えてきました。

 先週までは、たとえ気温が30℃を超えてもまだまだ湿度が低かったので
 プールや海に入るには、かなり肌寒い感じという感じでしたが、先週末から
 だいぶ湿度が上がってきました。

 気温は変わりませんが、汗ばむ陽気になり、現在春休み真っ最中の子どもたちは
 あちこちで、水遊びをするようになりました。私たち大人はといいますと
 冷水に入るには、まだちょっと寒いですね・・・。

 ですから、“暑さ”の尺度は「気温」ではなく、「湿度」であるということを
 我が身をもって体感しています。日本で30℃なんていったら、もう海にプールに
 という感じでしょうが、湿度が低いと、日陰は半袖では寒いくらいなのです。

 オーストラリアは乾燥していると思われがちですが、ケアンズやブリスベン、
 ゴールドコーストがあるクイーンズランド州は、海にも近く、冬は乾燥して
 夏は夏なりに湿気があります。

 5年前にパースに住んでいた頃は、真夏に42℃を超える日がありましたが
 湿度は20%前後と異常に乾燥していたため、暑いのだけれど、乾燥していて
 汗はほとんどかかず、吸う空気が熱くて息苦しいという感じでした。

 当時、真夏の日本に出張に行ったオーストラリア人の友人が「日本の夏は
 アフリカより暑い!」と言っていたのをよく覚えています。パースで生まれ育った
 人々は、湿度の高い夏という経験をしたことがないので、じっとしていても
 汗が出てくるという湿度の高さが耐え難いようでした。

 アジアの中でも、雨季や梅雨がある地域は、どうしても夏は湿度が高く
 蒸し暑いのですよね。そんな酷暑もひと段落したみなさまは、衣替えもすんで
 ほっと一息ついた頃でしょうか?

 オーストラリアは朝晩と日中の気温差が激しいことでも有名ですが、これから
 少しずつ朝晩の気温も上がってきて(今は14〜5℃)、いよいよ本格的な夏の
 始まりです。私にとっては、ブリスベンでの2度目の夏、昨年は冷夏だった
 ブリスベンですが、さて今年はどうなることやら・・・。 
 
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 (2) 9月9日の試験が終了

 さて、本題です。

 9月9日(日)、今年最後の2級ファイナンシャルプランニング技能検定試験
 兼日本FP協会AFP資格審査試験が全国で一斉に行なわれました。

 夏休みを返上して、記録的な猛暑の中、試験勉強をされたみなさま
 あらためまして、本当にお疲れさまでした。
 
 試験が終わり、心地よい疲れと充分な達成感を味わえましたでしょうか?
 
 これから受験される方、または最近の試験問題をチェックしたい方は

  ◆9月9日の試験問題および模範解答
    日本FP協会 → http://www.jafp.or.jp/index2.htm
    (左の黄色帯:2級FP技能検定試験 試験問題・模範解答)

 9月28日に実技試験の問題解答が更新され、問15の(エ)の問題が
 問題不備のため採点上受検者全員が正解となりました。学科試験は
 今のところ、全員配点となっている問題はないようです。

 学科試験、実技試験とも、さらっと問題に目を通してみましたが
 私個人の印象では、基本に忠実はテーマが多い中で、時事的な問題を
 確実に絡めてきているという印象を受けました。たとえば、J-REITや
 ETF、ドル建ての生命保険、ジャスダックなど、世間でも取り上げられる
 ことの多い話題を多数取り上げているという感じです。

 もちろん、問題じたいは簡単ではないですが、絶対に解けない難しい
 問題と言うのはないように思いました。

 ちなみに、学科試験の合格基準は60点満点(60問)で36点以上、実技試験は
 100点満点(40問)で60点以上、合格発表は10月22日(月)、あと3週間です。

 今回の試験を受検されたみなさんは、自己採点なさいましたか?

 実技の配点は非公表ですので、毎回のことですが、いまひとつ合格の確信が
 持てないという方が多いと思います。

 とりあえず、穴埋めなどの問題は1問1点、計算問題などは1問2点で
 概算してみて、ちょっときびしめに見当をつけてみてはいかがでしょうか?

 前回5月に実施された試験では、学科試験の合格率は26.43%、実技試験の
 合格率は44.34%でした。学科は約4人に1人弱が合格、実技は約2人に1人
 という数字でしたが、今回の試験も30〜40%の合格率ではないかと思います。

 9月の試験を受験した受験生の方で、模範解答をみて合格を確信した方は
 もう次のステップへの勉強を始めていらっしゃるでしょうか?

 残念ながら「今回の試験は、間違いなくダメだ!」と確信された方で
 「絶対に、次こそは!!」と思っていらっしゃる方は、今まで勉強してきた
 知識を無駄にしないように、毎日少しでも勉強を続けてください。

 そして、次回は絶対に合格出来るように、今までしてきた勉強方法を
 一度見直して、次回に向けて対策を立て直す必要があります。

 まず、今回受けた試験を振りかえってみて、ご自分のウィークポイントを
 しっかり整理しましょう。

 方法としましては
  
  ☆ 学科試験の60問を科目ごとに分けて、科目ごとに正解率は何%
       だったか、それぞれ確認をしてみましょう

 当日自分の出した答えを、問題用紙に写してきた人はその結果を
 時間がなくて写してこられなかったという方は、もう一度時間を計って
 解いてみて、その結果を整理してみてください。

   問題の解答はこちら
    日本FP協会 → http://www.jafp.or.jp/index2.htm
    
 科目ごとの正解率を出してみて、バラつきがある人は、バラつき度が
 高ければ高いほど、科目による勉強方法を変える必要があるのでは
 ないかと思います。

 今のままの状態で、次回も得意科目で点数を稼ごうという賭けは
 とても危険な賭けですね。

 特に、苦手な科目と得意な科目がはっきりと分かれてしまっている人。
 得意な科目の得点を、現在の8〜9点から10点にあげることは
 相当難しいことだと思ってください。

 それよりも、苦手な科目の得点を3〜4点から7〜8点にアップさせる
 方がよほど簡単に出来るはずです。

 そこでまずは

  ☆ 苦手な科目のポイントアップを目指す

 苦手な科目、または10問中5点以下の得点だった科目については
 半分以上理解できていないということ、つまり、基本的な知識が
 まだ身についていなかったということです。

 ですから、試験が終わった今は過去問などを繰り返し解くのではなく
 テキストなどで、基礎的な知識の土台部分からの復習が大切です。

 半分以上を間違えるということは、うっかりミスや数字などを
 覚え切れなかったというレベルではなく、基礎的な土台の部分が
 まだまだ未完成のまま試験にのぞんでしまったということなのです。

 その場合は

  ☆ もう一度、テキストにかえって復習+復習+復習

 とにかく、テキストの復習を繰り返してみましょう。
 得点率が5割以下の科目がある人が、今ここでやってはいけないことは
 試験問題や過去問を繰り返し解きなおすことです。

 今、過去問をやってはダメなのです。

 過去問は、何度か解きなおすと、きっとすぐに全問正解になるでしょう。
 でも、それは繰り返しやっている問題だから、覚えてしまっているのです。

 そういう勉強をしていると、過去問と同じ問題が出題されたら解けますが
 ちょっとひねった問題が出題されると、もうアウト、撃沈↓です。

 合格発表まであと3週間、次回の試験は来年の1月27日に行われる予定
 ですので、まだ約4ヶ月あります。今はまだ過去問題を繰り返して解く時期では
 ありません。テキストに戻って、しっかり復習をしてみてください。

             ★★★ 重 要 ★★★

  幸運にも、次回1月の試験においても、法令に基づく試験問題の法令適用は
  平成19年4月1日の時点で既に施行(法令の効力発行)されているものが
  基準となりますので、今回(9月)の試験と同じです。

          ★★★ 重 要 お わ り ★★★

 そして、テキストの復習と並行して、今回の試験で出題された部分をマーカー
 などで、自分が受験勉強用に使っているオリジナルテキストなどに、今のうちに
 書き写していってみてください。あまり頭を使わない作業ですので、試験勉強
 モードに入る前にやっておいてしまった方が効率的です。

 これで、以前よりも充実度がアップしたオリジナルテキストの完成です。
 
 今回ダメそうな方も、足りなかった点数は、きっと数点です。
 次回に向けて、もう一度だけ頑張ってみましょう。

 なんていっていても、ちゃんと合格している人の方が多いと思います。
 暑さでバテた身体を少し休めて、まずは、3週間後にやってくる合格発表を
 待つことにしましょう! 

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 (3) いよいよスタート“郵政民営化”

 今日10月1日、郵政民営化がいよいよスタートしました。

 小泉内閣時代に、衆議院を解散してまで民営化にこだわり、自民党内でも
 郵政民営化に反対する党員の処遇をめぐって、ひと悶着ありましたよね。

 若い方々はご存じないかも知れませんが、1985年にNTTが、1987年にJRが
 民営化によって誕生したときに続く大規模な公共事業の民営化です。
 今までとは、お金の流れが大きく変化するわけですが、私たちFP&FPを
 めざす人々にとって注意しなければならないのは、どんな点でしょうか?

   ・・・・・     ・・・・・     ・・・・・     ・・・・・

  ●郵便貯金はどうなるか?

   民営化することによって、民間の一金融機関になります。それによって
   今まであった政府保証がなくなり、通常郵便貯金や通常貯蓄貯金については
   万が一破綻した場合に保障されるペイオフ制度が適用されます。

   ◇通常郵便貯金・通常貯蓄貯金
     ゆうちょ銀行が、新たに受け入れた貯金として取り扱われます。
      →政府保証はなくなります
      →他の銀行と同じく、預金保険制度の対象となります
      →元本1000万円までとその利息が保証されます
 
   ◇定額貯金・積立貯金などの定期性の郵便貯金
     独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構に引き継がれ
     政府保証が継続します。
      →期間満了後に契約を更新する場合、ゆうちょ銀行への預け入れ扱いに

 郵便局は、今までは国の事業でしたので、民間の銀行が破綻した場合などとは
 違って、政府がその貯金を保証していました。しかし、10月1日以降預ける貯金に
 ついては、今までの郵便貯金とは異なり、政府保証がなくなります。

 都市銀行や地方銀行など、他の金融機関と同じく、ペイオフ(預金保険制度)に
 よって、原則として元本1000万円までとその利息が保護(決済用預金については
 全額保護)されることになります。 
   → 預金保険制度 http://www.dic.go.jp/index.html
 
  ●簡易保険はどうなるか?

   民営化前に契約した簡易保険、いわゆる“簡保(かんぽ)”は、現行どおり
   郵便局の窓口で取り扱い、契約消滅まで政府保証が続きます。契約の管理は
   郵便貯金・簡易生命保険管理機構に引き継がれ、その保険の契約がなくなる
   まで管理されます。つまり、万が一の場合や満期等による保険金の支払いに
   関しては今まで政府の保証がありましたが、この保証は変更なく、満期や解約、
   保険事故の発生(死亡事故等)などで契約がなくなるまで継続するということ
   になります。

   ただし、10月1日以降に新たに加入した保険に関しましては、今までの
   簡易保険契約とは異なり、政府保証はありません。民間の生命保険会社と
   同じように、生命保険契約者保護機構によって保護されることになります。
     → 生命保険契約者保護機構 http://www.seihohogo.jp/

 そして、すでに簡易保険に加入していた方が注意しなければならないのは、財形
 保険をのぞいて、以下の契約変更がいっさい出来なくなるという点です。

 ◆保障内容の変更  保険金額の増額・保険期間の延長・保険料払込期間の延長

 ◆特約の変更    特約の増額・種類変更

 ◆特約の追加    特約を付加していない基本契約への特約の付加
           既に付加している特約とは異なる特約の付加 

 また、10月1日以降、新たに加入する場合も、今までどおり、加入限度額は
 被保険者1人あたり原則1000万円までとなります。民営化されたからといって
 民間の生命保険会社のように高額の保険契約をすることは出来ません。

   ・・・・・     ・・・・・     ・・・・・     ・・・・・

 個人的には、民営化に関する案内は、先月までのホームページの方が
 イラスト入りで見やすかったし、わかりやすかったと思いますが、10月1日に
 ホームページがリニューアルされていました・・・。
  → 郵政民営化情報 http://www.japanpost.jp/privatization/

 今日は、全国の郵便局の大半が朝9時に窓口を開き、民営化の記念切手を発売
 したようです。一部の局では、はがきや切手に民営化後の新しい消印を押す
 「記念押印」を行なったらしく大盛況だったとか。

 民営化はスタートしたばかり。これからどのように変わっていくか
 楽しみなような不安なような、そんなスタートといったところでしょうか。

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  【 執筆・発行責任者 】
     脇若 浩子 hirokowakiwaka@hotmail.com
      オーストラリア・ブリスベン在住 CFP・1級FP技能士
    ★月1回連載中 <マネーセンスを磨くコラム>
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