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企業のCSR(企業の社会的責任:Corporate Social Responsibility)活動の普及促進をして、サステナブル社会構築に役立つことを目的としたCSR情報メールマガジンです。

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2005/08/08

【コトモ】~CSR:会社とお友達になる方法

さん

200号目です。2005. 8. 8 co-friends=1530

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【コトモ】CSR:会社とお友達になる方法=200号

■□ 自然(じねん) ■□
●日本のロハス層、大解剖!「日米合同LOHAS消費者調査2005」の
 結果発表

■□ 信頼される会社になる方法 ■□
●「アスベストと予防原則」
produced by CSR経営研究所↓
http://www.csr-i.jp/

■□ 提灯 ■□
●環境監査研究会14周年記念シンポジウム
「サステナビリティ・ディベロップメントとCSR」

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★☆ご挨拶&info★☆

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
今回担当させていただくのは、暁@エコテイメントです。

連日、蒸し暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしです
か?ノーネクタイ・ノー上着が基本のクールビズは定着してきてい
るでしょうか。

ところで、最近気になることといえば、日本人宇宙飛行士・野口さ
んが搭乗しているスペースシャトル「ディスカバリー」。無事に地
球に帰還できるといいですね。

さて以前、コトモの181号で、「LOHAS」(ロハス)という新しい
「健康で持続可能なライフスタイル」を目指す消費者層について紹
介しました。アメリカでは約30%がこのロハス層に分類されるそう
ですが、はたして、日本のロハス層は・・・?今回は、日米合同調査
によって明らかになった、日本のロハス層の実態をお伝えします。


■□ 自然(じねん) ■□
●日本のロハス層、大解剖!:「日米合同LOHAS消費者調査2005」(※)
 の結果発表

まず、ロハスって何?初めて聞いた、という人のために、簡単に
ロハスの解説をしたいと思います。

LOHASとはLifestyles Of Health And Sustainabilityの頭文字をと
った、アメリカ生まれの造語で、ロハスな生活者の消費志向のキー
ワードは、スローライフ、スローフード、オーガニック(有機栽培
のこと)、エコロジー、サステナビリティ、ヨガなどです。

「自分は何が好きで、何をしたら一番心地よいか」にこだわる「環境
と健康に関心が高く、実際の行動に移す層」です。
2004年の米国の調査では27%がロハス層に分類され、ロハス層ビジ
ネスの市場規模はいやま30兆円を誇るとか。

日本では、ここ1年の間に、雑誌「ソトコト」(ロハスピープルの
ための快適生活マガジン)などを通して知られるようになったばか
りですが、潜在的ロハス層は多いとの予想はされていました。

最近、気になる日本のロハス層と呼ばれる消費者層の調査が行われま
した。実施したのは、株式会社イースクエアとNMI(Natural 
Marketing Institute)。

約2000人のインターネットによる調査の結果、実に日本人の29%
がロハス層、という結果が出てきました。
では、以下に日本のロハス層に顕著な実態を列挙してみます。

◇ 性別に偏りがなく、年配層に多い
◇ 高学歴・高収入
◇ 上昇志向が高い!(社会的地位・名声/人の役に立ちたい)
◇ 情報に早く、物欲が強い!
◇ 気に入ったモノに出費を惜しまない。
◇ 作り手のこだわりを重視している。
◇ マイナーな情報が好き。(友人・知人の話、専門家の話)

また、買い物好きで、トレンドや新製品に敏感で、さらにブランド
イメージも重視、という強い購買力や市場リード力があることも明
らかになりました。

私が意外に感じたのは、ロハス層が年配層に多かったこと。実際、
20代、30代、40代が男女ともに8%前後なのに対して、60代では
男女を合わせると4割がロハス層です。

でも考えてみると、彼らが日本人の中で一番人生経験が長くて教養
があり、子供が手を離れた夫婦など自由に使えるお金が多い人たち
で、しかも自分の健康から環境を見ている人たち・・という点で
納得がいきました。

さて、ロハスな人たちが欲しい商品って、いったどんなモノだと思
いますか?ずばり彼らは、スマートで機能的で、デザインのよいエ
コプロダクトを求めているのです。その代表例として挙げられるの
が、トヨタの新型「プリウス」と積水ハイムの「ゼロ光熱費住宅」。

日本では今後「家」関連とソフト面が増えていきそうな傾向がある
そうです。ソフト面、というとわかりにくいので、キーワードを挙
げてみると、以下の通りです。

◇10代―20代 「参加型」:フェアトレード、ハイテクエコ
◇20代―30代 「美と内なる健康」:ヨガ、美しさのための食事
◇30代―40代 「省エネと子供」:節約につながる家電、子供向
             けの商品
◇50代―60代 「自分の健康促進」:代替医療、お金をかけた
             癒しの旅行・食事

なんとなく、日本のロハス層が見えてきたでしょうか?

アメリカでは、アイデアやデザイン性に優れた企業やNPO活動を表彰
することも始まっていて、「環境デザイン」「美容・ファッション」
「食・レストラン」「スポーツ」「旅行」などの10部門があるそう
です。

ロハスに真に共感する企業やメディア(雑誌『ナチュラルヘルス』
『ボディ・アンド・ソウル』など)が発信する「本物」商品や情報が、
一人ひとりの消費者を変えていき、世界や環境を変えていく、そんな
傾向が見えるようです。

ロハス志向の企業には、企業理念に共感する就職希望者が集まる、
プラス、商品も口コミでどんどん広がっていくはず。日本でも、ぜ
ひ積極的に、人にも環境にもよい「本物」が増えて欲しいですね。

今話題のスペースシャトルですが、視点を変えてみると、そもそも
私たち自身が「宇宙船地球号」の乗組員です。
その点、地球環境を破壊し続けることは、シャトルの機体に穴を開
けるに等しい行為で、これ以上破壊を続けることは、運命共同体で
ある他の乗組員たちのことを考えない、無責任すぎる行為です。

シャトルは帰還する「地球」があるけれど、地球号が帰還できる「星」
はありません。ロハスな消費者が増えることは、他者を尊重して、
世界を平和でサステナブルにしていくことにつながる、一種、必然的
な傾向ではないでしょうか。

野口さんのシャトルでの活躍のように、日本の知恵と技術で、地球
号の存亡の危機を救うことができればすばらしいですね。

(※)日米合同調査のサマリーレポートの詳細を知りたい方は、
http://www.e-squareinc.comまで。ロハス以外の消費者層は、それ
ぞれ「生活堅実層」「中庸無難層」「個人利便層」に分類されます。


■□ 信頼される会社になる方法 ■□
●「アスベストと予防原則」
produced by CSR経営研究所↓
http://www.csr-i.jp/

先週に引き続きガンの一種、中皮腫とアスベストとの問題を考えて
みます。新聞などで、1970年当時から危険性が指摘されていたのに
対策が最近まで取られなかった分野があったことが指摘されていま
す。

アスベストは鉄筋の建築物の耐火材などとして広く使用されてきま
した。発がん性が認められてからも、アスベストには当時経済的に
も満足できる代用品が少なかったこともあり、対策が取られたのは
1975年の建設における吹き付け禁止令からで、それまでは対策はそ
れほど取られてはいませんでした。

アスベストによる中皮腫の潜伏期間は15年から50年といわれ、現在
の被害は、規制が始まる以前の作業の影響によるものです。

「危険性が科学的に立証しきれなくても、疑いが十分に濃い場合に
は、危険性のリスクの大きさを見極め、対策を立てる」という予防
原則が当時からきちんと当てはめられていれば、被害はもう少し小
さかったのではないかというのが問題ありとする派の問題提起です。

予防原則を適応することで、おもに環境面において、リスクに有効
に対応することが可能になります。予防原則についての詳しい議論
は大竹・東著「予防原則」などの本を見ていただくとしても、企業
が社会から信頼を得てゆくために、予防原則という理念があり有効
であることは記憶しておいてください。


■□ 提灯 ■□
●環境監査研究会14周年記念シンポジウム
「サステナビリティ・ディベロップメントとCSR」

 環境監査研究会(EARG)は1991年8月1日に設立会合を開いて以
来15年目に入ります。本当に実現するだろうかと考えたこともある
環境監査は、今やあたりまえになりました。

しかしながら世界の環境状況の悪化は加速化しており、もはや後戻
りのきかないポイント・オブ・ノーリターンも人類の長い歴史から言
えば目前といってよい20〜30年後の可能性が言われ出しています。
企業に対しては20世紀に期待されていたこととは根本的に異なった
ことが望まれています。

世界的なキーワードは「サステナブル・ディベロップメント」です
が、人類の急務は、東大の沖助教授が説かれているように「サステ
ナビリティ・ディベロップメント」と考えます。すなわち、「持続
可能な発展」ではなく「持続可能性を開発する」ことです。

こうしたことから、ヨハネスブルグ宣言にある次の3つの目的につ
いて企業のCSRの中でどのように対応していくのかを議論したいと
考えました。
◇ 貧困削減
◇ 生産/消費形態の変更
◇ 天然資源の基盤の保護/管理

これら3つを本業の中で利潤を確保しつつ実現していく創意工夫が
求められていますが、具体的にどう対応していくのかを一緒に考え
ませんか。

日時: 2005年8月27日(土)午後 13:30〜16:45(13時開場)
会場: 中央大学駿河台記念館
資料代: 2000円  (環境監査研究会会員は無料) 

【プログラム】
開会: 13:30  
 総合司会  水本江里子 幹事(運営委員)

スピーカー講演〈13:35〜15:30〉
「貧困削減」         
坂元浩一氏 東洋大学大学院国際地域学研究科教授
「生産・消費形態の変更」    
倉阪秀史氏 千葉大学法経学部助教授
「天然資源の基盤の保護・管理」 
足立直樹氏 理学博士/株式会社CSR経営研究所取締役

パネル・ディスカッション〈15:40〜16:40〉
 コーディネーター 後藤敏彦 環境監査研究会代表幹事
閉会 16:45

【お申込・お問い合わせ】
参加ご希望の方は必要事項をご記入の上、できればEメールまたは
FAXにてお申込み下さい。
<環境監査研究会(EARG)> 
 E-mail:PXD04322@nifty.ne.jp
 FAX:047-342-6828 
●お名前  ●所属先名(連絡先が所属先の方のみ)
●連絡先住所(〒)●電話番号 ●FAX番号
●Emailアドレス
●参加内容 シンポジウムのみ または、懇親会(有料)あれば参加希望
●EARG会員か非会員か  

===== おつきあいありがとうございました ======

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