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企業のCSR(企業の社会的責任:Corporate Social Responsibility)活動の普及促進をして、サステナブル社会構築に役立つことを目的としたCSR情報メールマガジンです。

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2005/10/13

【コトモ】~CSR:会社とお友達になる方法

203号目です。2005.10.13 co-friends=1286
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【コトモ】CSR:会社とお友達になる方法=203号

■□ 自然(じねん) ■□
●子育ての責任1

■□ 信頼される会社になる方法 ■□
●世界の貧困問題とCSR
produced by CSR経営研究所↓
http://www.csr-i.jp/

■□ 提灯 ■□
●本日発行の号外にてご案内いたします!	

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★☆ご挨拶&info★☆

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
今回担当させていただくのは、田@エコテイメントです。

2004年、日本の合計特殊種出生率は過去最低の1.289でした。団塊
世代の大量退職、産まない女性、少子化で減っていく労働力。
みなさんには日本の将来は明るく見えていますか?
これからの日本がどのように子供を産み育てていきたいのか。女性
だけではなく、社会を担う一人ひとりがどのように責任を負って子
供を育てていくのかについて考え、選択していかなくてはならない
と思います。

そこで、今回と次回の2回に分けて日本の現状、スウェーデンの事
例を紹介しながら日本の選んでいくべき道について考えていきたい
と思います。

■□ 自然(じねん) ■□
●子育ての責任1
私は日本の少子化の鍵を握る、第二次ベビーブーム生まれの女性で、
現在は未婚、子供もいません。同世代の友人には子供を持つ人も数
人いますが、会社などで働きながら子供を育てている友人は一人し
かいません。

友人の多くは生涯のうちで子供が欲しいとは考えていますが、充実
している仕事との両立や、経済的理由、将来への不安から慎重に考
えているという人が多く、産まないことも選択肢に入れながら考え
ているという状況です。

私を含む女性たちが、どうすれば安心して子供を産み、育てられる
ようになるのか。
それには子育てがしやすい多様な働き方を推進する仕組みづくりと、
子育ては産んだ母親だけでなく、父親、地域、会社、社会が責任を
もって行うものという考え方が必要であると思います。

少子化の原因として「女性が働くようになったから」と考える人々
も少なくないようですがさまざまな調査で、日本国内や国際社会に
おいて女性の労働力率が高いほうが、合計特殊出生率は高いという
結果が出ています。

また、男性の長時間労働の割合が低いほど出生率が高いといった傾
向も見られています。しかし日本は女性の労働力率が同じレベルの
他の国と比べても出生率が低く、仕事と子育ての両立支援の環境整
備が急務であるといわれています。

現在政府はさまざまな少子化対策を進めており、大企業を中心に、
子育てに対する制度も充実してきています。しかし、制度がいくら
充実していても、子供ができて育児休暇をとれば、自分の戻る場所
が無くなっていく先輩の姿を見て、子供を持つことをあきらめる女
性は少なくありません。いくらシステムが充実しても、同じ仕事を
している若い男性社員より低い給料や、周辺の補助的な仕事しかま
かされないと考えれば、働く気力も衰えます。

実際、日本では子供を産むことを選択した女性有職者の7割が出産
前の職場を退職しているという結果が出ています。これでは、企業
がいくら高い育児休職率を誇っても、意味がありません。企業は出
産をする女性の離職率も公表していくべきだと思います。

また、子育てに積極的に関わっていきたいという男性にたいしても
次世代育成支援推進法などによって取得が推奨されてきていますが、
厚生労働省によると2003年度現在の男性育児休業取得率はわずか
0.44%という現状です。

残念ながら現在の日本は、社会的不安なく女性が子供を産み、両親
が安心して子育てができる状況ではありません。子供を産んでから
も、仕事を続けたいと考える女性に対して、また、育児を担ってい
きたいと考える男性に対して、どのように社会全体は考え、仕組み
をつくってくのか、私たちは選択していかなくてはならないと思い
ます。

そこで次回は日本より高い女性労働力率84.3%(日本66.6%)であ
りながら、高い出生率を保っているスウェーデンの事例を紹介し、
今後の選択すべき道を模索してみたいと思います。

■□ 信頼される会社になる方法 ■□
●世界の貧困問題とCSR
produced by CSR経営研究所↓
http://www.csr-i.jp/

街中で手首に白いバンドをつけている若い人を数多くみかけます。
Mr.Chirdlenの桜井和寿さんら有名人が協力し日本でも広く知られ
るようになったホワイトバンドは、世界の貧困への関心を高めるこ
とを目的に各国で行われているものです。

日本では「ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン」として展開
され、9月10日には東京タワーの下に3500人が集まりました。日
本中では34ヶ所でイベントが開催されたとのこと。

「3秒にひとり、貧困が原因で子どもが死んでいる」
合計するとすごい数の人が食料や医療の不足、汚染された水などが
原因で亡くなっています。国連では2015年までに現在10億人いる
一日1ドル以下で暮らす人の数を半減させることを目標とする、
MDGs(ミレニアム開発目標)に取り組んでおり、世界の政府や企
業、市民セクターに協力を呼びかけています。

国連の要請もあり、CSRに関連する国際会議の場でも、頻繁に貧困
問題が話題にあがっています。自分の会社が貧困問題の解決にどの
ような貢献ができるのか、果たして企業はそこまで責任を担わなけ
ればならないのか、悩ましいところです。

単純に寄付したとしても、それでは解決の糸口にはなりません。必
要なのは寄付ではなく、貧困にあえぐ人たちが自分たちの暮らしを
自分たちで立て直せるような援助であり、自立を損なうような国際
的なルールを改正することにあります。

欧州は世界規模の問題にイニシアチブを発揮しているようにも見え
ますが、アフリカの農業の破綻に関して言えば、欧州の責任は極め
て重大です。農業補助金で格安になった欧州産の農産物がアフリカ
諸国に大量に流れ込み、現地の循環型・自給自足型農業は破壊され
てしまいました。今年、NHK BSでもこうした経緯が詳しく放送さ
れました。

WTOの会議では毎回、農業補助金を撤廃するよう途上国側が求め
ますが、欧州とアメリカの農業・食品産業によるロビー活動により
保護貿易が維持されています。欧州諸国は自らの責任をすり替え、
「貧困問題の解決に世界が協力すべきだ」と主張します。

世界貿易の互恵で生きる日本は、もちろん協力を惜しむべきではあ
りませんが、欧州の主張をきちんと批判していかなければなりませ
ん。そのためには自らも襟を正さなければ。

企業ができる貢献として、直接投資を積極化し雇用をつくればよい
かというと、それも限界があります。何せ人口が膨大です。まずは
一部の人の所得を増やし、その富が社会に回るというトリクルダウ
ン効果は部分的に留まります。

また、仮に途上国すべてが近代経済に移行し貿易量が膨大に増加し
たらどうなるでしょうか? 地球温暖化の防止に逆行します。輸送か
ら排出されるCO2は今後、大幅に減らさなければならないのです。

解決策は?
無責任なようですがここでは語らず、世界でどのような議論がされ
ているのかサイトを紹介することにします。立場が違えば解決策に
も自ずと違いが出ます。それぞれがどのような意見を述べているか
ぜひご一読を。(小)

 国連ミレニアム開発目標報告 2005(PDF) 
http://www.unic.or.jp/pdf/MDG_Report_2005.pdf
 グレンイーグルズ・サミット 小泉総理内外記者会見(要旨)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/summit/gleneagles05/s_kaiken0507.html
 ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン
http://www.hottokenai.jp/
 途上国の債務と貧困ネットワーク
http://www.eco-link.org/jubilee/


■□ 提灯 ■□
●本日発行の号外にてご案内いたします!	


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