2005/05/16
【コトモ】~CSR:会社とお友達になる方法
194号目です。2005.5.16 co-friends=1560 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 【コトモ】CSR:会社とお友達になる方法=194号 ■□ 自然(じねん) □■ ●『国立公園におけるCSR』 ■□ 信頼される会社になる方法 □■ ●『従業員が規定を守れる会社になっていますか?』 produced by 株式会社CSR経営研究所↓ http://www.csr-i.jp/ ■□ 提灯 □■ ●2005年度「市民のための環境公開講座」受講者募集中 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ☆☆☆☆★PR☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★ ■『封筒不要!環境対応型・発送代行サービス』 「エコほっとライン」の発送代行業務を行っております有限会社イ ンフォワードでは、封筒を使用せずに、「CSRレポート」や「社会 環境報告書」を発送代行するサービスを実施しており、同時に「会 社案内」や「アニュアルレポート」、「商品カタログ」など、その 他の媒体についても、封筒を使わない発送代行サービスのご依頼を 承っております。 ご興味をお持ちになられた方は、下記までご連絡くださいませ。 【お問い合わせ先】 株式会社ハートウェイ 担当:都志見 TEL:(06)4797-7281 E-Mail : osamu-t@heartway.co.jp ☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★ ★☆ ご挨拶&info ★☆ いつもご愛読いただき、ありがとうございます。 今回担当させていただくのは康@エコテイメントです。 前回に引き続き、私が2年間勤務していた、アフリカの、マラウイ湖 国立公園のお話をします。 ■□ 自然(じねん) □■ ●『国立公園におけるCSR』 まず前回のおさらいです。この国立公園の中、或いは周辺に住む住 民たちは、国立公園から採取される薪や魚といった資源を生活の糧 としている。ここ十数年で村々の人口は膨れ上がり、資源の過剰採 取に起因する国立公園の自然環境劣化が深刻化している。 この状況の中、国立公園の自然景観や動植物を売り物にするロッジ を経営する企業は何をすべきであるか?これが、今回のテーマです。 この国立公園には、訪れるツーリストが滞在するためのロッジが幾 つかある。経営者は大抵南アフリカあるいはイギリス系の白人であ り、滞在する客は、高額な滞在費を払うことのできる欧米からのツ ーリストがほとんどです。 このようなロッジが行なっていた、現地の住民を視野に入れた活動 を3つご紹介します。 ひとつには、エコツーリズムと一般に呼ばれるものがあります。ハ イキング、ダイビング、カヤックツアーといった、訪れるツーリス トがその場の自然環境を最大限楽しめるような遊びを提供します。 このような遊びは、国立公園の自然環境や地域住民の生活に大きな 影響を与えるものではありません。また、ガイドとして現地の人を 採用することにより、雇用創出だけでなく、現地の人が目の前の自 然の価値を再認識する機会を与えるという効果も期待できます。 次に、村の学校建設に対する資金援助、マラウイ国内で活動する海 外の援助団体による農業支援を村に取り次ぐといった活動がありま した。この活動は、村の貧困削減に直接貢献することを目指すもの です。 最後に、これは私の滞在中には実施に至らなかったのですが、村へ のバイオガス施設導入のプランを聞きました。バイオガスは、薪に 代わる燃料となり、薪利用を目的とした過剰な森林伐採を食い止め る効果が期待できます。 では何故、ロッジを経営する企業がこのような活動に取り組んでい るのでしょうか?その背景には、次のような事情があるのです。 ロッジ経営企業にとって最も重要な資本とは、ツーリストを惹きつ ける美しい自然景観であり、土地固有の動植物です。しかし一方で、 同じ自然環境は、地域住民に生活の糧を提供する、地域住民の資本 でもあるわけです。ここに、両者の間に強い利害関係が生じます。 ロッジ経営企業側は、ツーリスト確保という経営上の都合もあり、 「貴重な自然環境を守らなければいけない」「村人の将来のために も、今のような収奪的な資源利用はいけない」と主張する。 ところが、こうした主張は現地の住民にはあまり響かない。国立公 園の自然や資源について最もよく理解しているのは、普段からそれ を糧に生活している現地住民であり、現在のペースで資源を使い続 けるとヤバイことになることは承知しているはずである。 それでも現在の収奪的な資源利用をやめられないのは、そうする以 外に生活の糧を得る方法が無いからである。今日明日の生活のため に木を切り魚を捕ることは、10年先の生活のためにやめろと言われ て止められるものではない。 こうした状況でロッジ経営企業に求められる行動とは、収益を地域 住民の貧困削減や代替資源の供給に費やすことにより、地域住民の 国立公園由来の資源に対する依存を低減し、自然環境の保全、言い 換えれば資源の保全につなげていくことです。 ここでいう代替資源とは、養鶏支援などによる魚に代わるたんぱく 質源の確保、薪に代わる燃料の確保などを指す。現地住民への雇用 機会の提供も、現金という、天然資源に代わる生活の糧を提供する という意味で、代替資源と言えるでしょう。 自然環境の保全という目標に至るにはいささか遠回りの行動に思わ れるでしょうが、開発途上国の国立公園では、この視点が欠かせな いのです。 貧困と自然環境破壊の最前線で事業を展開する開発途上国のロッジ 経営企業には、国際社会から、そしてもちろん地域の住民から、こ のような社会的責任を果たすことが求められているのです。 これはあくまで私の勤務した一国立公園とその周辺を含む、小さな 地域における話です。しかし、この問題の構図とロッジ経営企業の 果たすべき役割とは、地球レベルの南北問題、或いは環境問題に対 して民間企業が果たすべき役割に重なるものではないでしょうか。 ■□ 信頼される会社になる方法 ■□ ●『従業員が規定を守れる会社になっていますか?』 produced by 株式会社CSR経営研究所↓ http://www.csr-i.jp/ 今回はコンプライアンスの一側面、規定順守について考えてみましょ う。最近起こった大きな事故では、安全基準が守られていなかったこ とが原因ではないかといわれています。そして、ダイヤが過密であっ たこと、ダイヤが優先されるあまり速度超過が常態化していたこと、 遅れが発生した場合運転士に対し厳しい評価がされていたことなどが 報道されました。 社内の安全規定が守られないことがかなりの頻度でおきている職場は、 決して珍しくありません。違反が起きている職場では、その結果とし て違反の報告が行われなかったり、虚偽の報告が常態化したりします。 その背後にはコスト削減に伴う労働強化と規定順守と適合的でない人 事評価基準が往々にしてあります。規定順守の重要性をいくら説明し ても、従業員が疲弊していたり、評価基準が規定順守に対して適合的 でなかったりすれば、現場では規定の順守は浸透しません。 規定順守の重要性を根拠もふくめて繰り返し社内教育すること、規定 違反を許さない雰囲気づくりに加え、現場社員や管理者の労働環境と 評価基準をもう一度コンプライアンスの面からも問題がないか見直す ことも信頼される企業に向けた取り組みの一つではないでしょうか。 ■□ 提灯 □■ ●2005年度「市民のための環境公開講座」受講者募集中 社団法人日本環境教育フォーラム、財団法人損保ジャパン環境財団、 株式会社損害保険ジャパンは、2005年5月17日(火)から、 2005年度「市民のための環境公開講座」を共同で開講します。 テーマは4つあり、パート1.「環境問題最新事情」、 パート2.「21世紀の新しい自然とのつきあい方」、 パート3.「日本の食の現状」、 パート4.「環境問題の根源を学ぶ」です。 環境問題について理解を深めていただくことを目的に開講している 公開講座で、今年で13年目を迎えます。各分野の第一線でご活躍 の講師の方々にお話しいただきます。「環境問題は初めて・・・」 という方の受講も大歓迎です! 【内容】 パート1.「環境問題最新事情」 5月17日(火)から7月19日(火) 全4回開催 第1回 5月17日 地球温暖化の世紀を生きる(環境省地球環境局長 小島敏郎氏) 第2回 7月5日 排出権取引の概要(日本政策投資銀行調査役 饗場崇夫氏) 第3回 7月12日 排出権取引出資企業の現状 (コスモ石油CSR・環境推進室長 松下裕史氏、 東京電力環境部国際業務グループマネージャー 稗田靖氏、 三菱商事 事業開発部環境・エネルギー室シニアマネージャー 鈴木紀夫氏) 第4回 7月19日 CDM(クリーン開発メカニズム)とは何か (環境省地球環境局地球温暖化対策課国際対策室 二宮康司氏) ・パート2.「21世紀の新しい自然とのつきあい方」 8月2日(火)から9月6日(火) 全4回開催 ・パート3.「日本の食の現状」 10月4日(火)から11月15日(火) 全4回開催 ・パート4.「環境問題の根源を学ぶ」 1月10日(火)から2月14日(火) 全4回開催 【時間】 いずれも火曜日午後6時30分から午後8時 【場所】 損保ジャパン本社ビル2階 大会議室 (JR新宿駅より徒歩8分) 【定員】 250名(定員になり次第締め切らせていただきます。) 【受講料】 各パート2,000円(合計4回分) ※学生は半額 詳細・お申し込みはこちらをご覧ください。 http://www.sompo-japan.co.jp/environment/index.html 問合先 「市民のための環境公開講座」 事務局 Tel 03−3349−9598 Fax 03−3349−3304 --------------------- Original Message Ends -------------------- ===== おつきあいありがとうございました ====== コトモへのご意見・ご質問はこちら tomokoe@cre-en.jp コトモのホームページ http://www.cre-en.co.jp/tomokoe ※ コトモ掲載内容の転送についてはまったくかまいませんが、 お受け取りになられる方で喜んでいただける方のみにお願いしま す。 コトモはインターネットの本屋さんこと「まぐまぐ」や「カプラ イト」「melma!」「メルマガ天国」を通じて配信しています。バッ クナンバーや、登録、解除をご希望の方は上記ホームページをご 利用ください。 (なお、メルマガを利用されていない方で解除希望の方はお手数 ですが、「ノーサンキュー」と書いてご返信ください。)



