2009/12/16
おやじのための自炊講座2009 第50号
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おやじのための自炊講座2009
<週刊> シ ニ ア の た め の 自 炊 講 座
~~ 滋 味 亭 日 乗 ~~
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第50号 (2009/12/16)
皆さん、お元気ですか。ジミヘンです。
今年1月にスタートした「シニアのための自炊講座」も、1年が経過し、
今回で目標の50回を迎えました。
リタイア後の自由な時間を存分に使って、面白いメルマガにしようと張り切
っていましたが、結果は散々なものでした。気負いすぎたのかも知れません。
「小説まがい」や「絵本まがい」への挑戦は無残な夢に終わり、道のりの遠
さを痛感しました。
しかし、ここに来て思いがけず、読者の方から激励のメールをいただいて感
激しています。「メルマガをなんとか続けていこう!」という勇気が沸いて
きました。
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滋 味 亭 日 乗
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■12月某日 ごぼう牛丼
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鳩山政権はつくずく「まじめだなあ‥」と思う。まじめ過ぎる。ちょっと
ヒヤヒヤ、いらいらすることもある。
方向性は正しい。でも、マニフェストに謳っている各論は充分に議論をして、
優先度の高いものからやっていけば良い。国民はそう考えているのだが、与
党になった気負いからか、公約実現に必死の形相だ。
政治というのは「理想と現実の間に折り合いをつけるもの」というのが、私
が長い人生で得た定義だ。野党のときは理想に燃え、与党になれば現実を見
る必要がある。
と、苦言を呈しながらも、「日本は腐敗政治から脱却しようと努力している」
という明るい希望を感じる。明治維新のときのような『坂の上の雲』は見え
ないけれど、クレバーな国家に転換してほしいと願う。
◇
冷蔵庫を開けると、長く使われていない「ごぼう」が目に付いた。妻が買
ったものなので、妻に確認して、これを使うことにした。そして、ひらめい
た料理は「ごぼう牛丼」だった。
ごぼうと牛肉の相性はとても良い。ごぼうを牛肉で巻いた八幡巻や、しぐれ
煮などは風味もコクもあって、ご飯のおかずになる。
今回はこんな作り方をした。
1)白ワインを煮きり、つぶした生姜とニンニクを入れる。(これは、途中
で取り出す)次に出汁、醤油、みりん、砂糖を加えて沸かす。
ここに笹がきごぼう・人参・糸こんにゃくと牛肉を加えて煮込む。
途中、味を見ながら生姜の千切りを加えた。
2)こんにゃくから水分が出て、全体がうまくまとまってきた。
これを丼ご飯に盛って、紅生姜を載せていただく。
付け合せは、だし巻き玉子、かぼちゃ煮、豆腐の味噌汁。これで、特製牛丼
セットの完成だ。
結果は、思った通りの美味さ。牛肉の濃厚さとごぼうと生姜の香りが合って
いる。加えて、紅生姜のピリ辛が実に良かった。
■12月某日 来年の「おや自炊」は?
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ディズニー・アニメ「カールじいさんの空飛ぶ家」を妻と観に出かけた。
字幕2Dで観たかったのだが、時間が合わず、吹替え3Dになった。
妻に先立たれたカールじいさんは、二人があこがれた南米にある幻の大滝を
目指して冒険旅行に出る。風船で浮かした家をロープで引っ張りながら歩く
姿は、「過去の思い出に浸る」老人の姿だ。そして、極彩色の巨大鳥との出
会い、アジア系の少年との交流は「新しい世界との協調」のように見えた。
過去ばかりに拘泥せずに、新しい夢を見ようよ、と声をかけてもらったよう
な気がした。
先日、地元の「パソコン・サークル」に入った。その会の入会資格は、年齢
が60才以上であること。つまり、シニアの同好会だ。組織に属することを
ずっと避けてきた私だが、こんな”ひきこもり”ではちょっとイカンなと思
い、決心した。
ところが、ミーティングに参加して、予想以上に大変なことがすぐに分かっ
た。パソコンというのは、それぞれが個人プレーでパーソナルに遊ぶ道具だ。
ハードもソフトも皆違うわけだから、そこのところをどう協調していくのか?
初めての経験だから、とても難しい。
しばらくは、「情報交換」だけに絞って、様子を見てみることにしよう。
◇
さて、来年度の「おや自炊」はどうしよう?
1999年にスタートしたこのメルマガも、来年で11年目に突入する。
よくも飽きずに書きつずってきたものだが、いつも言っているように、メル
マガに文章を書くことだけが私の唯一の「存在証明」であると感じる。
来年は”原点回帰”の年にしようと思う。つまり、純粋に料理を楽しむメル
マガに戻るということ。料理当番の日に作ったメニューの中から、このレシ
ピは後日のために残したいと思う内容を記事にするという趣向だ。
料理を再現する際に一番必要なのは、ビジュアル映像、つまり「写真」であ
ることを痛感しているので、今回は”ブログ”とのコラボを考えている。
メルマガのタイトルは、”家族のための「おやじ食堂」”にしよう。先に紹
介した「深夜食堂」の雰囲気がとても気に入ってしまった。それに、吉田篤
弘氏の「つむじ風食堂の夜」も詩情があふれていた。「食堂」という語感が
好きだ。温かくてなつかしい感じがする。そういえば、「かもめ食堂」や「
食堂かたつむり」なんて小説もあった。
コーナーは2つ。「おやじ食堂のお品書き」では、毎週おススメの料理メニ
ューを紹介し、「おやじ食堂の甘辛日記」では、いつものように日々の雑感
をつづる。そんなほんわかとしたメルマガにしたいと考えている。どうぞ、
ご期待ください。
そして、皆さん。1年間のご愛読をありがとうございました。
良い新年をお迎えください。また来年お会いしましょう。
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【編集長】 ジミヘン jimihen@a-net.email.ne.jp
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